名刺ファイリングOCR、cardminder

名刺ファイリングOCRが、いずれかのwindows updateの機会に動かなくなる。
OSはwindows8.1。
その対応について書いてみる。

1 cardminderへのデータの変換を試みるが、途中でエラーが出て止まってしまう。
データ数は5000を超えており、また、一部、画像とデータが合わなくなっているところがある。
そうしたことが変換エラーを起こす原因になっているのかも知れない。
しかし、5000を超えるデータにアクセスできなくなると、いろいろな面で業務に問題が出る。
そこで、何とか対応を考えることにする。

2 まずは、現有のwindows7マシンで名刺ファイリングOCRを動かし、名刺ファイリングOCRが持っている、他のデータベースへの書き出し機能を利用して、エラーの出ないデータについて書き出しを実施する。
そして、これをcardminderのデータに変換する。
これについては、一部のデータでやってみたところ、うまくいったので、継続してやってみようと思っている。

3 一方、ふと促されるままに、windows8.1をwindows10にアップデートし、また名刺ファイリングOCRも最新版にアップデートして動かしてみたところ、動くようになっている。これは怪我の功名という感じか。とにかく同一のマシンで全名刺にアクセスできるようになったので、一時的な問題は解決という感じか。

4 そもそもの問題として、cardminderにデータの併合機能がないことが大きい。
 仮に名刺ファイリングOCRから従来のデータをcardminderの形式に変換できたとしても、それを参照するためには現在参照中のデータベースを一旦閉じて他のデータベスを開く、といった面倒なことをしなければならない。先に書いたように、名刺ファイリングOCRには書き出しという併合機能があったのだが、どうしてcardminderではそうした機能がなくなってしまったのだろうか。これは本来データベースとして必要な機能ではないだろうか。
 この辺のポリシーがよく分からないのが残念なところだ。

5 なお、windows8.1で動かなかったソフトウェアがwindows10になると動く、ということがある。
 実は、ダウンロードで購入した「最果てのイマ」がwindows8.1では動かなかったのだが、windows10になったら動くようになった。
 もともと2つともサポート外のOSではあるが、不思議なことだ。
 windows8.1というのは、スタートボタンの動きからして、非常に使いにくいOSだった。
 また、私の身近な人も、windows10になって、windows8.1のときよりPCが早くなったように思う、と言っていた。
 大変興味深いことだ。