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2018-11-28 エリック・クラプトン〜12小節の人生〜 このエントリーを含むブックマーク

otello2018-11-28

エリック・クラプトン12小節人生
ERIC CLAPTON: LIFE IN 12 BARS

監督 リリ・フィニー・ザナック
出演 エリック・クラプトン/B.B.キング/ジョージ・ハリスン/パティ・ボイド/ジミ・ヘンドリックス/ロジャー・ウォーターズ/ボブ・ディラン
ナンバー 270
批評 ネタばれ注意! 結末に触れています

ブルースとの出会い人生を変えた。ギター音色未来を決めた。やがて指先が紡ぎ出す繊細なメロディファンの心をとらえ、彼はたちまちスターになっていく。映画は一時代を築いたミュージシャンの半生を追う。家庭環境は複雑だったけれど、大切にされていた。育ててくれた人々は夜中まで夢中でギターを弾いても許してくれたし、アートスクールへ進学させてくれた。そして始めたバンド活動地元ライブハウスではボーカルの歌よりもはるかに目立つ超絶テクニック披露し、メジャーへの道を駆け上がる。その後、ビートルズとの親交や親友の妻をめぐる葛藤を経てドラッグに溺れ酒瓶を手放せなくなり、不遇時代を迎える。50年以上前の古い写真から近年の動画まで丹念に集められた資料生存者のインタビューで補強され、彼もまた苦悩するひとりの人間だったと主張する。

英国地方都市で生まれエリックは実の母に拒絶されるなど悲しい過去を背負いながらもロンドン進出ツアー漬けの日々を送る。いくつものバンド転々としながらも米国デビュー世界的な人気を手に入れる。

BBキングの曲に魅了された少年時代ジョージ・ハリスンの妻との不倫と略奪愛といった愛憎にまみれた20代ヘロイン中毒アルコール依存などに苦しんだ30代。若くして成功したミュージシャンありがちな栄光と転落の物語エリックもなぞる。類まれなる才能の持ち主であるがゆえの孤独、常に新しいものを生み出していかなければならないプレッシャー不安、名声に比例して大きくなる対人関係疑心暗鬼。それらに押しつぶされてしまい現実逃避を図るエリック。ここではないどこかを探し続ける彼の精神ボロボロになっていく。

ネタばれ注意! 以下 結末に触れています

やっと見つけた長男コナーとの安らぎの時間悲劇的な終わりを迎えるが、エリックはその感情を歌に昇華させる。愛と、それを失う絶望を知り成熟したエリックは、純粋に歌い演奏する喜びに目覚める。慈善事業に打ち込むやさしさに満ちた表情こそエリックの素顔なのだろう。。。

オススメ度 ★★*

↓公式サイト↓

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