フレンチウェディング

今回のフランス旅行の一番のメインイベントは結婚式だ。


新郎新婦はともに虫関係でつくばの研究所で知り合った。
新郎のリシャーは、日本語ペラペラで、自然をこよなく愛するフランス人。
大好きな研究者の一人だ。

彼はアフリカに生息しているネムリユスリカという、干からびても死なない昆虫の研究をしている。
ユスリカは夏に網戸の隙間をくぐって入ってくるちっちゃい蚊みたいな昆虫で、
釣りに使ういわゆるアカムシだ。
このアカムシが無敵で、干からびても生き延びれて、乾燥状態の長期保存の最長記録は17年で、17年ぶりに水に戻したら動き始めたそうな?!
面白い昆虫の代表例の一つだ。

ネムリユスリカについて詳しく知りたい方はこちらを参照されたし)
http://www.nias.affrc.go.jp/anhydrobiosis/Sleeping%20Chironimid/


新婦の彩ちゃんとも隣のラボで過ごしたりと二人ともお付き合いがある。
新婦もネムリユスリカを研究していたことがあり、言わばネムリユスリカが二人を結んだといっても過言ではない。



新郎新婦と。

(公式衣装がすっかりダラーに)

この格好で会場に入ったら、フランス人がざわついた・・・w



こちらでは、知らない人にもみんなに挨拶。
ほっぺにキス(実際にはほっぺをくっつけてチュッと口を鳴らす)

続々と来る人たちとみんなに挨拶。

みんなが揃うまで前菜とシャンパンでしばし待つ。



リシャーのパパンとママンが式場を準備してくれたらしく、最強にオサレ。
自分の席に置かれている名前のカードまでにも心配りが。



新郎新婦のスピーチ。

彩ちゃんもフランス語でばっちり挨拶してました。


パパンとママンは日本から来た人達のために、日本語の字幕をちゃんと準備してスピーチしてくれました。


DJ陣もスタンバイしており、優しくムーディーな曲がかかり、しっとりダンスタイム。


チビっ子達も思わず見とれる。


そこへパパンとママンも登場すると、会場はダンス会場に。

みんなで輪になって踊ったり、
老若男女問わずフランス人超ノリノリ。



日本からも新婦の友人が来ており、
一緒に踊るように新郎新婦に促されたのだけど、恥ずかしくてモジモジしていたら、
パパンとママンが見かねて、それぞれにダンスをレクチャーしてくれた。
結局、年ごろの女子とは踊らなかった・・・



料理の登場もエンターテイメント。
コックがノリノリの音楽に乗せて、新しい料理を持って新郎新婦のとこで一番最初にお披露目。


コックが料理の説明をした後に、日本語で説明する大役をおおせ仕りDJブースに。



もうね。料理が美味しすぎるのね。


例えば、生ハムの塊をそのままそぎ落としてくれたり。


日本に居た時はフレンチ料理はブルジョワな感じがしていたので敬遠していたのだけど、
帰ったらめっちゃ通う。多少高くてもあんな幸せ味わえるなら全然いいよ。



そして、お菓子の船盛りが花火とともに登場。

こちらのシュークリームが濃厚でほんと美味しかったし、最高にかわいいお菓子。



チビっ子2人がダラーに興味津々で中に潜り込んできて、遊び場に。。。

あっちにこっちに引っ張られた。。


オシャレアイテムをゲットするとすぐに自分のもとに来るように。


とりあえず、大人の女性の魅力を存分に発揮できるポージングを教えてあげた。

10年後が楽しみなかわいい女の子たち。


日本の結婚式では見られなかったフランス流のイベントがいくつかあったよ。


■新郎新婦が傘をさして、周りの人が紙テープをブン投げる。


容赦なく投げ続けるので、最後の方はまるでカイコの繭みたいに。



■鳩飛ばし

日本人がおさい銭投げるのと一緒の感覚とみた。


シャンパンがけ。新郎新婦の頭の上に布をかけ、その上からシャンパンを注ぎ込む。

えぇ、、新郎新婦は濡れますよw


もうね、すんごい素敵な結婚式で、そのステキさはブログでは表しきれないので、
皆も機会があったらぜひともフレンチ結婚式に行ってみてー
もしくわフランス人ゲット。

そして、みんな超元気。
パーティーは7:30から始まり、2:00までみんなして踊り続けていた。
みんなで心ゆくまでお祝いしていた。

すごくすごく素敵な結婚式でした。


心から二人の幸せ祈ってます☆