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2008-02-23

[]ファッション誌モデル批判批判を見るたびに思うこと ファッション誌モデル批判批判を見るたびに思うことを含むブックマーク

女は皆男受け狙ってると思ってるのか。

女がお洒落するのは、皆男の為だと思ってるのだろうか。すごい傲慢じゃないか。

ファッション誌モデル批判を見るたびに思うこと


という増田のエントリにとびついて見よう。


まず書いておくが、僕が問題にしたいのは、女性モデルの体型と痩せすぎ問題。エビちゃん体型を理想とするのは結構だが、最近の日本女性の痩せ願望は、はっきり言わせてもらうが行き過ぎだ。


これ系の競争、つまりは、女性による美の熾烈な競争は、歴史的にもしばしば行き過ぎを誘発している。有名なのがコルセットだが、ほかにもハイヒール、ワイヤーブラなど、女性の体をいじめているとしか思えないファッションというがいくつかある。


美しい女性というのは、こっちも見ている分には最高に楽しいので良いし、モデルだって、普通の女性より遙かに美しいのだから、それもいい。


だが、現状の美を求める女性の行動は、少々行き過ぎている。



と、そっちの本題に入る前に、ちょっと男性サイドで行きすぎてしまったケースをご紹介しよう。


皆さん、ボディビルダーの男性をみたことはあるだろうか?下記のリンク先に、ロニー・コールマンというボディビルダーの画像へのリンクを貼っておくけど、


1位 ロニー・コールマン


2005のミスターオリンピアのチャンピオンで、みてわかる通り、ものすごい体の持ち主だ。こういう体を作るのは、スーパーモデル並の素質と凄まじいトレーニングが必要になる。


さて、ここで問題が一つ。このようなボディビルダーというのは、女性のために、これだけの筋肉を身につけたのだろうか?


アメリカというのは日本と比較して、筋肉とでかい体への信仰が強い。女性も男性もだ。女性がマッチョを結構好む世界なんである。日本ではマッチョは近年、そんなに人気がないけれど、アメリカでは結構人気がある。


また、NBAデニス・ロッドマンだっかが、以前、「NBAにいるのは金とセックスのためだ」と言っていたのをどこかで読んだ。NBAのバスケットボール選手の均整の取れた体は、男性から見てもほれぼれしてしまうほどで、そういう男性が女性から人気がでるのは至極当然だとも思う。マジック・ジョンソンは、数千人の女性とセックスしたそうだが、NBAの選手のそっちの武勇伝は、結構探せば出てくる。


だが、背が高くて筋肉質の体にあこがれる、というのは、男性同士の競争としても存在している。これは、一種の優越感ゲームだが、男性同士で、筋肉を比べあったり、背をくらべあったりする遊技は、中学から高校あたりでしばしば行われる。


スポーツマンタイプの男性は、中高あたりではもてる。そのあたりが、背景としてあるのは間違いないが、ある種、背の高さと筋肉の量は、男性同士の集団内での優越感ゲームの源泉ともなっている。


ただ、現実問題として、ロニー・コールマンのような肉体が、本当に女性が求めているものか?というと、そこには、激しく疑問符をつける女性が多いと思う。むろん、日本の女性は、さほど鍛え上げられた肉体というのに、興味を示さないとは思うが、男性からみても、ロニーの体は行き過ぎた例だ。


この手の同性同士の競争というのは、しばしば行き過ぎを誘発する。これは男性版のケースだが、ボディビルダーの体というのは、行き過ぎ問題の典型例なんである。


こういった体は普通では作れない。しかし、普通の体では、ボディビルの選手権では勝てない。ならどうすればいいだろうか?


簡単にいきつくところは、ステロイドの使用になる。


ボディビルダー山岸秀匡(ビッグヒデ)オフィシャルサイト


こちらは、日本のボディビルダーで初のミスターオリンピア出場を果たした山岸さんのサイトだけど、現在、トップには、


2007年12月8日に、規制薬物を持ち込んだとしてロスアンジェルス国際空港で逮捕されたビッグ・ヒデですが、2ヶ月に渡る裁判・拘留を経て、2月15 日に無事帰国する事ができました。下は、帰国当日撮影された皆様へのメッセージです。今回の事で、ボディビル業界を初め、皆様にご迷惑をおかけした事をお詫びし、今回得たもの、失ったものを糧として、今後もボディビルダーとして頑張り、支えてくださったファンの皆様に恩返ししたいという決心を語ったものです。どうか引き続きビッグヒデの今後を見守ってくださいますよう、お願い致します。


