大晦日の日記と2009年総括。

正月飾りと阪急8003初詣HM@梅田

とうとう2009年も最後の日になってしまったわけですが、とりあえずまずは今日の日記。


まぁ昨日と同様に東大化学があるわけで、それに合わせてまずは昼食…というのもいつも通り。
しかしまぁ大晦日なら定番の『年越しそば』というものがあるのでなるべく蕎麦が食べたい。とはいっても西北の番馬亭なんて絶対行列で無理。
というわけで梅田に蕎麦屋はないものかといろいろ探してみたんですが、うどん屋がひしめく駅前ビルの界隈には驚くほどに皆無といった状態で、辛うじて新梅田食道街に何軒かあるのを発見したのでそこに行ってみることに。
まぁ年越しそばは『細く長く』という縁起物としての意味も込められているらしいので、それだけで言えば別に博多ラーメンでも何でもいいと思うんですが、まぁやっぱりね。。


ですがこの新梅田食道街、ここがいつもならもう少し活気があるというのにさすがに大晦日ともなるとほとんどの店は閉まっていてさながらシャッター通り商店街。せめて蕎麦屋ぐらい需要のある大晦日は営業すればいいのに…。
しかしここで心強い味方が登場。大阪駅の立ち食いでも有名なシオヤの系列の『潮屋』という半立ち食い(一部にカウンター席もある)の店があって、そこは今日も元気に営業中。夕食が豪勢になるというのは確定情報だったのでまぁお昼ぐらい軽めでもいいか〜朝も遅かったし、、というわけで今日はここに決定。


鶏天そば
鶏天そば390円。大阪駅の立ち食いと同じく生麺を使っているということで麺は素晴らしい…とまではいかないとはいえそこそこのクオリティ。街中でこそ埋もれますが、駅そばでこのクオリティなら大したものといった感じでしょうか。いやまぁ今日は駅ではないんだけど。
ダシはというと結構丁寧に作られてるダシで、関西風とはいっても一般的な関西ダシよりも心持ち濃い目ぐらいなので逆に蕎麦にはよく合います。この間緑地公園の駅ビルの蕎麦(のダシ)がorzだっただけに余計痛感しますな。
そんなわけで、一応大晦日に食すべき年越しそばもクリア。この具が入って390円ならまぁなかなかのもんです。


そして駿台に行って東大化学…まではまだ30分以上もあったので、近くのコンビニ(なんと初めて行った…あんなとこにサンクスがあったとは…!)で林檎のゼリーを買って食べつつ化学のプリントを眺めて待つこと半時間。ようやく授業が始まる…というわけではなく今日は前半75分で東大形式(とはいっても微妙に出題傾向が違う)のテストを解いて残りで解説するというテストゼミ形式。ある意味これでこそいつもの北山師の授業っぽいかも。
とりあえずまぁ、なによりも凡ミスで落としてる点が勿体ないからなんとかこれを減らす方向に頑張っていくのがこれからの課題なのかもしれません。
そして帰り際にいまいち氏(仮称)にノートを返すつもりが結局返せなかったのでとりあえずこの間のセンタープレの成績表だけ受け取って帰る。理I理IIともにB判でしたが、センター系の模試でB判が取れれば上出来。センターはこの調子で本番もコケさえしなければなんとかなりそうです。


さて、そんなわけで東大化学の4日間の授業も終わったので、ガラガラの御堂筋線で数年後には廃車になるであろう1104Fに乗って梅田に行き、祖母宅にいとこを連れてきている叔母からのリクエストにより阪急のりばからUターンして阪急百貨店でスイーツを買って帰ることに。うめだ阪急もなかなかの人出でした。大晦日もちゃんとこの時間まで開いてるのはありがたい。
…しかしいざ買おうと思ってもやはり賞味期限の短い生菓子系は今日全部売らないといけないので、大半がハケてしまって店頭にはもうほとんど残っていない状態。
そんな中でシーキューブに自分的にはストライクゾーンど真ん中な『イチゴとチーズのドルチェ』の、しかも9人で分けるにはおあつらえ向きであろうLサイズのやつ(2940円)がちょうど最後の1個だけ残っているのをめざとく発見してなんとかそれをGet。例の一件については一度拒否権を発動したことで自分の中ではもう終わりと思っているので別に躊躇いはなく。それにしてもなんとタイミングの良い…w


正月飾りと阪急8003初詣HM@梅田
そして2009年の阪急の乗り納めはこれでした。転クロ付きの8003Fでしかも初詣HM付きともなれば乗り納めにするにはこれ以上無い存在。それにしても梅田駅に飾られてる正月飾りがどれもかなりのクオリティ。


