磁器のひびを金継ぎのように修復『金継初心者セット』〜まちかど情報室

2015年5月14日　おはよう日本　まちかど情報室　「思い出の品大切に」で紹介された、陶磁器のひびを金継ぎのように修復できるセット『金継初心者セット』です。

ちょっと高かったけど気に入って買ったお茶碗やお皿。
使っているうちに割れてしまった・・・。
形あるもの宿命ですがショックですよね。

そんなときに日本伝統の修理法「金継ぎ」で修復することができます。
初心者でも簡単に金継ぎができるのが『金継初心者セット』は、接着剤に使う漆や小麦粉・金粉・仕上げに必要な砥石などが一式セットになっています。

修理するときには漆に小麦粉や炊いたお米などを混ぜ合わせて絵割れたところをくっつけたり、かけた部分を埋め合わせたりします。装飾したい部分に赤い漆をぬりその上から金粉を塗ります。乾燥させたあとは継ぎ目とそのまわりを丁寧に磨き上げればできあがり。

手間がかかるので完成まで数ヶ月間楽しめます。

メーカーでは安全に漆が使えるように、金継ぎの方法を1から教えてくれる無料の講習会も開かれています。

使っている方の感想は、
「もう一回つなげられるのはすごくうれしいし、乾燥を待っている時間はぜいたく。出来れば早く直して使いたい思いもありますが。自分で治せてよかったなと思います。」