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2008-05-27

[]世界で一番美味いメシ 世界で一番美味いメシを含むブックマーク


Life is beautiful: ラーメン激戦区とWeb2.0サービスの共通点


という記事を読んで思った事があるんで書いておきたいのだが。というか、前々から書こうと思って放置していた話題なんだけどね。


「日本のカレーライス」を熱愛する米国人記者が語る『ゴーゴーカレーNY店』


きっかけとしては、こっちの記事になる。ちょっと前に超話題になった記事だから読んだ人も多いとは思うのだが、異常なカレー愛のアメリカ人記者による日本のカレーの記事である。


日本ガラパゴス なつやすみにっき(1) 「パラダイス鎖国=今川義元」説


もっとも、こちらの日記に書いてることを読んで以来、ずっと記事にして書こうと思っていたことでもあるのだれど。


上記の中嶋さんのエントリと、michikaifuさんのエントリは、「日本のラーメンは本当に美味しい」って話が紹介されている。


そして、アメリカ人の記者の記事は、

日本のカレーは、世界で最も完成されたカレーだ。これに異を唱える人がいるとすれば、理由はただ1つ、日本のカレーを食べたことがないからだ。

という記事で始まっている。


そして、僕の今日の話も、実はこれらの話と一緒だ。日本のカレーとラーメンは、世界でもっとも完成された料理なのだという話だ。


なんで断言できるかって?


それは、つい最近の出来事に由来している。


うちの妹は、アメリカに留学している間に、そこで出会った香港人の男性と結婚した。アメリカに留学するような香港人ってのは、大抵、家柄のいい連中だ。だから、その男性、今では僕の義弟なんだけど、それも階層の高い所の出身だ。要するに、金持ちの家の出だってこと。


もっとも、親父さんのほうはたたき上げの人で、家柄が良いのは彼の母のほうだ。それは、親父さんが英語をしゃべれないことからもわかる。つまり、親父さんのほうは、高等教育をうけていないのである。


さて、ともかくも、彼と彼の母親は、非常に香港でも金持ちの家で育った。彼らの家族とつきあうようになって、わかったのだが、金持ちってのは別世界だ。


まず、彼らの家にいくと、家政婦が全部家事をしている。食事は家でせず、外ですませるのが普通だ。


そんなわけで、彼らとつきあっていると、香港で美味しいと言われるレストランに連れて行って貰える。しかも、食費は義弟持ち。そんなわけで、僕は、彼らのおかげで、散々、香港で美味しい食事にありつけたのだけれど。


ただ、残念だけど、向こうの食事はあまり美味しくなかった。日本食レストランにいって、サンマ一匹1600円とか普通に引いたし。ただ、香港にいって、本当に出前一丁が店のメニューで出されるのには驚いたが。



香港では、出前一丁が本当に人気があって、カップ麺のシェアの50%をもっているそうだ。まぁ、店でも出されるわけだから、その人気がしれるけど。


ちょっと前、メキシコで、「マルちゃん」が大人気って話が出たけれど、日本のカップ麺は、海外でも非常に人気がある。香港では、日本の即席麺が、ご当地の店のメニューに入ってるし、メキシコでは、マルちゃんが、伝統的なメキシコ料理を危機に陥れるほどの人気だと言う。


最近は、日本人でメキシコ料理を食べる人もいるわけだけど、メキシコ人は、逆にインスタントラーメンに首ったけというわけ。


で、なんだけど。


うちの義弟は、時々、日本に来る。もともと、うちの親への挨拶で、結婚前からも来ていたけれどね。


で、なんだけど、うちの義弟が家に来たとき、「日本のラーメンが好き」というので、近所で僕がよくいくラーメン屋に連れて行った。多分、彼は、日本の出前一丁で、日本のラーメンの味を知ったのだろう。


で、だ。


初めて、そこのラーメンを食べてからというもの、彼は完全な日本のラーメン中毒者になってしまった。あまりの美味しさに度肝を抜かれたのだ。ラーメン屋の中で、下手な日本語で「美味しい!」を連発。


で、次の日になると、早速ガイドブックにあるラーメン博物館に妹を連れて出かけていってしまった。そして豚骨ラーメンが非常に気に入ったようだ。


妹のほうは、日本のラーメンなんて散々食べているわけで、取り立てて食いたいものでもないようだが、義弟のほうは、もう完全なジャンキーになってしまった。


無論、僕達だって、そんな大衆的な食い物ばかり彼に食べさせたわけじゃない。寿司や、すっぽん、それから河豚なんかも一緒に食べに行った。彼は、どれも美味しいと言ってはいた。


