otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

ついに始まりました

新学期早々の雨模様。巷では菜種梅雨。
ここではそれ以前のまさに春を呼ぶ雨。
そうしたら、ほらほら…
どこよりも奥手だったフキノトウもついにお出ましに。
 (昨夕写真をぱちりととって、収穫、みそ汁に放しておなかに収めました。)

ダンコウバイも黄色い花びらが枝からちらりと覗いています。
カタクリも葉をのぞかせ、つぼみも持ち上がってきました。
カンゾウの芽も元気よく出てきました。花はずいぶん先なのに。

先を争って、枯れた地面や枝から、元気な新芽が這い出てきます。

ソローのウォールデンのなどの入っている3冊の洋書セットを購入のお客様あり。
調べてみると、動物記などの翻訳で知られる今泉吉晴さんの訳がでていて、その文庫版も昨年出版されていたようです。

ウォールデン 森の生活

ウォールデン 森の生活

ウォールデン 森の生活 上 (小学館文庫)
ウォールデン 森の生活 下 (小学館文庫)

ウォールデン 森の生活 下 (小学館文庫)

原書で読む方が、作者の真意は伝わるわけで、特に哲学のようなものは、翻訳によって受ける印象は大きく変わるかもしれないと思います。

混迷の時代にはやはり頼るべきは「森の思想」か。

連休が終わって、静かになったら、久しぶりにソローを読んでみようかな。