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ottyankoの日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-01-22 ヤッターマン10%の減音の事実 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

先日、ヤッターマン第二回放送が行われ、OP映像を随分引っ張り、盛大な2ちゃんねらー釣りとも呼ばれたが・・・・

聴いていて、ふと気が付いた・・・・

第一話に比べ、音が良くなっている!

どーゆー事だ!

同じ条件で録画していたので、手持ちの動画編集ソフトのオーディオ編集機能で

第一話のOPと第二話のOPの音を比較してみた。

ちなみに、この辺りね

(サイレンの音 うー って所)

f:id:ottyanko:20080123025823j:image

波形を見て欲しい。

f:id:ottyanko:20080123025421j:image

(この画像は、編集で内容を変更しなければ、好きに使って良いよ)

上の波形が第二話のOPの波形

下の波形が第一話のOPの波形

こんなしょぼいソフト(と言ってもAdobe Premiere6.5)で、ここまで波形と言うか、波の大きさが異なるのだ・・・・・

アレンジを変えたら、波の形が変わってしまうが、見ての通り波の大きさが異なるのだ。

このソフトが音楽用ではないがゆえに、この差はでかい。

数値で表すと

第二話の音を最適化(スマートゲイン)する場合、120%で最適化が可能なのに対し

第一話の音を最適化(スマートゲイン)する場合、136%必要になってしまう。

つまり、最適化された音を100とした場合

第二話は、83.3%の音量で

第一話は、73.5%の音量なのである。

つまり第一話では、約10%もの減音を食らった状態でオンエアされていたのである。

最近のテレビのデジタルつまみで言うと・・・・(機種にもよるが)ボリューム3〜4位下げた(それもOPだけ)状態なのだ。

(夜、うるさいわよ〜と言われて、クイっと下げる感じ)

ちなみに、本編の音のレベルは変わっていないのである。

事前に山本正之氏のHPで散々叩かれている状態で、こんな音の減音を食らえば素人の耳では、ものすごく貧弱な音としてイメージされる。

まして、アコースティックギターの音は、エレキギター等の電子音と違い音の幅が広い分、マイルドな響きになり、必要な音量を得られないと、貧弱な音として聞こえてしまう・・・

しかし、ボーカルは言語なので人間の認識力の助けもあり音量が小さくても聞こえてしまう。

つまり、気が付かないレベルで、貧弱に聞かせるようなテクニックとも言える。

実際、2chの書き込み等を見てもごく少数の鋭敏な人だけが気が付いただけで、ほとんどの人は、1話と2話で音が変わった事に気が付いていない。

こんな事が起こった原因は分からないけど・・・・

山本さんが愛する作品のリメイクで、自分がやりたかった!という気持ちは分かる。

愚痴を言うのも分からなくはない。

私だって山本さんの新OPが聴きたかった。

しかし、この音響分析と市場の反応を見ても分かるとおり、世の中のほとんどの人間は、音楽の事なんて分からないのである。

10%もの音量の違いを指摘できた人間は、ごく僅かだ。

まして音楽評価は個人の嗜好に左右される不確かなもので、テストの正誤判定見たいに正解がある代物じゃない。

そんな人間が、事前に「デモテープ」とプロから聞かされ、それが、ニュースサイト2chの記事で出回り大勢の人が先入観を持ち・・・・明らかに劣化した音でOPを聞かされれば・・・・知ったかぶりで、大騒ぎするのは当たり前。

いや、劣化していなくても、大衆は「デモテープ」と大騒ぎするものである。

(もちろん、一般の人が「デモテープ」を耳にする機会は無いから、そもそも、的外れな批評なのだが・・・・)

かつて、ジョージマイケルが

Listen Without Prejudice

(先入観を捨てて聴け)というアルバムを出した。(彼のセカンドアルバム)

Listen Without Prejudice

Listen Without Prejudice

素晴らしい作品なのだが、前作のアルバムFaithが衝撃的なヒットを飛ばし

FAITH

FAITH

更にその前のWham!時代の先入観から、この作品は、世に受け入れられなかったばかりか発売元のソニーからも酷評され、大騒ぎになった・・・・

話がそれたが・・・

先入観を捨てて聴くと言うことは、それだけ大変な作業なのである。

そして、それは音楽だけでなくアニメと言う作品においても同じである。

山本氏のHPでの無分別な書き込みと放送局の事故は、その新作を生み出す作業をしている全てのスタッフ、アーティスト、レーベル声優、スポンサーの努力を裏切る行為なのだ。

もちろん、山本氏のHPの書き込みは、一部のコアファン向けのリップサービスであろう。意気消沈していたファンは救われた事であろう・・・だが、内容から言って本来は、ID、PASSで閉ざされた空間で行うリップサービスだ。自分のファンの事「しか」考えていない行為だ。

しかし公の場とも言えるオープンスペースでやってしまっては、アニメ業界、音楽業界、声優業界、広告代理店、スポンサー全てを裏切る行為になる。

今回、非難の矢面に立たされている音屋吉右衛門の二人は、本来マスコミの質問(山本さんの件:デモテープ云々)に対して声を大にして、反論しても良いはずである。

いや、彼ら自身のファンが傷付いている事を考えれば、声高にクレームを付けるべきである。

にも関わらず、彼らは現在の所、沈黙を守り通している。

アーティストが、自分の楽曲をデモ呼ばわりされているのにも関わらず・・・だ。

それは・・・・

ヤッターマンという作品に対して、真剣に向き合っている。

山本正之氏が、これこそ業界追放になりかねない危機だから(これは誰の目にも明らか)山本ファン=タイムボカンシリーズ=新しい視聴者である子供たちの幸せ

と考え、守らねばならないと考えている。

私は、そういう男気を、限られた情報と分析の中で感じているのだが・・・・

もし私の分析に同意してくれるなら、難しいとは思いますが・・・山本ファンの皆さん、タイムボカンシリーズファンの皆さん、

一度真っ白になって楽曲を聴いてみてもらえませんか?

その上で、好き嫌いは仕方ありませんが、それでも

音屋吉右衛門のお二人の男気に応え、彼らの名誉を救う方法

を考えてみてもらえませんか?(穏便な方法で)

それが、一番穏便で、山本氏が復活する一番の近道だと思うので・・・・

1/29追記 なんかwikiで騒がれているみたいだけど、俺じゃないよ・・・(−−; 念のため・・・