だが、彼が日本に来て、うちに来ると、最初にすることは、例のラーメン屋に行くことだった。あるいは、ガイドブックでお勧めのラーメン屋に出かけることだ。河豚や、すっぽんや、寿司を食べたいなんて言わない。大概、ラーメンを食べたい、美味しい店教えてと言い出す。


うちの妹は、当然、寿司とか河豚とかの高めの食事のほうが食いたいらしいのだが、義弟のほうは、「日本のラーメンのほうが絶対美味しい!!」といって譲らないらしく。そんなこんなで、日本に来るたびにラーメン屋に付き合わされている。


それだけ、日本のラーメンというのは美味しいのである。香港だとか台湾、中国の人は、大抵、日本のラーメンに驚く。とてつもなく美味しいからだ。


無論、義弟の話だけでは、僕は、彼が単なるラーメンマニアだと思っていただろう。だが、この話には続きがある。彼の母親と父親が日本に来たとき、やっぱり一緒に食事をする機会があった。その時に、彼らに、日本食で一番美味しかったのは何ですか?って聞いた頃がある。そのとき、英語ができる彼の母が言ったことが、全てを証明していた。


「Japanese ramen is No.1 !」


彼の母親は、香港でも裕福な階層の出身だ。だから、舌が肥えている部類に入る。しかし、そんな人でも(しかも女性)、日本のラーメンはものすごく美味しいと思ったらしい。しかも、食べた店は、そう評判のラーメン店ってわけじゃなかった。


そんな店のラーメンでも、彼女の舌をうならせる力があったのである。日本のラーメンのレベルの高さ、おして知るべし。


そんなわけで、僕が以前から思っていた疑問がここで氷塊した。僕は、高級レストランで食べる食事とか、キャビアとかフォワグラとか、河豚とかをあまり美味しいとは思わないのだ。以前は、僕が貧乏舌なだけだと思っていた。だが、どうやら、そうじゃない。僕はラーメンとカレーが大好きだ。


そして、ラーメンとカレーは、キャビアやフォワグラや河豚なんかより、ずっとずっと美味しいのだ。


香港人の義弟と彼の母が、その事実をはっきり告げてくれた。彼らは、舌がとても肥えている。日本にきて、河豚やら、すっぽんやら、高級料理も食べた。だが、日本料理で、彼らが一番気に入ったのは、ラーメンだった。


 私自身がそうだが、ン万円を出してフランス料理とかを食べると、「これだけの値段を出したのだからおいしいに違いない」という気持ちが働き、本当は「これならラーメンの方が良かったな」と思いつつも「やっぱり四つ星レストランはおいしいね」などと見栄をはってしまうのが人間の常。特に有名店や料理評論家の評価が高い店だったりすると、「お前はこの味が分からないのか」と思われたくないのでついつい褒めてしまうもの。まさに「はだかの王様」状態だ。



これは、中嶋さんのエントリからの引用だけど、この「はだかの王様」的な心理で、我々は、高いモノを有り難がってしまう。最近では、この傾向はスイーツ(笑)という名誉ある呼び名がついている。キャビアやらフォワグラを有り難がるのは、それが美味しいからでなく、高いからだ。名前でみんな買っている。ベンツと同じようなものだろう。まさしくスイーツだ。


でも、実際に、本当に美味しいのは、むしろラーメンだとかカレーのほうだ。


あれらは、本当に美味しい食事だから、日本人は、毎週毎週、飽きずに食べる。ただ、毎日のように食べているので、その本当の美味しさには気づきにくくなってるのだ。


むかし、ポールボネの「不思議の国ニッポン」で、日本で最初に驚いた食事は、味噌汁だったという話を読んだ。彼は、味噌汁を飲んで、こんな美味しいものがこの世にあったのかと驚嘆したという。うろ覚えだが、たしか彼の本だったはずだ。美食の国で知られるフランス人をうならせる、何の変哲もない味噌汁。


我々は、そういう食事の美味しさに慣れてしまっている。だから、イマイチ、世界の三大珍味とかを食べても、美味しく思えない。


正直、美味しさがわからない高級食材ランキング


こっちのランキングで、世界の三大珍味とされるのが、ランキング上位にきているのをみて、笑ってしまったが、僕はそういう事なんだと思っている。香港人の上流階層の連中の舌をうならせるラーメンがある国で、これらの食材がそんなに美味しいと思われるわけがない。コストパフォーマンスは最強。


