保田の道の駅 保田小学校


快晴の5月下旬、千葉県保田へ。
その前に久々、約7年ぶりに鋸山へ。金谷のフェリー乗り場からすぐです。



ロープウェイが標準的な行き方ですが、初めて上まで車でいってみました。




山頂まで約10分。駐車場は割と広いです。





山頂駅からはこれだけのビュー。
いややはり鋸山気持ちいいです。



渡り廊下を渡り、山頂駅へ。




山頂駅は昭和が未だに続いている素晴らしいスポット。
特に展望レストランの雰囲気が凄く良い。ここに来るだけでも十分楽しめます。



鋸山は石場。良質な房州石が採れたこちら。現在はやめてしまっていますが、
未だ石垣などに使われているところをみつけに行くのも楽しいかも知れません。


鋸山を離れ、保田へ。保田は金谷の一つ先の小さな街です。


こちらに小学校の廃校を道の駅にした道の駅保田小学校があります。
小学校の廃校が道の駅。運動場が駐車場に、体育館がお土産売り場に。
ワケ分かりませんが、これが案外良く出来ていて、いいコンサル入ってるな〜!というくらいの出来でした。



こちら、教室に泊まることも出来るのです。



この完全に小学校の廊下を行くと、宿泊出来る教室が並んでいます。






この割合現代的な教室に泊まれる、というのが結構楽しいのです。
古めの小学校の廃校を宿泊所にというのは地方ではかなり沢山あると思いますが、ここは
わりと都心から近く、最近まで使われていた小学校にそのまま泊まれるのが楽しい。






こういう子供向けの施設もあって家族連れには嬉しい限り。





そして道の駅なので設備が結構揃っているんですね。
ココでとても楽しかったのは金谷のイタリアンレストランのGONZOが支店を出してて
土日は夜も営業しているのでゆったり楽しめるところです。
地元の魚や野菜を使ったイタリアン、当然メッチャ美味しいし、安いんですね。
千葉、最高!







地方の賑わい創出というのはお題目だけでうまくいかない例がたくさんありますが、
廃校を道の駅に再利用するというのはコストも割とかからず、このやり方はとても上手いなと思います。


ただ、もっと小学校を意識した道の駅にしても良かったのかなと思います。
泊まると凄く感じるのですが、立ち寄りだけだと意外と小学校感、無い部分もあるんです。


小学校ほど日本人みんなに共通したブランド認識がある施設もないのではないでしょうか。
これを活かさないのはもったいないかなと。
チャイムやトイレ、給食、プールなどいろいろと道の駅に出来そうなネタは揃っていたと思います。
土日限定で教室で授業やってたりしてもいいし、鉄棒とか雲梯などそういう遊具も残しても良かったかなと。
まだ出来て半年も経っていないので、これからの運営に期待したいところです。