「変人」は褒め言葉 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

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2005-06-28

[]6月下旬〜7月のアニメ関連番組 6月下旬〜7月のアニメ関連番組を含むブックマーク 6月下旬〜7月のアニメ関連番組のブックマークコメント

  • 6/28〜30 NHK BS2 「BSアニメ夜話」 「未来少年コナン」「劇場版 エースをねらえ!」「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」について語る。
  • 7/1 28:05〜28:35 (7/2 4:05-4:35) TBS英國戀物語エマ 特別番組」 詳細は未だ不明の上に、EPGにも載ってこない。見てのお楽しみということか?
  • 7月上旬〜 地方UHF局 「プレイボール」 新作の野球アニメ、しかもあの昔なつかしの少年漫画が原作とは非常に興味深い。
  • 7/14〜 TBS 「苺ましまろ」 それぞれ個性の強い少女五人の、まったりのほほ〜んとした何気ない日常を描いた作品。「あずまんが大王」みたいなノリが好きなら、きっと好きになれそうな作品ではないかと思う。(07/16,31評価:★★☆☆☆ 原作漫画は見た事があって、地下沢中也の漫画「パパと踊ろう」を思わせるようなストーリーのシュールさは比較的面白いと思っており、「ただのどこにでもあるような萌え系漫画じゃないな」と一目置いてはいたが、アニメ版の第一印象は正直言ってあまり面白いと感じず、「平凡な萌えアニメ」っぽいと感じた。しかしもう一度ゆっくりビデオを見直してみて、ようやく少し理解できてきた。スルメのように何度も繰り返して見て面白さが次第にわかる作品といったところか。それとも、私も第一回のちぃちゃん達みたいに眠い頭で、判断が鈍ってたのか。総合判断としては「良くもなく悪くもなく」。一言苦言を呈するなら、余計な改変でギャグの面白さが台無しになってしまっているのがとても痛い。まず、寝ない為にいろいろ試行錯誤するギャグの部分が少し割愛されていて物足りなかった。それから、原作では茉莉ちゃんがネコミミ帽を付けた理由は髪型が恥ずかしくて隠すためという理由が付いていたからこそ、髪の毛を晒す恥ずかしさとネコミミ帽の恥ずかしさの板挟みが面白いというギャグになっていたのに、アニメではそれが割愛されて、単に伸恵お姉ちゃんの個人的趣味で罰ゲーム的に茉莉ちゃんをいじるだけになってしまい、何だかわけわからぬ展開になっていた。)

[]4月〜放映のアニメ評価 4月〜放映のアニメ評価を含むブックマーク 4月〜放映のアニメ評価のブックマークコメント

  • 英國戀物語 エマ [評価:★★★★★→★★★★★] 期待通り良質な作品であった。最終回がある意味中途半端に思える為賛否両論あるらしいが、私としてはこのような終わり方も有りだと思う。もちろん第二期製作には大いに期待したい。
  • ガラスの仮面 [評価:★★★★☆→★★★★☆] 原作を知っていても、やはり毎回毎回が楽しみになって病み付きになる作品である。
  • ドラえもん [評価:★★★☆☆→★★★☆☆] ドラちゃんの声もだんだん落ち着いてきたような気がする。大山のぶ代ドラも決して悪くないが、今の作風も、ドラちゃんがのび太に近い精神年齢に下がって毒っ気が少し出てきた事や、全体的にパンチの効いたギャグが復活してきたのが新鮮である。
  • ハチミツとクローバー [評価:★★★☆☆→★★★★☆] とある非アニメマニアの女性に見せてみたが、良い評価だった。少女漫画の読み方を知っている人なら、おおむね楽しく見られそうな作品のようだ。当初は、はぐちゃんは単に天然なだけの道化キャラだと思っていたが、回を重ねるにつれ段々意外な側面もわかってきたのが興味深い。
  • ツバサ・クロニクル [評価:★★★☆☆→?] ゴメン、途中で見るのやめてしまったので評価できず。
  • ふしぎ星の☆ふたご姫 [評価:★★★☆☆→★★★★☆] 何かトラブルがあると、すぐに魔法のステッキを振って解決してしまうという毎回ワンパターンな魔法少女アニメは多いが、この作品は一つひねってあるのがユニークなところ。この作品では、不思議なパワーがいつも望み通り働くとは限らず、一見失敗したように見えて、ちょっと遠回りな方法で解決するという落ちなのである。その、先が全く読めないストーリー展開が意外にも面白い。
  • おねがいマイメロディ [評価:★★☆☆☆→★★★★☆] 意外な「ダークホース」だった。当初は「こんなのマイメロじゃな〜い!」と思っていたが、回を重ねるにつれ段々面白くなってきた。「マシュマロ通信」の山本ルンルンがかんでいる為かどうかわからないが、マイメロの天然な毒っ気が意外にも新鮮である。萌え系な人はマイメロより歌ちゃん目当てだろうと思っていたが、マイメロや、むしろそれ以上にクロミの方が人気が高かったのは意外。
  • ケロロ軍曹(第二期) [評価:?→★★★☆☆] 当初気に留めてなかった作品だが、最近見始めたので追加。同じサンライズ製作だから安心してできるのか、ガンダムネタパロディがあまりにも多くて笑える。他のアニメからのパロディも満載で、アニメ通にはたまらない作品だろう。私はまだまだアニメの知識が貧弱なので全部のネタはわからないものの、それでも十分楽しめた。

