「変人」は褒め言葉 このページをアンテナに追加 RSSフィード

はなごよみ公式ブログに、文藝同人サークル「はなごよみ」のイベント参加や新刊の告知があります。併せてご覧下さい。

2004-05-14

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[白色りぼんCLUB バナー]

 かつて、本サイトは「白色りぼんの会」の趣旨に協賛して、「白色りぼんCLUB」のバナーを貼っていたことがある。上のバナーがそれである。とは言え、今はご存知でない方も多いだろう。

 「白色りぼんの会」とは、健全作品専門の絵描きさんの組合。少女漫画(のうち健全作品)や絵本等を「白色系」と呼んでおり、すけべなイラストを描かない、最低でも自分のウェブサイトにはそういう絵を掲載しないというのが会則だった。これは私のポリシーとちょうど一致したので、「白色りぼんの会」のサブグループである「白色りぼんCLUB」に入会したというわけだ。(「会」の方は或る程度絵の描ける絵描きさんしか入れなかったので、私はその資格に該当せず、「CLUB」の方に入会した。)

 この会を立ち上げたのが、メルヘンチックな女の子の絵が印象的な「Katyfraise Homepage」のJijiさん(後にハンドルを「谷原ひなた」と改名)。かれこれ7,8年くらい前の話である。コンピュータ技術にも精通しており、「I/O」誌にも寄稿していたのを思い出すし、黒猫のジジを主人公にした「ジジのたまごやさん」という、これまたメルヘンチックなフリーソフトの作者としても有名だった。結局日本ではそれほど普及しなかったが、PICSラベルによるレーティングの日本での普及にも積極的に関心を持っていた。

 掲示板である「白色談話室」には、会員を中心にいろんな人が集まって漫画談義に花が咲いたのを思い出す。今思い出したのだが、「はなごよみ」の掲示板に「談話室」と名が付いているのは、このウェブサイトの影響を受けた名残である。最終期にはりぼん系、白泉系など細かなジャンルに分けられるほどに会員が増えたが、その頃には私はだんだん白色談話室に顔を出さなくなってきていた。

 どうも、少女漫画というものに対して以前ほど情熱が沸かなくなっていた。原因を一言で言うなら、商業的な少女漫画の未来に絶望していた。中身はまるで成人向けエロ漫画雑誌同然の「少女革命」という少女漫画雑誌を中高生が平気で読んでいるなどという話を聞いたり、集英社の「りぼん」でさえ「ご近所物語」でベッドシーンを描いたり「やっぱ愛でしょう」という男の子にムラムラする女の子を(プレティーン向け少女漫画としては)露骨に描いた作品を載せたりする時代になってきて、最近の少女漫画というものに幻滅を感じていた。少女漫画の中でも、「りぼん」あたりは健全作品の最後の砦だと信じていたのに。少女漫画は恋愛を描いても、あくまでもストイックに、せいぜいキスシーン止まりで描いて欲しい、これは私の勝手な期待であり幻想であり、現実には小中学生や高校生が少女漫画に露骨な性描写を求める、まさに世も末の時代となったのか……

 そして「白色談話室」にしばらく顔を出さず、2002年の中頃に気付いた時には、もう「白色りぼんの会」のサイトが既に消滅した後だった。

 もしかしたらみなさんの中にも、谷原ひなたさんは今どうしているかと気になっている方がいらっしゃるかもしれない。ちょうど今日、その消息がわかった。Naverの日韓翻訳掲示板の「ゲーム/アニメ」画像掲示板で、韓国人の立てたjiji@Katyfraise Homepage様の HP住所ちょっとお願い致します.というスレッドに、ちょうど本人が“降臨”していた。現在は絵をあまり描いてらっしゃらないようだが、うれしいことに、まだ健在であった。また、現在は中国語のウェブサイトをお持ちであることも判明した。アドレスhttp://hinatama.net/である。

 自分のウェブサイトでイラストを公開するアマチュア漫画家イラストレータが7,8年前と比べて爆発的に数の増えた現在、健全作品専門作家もかなりの多数を占めるまでになった。「白色りぼんの会」はもはや古参のインターネットユーザの想い出となってしまったし、私のウェブサイトもバナーを下げてしまったものの、私のサイトの「めるへん館」セクションは「健全作品専門」というポリシーをこれまで同様続けていくつもりであるし、ウェブの初期から活動していた健全作品専門作家のムーブメントとして決して忘れることはないだろう。

[参考資料] 「白色りぼんの会」の最終期に公開されていた入会案内。なお、現在は会は自然消滅しており、新規入会できないため注意のこと。

[和文名称] − 白色りぼんの会(しろいろりぼんのかい)

[英文名称] − WHITE RIBON

[管理人] − 谷原ひなた

[連絡先] − [注:現在アドレス無効のためこの部分は削除]

[趣旨]

 白色りぼんの会は少女漫画、絵本系(白色系)の絵描きさんの会です。

 当ページでは絵描きさんの間で交流を深め、同じジャンルが好きな方々に

利便を図り、子供から大人まで安心して楽しめるページ作りを推進していきます。

 切磋琢磨で会員の技術を向上を行い、たくさんのお客さんがページを訪れるような工夫をし、

インターネット上の白色系の活性化を図ります。

 子供から大人まで安心してインターネットを楽しめるインフラをインターネットに構築します。

「会」といってもサークルではなく、組合・協会のようなものです。



[白色りぼんの会]

 少女漫画、絵本系の創作者の会です。



[白色りぼんCLUB」

 詩・童話・少女漫画研究・少女小説 の創作者の会です。



[活動内容]

・本ページからの相互リンクリンク互助)。

・掲示板での談話・情報交換。(コミュニケーション)

・会誌「白色りぼん」の発行・配布する。

オフラインでのコミュニケーションの仲介を行う。

・会員ページを活性化させるためのイベントを行う。

(スタンプラリー、プレゼント企画など)

・レーティング・サービスの提供。

・主旨を実現するための ソフトウェアを提供する


 ※リンク以外の活動は任意参加です。



[会則]

Hな絵を描かない

 最低限ホームページにおいてはいけません。女性やお子さんが安心して見られるページ作りをします。

 もちろん妖精や人魚等、あるいは芸術性の感じられるものはヌードでもさしつかえありません。目安として少女漫画にも出てくるようなものならOKです。

・暴力的、差別的な表現をしないこと

白色りぼんの会ホームページにリンクを張ってください



[入会]

 オンラインで申し込みを受け付けております。

 主旨に沿わない場合はお断りする場合がございます。


[退会]

 会員はいつでも退会することが出来ます。



[会費]

・ありません




[Q&A]

Q.英文名称は、どうして 'RIBON' なのですか?'RIBBON'の間違いでは?

A.白色りぼんの‘りぼん’は「リボン」ではなく「りぼん」だからです。

2004/07/28補足:CLUB会員だった私もこれまで全く気付かなかったのだが、「白色りぼんの会」設立のいきさつが、当時会員だったわんださんのサイト(「わんだのへや」)の掲示板過去ログに残っているのを発見した。当時は確かに、「YHMP(やわらかそうなほっぺたをみかけたらぷにぷにする会)」とか「えるふみみ(英国民話の小妖精のような耳[を付けた少女])の会」のような、特定カテゴリの絵描きさんたちの会が生まれ始めていた時期であり、「少女漫画系の会」を作ってみようとJijiさん自身が提案したのがきっかけだったようである。

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