そして、何より。


日本のラーメンとカレーと味噌汁は、キャビアやフォワグラより美味しいのだ。

no-nameno-name 2008/05/27 23:23 本題と関係ないコメントで恐縮ですが、
ポール・ボネは実在しなくて、藤島泰輔という作家の筆名なんです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%8D

kisinnkisinn 2008/05/27 23:31 ご飯食べたばかりなのにお腹すいた。
こういう誇りは暑苦しくなくて良いですね。

mansikkamansikka 2008/05/28 03:36 はじめまして!日本のラーメンは本当においしいですよ!!!私の知っている日本以外の国の人たちもみな日本のラーメンは本当においしい!と口をそろえていいます。カレーをいろんな国の人にふるまったこともありますが、どの国の人もみんな大好きでした。(インドやタイ、ベトナムなどカレー文化をもつひとたちは「これはカレーじゃないけど、美味しい」といっていました。まあそれもアリとわたしはおもいましたよ)日本の食文化は世界でも類稀といえるほど独自に洗練されたものだと外国に暮らすとしみじみ実感します。日本に帰ったら真っ先にラーメンが食べたいと何時も夢見ています。

dkmcdkmc 2008/05/28 05:22 とある日本のラーメン屋に勤めていますが、外国人の観光客の方々(アジア系の方が多い)が来店の機会が増えてきています。店の外装の写真だけ取ったりする場合も・・・観光地か!もしくは食うまでも無い店ランキングとかブログに乗せるつもりか!
などと思ったりしますが。

anonanon 2008/05/28 10:32 比べちゃいけないものを比べてるんですよ,例えば Windows と Mac OS X を比べるようなもので.もちろん Windows がラーメン/カレーで Mac がフレンチ/高級食材ですよ,お間違え無く.
ほら,Mac ってクールだけど使ってるとときどきイラってくるじゃないですか,なんでここでキーボード操作ができないんだ!みたいな.毎日使うならやっぱり Windows ですよね?
でもやっぱりマカーには矜持ってのがあってそんなこと言い出せないですよ.世界が違うんですよ.レベルが違うんですよ.比べちゃだめなんです.
それはさておき,私はフレンチも高級食材も大好きですよ.フレンチはワインのつまみとしては最高だし,高級食材だってそれぞれピッタリのお酒があるしね.ラーメンとカレーじゃ酒呑めないよ.

imenihsimenihs 2008/05/28 11:03 高いものを食べてもおいしくないなぁーと思ってた理由が、このエントリーを拝見して、なんとなくだけど分かりました!
高いものを食べて「普通」と思っても「おいしい」と変換してしまうのは、高い金払ってるんだからおいしいに違いない、という観念から思い込みたいだけなのですね。。。
高い金を出して食べた、という現実に対する優越感も味わえますが。
やっぱり私もラーメンが好きです。

yo-netyo-net 2008/05/28 11:23 すばらしい、エントリを見ましたのでコメントさせてください。
確かに高いからおいしいと無理やり言い聞かせたりしますね。
でも、ラーメンやカレーが真実のハイテク国家日本を作っていると過言ではありませんね。
そんな意味も含めてラーメンもカレーも最高だと改めて実感いたしました。
ありがとうこざいます。

likelike 2008/05/28 11:56 中国の方は、うまみが濃い料理を食べているでしょうから、繊細な日本料理の味付けが物足りないのではないでしょうか。ラーメンはうまみが濃いですし、成分的には中国料理に近いのではないでしょうか。それを一般化するのはどうかなぁ。。。
なんていうか、ラーメンとかカレーってわかりやすい美味しさなんでしょう。きっと。
外国の方は白身の刺身食べても、全然区別つかないそうですよ。

jaggingjagging 2008/05/28 18:34 食べたことあるが、キャビアとフォアグラがラーメンに劣るというのはものすごく納得。

…あと、やっぱり高い=良いものって言うのは間違ってると思う。
「オナニーしている少年フィギュアに16億円!(5/15)」←正直、こんなのタダでも欲しくない…あと、外人騙されすぎwww
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080515_lonesome_cowboy/

shindyshindy 2008/05/28 22:25 カレーとラーメンが一番美味しいですか。
私の住むマチではカレーラーメンがメジャーなラーメンです。

ば 2008/05/29 11:16 ドイツやフランス、ベルギーにアメリカ、アフリカンの
知り合い、友人がいますがどいつもこいつもラーメン大好きです。
他に餅も愛してやまないですね
ラーメンなんて・・・っていう人は船場吉兆へ行けばよかったんだと
思います

