1月12日

この日は朝からMacWorldです。こちらはほぼ仕事に関係ないので午前中だけざっと見て、あとはサンフランシスコを観光しようと決めていました。
会場はホテルから近いので徒歩です。街の風景を眺めつつ。


会場はCESに比べると小さな、日本でも良くある広さの展示場に見えました。今年の目玉iPhoneは、円筒形のケースの中でぐるぐる回っているだけで、手にとって操作してみることはできませんでした。

会場で昼食。カフェラテとフルーツサラダのみ。字面だけ見ると少ないように見えますが、このサラダが丼サイズなのです。CES会場のフードコートのサラダも同様でした。アメリカはどこでもこんななのでしょうか。しかし、ハンバーガーと違ってフルーツは口に合わないということはなく、普通の桃と普通のメロンと普通のパイナップルでした。普通がこんなにありがたいなんて。
会場を出て街へ。目指すはもちろんサンフランシスコ名物ケーブルカー乗り場です。お、あったあった。

写真は終点で方向転換しているところ。思った以上に年代物で、あちこちからギシギシと鳴る音が聞こえます。片道5$・往復10$なのですが、旅程を決めていなかったので11$の1日乗車券を買いました。無駄になるかもしれませんが、まあ1$ですから。
ケーブルカーは急坂を上り下りしながらフィッシャーマンズワーフへと向かいます。日本の通勤電車のように向かい合わせに座るのですが、座席は公園のベンチのような木製でクッションなどもないので、一番急なところでは坂の下に向かってお尻が滑り落ちていきます。横の人にぶつかってソーリーってな感じです。
急な坂をギシギシと走るケーブルカーに小一時間揺られ、反対側の終点に着くとフィッシャーマンズワーフはすぐそこです。古い桟橋に、昔この港を盛んに出入りしていた帆船や蒸気船が保存展示されています。

遠くに見えるのはゴールデンゲートブリッジ。エンパイア・ステート・ビルと並ぶ1930年代の巨大建築です。今でこそ日本にも明石海峡大橋をはじめとしてゴールデンゲートブリッジを上回る巨大橋がありますが、当時はさぞ大きく見えたことでしょう。近くまで行ってみようとは思っていましたが、先に明石海峡大橋見ちゃったし、時間があったらでいいか。と思っていたら案の定、結局行かずじまいでした。
反対側に目を転じるとアルカトラズ島が。

一見かなり近くにあるように感じます。脱獄囚が泳いで岸に渡ろうとしたのも頷けます。強風の中、桟橋では観光客が入れ替わり立ち代り記念撮影していました。

フィッシャーマンズワーフをぐるっと一回りし終え、お土産も買ったところでペニープレスをもう1枚。手回し式のグランドキャニオンと違い、こちらはモーター駆動でした。

それにしても寒い。もっとあちこち見て回りたかったのですが、寒さに耐えかねて足がホテルへ向きました。今度来るときは絶対もっと暖かい季節にしようと思いつつ。