2012年04月16日のツイート

『沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史 上・下』佐野眞一著を読んで

すごく面白い作品であった。特に海燕のジョーの話が印象的であった。
今まで私の中にあった沖縄の印象がまったく違うものになってしまった。

沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史 上(集英社文庫)

沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史 上(集英社文庫)

沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史 下 (集英社文庫)

沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史 下 (集英社文庫)

『阿片王 満州の夜と霧』佐野眞一著を読んで

満州という国のことをくわしく知りたいがために読みすすめた。
特にこの部分

里見の趣味は、女道楽とハムエッグと、高級な舶来シガレットだった。 (p504)

が里見という人物のことを述べたなかで、面白いと感じたところであった。でも「ハムエッグ」というところが特に面白く思えた。
現代の日本と比較するととんでもなく違い、とてもこれが四半世紀前のこととかとも思えない。

阿片王―満州の夜と霧 (新潮文庫)

阿片王―満州の夜と霧 (新潮文庫)

『甘粕正彦 乱心の曠野』佐野眞一著を読んで

前半の部分は内容的にとても重く、読み終えるのに非常に時間を費やしてしまった。
満州に渡り満映の理事長になった「甘粕正彦」という人物は時間に厳しく合理的で行動が早かったそうだ。憲兵隊の時の一件はあったが魅力的に思えてくるのはなぜだろうか。

甘粕正彦 乱心の曠野 (新潮文庫)

甘粕正彦 乱心の曠野 (新潮文庫)

『東京奇譚集』村上春樹著を入手

東京奇譚集 (新潮文庫)

東京奇譚集 (新潮文庫)

久しぶりに村上春樹さんの作品を入手しました。