ジゲン小介ジゲン小介 2008/05/29 18:15 私は、貿易商なのでいろんな国で食して来ましたが個人的好みで言いますと食の本場中国の味のほうが濃厚かつスパイスの多さから好きです、四川のやきそば>ジャージャー麺にしても麺を焼く!のでは無く秘湯で茹でてその上にクウシンサイ等歯ざわりの在る野菜を塩あんかけにしてる1品(さいたま市北与野東口 娘娘 ニャンニャン)
行列で待ち在り、餃子¥250 ジャージャー麺¥350 私は近畿から半年に1度行きます、マジうま。

2008-05-17

[]被害者保険のインセンティブとリスク 被害者保険のインセンティブとリスクを含むブックマーク


「私はどのような手だてによっても癒されることのない深い傷を負っている」という宣言は、たしかにまわりの人々を絶句させるし、「加害者」に対するさまざまな「権利回復要求」を正当化するだろう。

けれども、その相対的「優位性」は「私は永遠に苦しむであろう」という自己呪縛の代償として獲得されたものなのである。


被害者の呪い (内田樹の研究室)

という記事があったんで、尻馬しておこうと思う。


内田先生の記事をよんでから、書こうと思ってたことなんだけど、先を越されて感じではある。


ちなみに、このエントリは、「被害者の呪い」を経済学におけるインセンティブの問題から考えて見る、というものである。


インセンティブ(英:incentive)とは、経済学では、費用と便益を比較する人々の意思決定や行動を変化させるような誘因をいう。


インセンティブ (経済学)



で、なんだけど、このインセンティブに関しては、「インセンティブとリスク」という問題が存在する。又、ウィキペディアからの引用になるけど、


ある個人が保険に加入したとする。そのことは、その個人がもつ事故を避けようとするインセンティブを減少させる。このことをモラルハザードという。このときリスクとインセンティブのトレードオフの原理が成り立つ。たとえば発生する損失を保険会社が全て負担すると仮定した場合、リスクゼロの顧客は損失を回避しようとするインセンティブを完全に喪失することが考えられる。これに対して企業家は、その負担するリスクに対して保険をかけることができない。そのため、そのリスク(不確実性)に見合うだけのリターン(報酬)を企業家は必要とする。このインセンティブとリスクの原理は、所得分配の平等がリスクの減少を伴うため、インセンティブと平等の問題とも関連している。


というやつね。


アメリカで実際に起こった話で、経済学の教科書とかだとよく引き合いにだされる話だけど、アメリカでは、シートベルトが車に常備されるようになって以来、なんと交通事故が増えてしまった。理由は、シートベルトがあるので、ドライバーがそれ以前よりも、ずっとスピードを出すようになったからだ。


このケースにおいては、シートベルトが、スピードを抑えるインセンティブを減少させたのである。そのため、交通事故が増えてしまったのだ。


このように、人はインセンティブに反応し、リスクとインセンティブの間には、トレードオフの原理が時として成り立っているのである。これが、「インセンティブとリスク」の問題だ。


基本的に、我々の社会においては、「弱者に対しては優しくあるべきだ」というのが一つの了解事項として存在する。これは、温情とも呼ばれるが、確かに存在するのである。性善説を持ち出すつもりはないが、中国の話だけれど、

今回の「百年に一度」の大雪では、縦割りの政府機関の間のギクシャク、制度の欠陥、危機管理の不足、インフラの脆弱さのほかに、一番遺憾であったのは民間団体の不在である。中国人はみんな冷たくて同情心がないのだろうか? もちろん違う。私たちは無数の企業が災害募金をし、多くの庶民が自分で重い救援物資を持って人であふれ帰った駅に駆けつけ、一部の出稼ぎ労働者は自分よりも遠い人に乗車の順番を譲ったことを知っている。中国社会の人心がいくら悪くても、価値観がいくら虚無的であっても、天は見捨てず、雪がいくら舞っても、世の中には温情があった。


梁文道:市民の自助を認めさせよう

という記事にもあるように、やはり、世の中には温情というべきものが存在しているのである。それは、弱者に対する同情心からだが、それは弱者の救済であったり、あるいは援助といったものに結びつくものだ。



で、内田先生の記事の話になるのだが、

「私はどのような手だてによっても癒されることのない深い傷を負っている」という宣言は、たしかにまわりの人々を絶句させるし、「加害者」に対するさまざまな「権利回復要求」を正当化するだろう。