※ 上のリストを見て、一見萌えアニメマニア的ラインナップに見えて、実はちょっとずれている事に気付いた人は鋭い。具体的には、深夜アニメの好みがある意味偏って?いたり、あんなに萌えアニメマニアに熱狂的に支持されている「プリキュア」と「ネギま」が入ってなかったり。プリキュアは決して嫌いではないが積極的に見たいと思うほどの興味が無いだけ。ネギまはハーレムアニメがあまり好きでないため。考えてみると、私は「女のために作られた作品」が大好きな反面、同じように女の子が出てくる作品でも似て非なる「男のために作られた媚びた萌えアニメ」が、どちらかというと苦手なのかもしれない。それにキャラクターの可愛らしさよりもストーリーに惹かれて見る人だから、ストーリーのダメさをキャラの色気でカバーしているようなタイプの萌えアニメはあまり性に合わないようだ。

[]「萌え」だけがアニメマニアではない 「萌え」だけがアニメマニアではないを含むブックマーク 「萌え」だけがアニメマニアではないのブックマークコメント

 時々思うが、私にはどうしても欠けている。漫画やアニメやゲームのいわゆる”美少女キャラクター”を「異性」として認識する能力が。

 それでは、「異性」じゃなければ何かというと、はっきり言って自分の人生と直接の関係がない「他人」なのだ。とは言っても、別にそういうキャラクターが100%嫌いという意味ではない。非常にえり好みが激しくて九割以上はマイ・フィルターにふるい落とされてしまうものの、ごく一部に「これなら大丈夫」というキャラクターもある。でも、「彼女にしたい」という感情がどうしても沸かない。私にとって、たとえば「デ・ジ・キャラット」は、はっきり言って「ハローキティ」や「マイメロ」なんかに似た可愛いキャラクター、という位置付けでしかない。アニメ作品のヒロインに恋するどころか、どこか第三者的な冷めた感じで鑑賞している自分に気付く事も時々ある。また、恋愛シミュレーションゲームの登場人物に個人的な思い入れを持てないから、そういうゲームにほとんど興味を持てないし、仮にやったところで長続きせず、すぐ飽きてしまう上に、主人公の名前すら忘れてしまう。

 まあ、「こんなモンでよく自分を“アニメおたく”だ“アキバ系”だと偉そうに自称できるものだ」と笑うがいい。しかし、私の周囲の漫画やアニメの愛好家を見回してみると、実は「萌え」だけがアニメマニアではないことによく気付かされる。

 昨今はアニメマニアというと「美少女系」作品ばかりが取り沙汰され、しかもそのキャラに恋心を持って鑑賞する男の意見ばかりが目立って採り上げられることがあまりにも多い。しかし実際にはアニメマニアの半分は「テニスの王子様」や「ガンダムSEEDデスティニー」のマニアに代表される女性マニアであるし、残る男性マニアも、「ガンダム攻殻機動隊のシリーズは大好きだが萌え系は嫌い」など、美少女系コンテンツが嫌いな人も意外と多い。漫画同人誌の世界でさえ、半分は女性作者や女性読者であることは昔も今も変わらないし、残る男性も、健全な同人誌を描いたり読んだりする人は実際には多い。だから、漫画やアニメやゲームのマニアだからと言って即、「美少女キャラに熱を上げる」だの「ロリコン」だのと勝手に決め付けるのは、大きな誤解であるし、「パソコンは大好きだがアニメにはてんで興味ない」というアキバ系も多いもので、本当はいろんな人がいるものである。

