●機動戦士ガンダムUC RE:0096・14話。ミネバお嬢様奪還作戦である。前回もちょっと言うたけど何がどう敵で味方なのか、茶番とマジがない交ぜとなる実にめんどくさい戦闘でありオトナっぽいことですわなあ。糸を引く者たちとそれに抗おうとする者たち、その舞台は高高度における空中戦。あれベースジャバーだっけゲターだっけ、とにかく空中サーフィンみたいに「限定的な飛行」で戦ってるシーンがなかなか面白い。何となくエースコンバット5のアークバード戦を思い出したりした。
マリーダさんの「再調整」は（お約束として）不完全であり、そこにバナージたちの突破口もあるのだろう。マリーダさんの苦しみと怒りは「男社会への復讐」でありその手助けをしたに過ぎないとマーサさんは嘯くが、ミネバ様としてはそのまんま受け取るわけにもいかんところ。またも脱出しようとしたらリディさんに口説かれて、そして…結局リディさんは完全に拒絶されるに至る、と。あー、リディさんはこれ、完全に敵対逆恨みパターンやなあ。男の嫉妬は見苦しいぞ、ってそんなもんじゃないんだろうけどさ。
今回のビックリドッキリメカはアッシマーもどき。色と兵装を見るとギャプラン的な兵器思想も入ってそうで、いかにもゲテモノっぽい構成要素なのに割とザコ、というなんかかわいそうなMSっすな。アンクシャと言いますのか。…名前も敵メカっぽいな！ なんかな！
