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2010-09-19

[]SONY α55の「手持ち夜景モード」は、どこまで使えるか? SONY α55の「手持ち夜景モード」は、どこまで使えるか?を含むブックマーク SONY α55の「手持ち夜景モード」は、どこまで使えるか?のブックマークコメント

2010/09/19 17:30 今朝アップした文章中で、画面と説明が食い違っているものが何箇所かあったため訂正しました。

 

これまで使っていたコンパクトカメラの画質に不満が出てきたので、とうとう一眼に手を出してしまいました。当初はニコンを第一候補にしていて、ソニーの一眼は候補にも挙がっていなかったのですが、8月終わり頃に、ソニーからα55/α33が出るというニュースが出ると急にそっちの方が気になり出して、結局α55を買ってしまったのでした。こういう形の一眼カメラにしてはサイズが小さめで軽い上に、毎秒10連写やら、連写した複数枚の合成によるノイズリダクションやら、スイングパノラマ機能やら、とにかく機能が豊富です。

(かなり細かいのですが、α55はファインダー光学式ではなく、電子ビューファインダーなので、「一眼」だけど「一眼レフ」ではありません。口の悪いマニアは「ニセ一眼レフ」「なんちゃって一眼レフ」なんて呼んでますが、ちょっと見ではわからないし、一眼レフとほぼ同程度の機能は備えています)

思えば私も小学生の頃は、父のお下がりの一眼レフカメラでいろいろ写真を撮っていたもの。電池の要らない、完全にマニュアルの一眼レフでしたが*1、ピントの合わせ方も、状況に応じたシャッタースピードや絞りを選ぶのも、そのカメラで基礎をしっかり学んだものです。

そんな私も、後には使い捨てカメラやらデジカメやら携帯カメラやらに乗り換えて、ピントも露出もすっかりカメラ任せでパシャパシャ。でも、ちょっと凝った写真を撮るとなると、ある程度マニュアル設定の自由が効くカメラが欲しくなってくるものです。

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F3.5(開放) 1/30秒 ISO125

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F3.5(開放) 1/30秒 ISO125

まずは手慣らしに、夕日に映える東京湾アクアライン。AUTO+モードで何も考えずパシャパシャ撮っても、これくらいは綺麗に撮れます。

 

 

 

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F3.5(開放) 10秒 ISO100

次に、すっかり暗くなってから、東京湾アクアラインの夜景を。AUTO+モードで、夜のおそとで三脚を立てると、「三脚夜景モード」に自動判定されます。リモートシャッターをつないで、あとは何も考えずシャッターを切るだけ。

ISO100と、低感度だけどノイズが少ないモードと、10秒という長いシャッタースピードの組み合わせを、カメラが自動的に選んでくれました。

 

 

 

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F3.5(開放) 1/6秒×6回 ISO6400

ちなみに、「三脚夜景モード」か「手持ち夜景モード」かは、カメラがどれだけ揺れるかで自動判定されるようです。三脚を立てたけど、ちょっとカメラを揺らして「手持ち夜景モード」になったところでパシャリ。

手持ちでは、ぶれを防止するために、そんなに長いシャッタースピードにはできません。1/6秒まで落とした上で、ISO6400という高感度だけどノイズの多いモード、それを6枚連写して合成してくれます。

 

 

 

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F3.5(開放) 1/6秒×6回 ISO6400

こちらが、本当に手持ちで撮影した「手持ち夜景モード」。でも、岸壁にひじを乗せてしっかり固定して撮っています。

 

 

 

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F4.5 1秒×6回 ISO1250

一週間前に撮影した失敗作。

なぜシャッタースピードが1秒になったのかは不明です。手持ちだと普通はぶれると思います。それに、いくら「手持ち夜景モード」でも、普通にカメラを構えてはぶれてしまって、あまり使い物にならないことがあります。

なお、この写真だけは、標準で付いてきたレンズ(DT 18-55mm [SAL1855])を使っています。他の写真はみんな別売のDT 18-250mm [SAL18250]を使っているのですが、私個人としては後者のレンズの方が好きです。私もカメラを使い込んでくれば、レンズをいろいろ揃えて使い分けるようになるかもしれませんが、広角から望遠まで一本でカバーできるレンズは、レンズ交換の手間でシャッターチャンスを逃す事がない&荷物にならないというだけでも、とにかく大きな価値です。

 

 

 

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F3.5(開放) 30秒 ISO100

これはシャッタースピード優先モードで撮影しています。三脚を立てて30秒露光すると、星の写真も撮れるのですが、α55は光学式ファインダーを備えていないのが弱点です。光学式ファインダーだと曲がりなりにも星の光が見えますが、電子ビューファインダーでは、まず見えません。

当てずっぽうでレンズの向きを決めて何度も試し撮り、ということになります。それからAFがうまく働かないことがあるので、MFに切り替えた方が良いです(もちろん焦点は無限遠)。

(この写真はカシオペア座に当てずっぽうでレンズを向けて撮ったのですが、幸いにして一発で成功しました。)

そんな制限はあるものの、ちゃんときれいに写ります。

 

 

いくら「手持ち夜景モード」といっても過信は禁物。シャッタースピードが結構遅めなので、腕をしっかり固定しないとぶれてしまいます。撮影できたら、その場で画像を拡大して、ぶれていないか確認するのがおすすめです。

また、「手持ち夜景モード」は、ウェブに載せる写真程度であれば、手軽で十分きれいな写真が撮れるのですが、大きく引き延ばして額におさめるような写真の場合は、ISO感度が高いためかノイズが目立つので、きちんと三脚を立てて撮った方が綺麗です。三脚を立てただけで自動的に判定してくれるおりこうさんのカメラで、ISO100くらいでシャッタースピード遅めの、低ノイズの写真になります。それでも、両方が使い分けられるのは便利かもしれません。

*1:厳密には、TTL露出計は付いていたのですが、電池切れだったので結局使わずに、シャッタースピードと絞りを勘でセットしていました。

ChiariChiari 2011/03/21 21:59 ちょっと古い記事ですが・・・。

手持ち夜景モードは強制的に絞り開放になるため、使用目的によっては使い物にならない事がありました。しかし、この性質を逆手にとって望遠側でなんちゃってマクロ撮影する時や、夕方のスナップ程度になら使えます。もちろん三脚立てればずっと良い物になるのですけど、家族と行動しているときに三脚なんか使わせてもらえないんですよ。でも、残念な事に、キットレンズで点光源を入れるとボケが円形にならないんですよ。まあ妥協しながらですね。