Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

社会人選手権の写真など

oyajisculler2018-07-10

社会人選手権が終わって二日目だが、大会にいらしていた知人2名からレース中の写真などを送って頂いた。

一人で遠征したので、自分のレース中の写真を撮影する事が出来ないので、撮影頂いたレース中の写真は貴重だ。

*初日の予選レース:
50歳以上シングルスカルは4クルーしか出漕しなかったので、予選は決勝のレーン配置を決めるためのタイムトライアル。
翌日の決勝までの時間が多くないので、予選はレートを落として(SR26前後)1本1本DPSを伸ばすイメージで漕いだ。
しかし、さすがにレートが低すぎて良いタイムが出なかった。
加えて、有効レンジを伸ばそうとフィニッシュでの腕引きを強調した結果、腕が疲れて腕がボトルネックになってしまった。


二日目朝の決勝レース:

予選と同じ4名での決勝レース。
予選ではレートを落としすぎてペースが上がらなかったので、決勝ではSR28以上をキープすることを予め考えた。
決勝の朝は、東、乃至は南東の確りした風が吹いていて、風下となるスタート地点付近は水面がチャプチャプしていた。
500mから1500m地点の間も南東の斜め逆風が吹いて、斜めからの波も出ていた。
逆風ではレートを落とすとフォワード中に風の抵抗で艇速が落ちる。また、1本1本が重いので腕で長く押そうとするとレートが落ちる。
そこで、腕引きは抑えめにし、少々フィニッシュの有効レンジg短くなるがドライブの強い脚と腰をメインに使って、高めのレートで漕ぎ通す事を狙った。
W.Up中にこの漕ぎを試すと、逆風の中でもテンポよく漕げることが確認できた。
ということで、スタートハイピッチの後も上記の漕ぎで高めのレートをキープし、上体をリラックスさせて軽いリズムで漕ぐ事に集中した。
レース後にSpeedCoachのメモリー詳細を見たところ、250m以降1500mまでのコンスタントは、SR29.5〜30の一定したレートをキープ出来ていた。(レース中はSpeedCoachのモニターを一度も見なかったのでレート値は把握していなかった)
艇速も2Q, 3Qはほぼ横ばいで一定していた。

以下、SpeedCoachメモリーのQ毎のデータ:

  1. 1Q: 2'09.9, SR31.9 (スタートハイピッチ付き)
  2. 2Q: 2'17.5, SR29.6
  3. 3Q: 2'17.3, SR29.7
  4. 4Q: 2'12.7, SR31.2 (4Qはレートアップ及びスパート付き)

公式タイム:8'56.51

レース中の写真:
 決勝ラストスパート
 決勝ゴール通過
 ゴール後。優勝を決め、ガッツポーズ。
 表彰式

以上