otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

上空のせめぎ合い

温かかったり、寒さが身に沁みたりしながら、3月があれよあれよと過ぎていきます。
地面から白い部分が消えていきそうな今日この頃でしたが、あれま、なんか落ちてきます。
そうこうしている間に、東側から太陽が照ってきました。
そして白の落下がとまりました。

日本海沿岸は、今日も雪が降っているのでしょう。おそらくその雪雲のきれっぱしが浅間の南麓にちょっとはみ出したという構図。関東平野の晴天が押し戻したというべきか。3月はせめぎ合いです。

アトリはまだここにいます。
今は地面が見えているので、地面を集団でつつき歩いています。昼間の林にカサコソという彼らが落ち葉をめくる音がします。色は見事に保護色で、まるで落ち葉が動いているように見えます。
まだ朝晩は零下なので、屋外に虫はおらず、追分食堂は相変わらず盛況です。ヒマワリの種、ラストの大袋を開けんとしていますが。
一方、餌そっちのけで、追いかけっこをしている輩も増えました。

園芸店では芽出しのムスカリ水仙も店頭で見かけるように。
荒井さんちの花壇で、フクジュソウの黄色い花が咲いていました。
季節は確実に前に向いて歩んでいます。

カントリープレスのフリーペーパー日和が休刊になるとか。
4月号に載せるつもりだった本は、これです。

作家のお菓子 (コロナ・ブックス)

作家のお菓子 (コロナ・ブックス)

以前、コロナブックスの『作家のおやつ』を紹介しました。一瞬どう違うのかと思ったら、なるほどね。おやつの表紙⇒ にもやられましたが、作家のおやつ (コロナ・ブックス)
今回の『作家のお菓子』にもそそられます。昨今の見た目の綺麗すぎる洋菓子に比べて、ちょっと無骨な見てくれの味は確かな洋菓子。

このコロナブックスの作家シリーズは、どれをとっても面白い逸品ぞろいです。