ブログトップ 記事一覧 ログイン 無料ブログ開設

こんな映画は見ちゃいけない! このページをアンテナに追加 RSSフィード

2019-01-14 蜘蛛の巣を払う女 このエントリーを含むブックマーク

otello2019-01-14

蜘蛛の巣を払う女 THE GIRL IN THE SPIDER'S WEB

監督 フェデ・アルバレス
出演 クレア・フォイ/スベリル・グドナソン/ラキース・スタンフィールド/シルビアフークス/スティーブン・マーチャント
ナンバー 8
批評 ネタばれ注意! 結末に触れています

音も気配もなく高級住宅に忍び込みDV男に制裁を加える。米国情報部の堅牢システム侵入する。ネットにつながっているあらゆる電子機器ハッキング自在に操る。神出鬼没で連絡先を知る者はごくわずか、公安の網にかからない幻の存在。もはや訓練された工作員と同等、知恵と勇気と行動力で巨大な組織に立ち向かうヒロインは別次元の力を身に着けた。物語伝説的女ハッカー戦争を誘発しかねないプログラムを巡ってロシアマフィアと闘う姿を描く。監視カメラからスマホ疾走する自動車から空港ビル、どんなセキュリティも思いのまま、相手がどこにいても手を下せる神のごとき能力で立ちはだかる敵を手玉に取る過程は小気味よい。鼻をそがれた男が告白するシーンは背筋が凍っだ。

米国安全保障局=NSAから攻撃プログラムを盗んだリスベット殺し屋に襲撃され、プログラム横取りされる。パスワードを解読できる開発者の息子も拉致され、リスベット殺し屋を追う。

薬を注射され朦朧とする意識の中、覚醒成分を吸い込んで正気を保ち逃走車を追跡するリスベットGPS情報から先回りし、遠隔操作で逃走車を強引に止める。AIによる自動運転が主流になったら、悪意のあるハッカー自分クルマを乗っ取られるのではないかと心配になった。その後、強制送還されそうになったNSAのニーダムを救出する場面でも、スマホひとつ空港すべてのコントロールを奪う。テロリストがこの技術習得したらとんでもない悲劇が起こりそうだ。確かにリスベットクールだが、ここまでくると世界安全保障を脅かす危険人物に思えてくる。

ネタばれ注意! 以下 結末に触れています

やがてプログラム強奪の意外な依頼者と、生き別れになったままだった双子姉妹との再会。思い出すにはあまりにも過酷過去、長い不在の時間が愛を憎しみに変えている。リスベットが血を流し命を削り続けるのは、忌まわしい出来事からひとりで逃げた罰。呪われた己の運命を受け入れ、肉体的な痛みを感じることで心の痛みを軽くしているのだ。

オススメ度 ★★★

↓公式サイト↓

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/otello/20190114