この宣言が行われた場合において、次に二つの事態が発生する。


「私はどのような手だてによっても癒されることのない深い傷を負っている」という宣言は、ある種の力を宣言した人間に与えるのである。


つまりだが、内田先生のいうように、「加害者」に対するさまざまな「権利回復要求」を正当化させる力を与える。これは、他人を攻撃する力を与えることを意味する。他人への攻撃を正当化する力を与える。


そして、もう一つの事態が発生する。


宣言者が、何か失敗を犯した場合において、その責任を「どのような手だてによっても癒されることのない深い傷」のせいにできるのである。これは、ある種の責任転嫁させる力を与えてしまう。


ひとつ例をあげるが、12才で兄に強姦されて、20代で売春で捕まり、30才で物乞いになった女性。その女性は、物乞いを美味くやるために、捨て子を拾ってきて、その子どもの右手を切り落としたという。そうやって、「私の可愛そうな子どものためにお恵みを」といって、施しを集めていた。


彼女が「なんでそんなことができるのか」と問われた時、彼女は、それを彼女の不幸な生い立ちのせいにした。


これは、一種のモラルハザードなのである。


ちなみに、ここでのモラル・ハザードというのは、「保険に加入している事により、却って不利益が生じること」を指す。


本来は保険業界で使われていた用語である。保険によって危険を回避できるという事実が、被保険者の損害回避行動を阻害するという現象をさす。


ウィキペディアからの引用になるが、これが、今日、問題にしたいコアなんである。


内田先生が問題にした「被害者の呪い」なのだが、「被害者」宣言は、保険としても機能する。一般的に人間というのは、被害者に対して優しく、それを攻撃したりはしないからだ。けが人をみたら、助けようとするのが普通で、とどめを刺そうとする人間ってのはまずいない。


つまり、何らかの「被害者」という宣言は、周囲からの攻撃から身を守ってくれる効果をもつのである。弱者というのは強者から収奪される危険性が常にあるが、「被害者宣言」は、それから身を守る手段として、あらかじめ「被害者」という保険をかけておく行為として定義できる。


そうすることで、他人からの攻撃から身を守れるからだ。被害者への攻撃は、「弱いモノいじめ」と定義され、それは社会的に容認されざる行為だからだ。


ただし、この「被害者」宣言によって、危険を回避できることは、厄介なリスクを持っているのである。保険におけるモラルハザードのように、被保険者の損害回避行動を阻害する事があるのだ。


というのも、「被害者」宣言によって、他人から攻撃を身を守れる限りにおいて、その人は他者を攻撃した場合においても、その責任を負わなくてすむようになるからである。「私がこんなことをするのは、私の不幸な境遇のせいである」という形で、失敗を自身の不幸な境遇に責任転嫁して身を守ることが可能なのだ。


一度、精神病で収監されたことによって、「俺は精神病だから逮捕されても刑務所行きにはならないんだ」といって妻に暴行を加えたある夫。彼は、その後、逮捕された。


これは、ある種のモラルハザードであると言える。


ここでの、彼/彼女は、他人から責任を問われない立場を「被害者」宣言によって手にいれることが出来るのだが、それがかえって不利益をもたらしてしまったのである。

「保険をかけたために、注意義務を怠り、結果として火事のリスクが高まる」などのリスク回避を疎かにする


ウィキペディアからの引用だが、こういった状態にある人が非常に多いのだ。つまりだが、ある種の被害者宣言によって、「他人からの攻撃から身を守れる」という保険を手にいれてしまった人は、ある種の注意義務を怠ってしまうことがある。


それは「他人を安易に攻撃してはならない」というものだ。


「被害者宣言」は、周囲の攻撃から身を守る力を持っている。一方で、そのことが、「被害者」宣言を行った人が、「周囲の攻撃に対して無警戒になりがちになる」という弊害をもたらす。


どういうことかというと、「他人を攻撃したら、やり返される」という当たり前のルールに関して、無関心に近い状況になってしまうのである。


なぜなら、いざ相手がやり返してきたら、「私がそんなことをするのは不幸な境遇にあったことがあるからだ」という形で、責任転嫁できてしまうからだ。


そのため、この状況において、「他人を攻撃したら、やり返される」というルールを被害者保険によって回避できる人間は、非常に他人に対して攻撃的になっていく。


なぜなら、他人を攻撃したとしても、自分はやり返されずにすんでしまう。何故なら、いざとなったら被害者保険を使えば良いからだ。


だが。


現実的には、この被害者保険は機能しない。なぜなら、一般的に、「やられたらやり返して良い」というルールが存在するからだ。


この被害者保険によって危険を回避する事が出来、他者に対する攻撃の理由を自分の不幸な境遇で正当化する人は、結果として火事のリスク、いわば炎上リスクが高くなるのである。