という文章が出ている。規制薬物がなんだったかも、すでに報道されていて、それが筋肉増強剤だったと言われている。


ボディビルダーの人達が、薬漬けの生活をしているのは、スポーツ界にそんなに詳しいわけでもない僕でも知っている。ステロイドビルダーなんて言われ方もするが、そのくらい、ボディビルとステロイドの関係は深い。ああいう体は、薬にでも頼らないと、そうは作れないのだ。


マッスル北村というボディビルダーの死がステロイドと関係があるかどうかは、わからないのだけれど、死因は急性心不全だった。この点から、彼がステロイドを使っていたと類推している。僕は、だが。


ステロイドを使用してトレーニングを行うと、急激な筋肥大が起こりやすい。内臓の筋肉も同時に肥大してしまうのである。そのため、心臓の筋肥大が、心不全という結果となってあらわれてしまう。


ステロイドには、色々な危険性があるが、これはそのうちの一つだ。だから、治療目的以外では禁止されている。だが、より体を大きくしなければコンテンスとで勝てないというボディビルダーにとっては、これは魔法の小瓶なんである。


いわば、ここでも同姓同士の競争の結果が、こういういびつな構造を生んでいるとも言えるわけだが、ボディビルダーのほとんどが、ステロイドを使っていれば、その結果は、こうなる。


「正々堂々と戦って負けるか、不正な手段を使って勝つか」


という二択だ。そして、勝ちたいなら、取れる手段は、一つしかない。前者しかなくなるのだ。そのため、ほっておくと、ボディビルは薬物にどんどん汚染されていって、選手は薬物汚染によって寿命を縮めることになる。



ステロイド問題の真相


同じような状況でさらにひどいことになっているのが、アメリカのスポーツ界で、アメリカのメジャーの薬物汚染の話が、上記のページで読める。いくつか、引用させて頂くが、


先日、ある元日本人メジャーリーガーのブログを読んでいました。その選手は、ステロイドで楽をして活躍しようという姿勢には批判的でしたが、筋肉増強剤の使用自体に関しては「たかがステロイド、麻薬じゃない」といった論調でした。これは推測ですが、彼はメジャーリーグ時代に、チームメイトが使用しているのを普通に目にしていたのではないでしょうか。

実際、親や指導者の過大な期待に応えるため、10代のスポーツ選手が筋肉増強剤に頼って命を落とすというケースが明るみに出るようになりました。アメリカの高校生アスリートの10パーセント近くが、ステロイドの使用経験があるというデータすら発表されています。健康な人がステロイドを使うのはそもそも違法でありますし、最近では、肉体だけでなく、精神的にも悪影響があることが分かってきました。


ひどい話だが、これは現実だ。


アメリカでは、貧乏人が成功するのには、二つの方法がある。一つは、学業で成功して、良い企業に入ったり、起業での成功を狙うケースだ。


もう一つは、プロスポーツの選手となる方法で、これは、特に貧困層の家庭の出身者は、こちらを志やすい。そして、うまく契約までこぎ着ければ、大金が手に入るケースが多いのだ。そういう理由で、しばしば、かなり若い年代から薬物に手を出してしまう結果となっている。


無論、これは、金のためだから、自分への投資として行っているケースもあるのだが、スポーツ選手のような体になりたい、それからプロになって大金を手に入れるにはステロイドを使うのはやむを得ないという形で、悪いサイクルを回してしまうようにもなってきている。


ほかの選手が使い始めたら、自分も使わない限りは、その競争では勝てなくなる。


その結果として、ステロイドは、90年代のアメリカンスポーツを完全に汚染してしまった。この問題は、日本の角界にも及んでいて、ちょっと前まで、ステロイド検査はされていなかったわけで、相当数の力士が使っていたともいわれる。ちょっと調べればわかるが、貴乃花なんかは、その疑惑の筆頭力士でもある。


こういった過剰な筋肉への信仰は、悲惨な結果となって現れた。だから、スポーツ界では、薬物規制の動きが本格化したわけだけど。




さて、ここで最初の女性のモデル化願望に戻る。

【パリ/フランス 26日 AFP】巨大なファッション市場を持つフランス、イタリア、米国、イギリスの4か国は昨年より論争が加熱する‘痩せすぎモデル問題’に対し、一丸となって取り組む方針を示した。内容は‘禁止や制限’よりも‘認知度、意識の向上’に重点を置いたものになる予定だ。


(中略)

昨年11月に拒食症で死去したブラジル人モデルのアナ・カロリナ・レストン(Ana Carolina Reston)さんの一件を機に、青少年の拒食症につながる‘痩せすぎモデル問題’に対する議論が加熱。死亡時のレストンさんは、174cmという身長にもかかわらず体重が39.6kgしかなかったという。また、昨年8月にはウルグアイ人モデルのルイゼル・ラモス( Luisel Ramos)さんもファッションショー後に心不全で死去している。


