凄え良いよ いすゞプラザ

日本の自動車メーカーで唯一広報施設がなかったといういすゞ自動車
我が家は長いこといすゞの乗用車ユーザーだったこともあり、縁を感じます。
タイでもトラックはもちろんのこと、いすゞピックアップトラックにはずいぶんお世話になりました。


そんないすゞに今年の4月、初めての広報施設が誕生しました。それが藤沢市湘南台にあるいすゞプラザ。
この施設がとても良かったので、ご紹介。




2017年に出来たということでピカピカの建物がお出迎えです。
研修施設としても機能しているため、多分社内向けの宿泊施設もあります。
面白いのはこの宿泊施設に一般の利用者も宿泊出来ること。こういう取り組みはあまりないですよね。




受付でシールを貰うと一番始めに展示されているのが、こちらのウーズレー。
いすゞ自動車の前身である東京石川島造船所が、英国ウーズレー社と提携して大正13年国産化したトラックです。



Christmas時期ということで、トナカイが乗車しております。






この施設がオープンするにあたり、新たに書き起こされたであろう、いすゞの歴史イラスト。
精密イラストに近いテイストで統一されており、好き。


次に展示されているのは模型パノラマ。
この完成度がさすが、2017年、というものです。
ハンブルグのミニチュアワンダーランドと同じように車が自走します。
現在ある国内の模型パノラマで車がこれだけ自走するのは無いと思います。

特筆すべきはストラクチャーや人形がかなりの数ワンオフ品であること。
ミニカーもいすゞのものはそれほど多くないわけで、必然でもあるのですが、ワンオフ品として3Dプリンターなどで作成したそうです。

これはやっぱり偉い。
鉄道博物館のパノラマは既製のストラクチャーばかりで味気なさを感じていた方には結構新鮮だと思います。





街の遊撃手。

いすゞの伝説のCMですね。その再現。これも動くんですね。



いすゞ以外の乗用車は、なるほど、ほとんどがドイツ車などの外車。
そうですよね。結構そこはシビアなんだなと妙に感心しました。



温泉旅館。露天風呂にもちゃんと人が。一番端っこにあるので、注意してみないといけません。



そして地下に洞窟!こういうのが模型の一番の楽しさですよね。


次回は歴史展示や作り方の展示などを紹介いたします。