これは、最近のいくつかのブログで起こった出来事などを見ていて思ったことだ。


はてなダイアリー界隈で、最近、とある揉め事が起こったのだが、そこの当事者同士が、両方、被害者を主張していた。これは、ある意味ではナッシュ均衡とも言えるだろう。



というのも、被害者保険によって危険を回避する事が出来るので、他者に対する攻撃の理由を自分の不幸な境遇で正当化すれば、ほぼ相手から攻撃を受けることなく攻撃できるので、被害者保険の加入者には、攻撃することへのインセンティブが生まれるのである。


これは、一方で、「やられたらやり返しても良い」というルールと鋭く対立する。


結果としてだが、被害者保険は機能せず、逆に被害者保険の加入者は、さらに酷い炎上に巻き込まれることになるのである。お互いが被害者を主張しあいながら、喧嘩をするという連鎖を招く。


この状況においては、どちらの言い分にも、一応の正当性があるため、決着は決してつかないのである。


被害者保険というのをかけて、ブログを書いている人が、はてな界隈にも結構いるのだが、そういう人の中には、この罠にもろにはまっている人が何人かいると思っているのね。


つまりだが、本来であれば、貴方を守ってくれるはずの保険が、現実的には、貴方に害しているという状況なの。


そういう人は、大抵怒りっぽくて、はてなブックマークだとか、はてなダイアリーとかでも、あてこすりや、嫌み、disから批判までを普通の人以上にする傾向がある。


そして、時々炎上する。


被害者保険は、保険がそうであるように、この世界に必要な存在だが、一方で、ある種の注意義務を怠ると、それは、非常に危険な状態に被害者を追い込むのである。

[]逃げられ寸前男の駆け込み寺スレのテンプレ 逃げられ寸前男の駆け込み寺スレのテンプレを含むブックマーク


【逃げられ男にならないための八ヶ条】

1. 嫁の無言を許容だと思うな

2. 怒りを小出しにしないタイプが怒った時は終わりの時

3. 自分の親は嫁にとっては他人、むしろお互い敵同士

4. 「悪意はない」を絶対に免罪符にするな

5. 嫁の愚痴は貴重な情報収集の場だと思え

6. 産前産後の嫁は野生動物、手厚く保護しろ

7. 終わった事、済んだ事と思っているのは夫だけ

8. 釣った魚にも餌は必要、やらないと愛が餓死する

補足として、嫁の産後の時の両親の訪問は核弾頭を投げ込む行為と思え。

上記に該当しそうな場合は、即刻嫁に今後の話し合いを求めてみるのも手。

ただし、それで更なる嫁地雷を踏む可能性もあるのでくれぐれも慎重に。

【心に残る名言集】

・ 過去の恋愛を、男は名前を付けて保存、女は上書き保存

・ 男は臭いものに蓋、女は臭いにおいは元から絶つ

 または、男は対症療法、女は根絶治療

・ 男の「許す」は心のコップに貯まった水をすべて捨てる、

 女の「許す」はコップのふちを盛り上げて心の許容量を増やす

【浮気したけど離婚したくない相談者へ】

「嫁の傷付いた心を癒し、嫁からの信頼を一瞬で取り戻す」

そんな魔法の呪文は存在しない。

例え許すと嫁が口に出したとしても、許す事なんてできないだろう。

ただ、コップのフチを盛り上げて、乗り越えてくれるかどうかだけだ。

嫁が離婚せず戻ってきてくれた=許してくれた と思った時点で

お前は再度捨てられ街道まっしぐらだ。

嫁が普段どおりに接してくれていたとしても、

嫁の心の奥底に、黒々とした鉛を抱かせていることを忘れるな。

浮気した側とされた側では、時間の起点が違う。

嫁が戻ってきたからこの件は終わりーとか、甘い事考えるな。

嫁は夫の不倫を知った時点から、終わりのない苦しみが続いていくんだから。

時として苦しみが頭をもたげ、欝や情緒不安定に陥ったりお前を責める事もある。

終わった事を愚痴愚痴と…と言ったら、その時点で嫁は絶望。

ここも再度捨てられのポイントだ。

軽い気持ちだろうが何だろうが、浮気は愛する嫁をここまで苦しめる。

お前の行動が信じられなくなり、束縛や携帯覗きなんかもするかもしれん。

だが忘れるな、その行為の裏で惨めな事をしている自分に泣いている嫁が居るんだ。

それらを踏まえた上で言う。

どうしても離婚したくないなら、嫁の信頼を取り戻す努力をしろ。

浮気されたのを知った時点で、信頼はゼロではなくマイナスになったんだからな。

ただし、これから先に無限に続く苦しみを、嫁が選択してくれるかどうかは解らない。

苦しみを背負わされる嫁本人が離婚希望なら、それに応じてやれ。

お前はそれだけの事をしたのだから。

逆に、嫁が別れない選択をしてくれたなら