 だから、もし「アニメの世界に興味あるけど、美少女キャラおたくと一緒にされたくないから」という理由だけで、たったそれだけでアニメを敬遠しているなら、それは勿体ないことである。美少女キャラは最近のトレンドとは言え、それだけがアニメではない。「萌える美少女」ばかりを殊更に強調する昨今のアニメ論評やアキバ系文化考を疑ってみるのも時には大切だ。そして、幅広いカテゴリの中から、まずは自分が得意とする分野をつまみ食いしてみるが良い。加えて、同じ考えの仲間がいないかどうか、自分の身近で、あるいはインターネットで、まずは探してみよう。結構いるものだし、そういう楽しみ方ももっと社会に知られるべきだと私は思う。

[]ファッション雑誌の盲信という罠 ファッション雑誌の盲信という罠を含むブックマーク ファッション雑誌の盲信という罠のブックマークコメント

 私は学生時代、かの有名な男性ファッション雑誌「MEN'S CLUB」を時々読んでいたのを思い出す。「ポパイ」や「ホットドッグプレス」よりも硬派で、アイビールックに代表される、トラッドなスタイルを推奨するような雰囲気の雑誌であった。

 とは言っても、何だか読むのが無駄な気もしつつ読んでいた記憶がある。何しろ、せっかく読んでも、そこに紹介されている服なんて一着ン万円もするのだから、ホイホイと気軽に買うわけにもいかず、写真の中の格好良い服をよだれを垂らして見るくらいが関の山だった。また、自分は女にモテモテのプレイボーイ(死語?)に変身したいなんて気持ちはさらさら無かったし、女にモテるためという不純な動機(失礼)でファッションを選ぶつもりは無かったから、“上手に女遊びできてこそオトコ、そうでない男はオトコに非ず”と言わんばかりの「ホットドッグプレス」なんかを読むのは余計に無駄な気がしていた。

 当時の私は、ファッション雑誌で紹介されている服装こそ、世間一般に受け入れられる理想の服装だと思い込んでいた節がある。どうせ自分はそんな高い服を買えないし、その理想に到達できないのだから、私はファッションの落伍者を宣告されたも同然だ。ファッションを深く追求するなんて自分にとって空しいと思い、結局「MEN'S CLUB」を読むのを止めてしまった。とは言っても、ズボラが良いとも思っていなかった。そこそこダサくなく、突飛過ぎず、清潔な服を選ぶ事は大事だと思ってきたし、それが昔も今も変わらぬ私のポリシーである。

 今改めて思うのだが、ファッション雑誌とは、モデルの服装を一から十までまるごと猿真似するためのお手本では無い。そんな事をしたって、モデルと自分とでは顔の形も体型も違うのだから、下手に真似をしてもかえってダサくなる危険がある。茶髪も長いヒゲも、こまめな手入れあってこそ格好が付くのであって、そんな暇がなければ黒髪のまま、ヒゲも毎日そる方がよっぽど良い。高い服だって、全部コーディネートできてこそであり、たとえば上半身だけ金をかけてあとはチグハグでは、もう見ていられない。

 結局、ファッション雑誌とは、飽くまでもヒントに過ぎないのだ。全部真似をするのではなくて、良いところだけつまみ食いして取り入れれば良いし、高級ブランド服が買えなくとも、予算の範囲でベストな服を上手に買えば良い。全部を鵜呑みにせず、時にはファッション雑誌の謳う“常識”を疑うことも必要だ。それを悟った時、ようやく気が楽になった。とは言え、時々、自分のファッションセンスは鈍ってきているのではないだろうか、自分がダサくないと思っているこの格好が本当は世間一般ではダサかったらどうしよう、と思い切り不安に駆られることがある。ファッションマニアが後ろ指さしてるんじゃないかという強迫観念に捕らえられることがある。確かに、時々は他人の意見も聞くのは大事かもしれない……と言いたいところだが、その相手のセンスもまたずれていたらと思うと、また不安に駆られてしまうものだ。だから、できるだけ沢山の人に聞いてみるのが良いだろうか。あとは財布とも相談しながら、しかし最終的には自分に合ったスタイルを築いていきたいものだ。

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