No.1384 / 謎の温泉.....


クワガタの森から移動です。
森を深く移動していると.....

Photo:Kinoken


ひなびた温泉宿の看板が...

Photo:Kinoken


山を歩き回り汗だくだったので誘蛾灯に誘われるヨナクニサンの様に....
錆び付いた送迎バスが見えて来ました。

Photo:Kinoken


少し行くと温泉宿が出て来ました。
とりあえず入ってみましょう....
思ったよりきれいですね。

Photo:Kinoken


でも音一つしません.....


人の気配が全くありません.....

Photo:Kinoken


気持ち悪い位きれいにスリッパが並んでいます。

Photo:Kinoken


とりあえずフロントに行き
「ごめんください〜っ!」と何度も呼びます....
フロントにはいきなりオウム真理教の指名手配のポスターが!


よく見たら「御用の方はこれを鳴らして下さい...」とあります。


Photo:Kinoken


何度呼んでも音一つしないので裏の福助の暖簾の奥を覗いてみます。

Photo:Kinoken


真っ暗です.....(汗!)
食堂兼、おみやげコーナーのようですが...
ぜ、絶対っ!誰も泊まってない.....と、確信しました。

Photo:Kinoken


少し背筋に冷たいものを感じたので帰ろうとした時...
背後に誰かの視線を感じました。


恐る恐る振り返ると...
音も無くさっき誰もいなかったはずのフロントに無表情の女性が立っていました......


つづく.....
No.1385 / 謎の温泉.....2 - Outsider Records!

No.1385 / 謎の温泉.....2


No.1384 / 謎の温泉..... - Outsider Records!の続きです...


その無表情の女性に
「温泉だけですが入れますか?...」


「.....」


「あ、あの〜っ...入れます?...(汗!)」


古賀新一さんの恐怖漫画的な独特の暗さのある女性は
たった一言...ボソッと


「どうぞ.....」


と言いました.....
その間1度も目を合わせてくれません。


Photo:Kinoken


その後女性は一旦奥に下がり誰かと何やらひそひそと話す気配を感じました。


もう1人誰かいる.....
しかも男性だ.....


暫くして何かに命令された様に女性が再び現れ、タオルを持って来ました。
料金を払いました。


女性は廊下の突き当たりを指差すと知らぬ間にいませんでした。


その突き当たりまで歩き、ちょっとした階段を降ります.....

Photo:Kinoken


正面左に " 男湯 " の暖簾が.....


誰もいないので「 " 女湯 " でも一緒じゃん!」
と思いましたが...


一応、岐阜県温泉協会の会員証が壁に貼ってあります。
これで安心してはいけませんっ!


Photo:Kinoken


暖簾を潜り脱衣所です...

Photo:Kinoken


蛇口回りはサビが...
嫌な感じがしたので蛇口をひねったら案の定!赤い水が.....
赤錆の匂いが漂います.....

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洗い場を見てみると.....
散らかったままです。
一つの桶には白く濁った水が入ったままです.....
さすがにちと気持ち悪いです.....(泣!)

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こちらが浴槽.....
壁のタイルにはやはり赤錆が。

Photo:Kinoken


黒糖シャンプー・コンデ・ボディーシャンプー.....
スパシアス?...不安です...
温泉に付き物の馬油やアロエシリーズではないですね...

Photo:Kinoken


誰も入ってない様なのでお湯はサラサラして気持ち良かったです。

Photo:Kinoken


なんとか黒糖シャンプーで洗ったパカパカの髪を乾かそうと思い
据え付けのドライヤーを.....


が!


最強にしてもそよ風程度で全く乾きません!(泣!)


「ターボって書いたるやんっ!(怒!)」

Photo:Kinoken


髪を乾かすのは諦め、びたびたのまま上がりソファーで一服です.....


とりあえず汗は流してさっぱりしたし.....
ふふふ.....
もうちょっと探索してみたくなりました。


大丈夫か?.....(汗!)

Photo:Kinoken


つづく.....
No.1386 / 謎の温泉.....3 - Outsider Records!