嫁の気持ちに心底感謝して、今後二度と嫁を傷つけるような行為はするな。



http://human7.2ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1210854823/

より


気にいったのでメモ。

ekkenekken 2008/05/18 21:09 2ちゃんねるのコピペをすると、殺人予告されるらしいよ!

dropdbdropdb 2008/05/20 09:57 いいコピペですね!そしてコメント欄にワラタwww

2008-05-15

[]美人とは何か 美人とは何かを含むブックマーク


PC版顔情報処理ツール「FaceTool」の拡張ツール(平均顔作成)


久々の更新だけど、今日はこれで遊んでいた。どういうツールかというと、二次元の写真画像から3Dのモデリングをしたり、顔写真同士の合成ができるというツール。


今日はそれで遊んでいて、その成果ができあがったのでうp。


まず、最初の二つは、それぞれ付属されていた奴。ミス日本の平均顔と日本人男性の平均顔。


ミス日本の平均顔

f:id:pal-9999:20080515233511j:image


日本人男性の平均顔

f:id:pal-9999:20080515233512j:image


でメインディッシュは、上記の二つの画像を平均して合成したもの。これね。↓


f:id:pal-9999:20080515233510j:image


で、なんだけど


上記の三つの写真は、それぞれの平均顔。さてなんだけど、上のミス日本の平均顔と、ミス日本+日本人男性の平均顔は、どちらが魅力的だと思います?


ここで、ちょっと考えてみてください。


まぁ、ちと、合成ミスって、ミス日本+日本人男性の平均顔の合成顔は、シンメトリーがなくて、変に写るかもしれませんが、おそらくは、男性の多くがミス日本の平均顔を好むのに対して、女性のほうは、ミス日本+日本人男性の平均顔のほうを好むんじゃないかと思うんです。


というのは、以前、このツールか何かをつかってやった研究結果をみたことがあって、それによると、男性のほうは、日本人女性の平均顔を好むのに対して、女性のほうは、「日本男性の平均顔+日本女性の平均顔の合成写真」を好むという結果が出てるからなんです。


つまり、女性のほうは、ミス日本の顔よりも、今日、僕が合成したほうの顔を好む可能性が高いと踏んでるんですね。といっても、ミス日本の選考には、女性の意見もはいってるでしょうから、そう美味くもいかないかもしれないですけれど。


これは、以前言ってた、「男性が好む女性の顔と女性が好む女性の顔は違う」って話にもつながるんですが、どうも、女性のほうは、男性と女性を掛け合わせた平均顔というのを、最も魅力的と取られているようなです。


一方、男性のほうは、女性のみの平均顔を魅力的だととらえるそうです。


女性誌というのは、女性の好みの女性がモデルとして採用されるわけで、そうなると、女性の平均顔というよりも、男性と女性の平均顔のモデルが採用される確率が高いわけです。


一方で、男性が好むアイドルというのは、女性のみの平均顔に近くなっていくはず・・・


というのが、まぁ、一つの結論にはなるわけで。


男性が好む女性と女性が好む女性の顔が違うって話の一つの例としてご紹介してみますた。


ちなみにですけど、女性の平均顔と男性の平均顔を組み合わせると、中性的で美しい顔ができます。上に上げた奴も、そういう顔なんですけどね。


まぁ、要は、少女漫画の美形主人公みたいな感じのやつです。


そういうのが、女性が好きな美人顔のようです。


まぁ、正確には、大多数の女性が好む美人顔、という感じなのですが。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/pal-9999/20080515

2008-05-06

[]風俗に行かない男が増えた理由 風俗に行かない男が増えた理由を含むブックマーク

編集会議で、エロ情報に強いライターが呟いた。「風俗店に行く若い客が減ってるんだよね」。むむむ、少子化やセックスレスが騒がれる昨今、そういえば周辺の20歳代サラリーマンを見ても、若い男特有のギラギラした性欲を感じられない気がする。はたして、ほんとはどうなのか。社団法人「日本家族計画協会」常務理事で、協会が運営するクリニック所長として、30年近く若者の性行動を見つめ続けている北村邦夫氏に直撃訪問。若者たちの性欲の実態を聞いてみた。


風俗店に行く若者が減少”…若い男性の「性欲」が落ちている?


