大きな森の小さな密室 // 小林泰三
本屋でぷらぷらしてたら、初めて見る小林泰三の文庫本があって即買いした。「大きな森の小さな密室」。
小林泰三と言えば、古本屋で角川ホラーを片っ端からラベル買いしていた中学時代、佐藤一樹とともに私がダダはまりしていた作家です。
高校入ってミステリーばっかり読むようになってからまったく追ってなかったけど、まだちゃんと新刊出してたのか。いや、でもこれ2008年に出たやつの改題だもんな。新刊じゃねえよな。
しかも読んでみたら私の大好きな礼都さん出てくるシリーズだった!!
礼都さんかっこえー完全に他人を舐めてかかってる天才かっこえー。相変わらずな西条のクズっぷりもたまんねー。
いろんなテーマのミステリー?スプラッタ?みたいなオムニバスっぽくなってて、でも登場人物はおんなじで、っていう短篇集。この人、ほんと、不可解な短編多すぎて最高だよ。
「酔歩する男」は、あれはまじで面白かったし不気味だった。また読みたいなー買い直そうかなー。
- 作者: 小林泰三
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2011/10/22
- メディア: 文庫
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- 作者: 小林泰三
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1999/04/08
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虫眼とアニ眼 // 養老孟司と宮崎駿
一応司会進行役の人がいてなんとなくテーマとか投げかけてはいるんだけど、なんせ二人とも超ド級の変人奇人なので、お互い言いたいことをずらぁーっと述べてしかも話は全く噛み合わず、読んでいる側はただただ疲れるだけ、というまったく素晴らしい本でした。
1ページに1つくらいの割合で「へえ!なるほどねえ!」と思うんだけど、とにかく話に脈絡がなくて、流れなんかクソもねえし全然頭に入ってこない。
多分、もう二度と読まないねこれ……。
- 作者: 養老孟司,宮崎駿
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/01/29
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