2011-05-24
『Little Brother』
CMで観たときからこりゃヤバいフルコーラスで観たらその場で萌死しちゃうんじゃないかと危惧していた伊藤かな恵のニューシングル、『つまさきだち』のPVが思っていた以上に破壊力抜群で25回死んだ。
観た瞬間その場で萌死→伊藤かな恵の天使パワーで萌復活→また萌死→伊藤かな恵の天使パワーで萌復活→萌死→萌復活。デ・ソヤ神父大佐ばりに何度も死と復活をくりかえしながらこうしてこの日記を書いているわけですが、なんなのよあのエロさ。星模様の入ったピンクのタイツとか反則じゃね? 青と赤を基調としたキラキラの衣装が似合いすぎだし、手に持ったタンバリンもただのタンバリンなのにすげえかわいい。あとなによりコロコロと変わる表情、バリエーションに富んだ笑顔がヤバすぎる。そりゃ死ぬわ。日本中で絶対もう1100人くらい死んでるわ(わりとガチな予想)。
曲自体も「なんだおいジュディマリか?」と思わずツッコミたくなるような超王道パワーポップで大変すばらしく、とりわけ2番のBメロ、1番とはパターンを変えてくるドラムとベースが心憎いです。
ぼくは今日、いったいあと何回死ねるんだろう。
といったあたりでそろそろ本題を終えて、閑話に入ろう。日本においてはデビュー長編、『マジック・キングダムで落ちぶれて』の帯に池澤春菜が推薦文を寄せたことでのみ有名だった(あくまで俺認識)コリイ・ドクトロウの第4長編、『リトル・ブラザー』の感想である。
冒頭からなんだこのラノベ的展開&文章でひたすらに読みやすく、おおなんだドクトロウやるじゃん、『マジック・キングダムで落ちぶれて』つまんなかったけど、つまらなすぎて最後まで読み通せなかったけど、だなんて思っていたら、読み終えたあとにヤングアダルト向けに書かれたものだと知って大いに納得。女の子のキャラクターとか適度に改変してやれば、ふつうにジャパニーズ・ライトノベルとしても通用しそうだね。日本でアニメ化企画を立ち上げてもいいレベル。
プチ・ディストピア的管理社会において、一介の高校生が政府の監視の目から逃れるためにXBOXをハックし、独自のネットワークを立ち上げ、そこを通じて人脈を広げていき、最終的に体制の転覆を謀ろうとする、という展開は実にタイムリー。ぼくたちはPS3のネットワークがいとも簡単にハックされてしまったことを知っているので、いかにも起こりえそうなものとしてこの小説を読むことができるわけだ。
XBOX LIVEはPSNとは比べものにならないほど堅牢なので、リアリティを保つためには作中でハックされるゲーム機はXBOXではなくPS3のほうがよかったんじゃないかと思うひともいるかもしれないが、よくよく考えてみればXBOXでなければならなかった理由が、PS3ではダメだった理由が思い浮かぶはずである。
PS時代のキミは好きだったよ。
