ハイキングvol5(南八ヶ岳 阿弥陀岳・赤岳)


なかなかsinjyo君と予定と天候が合わずで、

今回は雨天決行で八ヶ岳へ向かう。

八ヶ岳といっても八ヶ岳という山はなくて

八ヶ岳火山列で最高峰の赤岳を含め北は大岳から南は権現岳の八つを指すらしい。


今日は阿弥陀岳〜最高峰の赤岳〜硫黄岳という登山計画でしたが

結論からいうと、暴風雨のために赤岳山頂まで行って撤退!

暴風雨で滑落の危険があることや山小屋で一緒に下山したい、という人もいて

計画を変更。

やはりハイキングはひとりぼっちより二人がいい、と思った。

美濃戸口に駐車し、登山届を提出し別荘地のなかを歩いていく。


これがいきなり急勾配で、sinjyo君のペースが速く先が思いやられるなぁ…

ガレた急勾配は得意なのだが、走れちゃいそうな路面だとすぐ走り出してしまうsinjyo君なので過酷なコースを願った(笑)

最初に目指したのは阿弥陀岳

目指したというと聞こえはいいが、

雨が本降りになり、標高をあげると暴風雨で雲の中…



景色どころか、見上げても真っ白で行く先がわからない

お互い黙々と歩く。。。

願ったりかなったりで過酷なコース(笑)

阿弥陀岳手前で西の肩という鎖場・はしごは

正直滑落の危険が大ありで正直怖かった。



(そこまでは願ってない)

そこからはガレた岩の急登で鎖場の連続。



ベテランはまったく問題はないのだろうけど

ハイキングレベルの私には立派な登山だった。

崩れやすく滑る岩には苦戦したが

本能がフル回転する最高に楽しい時間(笑)

雲の中から赤岳山頂山荘を発見!

赤岳山頂山荘で暖をとり、

続々と集まってくる登山者。

この山荘は「気」がいいというか、

かなり居心地がよい。。。



登ってきた人と情報交換をし、

兵庫県から来た青年が下山するなら一緒に行きたい。と

雨が弱まった瞬間に再スタート。

ここから行者小屋までは3人で下山。

兵庫県から来た彼は、テント泊をしたのでリュックも大型で

爆風にあおられ、また滑りやすい急降鎖場で苦戦していました。


やはり荷物は軽量で少ないほうが正解なんだな…と勉強になった。

地図では近い行者小屋まで、かなり時間がてしまった。。

やはり足が合う、って大事なんだな。

sinjyo君となら自分より遅れることはないので

まったく気を遣わずにグイグイ行かれるけど

一人加わっただけで時間の経過がかなり変わる。

行者小屋からはその彼と別れ、下山。

増水した川を渡り、崩れた登山道を赤いリボン頼りに進んだ。

天気のいい日だったら、さぞかし気持ちよかったことでしょう(笑)

美濃戸山山荘からは林道で駐車場まで。

林道なもんだから、sinjyo君走り出しちゃったよ…

あっという間に視界から消えてしまった…

結局、最後の最後に雨の中、20分走(笑)

駐車場に無事到着し、お疲れさまでした!


















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