Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

全日本社会人;初日はラフコン発生

oyajisculler2008-07-12

今日は全日本社会人選手権の初日。社会人選手権は今年で3年連続長沼での開催。マンネリ化が原因か、はたまた、今年から全日本マスターズレガッタが開催され、社会人選手権の年代別1Xレースの面白みが半減したか?真相は定かではないが、今年の全日本社会人は、昨年より参加クルーが少なかった。特に年代別1Xのレースは何れも出漕クルーが8クルー以下の為、1発決勝となってしまった。
この関係でおやじの出漕する40歳代1Xの初日のレースは、決勝と同じ組み合わせでのタイムトライアルとなった。

雨のち晴れ、西の風で長沼はラフコン発生;

タイムトライアルは9時10分発艇。7時過ぎに長沼に到着すると、殆ど無風の絶好のコンディション。これは良いタイムが狙えるなと思った。しかし、1時間もすると、西の強風が吹きだした。強風で水面に風浪が発達し、一気に長沼名物のラフコンとなった。

ラフコンの中、タイムトライアル;

岸を蹴って漕ぎだす。ゴール先のレーン見通し板の裏を通ってコースを横切ると、大きな波がドンブラコと襲ってきた。これは酷いラフコンと思いつつ、W.Upに入る。ハッキリ言ってスタート方向に向かう逆風では、レースペースでまともに漕げない状態。まあ初日のTTは決勝の順位と全く関係ないので、ラフコン自体を楽しむつもりで漕いだ。艇の方はウィングリガーだし、そもそもラフコンに強い艇を選んだこともあり、この酷いラフコンの中でも殆ど水は入って来なかった。(通常の3脚リガーの艇は、かなり艇内に浸水したとのこと)艇内への浸水は殆どないのだが、、ブレードの方はバタバタと水面を叩きまくって殆どまともに漕げず、力を出せなかった。この大順風にも関わらず、残念ながら4'04"と酷いタイムだった。でも長沼名物のラフコンは楽しめた。
そういう中でも40歳代1Xで1着に入ったO日向氏は、1人だけ4分を切るタイム(3'51")を出していた。やはり元オリンピック選手、しかもスカルの専門職。ラフコンにも強い、さすがだ。
以上