規制より意識向上を、やせ過ぎモデル問題に4か国協議 - フランス

結構、ネットでも話題になった話だけど、最近になってようやく、こういった問題が取りだたされるようになった。こういっちゃなんだが、日本では、ファッションとダイエット業界って巨大で広告なんかも沢山使うから、こういう問題は、メディアには出てきにくい。特に、女性誌で特集が組まれることなんてのはないんじゃないかとは思う。


この拒食症とか心不全、スーパーモデルの問題は、先のステロイドの問題と根っこが一緒なのだ。このケースの場合、ブラジルとウルグアイのケースだが、これらの国の女性が大成功を収めるには、一番てっとりはやい手段の一つが、こういったモデルとして成功することがある。


無論、それには、生まれつきの美貌が必要なのも確かだが、スーパーモデルなんかになるには、どうしたって努力が必要になる。175センチで56キロ、ボンキュッボンな体がタダで手に入るわけがない。


なので、そういう体型の維持に、何らかの薬物を使用したとしていても、全然不思議じゃない。


ファッションショーのあとに、心不全で死亡したモデルの話だけれど、日本でも、ダイエット薬をつかって、その後、急性心不全で死んでしまった女性がいる。おそらく、上記のモデルも、なんらかの薬を日常的に服用していて、それが原因で死んでしまったのではないかと思ってしまう。


また、リンク先にあるモデルの脚の写真もあまりに痩せすぎている。これはいくらなんでもいきすぎなのだ。それから拒食症で死んでしまったモデル。ちょっとぐぐれば、いくらか画像もでてくるが、痩せすぎていた頃の写真など、痛ましい以外の何者でもない。


この問題は、ステロイドと一緒なのだが、同性同士の相対的な戦闘のため、際限がない戦いになる。より沢山の筋肉が男性に求められるとすれば、女性の場合、より少ない体重と、豊満なバスト、細いウェスト、豊満なヒップという矛盾する組み合わせが、女性には求められてしまう。終わりがないのだ。


もし、特定の男性、あるいは女性を引きつけるためであれば、意中の相手を手に入れれば、それで終わる。だが、同性同士の場合は、常に競争がおこるので、終わりがなくなってしまうのだ。


スポーツでいえば、薬物汚染、そして、モデルでいえば、摂食障害と薬物汚染、整形美容の世界だ。スポーツ選手やモデルは影響力が強いので、そのフォロワーが、彼らの真似をしはじめ、結果として、被害が拡大していってしまう。こういうケースでは、なんからの形で、規制が行われないと、競争は悲惨な結果をもたらしやすい。



で、なんだが、これは、あくまでモデルとかスポーツ選手の問題じゃね?とか思われるかもしれないが、女性のモデル問題については、そうとも言えないのだ。


神経性無食欲症


神経性大食症


特に、この場合は、神経性無食欲症、つまりは拒食症のほうだが、若年女性のうち1000人に1〜5人、過食症は100人に1〜5人程度の割合で出てきてしまうと言われていて、それなりに患者がいるんである。無論、欧米に比べれば、少ないほうだと言われるが。


これらの病気の95%程度は、女性が患者で、男性の患者はほとんどいない。それから、若年女性に多い。


で、なんだが、wikipediaからの引用になるが、

  • 社会的要因もANの発症に関与している。
    • メディアにおいてやせた女性、元気で快活な女性が賞賛され、内面よりも外見を重視するような風潮は、ANの発症の大きな要因であろう。実際に、 12~21歳の2862人の思春期少女を18か月間追跡調査したところ、90人が摂食障害を新たに発症したが、発症に関与した因子として一人で食事をすること、少女雑誌をよく読むことやラジオをよく聴くことが挙げられた[4]という研究もあり、メディアの影響がうかがわれる。
    • 芸能界やモデル業界などの美を競う業界や、痩せていることが重要だと考えられているスポーツ選手においてANにかかる患者がいることが注目を集めている。

このように、メディアとの関連性が疑われている。無論、全てじゃねーだろうし、批判することは容易だ。


ただ、日本の女性のやせることへの脅迫的とも言える願望は危険なのだ。どこかで、何らかの規制をそろそろ設けておいた方がいいとは思うんである。特にファッション雑誌のモデルのスタイルをみていると。あれが理想としてすり込まれるのは、ちょいとばかし危険だ。


中枢性摂食異常症


から、ちょいと引用させて頂くが、

約50%の患者さんがダイエットをきっかけにやせ始めますが、ダイエットの有無にかかわらず、体重が増えることを怖がり、「やせていればなぜか安心」「食べることは罪悪」という考えにとらわれます。


