回転するレストラン

有楽町に回転するレストランがあるらしい。


初めて聞いたときは意味がわからなかった。


どうやらレストランが80分で1周のペースで回るそうだ。


バブルの時に流行ったらしく、


当時は同様の飲食店が点在していたという。


日曜日に母と有楽町に行った際


そのレストランのパンフレットをみたら


結構な値段がしていました。


バブルつながりで話を変えます。


僕の中のバブルは前のブログの写真にあったような「廃墟」が


イメージとしてあります。


バブル当時の記憶はもちろんないので、


その残り物でしか時代を感じられません。


でもバブル時の建物の方が人のにおいがする。


誰かが何かしらの意志のもと作ったものなのだから、


ふつうは何か生き物っぽい雰囲気は感じられるはず。


でも人がそこにいれば、生物である人の気配のほうが建物のそれを圧倒するのは当然。


だから廃墟は無生物なのに生物的な雰囲気を持っているのかも。


人がいないからこそ人間的な何かを醸しだす…、


何か怖い気もするけど、幽霊的なことを言っているわけじゃありません。


夜の学校、休日のビジネス街とかも同様ではないでしょうか。


人がいないからこそ不思議な何かが現れる。


もっと言えば「お墓」なんかはその最たるものでは?


そこに人がいるわけではないのに、


神聖な何かを感じるような気が僕はします。


人が作るものにはその人の意志のようなものが溶け込んでいる


というのが今回言いたかったことです。


回転するレストランを作った人はどんな意志を込めたのだろうか。

1枚目はわが母校、弥生小学校。


2枚目は昭和橋。 


橋の近くの交番にいる警官はやけに自転車のことにうるさいらしい。