「RSSに要約や全文を入れるとアクセスしてくれなくなるから嫌だ」という感覚はアクセス増には逆効果

「わざわざ自分のWebサイトまで閲覧しにきてほしい」という感覚が本能的にあるのは理解できる。また「カウンターが回らない」という理由を上げる人も居るだろう。
しかし本当に重要なのは「自分のエントリーを記憶に留めてくれる事」だ。カウンターを上げるのは、間接的な指針に過ぎない。(大勢の他人に読まれないようにしているblogは話から除外する)
HTMLで文章を提供してWebブラウザで数クリックで読んでもらうことと、RSSに全文が入っていてRSSリーダーで0クリックで読んでもらう事に何の違いがあるんだ? お客の印象や記憶に残ると言う意味では同じではないか。(RSSリーダーのほうが余分なコストがないだけ、よりめんどくさがりなお客に読んでもらえる可能性がある)
「自分のところに来てくれないから」という直感に惑わされない方が良い。どうせWebブラウザで読める情報であれば、RSSAtomなどいろいろな手段で見せてしまおう。
「わざわざ手間をかけてアクセスしに来てくれるお客だけにしたい」という感覚には個人的に疑問を持っている。手間を乗り越える事=良い・素晴らしい事という考え方はヤメた方が良いと思う。機械で出来る事は機械にやらせる。人間は怠惰であることが良い事に決まっている。
参考url:
http://www.otsune.com/diary/2005/06/12/1.html#200506121
追記:

  • 閲覧者数の実数が分かんなくなる→私はロゴを埋め込んで、そこへのアクセス数を指針にしています。キャッシュがあるので正確ではないですが、それはWebブラウズでも同じだし
  • 広告を踏んでくれない→時間の問題で「RSS埋め込み広告」等で技術が解決してくれるでしょう。あと検索で能動的にやって来た閲覧者は広告をクリックするけど、常連さんへの広告はほとんど無意味だと思う
  • フォントいじりが出来ない→content:encodedにCDATAとしてタグを入れれば出来る場合も多いです。そうリクエストしましょう