その後は家ではなくいとこの家族3人が来ている祖母の家に直行し、これで全員揃いました。そんなわけで今日はみんなでしゃぶしゃぶ。


しゃぶしゃぶ牛肉
いつも正月になるとかなり高い牛肉を買って年に一度のしゃぶしゃぶをするというのが恒例行事になってるわけですが、今年は都合により1日早く大晦日に。
もちろんお肉が美味しいのは言うまでもありませんが、そう、大晦日のお茶の間といえばアレですよ、紅白。
ひとつひとつの項目を挙げていってもキリが無いのでやめときますが、あのイギリス人のおばちゃん(名前忘れた;)まで出てきたのには驚き。そして福山雅治が長崎のグラバー園からの中継で『はつ恋』を歌っていた時に、演出用にばらまいてるのかと思うほどピッタリの雰囲気で多分本物の雪が舞ってたのは驚きました。流石。


そしてしゃぶしゃぶの後デザートということで、

イチゴとチーズのドルチェ(その1)


イチゴとチーズのドルチェ(その2)
イチゴとチーズのドルチェ。見た目にも可愛らしくて華やかですが味ももちろん美味でした。


そんなわけで、紅白やカウントダウンのジルベスターコンサートといったものを見ながらみんなで団欒というある意味基本に立ち返った正しいトラディショナルな日本の家庭の過ごし方といった感じになりましたが、ま、こういうのも良いなぁなんて考えてしまった大晦日でもありました。





そんなわけで2009年が終わります。実はこの日記を書いている瞬間はもう既にとっくに2010年になってしまっているんですが。
人間楽しい時間はあっという間に過ぎると言いますが、実は楽しく充実している時間は後から考えても凄く中身のある案外長かったもののように感じるものだったりするわけで、実際自分の場合は高1の夏休みの時なんてあまりの充実っぷりに2学期が始まる頃には1学期なんてまるで1年前のことのような気さえしたもんですが、
今年の場合は高3の日々や卒業式といったエピソードからまだ数ヶ月も経っていないような感じがします。
一年を四字熟語で表すならば『無味乾燥』あたりが適切なのかもしれないし、それまでは非常にいろんな起伏に富んでいた日々が一転してどれほど平凡かつ単調な日々に変わってしまったかということは、毎日このブログを見てくれている人の人数がわずか1年にも満たない間に実に半分にまで減ってしまったという動かぬ事実が何よりも雄弁に語ってくれているのです。そしてその単調さに次第に慣れて何も感じなくなり、そのたびごとにそんな自分に嫌気がさす…といった繰り返しだったんですが、まだこういった感覚を保てている分だけ救いようはありそうな気がします。
しかし、勉強こそ結構できたと思うものの他に何が出来たんだろうかと改めて考えてみると特に何か出来たような気はしないあたりは、やはり大学に入るまでに必ずやりたいことという類のものは去年までに大体全部やってしまったから、ということの裏返しであると考えることもできるかもしれません。


この1年で得たもの。勉学面はもちろんだし、予備校という環境の中で得た友達といったものや、灘校の特殊な環境からある程度世間の常識下に置かれた空間で『下界に慣れるためのリハビリ』ができたというのもあるでしょう。少なくとも全く無かったわけではありません。
ただ、この1年は大雑把に見れば『東大に行く』というただ一つの明確な目標を達成するためだけに存在しているわけで、つまるところやはり最終的な結果だけがそれを決定することになるんですよね。失敗した時に『いやこの1年だってきっと自分のためになる1年で…』みたいなことを言ったところで結局それは単なるきれいごと以外の何物でもないわけで、あまり結果主義にこだわるのは好きではないとはいえそうなってしまうのは当然の流れ。
そういう意味でも、自分の中では2009年というのはまだ終わらないというか、実際のところは15月ぐらいまであるような感覚だったりする(実際入試が終わって『春が来た』時が本当の『迎春』だと思うわけです)んですが、とりあえずまずは世間一般で見るところの一区切り、2009年という一年が終わるということで皆様この1年もお付き合いいただきありがとうございました。
ほとんど思ったことを推敲も何もせずにひたすら書きなぐっているようなブログなのでとりとめもない雑な文であるうえ内容的にも時々アレなことがあったりするかもしれませんが、
来年も今まで通り更新を続けていく予定なのでどうぞごひいきに。
それでは、よいお年を。