Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

レール下パッドの製作:

自艇:Goten号のレール下に敷いてあるプラスチック製パッド(座)が横方向に湾曲してしまう問題がある。これまでは横に湾曲しない様に、デッキ面に両面テープで張り付けて横にずれないようにしていた。冬場はこれで問題なかったが、気温の上がる夏場になると、両面テープの粘着力が弱まるのか、湾曲してずれてしまう。大きな問題はないが、見た目にもみっともないので、パッドを木製に換装する事にした。下の写真は湾曲したプラスチック製パッド:

20mm(B) x 3mm(t) x 900mm(L)の木製角材をDIYショップで購入(2本で300\程度)し、自宅でレールパッドに加工。75cmにカットし、角を面取りした上で、ニス塗り。下の写真はニス塗り後のパッド材。

これを本日艇庫へ持参。

パッド換装:

本日艇庫へ到着すると、まず、パッド換装作業を実施。揚艇後に作業する事も考えたが、雨が降ると作業し難いので乗艇前に実施した。
先ずは現在のレール位置をマーキングし、換装後にレールを元の位置に取り付けられる様にした。次にレールを取り外し、元の湾曲したプラスチック製パッドを取り外した。下の写真の通り、かなり酷く湾曲している。(プラ製パッドは2本で95g)

今回製作した木製パッドにボルト穴を明ける位置をマーキングし、電動ドリルで穴明け。下の写真はデッキに取り付けた木製パッド。長さもピッタリだ。(木製パッドは2本で45g。従い、パッド換装で艇が50g軽くなった

下の写真はレール取り付け後の完成状態。

これで今後はパッドの湾曲問題は生じぬ筈。

1X乗艇:

レールパッドの換装が終わったので早速乗艇。前線が近づいている様で、9時前に急に気温が下がり始めた。当初、荒川に出そうと考えていたが、前線通過時に雷雨・強風となる事が予想されたので、今日はポンド出艇に切り替えた。
1周目はノーフェザーフィニッシュワークとパドルアップを実施。この間に朝から出艇していた大学クルーの大半は揚艇。水面上に残っているのは、おやじと高校生クルーのみ。U和一女は御嬢様学校という話だが、インターハイ決勝の常連になってからは、戸田コースで練習する高校生としては一番練習量が多いようだ。
2周目からは、LSD:16km漕。前線が近付いてきた様で、岸けり時に30℃程度あった気温がグングン下がるのが感じられた。同時に東寄りの風がドンドン強くなって、水面に風浪が発達し始めた。LSDの2周目に入ったところで雷雨となり、一気に土砂降りの雨となった。大粒の雨が降り注ぎ、水面が真っ白になり視界が遮られる程だった。雷が近くで鳴り始めたが、戸田コースの周辺にはマンションなどの高層建築物に避雷針が沢山あるので、高度の低い戸田コース水面上は大丈夫であろうと考え、そのまま乗艇続行。(安全に関する間違った情報は削除)
3周目が一番酷かった。4周目は少し雨風が治まった。
上記の様なコンディションだったので、ブレードワークなど、テクニカル面でのフォーカスはアヤフヤではあったが、ラフコンで漕ぎ続ける経験はなかなか得難いもの。今後、レースで同様な天候になった場合は、今日の経験が役に立つ時が来るかもしれない。

本日のF/B:

  1. 天候:曇り後、雷雨、北東の風3〜5m、気温30℃→25℃(前線通過で気温低下)
  2. 1周目:W.Up (4km)
  3. 2周目以降:LSD 16km漕
  4. 平均レート:SR17.9
  5. DPS: 10.3m
  6. 平均艇速:2’43”2/500m
  7. SpeedCoach Cal.値補正:0.950→0.940
  8. 心拍数: Ave.125, Max.136

以上