Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

今年の12月30日はポンド大賑わい;

さて、この24km耐久レースを始めた事の発端は、H17年12月30日。天気予報を見ると風も無く晴れの予報だったので、ボートが漕ぎたくなり戸田コースに出艇した。当時は12月30日に乗艇しているクルーは他になく、絶好のコンディションの戸田コースを1人で悠々と漕いだ。こんなに素晴らしいコンディションのコースを1人で漕ぐのは勿体ないと思い、翌年、H18年から毎年12月30日に1Xによる24km耐久レースを実施しているもの。
昨年までは、T北大やKO大が9時過ぎまで朝練習があった程度で、24kmレースを行う9時過ぎには24kmレース出漕者以外に乗艇するクルーは殆ど見られなかった。
ところが今年は、先ずカヌー軍団20艇の乗艇、そしてT北大小艇が10艇程度、更にこの時期見かけたことのない、MY生命、NTT、N大の小艇クルーが沢山出艇してきた。24kmレース出漕者も20名以上いるので、暮れも押し詰まった12月30日の戸田コースに、なんやかんやで60艇近いボートが浮かんでいた。これは通常の週末と変わらない様な賑わいである。
まあ、日本ボート界としては年末年始も休みなく練習を継続すると言う意味では望ましいことである。(12月30日の戸田コースが穴場であることを少々声高に宣伝しすぎたか。。。)

レース状況;

1km程、W.Upした後、9時からレース開始。ナンバープレート順に概ね30秒間隔で1人ずつスタートを切る。4つ前を行くK藤さんとの年齢HCP差は頭に入っている。カヌー軍団が残した曳き波の中をスタートした。

水面が畝って少々漕ぎにくいが皆条件は同じであり、淡々と漕ぎ進む。こちらは24kmで約2時間の乗艇であり、先にカヌーが揚艇するだろうと期待しながら漕ぐ。3周目に入る折り返し地点でK藤さんを抜いた。順調に艇差を広げており、このまま行けば今年も優勝できそうな雰囲気。4周漕ぎ終えた頃にカヌーが揚がり、水面がフラットになってきた。後半であるがコンディションが良いので若干艇速が上がる。K藤さんとの艇差を確認すると、それほど開いていない事に気づく、これは頑張らねばとラスト2周でレートを26まで上げて突き放しに掛る。ラスト1周はレート27まで上げて残った力を出し切る様に漕いだ。前を行くスカラーは全部抜いたので、最初にゴールインした模様。手元のスピードコーチのタイムは1時間55分24秒。途中の水補給時に時計がとまるのを勘案すると1時間56分程度と推察された。昨年が1時間54分42秒なので1分ほどタイムが悪化したことになる。2100m地点の折り返しブイが8m程東側にずれていることやカヌーの曳き波を食ったことを勘案すれば概ね昨年と同じパフォーマンスで漕げたと思う。

レース結果;

レース後に貰ったレース結果一覧表は以下の通り、少々見難いかも知れぬが、年齢HCP控除後のネットタイムで、今年もおやじが優勝。(4連覇達成)計測生タイムのベストはKO大学のK嶋選手。おやじとの差は僅かに7秒。ウーン、ノーマークだったので気付かなかった。もう少し追い込めば良かったか???

2位はおやじのライバルK藤さん。ラスト2周の引き離しが効いて2分半程さを付けることが出来た。レース後のK藤さん。

戸田で24kmの漕ぎ納めが出来て満足そう。

2009年の漕破距離;2521km

12月の漕破距離は230km。1年間の総漕破距離は2521km。
月平均210km。良く漕いだ。
懇親会で東京ぼーっと塾の塾長から、「おまえ随分イイ漕ぎになってきた」とお褒めの言葉を頂いた。(少し前は下手だったということか???)
ボートは、Mileage makes champions!
体力の方は高齢化による体力限界の漸減カーブと、トレーニングによる体力向上カーブがミートしつつあるが、漕技改善により乗艇艇速の方はもう少し改善して行きたい。この辺りを2010年の課題にしようと思う。
以上