Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

漸くマトモな艇速出る!

oyajisculler2014-08-16

先週辺りから、ジュニアチームのフラッグシップである付きフォアが、スランプに陥っている。
というか、これまでは2.4km x 3や、短漕インターバルで、平均艇速で管理していた為、1本目はW.Upの延長で、必ずしも最大出力で取り組まず共、メニューの後半で取り戻すこともできた。
事実、一本目はあまり艇速が伸びず、ラストセットのスパートで帳尻をあわせる様な練習も多々見受けられた。トレーニングとしてはトータルで見ているので、これで問題は無い。
一方で、レースは2000mの一本勝負。W.Up不足で調子が出なかった等と言っても取り返しは効かない。
今週に入って、2000mTTなど、一本勝負のレースシミュレーションを入れているが、このところ、期待した艇速が全く出せない状態が続いている。
おやじにしてみれば、”何やってんだコイツら!”である。
しかし、冷静に考えてみれば教え子は、”ジュニア”であり、百戦練磨のアスリートでは無い。やるべきことを噛み砕いて教えるのがコーチの役割。
という事で、昨晩、考えて土日の乗艇練習スケジュールを変更し、ジュニアフォアが艇速及び出力を発揮しやすいものに見直した。
具体的には早朝は”眠気眼で気合が入らないので、本番レースに近い時間帯の日中に本メニューを行う”ことに変更。副次効果として、早朝にUT系の乗艇を入れる時間的余裕ができたので、もはや眠気眼の心配なしとなった。

早朝:2−&1Xで、並漕練習

インカレの2-予選レースは朝7時30分からスタートする早朝レース。このレースに合せて、2−の本メニューは早朝に実施。今朝は2000m三分割の700m x 3を行った。1Xを25秒先行スター著させて、後からスタートする形式。今朝は南南西の風。笹目水位塔から下流に向けて実施。ウェイクに遭遇することもなく、無事メニュー完了。
ラストまで1Xは粘ってほぼ同時にゴールして完了。
2−の二人、ジュニアエイトの最下位ペアだが、このインカレ2−の練習を介して、独り立ちできるようになってきたと思う。勿論、2−専属の伴走コックス:T畑による二人三脚の効果があってのこと。

午前:4+の本メニュー

一昨日の2000mTTで、ジュニアチームを"がっかりさせた"張本人、4+クルー。昨日の夕刻のMTGも含め、練習で確り全力を出し切るための環境作りで、当人達を追い込み、後は自分次第という環境を整えて今日の午前:本メニューに望んだ。
今日の本メニューは2000mの三分割の700m x 3(レスト200mLW)。高速巡航させることが目的なので、順風での実施を前提とした。今日の午前(昼頃)は真東の風が3m程度吹いていた。
この時間帯は下げ潮で流れと風が喧嘩して戸田〜笹目間は風浪が発達してドンブラコ状態。
こういう状況でも水域を変えれば波の無い水域を選択できるのが荒川の良いところ。
今日は笹目橋から大曲に向けて上流方向へ700m x 3を行った。この水域とすることで風向は斜め順風となり、風浪が発達せずに順風を受けるメリットを享受できる。
さて、このGoodな環境の中、ジュニアフォアクルー諸君も頑張り、目標艇速には少し及ばないものの、まずまずの艇速が出せた。おーヨシヨシ!
本メニュー後は、大曲から戸田橋まで逆風&ラフコンの中、ゆったりとUTで 戻った。
以下、午前の様子:
 am A尾が水温計測中(27℃)
 東風4mのラフコンでUp
 700m x 3 1本目スタート
 メニュー終了後のUT
 笹目〜戸田間のCDはラフコン
 同上
 揚艇

午後: 艇重量調整など

来週木曜日からインカレが始まる。近頃のレース艇は下限重量を切る軽さの艇がザラにある。4+艇は3kg近く重りを積む必要があり、結構大変。
2-艇は、今年春先の荒川での部内艇どおしの衝突により リガーが大変形しているので、交換用のリガーをフィリピ社に注文。要約、今週になって届いた。
今日はリガーを交換し、午後乗艇。
一周漕いだ後、不具合事項を聴取し、更に微調整。
レースはこれで行けそうだ。
午後の様子:
 2−の#Sはリガー交換
 対校8+艇の接合・組立
 木鶏の軽量
以上