やせているにもかかわらず活動的です。最も特徴的なのは、本人に病気の意識がないことです。やせを治されたくないので、やせていることを認めず、周囲のアドバイスを聞き入れません。


拒食症でも過食症でもないだろうが、今の日本の女性からは、こういう傾向が感じられてならんのである。僕が心配するのはそこだ。


やせていればなぜか安心」という心理が、若い女性を中心に蔓延していて、それがやせていることを認めず、低体重なのにさらに痩せたがるという行動に若年女性を駆り立てているように思えてならない。


そして、上記のような、痩せているモデルの否定を否定するような言動の背後にもそういうものが少々感じられてならないのである。


経験上、食事を全然取らない女性に、「もうちょっと食べた方がいいよ」というと、凄い勢いで否定される。理由は色々とつけてくるが、その背後には、どうしたって「やせていればなぜか安心」という漠然とした心理が透けてみえて心配になるのだ。


正直な話、そろそろ、何らかの規制が必要なんじゃないだろうか。同性同士の競争というのは、時々、行き過ぎを誘発するが、昨今のモデルとかを見ていると、とても健全とは思えない人が何人かいる。



太りすぎも問題だが、痩せすぎも同じくらい問題だ。美しさを求めるのは結構だが、健康を害するような服飾とかダイエットはある程度は規制されるべきじゃなかろーかとも思う。

二重投稿?二重投稿? 2008/02/26 21:37 難しい話はよくわかりませんが、
僕は健康的な太ももがとにかく好きです。
えぇ、モテませんとも。

もよもよ 2008/08/12 22:32 せっかくいい記事を書いてくださっているのに、下の広告がダイエット商品になってしまっていますね…。

拒・過食経験者なのでこういう広告がこの記事と一緒にあることが悔しい気がします

かなかな 2010/09/09 12:24 確かにおっしゃる通りだと思います。
私は15年間、過食と拒食を繰返しましたが、2年前に適切な治療を受けて行動化が収まった当事者です。
モデルの様な仕事をしていた時期もありましたが、太ると事務所に渇を入れられます…。
皆さん、異常に体重やスリーサイズを気にしすぎていました。高身長で恐ろしい程、痩せすぎているのに… 一般女性でも、摂食障害予備軍は沢山います。彼女らに全く病識は有りませんが、当事者から見れば、体型や話の内容から摂食障害だとすぐに分かります。
メディアの影響から『痩せている=美しい=モテる』女性は痩せを推奨されている文化的、社会的背景があることは、専門の医師もおっしゃっておりました。又、『太っている女性はちょっと…』という大多数男性の影響も少なからずあるようです。摂食は、脳も小さくなり、過食でも拒食でも、低カリウム血症等を起こし死に至る危険性が極めて高い病気です。
摂食障害予備軍の女性にも危険性が高いです。当事者として言えることは、自分の身体を本当の意味で大切にしてあげることができる、 それこそが内面外見問わず美しい人になる一歩なのではないでしょうか。
長文失礼致しました。。。

もももも 2013/05/12 05:43 痩せすぎを規制するなら、当然太りすぎも規制しないとね。
痩せすぎは生命の危険を理由に規制、太りすぎは食料・エネルギー問題を理由に規制。
あと、体質で太れないという人は存在するけど、体質で痩せられないという人は存在しないことも考慮すべきだね。

ふわふわふわふわ 2013/11/29 21:33 広告に関しては、自動表示ですよねぇ……?
引き合いに、男性の筋肉信仰が出されているところが、着眼点として興味深いです。
アタシはそんな過激なダイエットをした経験はありませんが……。
「モデル体型」を、メディアでちやほやするからですよね。
「痩せていれば愛される」と女性が思い込む。
「自分で自分にOKを出せない」んです。だから、「他人のOKが必要」。
が、実際には「“自分が思い込んでる”他人のOK」。「=メディアのOK」。
何れにしろ、心理的な問題です。発育過程での、精神的な安定、かと。

死体死体 2016/09/10 20:44 ボディビルダーのアナボリックステロイド使用を画一的に「不正」と表現するのは間違っていますね。
ロニーを引き合いに出してるわけだから、あなたはプロビルダーの話をしてるんでしょう?協議会のルールブックをよく読んで、競技者にアナボリックステロイドの投与を禁止させているか確認してください。してないですけども。

それとも、全人類がIOC規定並みのルールのもと、薬物の投与を控えるべきとお考えなんでしょうか?広い世の中ですからそういう考えもなくはなさそうですが、市販の風邪薬(一部)なんかも飲めなくなっちゃったりして不便ですね。