This is not a lovesong**

100の童貞の妄想より、1の童貞喪失のドキュメントが俺は聞きたい。
様々な年代・職業・体験の人に聞く(予定の)男の初体験話。

2012-03-15

こちらのブログに2006年から掲載していた童貞喪失インタビューを一冊にまとめました。内容はブログ時代の14人に加筆修正したものと、追加エピソードを1人。4.2「バカAV専門学校15」@新宿ロフトプラスワンから発売開始しております。推薦文は漫画『鈴木先生』の武富健治先生からいただきました。

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【販売・通販について】

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とらのあな(全国・通販可)*取り扱い終了しました。

(五十音順)

にて現在販売しております。委託先もまだまだ募集中です!置いてやってもいいよ、というお店は「otsubootsuboアットマークgmail.com」までメールをお送りください。

現在童貞喪失インタビューはメンズナウで「This is not a lovesong,too**」として継続中なのでそちらをご覧ください。はてなダイアリーに掲載した分はすべて書籍版に掲載してますが、サンプルとしてひとつだけ残しておきますね。

エキレビ!様あきばblog様日刊SPA!様に紹介していただきました。ありがとうございます。

*2013年1月20日更新

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2008-01-17 P 芸人 37才 体験人数 約20人

「僕は遅かったんですよ。大学一年の時、19才。もともと腰の重い人間なんですけど、若気の至りというか、大学時代夏休みをむかえてちょっとアクティブに過ごしたいなって考えたんですよね」

−−大学デビューってやつですね。高校時代はそれほど派手じゃなかったんですか?

「高校までは、自分だけじゃなくって周りも全くなかったですね。オレだけが奥手っていうんじゃなくって。友達連中もみんな興味はあるけどもヤッてるのはいなかったんです。学年の中にはいたけど、クラスの中ではいなかったねぇ」

−−じゃあ彼女とかもとんでもない、みたいな。

「いなかったなー。デートするくらいだった。BとかCとかはなかったですね。キスくらいはあったですけど」

−−そこで大学に行って奮起したと。

「大学に入って初めての夏休みだからね。それで、僕もいっちょまえにリゾートバイトをしようと。今は知らないですけど、夏休み前とかになるとanとかフロムエーでリゾート専門の号が出るんですよ。それで熱海温泉の旅館で『プールの監視員募集』っていうのがあって。それで連絡したら電話だけですぐ受かって、『夏休み入ったらすぐ来てください』って言うもんだから、7月20日くらいに行ったんですよ」

−−監視員ってライフセーバーみたいな?

「いやいや、プールっていっても全長15mくらいの小っちゃいプールなんですよ。水深浅いけど『一応ちゃんと監視員置いてますよ』ってアリバイ作りみたいな仕事なんです。そんなんだから、やることっていったらパラソルの下でずっと有線聞いて本読んでるだけ。それでもホントに溺れる子は溺れるんだけど。5才の子とかはバーッと走ってきて飛び込んじゃうからさ。生まれて初めて人助けしたのもそこなんだけど(笑)

−−初体験だけでなく人命救助も(笑)。

「そこが9時から5時くらいで、楽なバイトでしたよ。それで夜、バイトはどこに泊まるかというと旅館の本館じゃなくって、潰れたホテルを買い取ってそこを社員寮にしてるわけ。そこの古ぼけた和室に泊まらされて。男も女も一緒に」

−−お、話が動き始めましたね。バイトは結構多かったんですか?

学生だけで10人くらいいてね。で、そのうち女の子が3人いたの。男7人くらいで。それで、女の子がいい感じでタイプが分かれてたんだよね。ひとりが南野陽子みたいな感じで、もうひとりが広島の‥なんていったかな?緒方結婚した‥中條かな子!アレそっくりの。あとひとりがボーイッシュな感じで‥」

−−年代的に言えばつみきみほか大沢逸美か、だ。ともかく3人とも‥

「かわいいな〜って。で、南野陽子がかなりスケベな女で‥」

−−なぜいきなり東スポの男セン面みたいになる!(笑)

「それがねー、女の子たちは皆ウェイトレスなのよ。それで5時になれば自由時間になるんだけど、夏だからぜんぜん明るいんですよ。それでバイト始めて一週間くらいした所で『飲みに行こうよ』って話しになって。(当時)熱海って8月は毎日花火大会みたいな感じなんですよ。それでホテルのおじさんが『若い衆みんなで行こうよ』って連れてってくれて」

−−それでバイトたちで飲んで。

「飲んで寮に帰ってきました、と。じゃあおやすみ、みたいな感じだったのが、南野陽子が僕の部屋ついてくるんです。僕もへべれけになってるんですけど、『あれ?これはもう押し倒しちゃった方がいいのかな?』って」

−−腰が重いとか言ってたわりには軽いですね(笑)。

「でもあっちが勝手について来たんだから!ちょうどそのころ東スポが一番盛り上がってた時期で、それこそ『マドンナ痔だった』とか載ってたころ。部屋に置いてあったそれ見て、南野陽子が興味示して見てたところに後ろから襲いかかったな」

−−東スポが罠ってのもスゴイなぁ。

「でも南野陽子はそこが女のずるいとこでさ、『ダメ、私彼氏いるから』とか言うんですよ。言うんだけど、完全にホワ〜っとなってるの」

−−心の股は開いてる、と。

「そう!言い訳とアリバイだけは言っておきますよと。今考えると脇の下に副乳がついてたね。副乳って知ってる?もうひとつ乳首みたいなのがあるの。それ見てオレびっくりしちゃって、『女の人って脇の下にみんなあるのか!』って思っちゃった(笑)。それでヤッちゃってさー」

−−初体験はどういう展開だったとか覚えてます?

