愛知万博に行った

子供にせがまれて愛知万博に1泊2日で行った。「ディズニーランドでまからんか?」といったけどまからんみたい。

持ち物検査と金属探知機ゲートのおかげで入場流量が制限されているので、ディズニーランドのような開場と同時のラッシュはあんまり無い模様。2日目は8:30着で入場が9:30頃と既に1時間行列。近くにいた学生の言った「入るまでが遠足です」というジョークが受けた。
ペットボトルは持ち込み禁止なのに、水筒が持ち込み可。やっぱり「テロ対策」というのは言い訳だったということか。


日立館はさすが一番人気だけのことはあり、よく出来ている。ただ、いくら良かったといっても240分待つかと言われると、うーん。事前予約のおかげで5分くらいで入場できたのは幸い。
トヨタ館は最初のロボットは良かったけど、人間のダンスがどうしてトヨタなの?というのが疑問。単調さに途中うとうと。事前予約だったけど30分以上待たされる。
グローバルハウスは貼ってあった「地球新聞」が面白かった。売店で購入。200円は安い。あと、チケットの下2桁の番号が当ってマンモス像の前で家族写真を撮ってもらう。噂のマンモスは、肉や毛の感じが思ったよりリアル。数秒だけどまあ10分見ても同じかな。
日本館では予約してあった「どこニチ端末」を借りて「地球のかけら」探し。ICタグ読み取り端末で館内31ヵ所の小プレートに貼られたタグを読み込んでいく。おかげでゾーン3はかけら探しがメインになってしまったが、子供は楽しんでいた(帰宅後“どこでもニッポンカン”ホームページにアクセスすると集めたかけらで地球を作れるようになっていた)。まあ森林の再現は良く出来ているとはいえ本物にはかなわないわな。地球の部屋の全天映像は良かった。プラネタリウム型の映像は大阪万博のみどり館に始まり何回か見たことあるけど、下方にまでスクリーンがあるのは初めて。
あとは予約していない電力館と三菱未来館に、それぞれ80分と60分並んで入館。電力館待ち行列の間も噴水や大道芸で楽しめるというふうによく考えてある。
外国館は、頑張っている所、投げやりに思えるところ、物売りに熱心なところといろいろ。内容がそれなりでも少なくとも冷房は効いているので外が暑いときに涼むのには良い。
中国館の映像上映は、前回の鑑賞者がまだ部屋を出きっていないうちに次回の鑑賞者を入れて上映を始めてしまっている。合理的だけど日本では考えられないね。


事前予約の運の良さのおかげで、1時間以上並んだのは両日1館ずつという楽な鑑賞だったんで、子供は「また行きたい」とか言ってたけど「じゃあ、今度はおばあちゃんに連れてもらって240分並んどいで」と言うと黙ってしまった。