これ読みました

七帝柔道記

七帝柔道記

久々に感動した本を読みました。ここでの「感動」は涙が出ることではなく、自分の中の何かが、本を通し動いたことを感じたということです。

まず七帝柔道っていったい何かも知らなかった。こんな世界があったとは!!って感じです。
そして七帝を通して変わっていく増田氏、滝澤氏ら柔道部員。なにかをやり抜いている人間は美しい。そう思いました。

2ヶ月ほどブログを書いていませんでした。はたしてこの2ヶ月間で何か私は変わったのでしょうか。何かしたのでしょうか。
答えは「何もしてません。」「何も変わってません。」
「柔道部に高校の頃は言っておけばよかった」、「北海道大学」に入れば良かったと思ってしまいます。
でも柔道やってっれば、北大入ってれば楽しいわけじゃない。なんでも良いから一生懸命、その時間をすごすから楽しいのだろう。
なにかしなければ。

あと、七帝柔道は勝つ境地でなくても、負けない境地ならOKという世界。後輩にも相手選手にも傷だらけになって立ち向かって行った斉藤先輩が格好よかった。
プロレスもそうです。負ける選手がいて始めてスターが生まれる。負けてしまう損な役ですが、絶対に必要な存在。
そんな人たちは強すぎる。ずっと勝てない試合なんか私には耐えられない。

人生について考えさせられる深い々々一冊でした。