夕立

前回に続いて夏ならではのもの「夕立」。


夕方になるとものすごい勢いで雨が降り出す。


これもまた、函館では「夕立」の記憶がない…。


また、最近は「ゲリラ豪雨」なるものがよく話題になってますね。


原因は温暖化やらヒートアイランド現象だといわれています。


ということで、今回は「温暖化」という言葉についての持論を垂れ流します。


確かに温暖化は進んでいる…らしい。


実感もあります。


でもこの温暖化という言葉、僕は嫌いです。


正確に言うと、温暖化を食い止めるための「エコ」という言葉が嫌いです。


メディアでの取り上げ方が画一的というか、


つまり、温暖化→今後、人類に不利益をもたらす。危険。
    エコ →温暖化を止めるための唯一の方法


というお決まりのイメージを作り、


それを疑わない人がやたらとエコエコ叫んでいる。


確かに「エコ」は大切かも知れないけど、


それを疑わず、実態を知らないまま他人に押し付けるというのは、


おかしくありませんか?


わかりやすい例として、


エコカーがあります。


ある人はレジ袋まで使うなと叫びながら、


同時にエコカーは環境にやさしいだとか言う。


これって変じゃありませんか?


同じエコという概念で語ってしまってはいけないでしょう。


なぜなら、エコカーはあくまでも環境を汚す程度を下げるという意味のエコで、


レジ袋は環境を汚さないという意味のエコ。(その効果には反論がかなりあるそうです。)


エコカーに関しては、作るときやそれ自体が走るための車道の整備、


そして何よりそれ自体が走るというそれぞれの工程で、


大いに環境を汚している。


この例を見ただけでも、


環境を汚すことを許容するという含みを持つ「エコ」(エコカーなど)と


環境を汚すことを許さない「エコ」(レジ袋など)を


メディアが作り上げたイメージのまま、


疑いもせずに同義として扱うことの矛盾が見えますよね。


「温暖化」も「エコ」も


今の人たちは避けて通れないことだからこそ、


それらについて、「本当なのか?」とその都度疑う目を持つべきではないでしょうか。


メディアリテラシーと同時に環境リテラシーも育てられるはず。


最後に一つ。


僕はスーパーやコンビニでは欠かさずビニール袋はもらいます。



今回は雑司ヶ谷方面の写真です。