ナンバーワーン

●通勤時通る度に思ってたのだけれど、ここの表示。
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この電飾ってあんまし意味がないような気がするなあ、とね。田とか一とかはまあ判るし、街も何とか読めそうだけど、梅や番はかなりキツい。まァ基本的にこの場所が真っ暗けっけになって電球の光だけで文字を判読するってなことは稀だろうし、そういう事情前提の電飾だろうとは思うけど。


二階調化するとこんな具合。ま、読めんことはない…こともない…ような気がする…。


…こないだの宙のまにまにでも、星座ってのは見る側が作ってきた物語であるっちう話してたなあ。ある意味このサインも文芸的な、人として最も重要な想像力に訴えかけるようなものなのかもしれない。


●にしても、こういうだあれもわざわざ撮影しようとはしねェような場所で写メ撮るってのはそこはかとなく恥ずかしい心持ちだなあ。なんじゃこのヘンなオッサン何撮っとんねん、助平か助平なものか? と周囲に思われてるような被害妄想がするが、被害妄想じゃないかも知れない。電飾フェティシズム男。

咲/マジンガー

咲-saki-・19話。そして予選は決着、最後には麻雀を楽しんだ咲さんが全て持っていく、という王道展開でシメ、でしたな。獰猛な意志でもって相手を圧殺しながら孤独だ々々とぶうたれている、覚悟の足りない豪鬼みたいなコロモさんに「そら相手なしで麻雀やってたら孤独だわな」と示唆する試合、だったのだろう。どっちにしてもめんどくさい人ではある。


クライマックスの(当然ながら)カンだらけの必殺技は、もうここまでくるとしょうがないわね、てな迫力があってよろしかった。ちうか小林ゆうの人もエライ手だし…化物卓やな。


人外主人公の咲さん、人外ボスキャラのコロモさん、冷静な大人の小林ゆうさん…という面々にあって、一人だけ一段格下のちまっちょいキャラである池田ねこさん。ヘコんでヤられて落ち込んで、それでも諦めない「一般人」な役割はなかなかに美味しかったのと違うかな。やるだけやったあとでわあわあ泣いてるあの絵面とか、ワタシらにとって一番感情移入しやすいシーンだったっすね。…そういや前々回の咲さんの「トイレ行く途中で会場に来た」っちう要素は結局展開されなかったなあ。されなかったなあ。いや、大々的に展開されてもそれはそれで困るんですけれども。


真マジンガー 衝撃!Z編・20話。父の襲来と女将の過去…ってまあ、基本的に過去話が半分以上を占めがちな本作ではありますが、そういった回想シーンとカットバックでエネルガーとマジンガーの闘いを見せる、っちう構成。いやあ、同型メカ対決ってのは定番燃え要素の一つではあるな。ロケットパンチやら光子力ビームやらの相打ち連打、エエねえ。…だからこそこのロボプロレスをこそもうちょっとじっくり見たかった、ってのが正直な所ですけどね。


回想におけるエネルガーの勇姿。合体シーンのガッツリとした描写も然りながら、ソレっぽいロゴまで作ってもらってんのが実にノリが良いな。今回はちょっと作画が安定しない回だったが、こういう要所々々での迫力は画面に乗っかっててよろしかった。過去で若々しい姿を見せたり、一転目に狂気を宿してドス構えたり、の女将も良かったですよ。特に病に消耗した姿のしおらしさ/しどけなさがなかなか。うーんなかなか。直後に戦闘モードに突入しちゃうけど、それはそれで。一城さん萌え。