Anders Hejlsberg氏によるC# 4.0解説

http://channel9.msdn.com/pdc2008/TL16/
PDC 2008のストリーミング配信。C# 4.0の解説です。

スライド見やすいですし、実際にコードを書いてのデモもあるので、英語苦手でもがんばって見てみてはいかがでしょうか。

Dynamic Language であることを強調。C# 4.0からはDLR上にC#が乗っかる構造らしい。
デモではSilverlight とのシームレスな連携など。SilverlightJavascriptをCSファイルにコピーして少しの修正で動いたり。

関数のデフォルトパラメータ。これにより引数を省略することができます、会場から拍手。作成者からみれば関数のオーバーロードと被るので苦渋の決断なのかな。使う側としては便利になるのでありがたい。
これにより、OfficeのCOMとの連携もかなり楽になります。

細かい話は省きますが、現場にいかに浸透するか、という視点で考えると、Dynamic Languageの機能拡張により、メタプログラミングの可能性、ひいてはDSLにもつながる話で、これらを使いこなすことによる開発生産性の向上を期待したい。諸刃の剣的不安もあるけど。


Visual Studio 2010 CTP のダウンロードは
Microsoft Download Center: Windows, Office, Xbox & More
から、導入に関しての注意などは
http://blogs.msdn.com/dd_jpn/archive/2008/10/28/9019814.aspx
などで。