ジョジョ/ガンダムUC

ジョジョの奇妙な冒険・5話。小林玉美とザ・ロックの巻。対象の罪悪感を実体化させその重みに耐えられなくする、というどうにも展開させづらい一発スタンドを引っ提げての登場であり、まあつまり康一くんのエコーズを覚醒させる為の舞台装置ってとこですかね。小物でどうしようもない悪役キャラとしてはかなりキャラ立ってんだけど、やっぱその後の話には使いづらい能力だよねえ。

んで次回が間田のサーフィスかあ…。この辺、セコくて背が縮んでゆく小物悪役キャラが連続してたんだな。いや間田さんの初登場時はかなりキモくて、これからどうなるんだろうとか思ったりもしたけれど。玉美さんの場合改めて原作を確認すると、この一連の話で思った以上に急速な縮小が見られるのですが、その辺アニメは折り合いつけてようやったもんだと思います。初登場時既に「中程度」にまでちっこいしね。

あと今回、得に玉美さんの初登場時に顕著なんだけど、プレスコリップシンクかってくらいに喋りの口元が声優演技に合わせてあってなんかかなり目を引いた。妙な所にこだわってんな! それともこのアニメ今までもそんなんだったのに、ワシが流してたのかしら。次回以降気をつけてみよ。

機動戦士ガンダムUC RE:0096・6話。フロンタルさんとバナージの会談。自分のことをシャアと思ってもらっても構わない、人がそう望むなら私は器として自らをそう規定する、となにやらぶっちゃけた話をするフロンタルさんである。マスクのことも「まあこれは対外宣伝の道具やからね」と言うたり、いかにも胸襟を開いて話してますよという構成になってますな。それが効果的であるだけに、この早い段階で…ってとこも併せて逆に胡散臭ェなーと思ってしまう。多分そういう感覚も製作者側の意図ではあるんだろうな。

その後のジオン残党たちとの日常生活、そしてマリーダさんとの落ち着いた会話を経て、いろいろ考えるところもあるバナージさんである。まだ自分の中で話がまとまるには程遠い状況ではあろうが、この作品はバナージさんの成長物語でもありましょうしね。その辺はおいおい、でしょうか。逆にもうすっかり出来上がっちゃってるように見えるのはミネバ様の方である。この辺の覚悟決まっちゃってる加減はお父さんの血筋でしょうかしらね。

そして敵味方双方に居るイケメン役がお二人。連邦側のリディさんはこれからっぽいが、ジオン側のアンジェロさんはこれ…なんかこう、ヤンホモお小姓っぽい不安定さが危なっかしい。強化人間か何かだろうか。

ちょろちょろと出てくる多彩なMSやメカがサーヴィスっぽくてよろしいね。あの百式もどきはなんかいいな。色がキンキラキンじゃないだけで随分雰囲気が変わる。あとEWACザックが出てきたのがよい。あの強引なロト・ドームとかデザイン好きなんですよワシ。ベースのハイザックも好きだしね。

坂本ですが?はちょっと出オチネタが辛くなってきたので脱落します。すんませんねえ。