Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

7時にスタッフ集合:

予定通り7時にスタッフ全員を召集。この時点で既にテントは張られており、残る主な準備作業はブイ張りとゴールのタイム計測機器の設定のみ。ブイ張り要員3名についてはその場で直ぐにブイ張りに向かって頂き、残るメンバーで大会の役割分担と手順を確認した。安全を取って早めに集まった訳だが、ブイ張りとタイム計測係以外は特段必要な作業は無く、8時の持ち場展開時に再集合頂くこととし、一旦解散した。

8時に各持ち場へ展開:

予定した8時にスタート要員や陸上警戒用意のスタッフが集まり、モーターボートで上流の持ち場で展開し始めた。ここで予期せぬトラブルが1件発生。黒船台前のカーブを警戒する予定だった法大艇のエンジンが不調で動かないトラブル。いつも運転している操船者ではない者が運転していたためか?エンジンがいう事を聞かなかった模様。(気温が低くてエンジンがかかり難かったのかも知れない)そこで配艇を入れ替え、戸田橋下の警戒に宛てる予定だったNTT艇を一つ上のブイ地点に移し、一橋艇を黒船台カーブに変更した。法大艇はエンジンが回復次第戸田橋下の警戒に当たってもらうこととし、無事各持ち場への展開を開始。

8時過ぎに各クルーがぞくぞくと岸蹴り:

スタッフの持ち場への展開をすると同時に、8時過ぎに出漕する各クルーが岸蹴り場に集合してきた。各チームで持ち寄って頂いた仮起き用の馬に一旦艇を置き、レーンプレートを取り付けた。プレートを取り付けた艇は順番に岸蹴りをしてゆく。観察していると社会人や中年クルーは手際よく短時間で岸蹴りしてゆくが、大学生クルーの中には荒川に出艇するのに不慣れな様でモタモタするクルーが散見された。後ろが詰まっているので「急いで!」と急かし8時45分頃には全艇岸蹴りを完了。右上の写真は岸蹴りの風景。これだけ沢山の艇が一度に荒川に出艇するのは初めて見た。

9時15分、予定通りレーススタート:

荒川の土手頂上に登り、上流の笹目橋方向を見ていると9時25分頃にエイトが下ってくるのが見えた。どうやら予定通りスタート出来た様だ。20秒間隔でスタートしてくるので、ヘッドレースは始まるとあっという間だ。最初のエイトが岸に着けるのを補助している内に、フォアやスカルのクルーがドンドンの上がって来る。揚艇補助要員として今回4名を充て、更に本部スタッフからも2,3名が補助したがこれで手一杯の状態。来年は最初から6名程度を配置する必要がありそうだ。そうそう、岸蹴り・揚艇補助要員は全員長靴を履くように事前に言っておく必要がある。

今回のレース結果は以下の通り:

男子エイト:

  1. 明治大学 19'42":優勝。エントリー前のギャザーが良い感じだった。
  2. 慶応大学 20'10"
  3. 法政大学 20'32"
  4. 一橋大学A 21'10"
  5. 一橋大学B 21'31"

男子エイト(40歳以上)

  1. 淡青会 22'25":優勝。来年はライバルが欲しい。

男子舵手付きクォードルプル

  1. 東京医科歯科大学 22'47":優勝。来年はM4X+には高校生も出漕すると思う。

女子舵手付きクォードルプル

  1. 法政大学 23'44":優勝。もう少し対戦相手が沢山欲しいところ。
  2. 東京大学 24'51"

男子舵手付きフォア

  1. 一橋大学A 22'07":優勝。優勝クルーに相応しいロスの少ないスムーズな漕ぎだった。
  2. 東京大学A 22'27"
  3. 一橋大学B 22'36"
  4. 東京大学E 22'58"
  5. 東京大学D 23'12"
  6. 東京大学C 23'25"
  7. 法政大学  23'31"
  8. 東京大学B 23'35"
  9. 一橋大学C 24'15"
  10. パルテ会  25'19"

男子シングルスカル

  1. 明治安田生命(光岡) 23'18":優勝。やはり荒川王者は明治生命に!
  2. 日本大学(依田)   23'30":大学1年生が良くぞ頑張った!
  3. 明治安田生命(浜田) 23'37"
  4. 日本大学(奥村)   23'43"
  5. 日本大学(寺島)   23'46"
  6. 明治安田生命(岡山) 23'50"
  7. 日本体育大学(小谷) 23'54"
  8. 日本大学(兼平)   23'55"
  9. 日本大学(岸本)   23'58"
  10. 日本大学(石田)   23'59"
  11. 明治安田生命中溝) 24'05"
  12. 日本大学(佐藤)   24'09"
  13. 明治安田生命(中尾) 24'11"
  14. 明治安田生命(長崎) 24'17"
  15. 日本体育大学(西川) 24'18"
  16. 日本大学(太田)   24'27"
  17. 日本大学(高井)   24'30"
  18. 日本大学(樋口)   24'31"
  19. 日本大学(久村)   24'42"
  20. 日本大学(小松)   24'50"
  21. 慶応大学(北川)   24'52"
  22. 日本大学(五十嵐)  24'53"
  23. 日本大学(池谷)   25'01"
  24. 日本体育大学(宮谷) 25'05"
  25. 日本大学(本郷)   25'19"
  26. 日本体育大学(島田) 25'23"
  27. 日本大学(松家)   25'26"
  28. 日本大学(残間)   25'34"
  29. 日本体育大学(酒井) 25'56"
  30. 日本体育大学(高橋) 26'57"
  31. 慶応大学(喜々津)  27'06"

<棄権>明治安田生命(湊、佐藤)、日本体育大学(外間)、慶応大学(笠木)

男子シングルスカル(40歳以上)

  1. 淡青会(小口)    27'41":優勝。来年はおやじも出たい!

女子シングルスカル

  1. 明治安田生命(藤阪) 26'06":優勝。やはり荒川女王は明治生命に!
  2. 明治安田生命(奥平) 26'24"
  3. 日本体育大学(沖田) 27'17"
  4. 日本体育大学(埜田) 28'11"
  5. 慶応大学(丸谷)   28'20"
  6. 法政大学(尾花)   28'52"
  7. 日本体育大学(黒田) 30'55"
  8. 法政大学(山瀬)   30'58"

<棄権>明治安田生命(稀代)

第1回大会としては大成功!

今回、荒川でのヘッドレースは初めての試みだったが、天候にも恵まれ、事故も無く無事大会を終えることが出来た。運営スタッフの皆様に感謝!
レース結果の方もまずまずのタイムが出た様であり、大成功と言いたい。
来年はレース日程を早めに決めて、3,4ヶ月前には公表する様にして参加クルーも増やそうと思う。このブログを見て興味を持たれた方は来年の出漕に向けて荒川で乗艇し、コースに慣れておく様にお願いしたい。
大会スタッフの皆さん、お疲れ様でした。また、来年も宜しくお願いします。
そうだ、レースに出漕した選手の声も伺いたい。宜しくお願いします。

以上