ポークソテー
クイジナートのグルメプレート「GR-4NJ」(正確にいうとGR-4NJBS)を使ってポークソテーを焼きました。
波型プレートに、豚ロース肉のスライスを置き、プレートモード95℃に設定して電源ON。約4分後に予熱完了のランプ点灯。肉の加熱具合をチェックすると、まだ半分しか火が通っていない。なので加熱を続行し、約6分後にチェックするとすっかり全体が白くなっていました。
念のため、楊枝をさしてみたけど赤い液は出てこない。なので加熱はやめて、アルミ箔に包んで皿の上でしばらく余熱を通しました。重量は2割弱減っていました。
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焼き豚というより茹で豚で、焼いたときに生じるメイラード反応の香ばしさも皆無ですけど。そんなのはソースやタレで補えばいいんです。あちらが立てばこちらが立たず。脂身の筋もけっこう柔らかくなっていて、ポークソテーを焼くレシピは、わたし的にはこれでOKと思いました。
クイジナートのグルメプレート
ツイッターですすめている人がいたので、クイジナート社の『グリドナー』という、挟み焼きのできるホットプレートを買いました。これから暑くなって、火を使うのが億劫になりますよね。これを使えば、何も考えずに焼き野菜なんかができそうですよ。
Cuisinart マルチグルメプレート GR-4NJBS [ 20品目レシピブック付き ] Cuisinart (クイジナート) https://www.amazon.co.jp/dp/B008I03NZI/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_2Tq9Cb1P77HDW
大きさは、閉じた状態で幅34x奥30x高19(cm)。なので、うちでは高さ113cmの冷蔵庫の上に常時設置して使い始めています。今まで乗っていたあれこれはどかしました。
茄子を145℃の設定で5分焼くと、重さが70%くらいになります。これを容器に取って、味ぽんとかつお節をかければもう「茄子の煮浸し」の完成です。超簡単!
ステーキを焼いてみましょう。
厚さ1cmの牛肩ロース。200℃に設定、余熱完了のランプが点灯したら肉を置きます。蓋をして1分。
90度回転して、さらに1分。電気のスイッチはオフに(すでに焼き過ぎの感あり)。ニンニクは、肉が潰れないための支えを兼ねています。蓋がそれなりに重くて、ハンバーグを焼いたときには肉汁が大量に流出するという失敗をしました(それはそれで美味しく食べましたが)。
アルミ箔で包んでしばらく余熱を通します。
断面はこんな感じ。ウェルダンもいいところ(あきらかに焼き過ぎ)。重量は240g→170g(70%)。つぎは重量80%くらいを目指したい。筋はまだ硬かったので、もう少し低めの温度(145℃?)で、時間を長く焼いてみたいです(1分半+スイッチ切って1分半?)。しかしこれだと焼き目はつかないので、バーナーで仕上げるしかないか…。などと、あれこれ試行錯誤しているうちが楽しいんでしょうねぇ。
大根のステーキ。185℃で6分。味付けは味ぽんと塩と胡椒。4枚焼いたのに、写真を撮る前に3枚食べてしまいました。油揚げは185℃で3分焼きました。パリパリした食感が楽しめました。
ニラのてんぷらもどき。チヂミにすると重いので、溶いた小麦粉を軽くつけて焼きました。185℃で4分。冷めるとベタベタするので、焙煎ごま油を軽く敷いて焼くのがよさそうです。
大槻ケンヂ
悔し紛れに書くと、おれも新谷良子さんと野中藍さんにはかつて仕事で1〜2度生で接触したことがある。田村ゆかりさんにも何度も会ったし、加藤夏希さんにも挨拶してもらったことがある…。
『さよなら絶望先生』というアニメの成功(三期も続けば成功だろう)の栄誉は、本来原作者の久米田康治や、監督の新房昭之らに帰属するはずであるが、それがいちロックシンガーにおいしいところをすっかり持って行かれるというのは、地味な仕事をしている現場の人たちにとってどうかという気もする。
しかしそれが「身代わりシステム」なのかもしれない。これはオーケンの歌に登場する用語なので、特撮の1st『爆誕』を聴いてくれ。
大槻ケンヂ
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大槻ケンヂは「いちオタクが、たまたま舞台に引き出されて有名になっただけ」みたいなスタンスを取っているアーティストだが、何万人にひとりという、特別な才能の持ち主と言わざるを得ない。
『NHKへようこそ』とか『電車男』といった、一時的に評判になった青春小説は、大槻ケンヂの『グミ・チョコレート・パイン』の再生産物にすぎなかったかもしれない。
大槻ケンヂ
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続編とか焼き直しと思ったらぜんぜん別の物語で、楽しかったし、ヒロインの七曲町子が好きになった。大槻ケンヂは自分でも「フェイバリッドだよ!」と言っている。
「大槻ケンヂの小説を読む時にまず何から読めばいいか?」と質問があったら、迷わず『ロッキン・ホース・バレリーナ』と即答する。
(『大槻ケンヂ20年間わりと全作品』)
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しかし、継続的に発表されていたエッセイや、特撮(大槻を中心としたパンクチーム。2000年に作品のリリースを開始)で大槻を再認識した。大槻の20年のキャリアの半分は特撮時代だし、しかも特撮の音楽は筋少より濃い。
「さよなら絶望先生」のアニメのOP曲も三期にわたって担当した。エヴァ以降のアニメのOPでは「さよなら絶望先生」は突出していると思う(ほかにそれほど知らないけど)。