銀魂/狼と香辛料

銀魂171話。数話連続物のアークの間にようある、短編二本立ての回。かたやガノタっぽい盗賊の人が出てきて勝手に自滅する話、こなた皆さんが謎のハゲ散らかし状況になる話。前半のガンダムネタはまあ、通り一遍のパロディ要素からそれほど抜け出てない程度の濃さだったけれど、あそこまで「ピキュリリリリン」背景で押されるとちょっと笑ったりはするなあ。…あと、ラルさんは何故長嶝高士さん? いや好きな人だけどさ。広瀬のおっさん、以前の麻雀回で使っちゃったからかなあ。


Bパートのハゲ話は、典型的な「ハゲ」っぽい抜け方してんのが銀さんだけで、後の二人はどうも病的な脱毛状況なのが妙にハマったりはした。ワシも銀さん的に前の方からのソレです。あとこれまた天丼な「OPアニメいじり」も手間ァかかってて良かった…っちうか、やたらアグレッシヴな喧嘩絵といい、なんか知らんアクション作画に気合入ってたな。こんな回なのに。いやこんな回だからこそか。まいいや。


狼と香辛料II・7話。そしてイチャコラする日々、ですな。元の鞘に戻って荷馬車に揺られつつ、次の町へとたどり着くお二人さん。この道中シーン、肌寒くて寂しい風景の中、荷馬車の上はちょいと暖かい空間になってる…という雰囲気がワシ好みでよろしかったです。荷物の中でぬくぬくしてるホロ姐さんがよろしいな。


たどり着いた雨と霧と排他的な雰囲気の人々の町。なにやら委細ありげな風情は次回以降のお楽しみ、だな。冒頭よりずうっとモノトーンの薄らさびしい風景であった上で、メシ喰うシーンの黄色く明るい部屋がやたらに映えて見えましたな。さぞかし旨いシチューであろう。


にしても…媒体が媒体であるからある程度当然とはいえ、ロレンスさんはホンマヘタレさんであるなあ。ホロ姐さんもそれでよしとしておるし、このモヤモヤと暖かく中途半端な関係もエエのだけどね。ま、この話じゃ女が狼なのよ、気をつけなせェ。