Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

戸田国際マスターズ初日:1Xレース

oyajisculler2007-05-04

今日は戸田国際マスターズレガッタの初日。おやじはM1XのカテゴリーC(43〜49歳)に出漕した。カテゴリーCに出漕したのは、LBRC同僚のO口氏と、川浚いにも参加してくれたN江氏、そしておやじの3名。この大会はFISAマスターズルールに基づいて行われており、出漕数が少ない場合は、他のカテゴリーと一緒にレースをする。おやじの出漕した組はカテゴリーD:1名、C:3名、B:2名の6名によるレース。FISAマスターズのレースは、1000mの一発決勝により行われるものであり、カテゴリー毎の1位が表彰されることになっている。
9時14分スタートの早い時間帯のレースなので、体が確り動く様にするには十分なW.Upが必要と考え、45分前には岸蹴りした。漕ぎ出すと略無風、絶好のコンディション。このままの状態が本番レースまで持てばと思いながらW.Up。一昨日、18km漕ぎ込んだので、やや脚に疲れが残っている様な気もする。
戸田レガッタはレース間隔が7分と、お花見レガッタより2分長いこともあり、W,Upゾーンの水域も比較的空いておりW.UPには支障が無かった。

レース状況:

ステッキに着けると、無風のまま。これは確り漕いでタイムを出さねばと考えた。Attention Goの合図でスタートを切る。5本+HP5本(SR37)でコンスタントに移行。若干リードした様だがポンと抜け出た訳でもない。今年から取組み始めたフォワードを速くした漕法で、軽いリズムで淡々と漕ぐ。250m付近のレートは33。この辺りで半艇身程リード。その後少しレートが落ちてSR32。500mに差し掛かるところで予期せぬ逆風が吹き、若干艇速が鈍る。(1500m付近は荒川土手・道路・マンションが複合した地形の関係で風が舞うことが多い)ここで怯まない様に確り漕ぎ進むが、レートがSR31.5まで落ちる。ラスト250mからレートを上げてスパート体勢に入ったが、2位以下とは水が空いており中々気合が入らず。結局ラストのレートは34までしか上がらなかった。途中に逆風に吹かれた以外は何事も無く順調に漕ぎきったレースではあるが、少々緊張感が足りず、十分に追い込めなかった様だ。

目標タイムの3'53"を概ねクリア?:

揚艇後に確認したレース記録は以下の通り。

  • 500m ラップ: 1'55"42
  • 後半のラップ: 1'58"84
  • 1000mタイム: 3'54"26

途中で逆風に吹かれた影響を1秒とすれば、無風換算のタイムは3'53"程度か?今回の目標タイム3'53"を概ねクリアしたと言って良さそうだ。
次の目標は、6月上旬迄に5秒改善して、3'48"をクリアすること。中盤のレートが一番落ちたところでもSR32以上をキープする必要がある。5月のレースペーストレーニングではSR32〜33を狙って取り組んでゆこうと思う。

戸田コースの水は汚れている:

戸田レガッタのパンフレットにも書かれていてるが、戸田コースの水は透明度が低い。というか、植物プランクトンや雑菌の巣窟と言えそうだ。夜間漕いでいる時は暗くて汚れが見えないが、日中漕ぐと、その汚さが良く分かる。LBRCエイトの練習は荒川でやっているが、荒川と戸田コースでは水の透明度に雲泥の差がある。最近、おやじのシングルスカルは気温の上昇と共に船底の汚れが目立つ様になってきた。船底の塗装が日焼けして痛んできたのかとも思ったが、試しにラビングコンパウンドで擦ってみると茶色い汚れがスッと落ちた。どうやら船底の汚れは、戸田コースの水に住着いている雑菌が船底の細かな傷(古い艇は多かれ少なかれ船底の塗膜に微細な傷がある)の中に入り込み、カビとなって繁殖したものの様だ。それが白い船底を茶色っぽい汚れとなって見えていた訳だ。
このまま愛艇を汚れたままにはしておけないので、船底全体をラビングコンパウンドを使って汚れを擦り落とした。下の写真が汚れを落とした後の船底。白く輝くとまでは行かぬが、汚れを落とす前と比べると非常に綺麗になった。

1Xでの練習は主に夜間実施することが多く、時間に余裕が無いので、揚艇したら船底をタオルで拭き取るだけにしていたが、これが船底を汚す原因になっていた様だ。今後は、T大のスカラー諸君がやっている様に、水道水とスポンジで、船底についた汚れた戸田コースの水を洗い流す様にしようと思う。
以上