「いやー、もうねー、こっちもベロンベロンだったから。一生懸命本能にまかせたまま。『ダメダメ、私彼氏いるから』って言い訳ばっかり言ってたのと、副乳しか覚えてないよ。(副乳は)衝撃が大きくて、いまだにそれトラウマなんだけど」

−−アハハ、それで南野陽子とのその後は?

「それが翌日からもう半同棲みたいな感じになって」

−−バイトなのにヤリまくりだ!

「そうなのよ。だって一番ひどいときはさ、同じ寮に住んでるおばちゃんがやっかみ半分で『アンタたちうるさい!』って言ってきたのよ。それで『お互いの部屋の行き来はしないように』って指令が出たんだけど、南野陽子、ドアから入れないから窓つたって入って来るんだよ(笑)。普通男のオレがやることをさ、南野陽子が。向こうも若いから、ヤリたくてしょうがなかったんだろうね」

−−熱意にもほどがありますね。

「でもよく考えてみると、その女は好きモンだったから最初からオレは手玉に乗せられてたわけですよ。こっちは一生懸命リードしてるつもりだったけど。だって、その子は横浜の看護婦専門学校生だったんだけど、花火大会の日に彼氏連れてきてオレに見せたりするんだもん」

−−「リゾートバイトで出会いあるかも」「ヤレるかも」って男だけの発想じゃないんですねぇ‥。

「そうそう!相手も全く同じ考え。ハメはずしに来てんだよね」

−−東京でいう新島幻想みたいなもんかなぁ。

「で、そういうのが一週間くらい続いて。それで実を言うと、オレほんとは中條かな子の方が好きだったのよ」

−−本物もアッチの方がエロそうですもんね。

「それで、普通みんな夏休みの最後までいるんだけど、中條かな子がお盆でバイト切り上げて田舎に帰るっていうんで、みんなでお別れ会みたいなのをやったわけ。プールサイドで。そしたらお客からうるさいってクレームがきちゃって、さんざん怒られて。そしたら中條かな子が多感な時期だからさ、『私のお別れ会のせいでみんな怒られてる』って泣き出しちゃったの。それで『Pくんちょっとなぐさめてあげなよ』って(バイト仲間に)言われて」

−−ほう!

「彼女は俺らと違って、本館の部屋をあてがわれてたんだよね。それで『大丈夫だから大丈夫だから』ってなぐさめて部屋に連れていって、2人きりになったら中條かな子の方も‥」

−−スケベだったと(笑)。

「そう!だから何も(経験)なかったのが一気に2人になっちゃったのよ。オレも南野陽子との一週間のおかげで、ヘンに余裕できてるから。ダメななりに余裕ができててさ、それが響いちゃったらしくてすぐに中條かな子とできちゃったのよ。二タテで」

−−すっげーなぁ。

「その次の日に中條かな子は帰っちゃったんだけど、実は夏休み終わってから、オレまた東京で会ってたりするんだけどね(ニヤニヤ)」

−−いい目見てますねぇ。

「ただその晩、南野陽子はオレが中條かな子と籠もってるのを知ってるわけ。それで次の日から冷たくなって、あてつけのように他の男と仲良くしちゃったりして」

−−童貞が一週間で嫉妬される存在に!

「でもオレは南野陽子はヤリたいだけだったから、どうでもよかった。それよりオレは最初からいいなーって思ってた中條かな子とできたことで、嬉しくて舞い上がっちゃってたし。2人もイケたぞ、この一週間の間で!って」

−−増長もしますよね、そりゃ。

「で、その後ですよ。つみきみほ似の」

−−まだ続きますか!

「つみきみほは南野陽子と同じ看護婦の学校の子だったんだけど、一瞬南野陽子が男と会うために横浜に帰ってたのよ。そのタイミングでつみきみほが男にフラれたらしく、『Pくんちょっと飲みましょうよ』と。それでふたりで飲んでたら、3タテみたいになったの」

−−凄いなぁ‥。

「だからオレ、遅かったけど10日で3タテ。強烈でしたね。まっさらで熱海に乗りこんできたやつが、10日で体験人数3人なんだから」

−−正直バイトの男7人の中で一番自分が格好良かったとか、勝因ってあります?

「一番ウマイことやってるっていうか、気にいられてたのかなぁ。ただ、最初の飲みの時まで会うきっかけは無かったんだよね。プール係だからひとり孤立してたの。全く接触がなかったのが逆によかったのかもね。『あれ誰?』みたいな感じで関心を持たれたというか」

−−では最後に、初体験で自分は何か変わりました?

「ちょっと変わったかも知れない。夏休みを経て大学に戻って、『なんてオレは今までヌルい生活をしてたんだろう』って思ったもんね。女の対応ひとつにしてもさ。なんでもっと遊ばないんだろう?って」

−−これからはどんどん遊ぶぞ!と。

「一瞬思った!でもすぐ普通に戻っちゃった。アハハ。でも、いまだに新幹線で熱海通るとキュンと来るね」

*取材協力:プチ鹿島(俺のバカ)