まぁ、今日は痛ニュでアレな話題ばっかで、どれから突っ込もうかと思ったが、これからにすることにする。




まず、この本のご紹介。とにかく、風俗に限った話題を徹底的に経済的に掘り下げるというアレな本。楽しめる人には楽しめると思う。


で、なんだけど。


たとえば、デリヘルの市場規模(2兆4000億円)は島根県の経済規模に匹敵し、ファッションヘルス+イメクラの市場規模(6780億円)は2006年度ODA関係予算に迫り、ピンサロの市場規模(6457)は2006年度地方交付金予算を上回ってしまう事実。


アマゾンの紹介ページからの引用になるけど、この中で注目すべき数字がある。つまり、デリヘルの市場規模だ。


デリヘルの市場規模(2兆4000億円)は、ファッションヘルス+イメクラの市場規模(6780億円)とピンサロの市場規模(6457億円)をあわせたものよりさらに大きいのである。


ここで、デリヘルについて、ちと説明させて頂くが、


デリバリーヘルスとは派遣型のファッションヘルスのこと。略してデリヘル。出張ヘルスとも呼ばれる。店舗がなく、客のいる自宅やホテルなどに女性を派遣し性的サービスを行う業態で、サービス内容はファッションヘルスとほとんど変わらない。1990年代後半より首都圏を中心に急速に増加しており、1999年に改正風適法が施行されて以降、首都圏以外の地方でも増加しつつある。


デリバリーヘルス



wikipediaからの引用になるけど、「店舗がなく、客のいる自宅やホテルなどに女性を派遣し性的サービス」、「深夜0時以降でも出張可能」という所に、デリヘルの斬新な所があった。


何故なら、普段、なかなか風俗店に行けないような高齢者だとか、行くのが恥ずかしい奴とかでも、電話一本で、性的サービスを自宅で受けれるようになったからだ。


また、深夜0時以降でも出張可能だった事(店舗では不可)は、男性側にとっては、仕事が遅くに終わっても、サービスを受けやすい事につながった。


また、女性側にとっても、会社員だとか大学生が、会社や授業が終わってからも、気軽に出勤でき、顔出しNGの業界のため、知り合いにばれることも少なかったので、比較的、参加しやすいサービスの一つだったんである。


そして、一番、大きいのは、通常、風俗というのは、それまでは、風俗店のある街まで行かないと遊べなかったという面倒な点を、デリバリーすることで、解消したことだろう。


この結果なのだが、1999年に、デリヘルが誕生して以来、ほんの10年程度で、デリヘルは2兆4000億円まで発展してたのである。


これは、軽く、従来型の店舗型性的サービス産業を上回るものだった。


まぁ、いってみれば、デリヘルというのは、風俗業界に起こった一種の破壊的なマスターベーションイノベーションと言えるかもしれない。


で、なんだが、風俗に行く若い人が減ったというのは、僕からすると、デリヘル利用が一般化したせいなのではないかと思われるのである。


なんたって、たった10年の間に、2兆円の産業規模をもち、ほぼ主流の性的サービスにまで登りつめたのだから。



というわけで、これだけデリヘルが圧倒的な成長を遂げたのだから、むしろ、


「最近の若い連中はデリヘル使いすぎ!!」



という感じで煽った記事を次に書いて頂きたいものである。

まなえまなえ 2008/05/07 03:24 デリヘルがはやるのは都会だけ!

風俗店について風俗店について 2008/05/07 09:11 こんにちは。憶測なんですが、店舗型の風俗店の規制が厳しいため、デリバリーで届出を出して、実は受付のある場所のすぐそばのホテルに派遣することが売り上げの多くを占める、デリヘルといえど実質は店舗型とあまり変わらない店が多いのでこういう統計結果になるんじゃないでしょうか?

white-nekowhite-neko 2008/05/18 11:45 こんにちは。あと援助交際の影響もありそうですよね。少女でも店舗無しで営業出来ますし‥(涙)

nullnull 2009/05/25 20:29 千葉 風俗の新規開店情報だよ。
<a href="http://c.lv-story.com/">千葉 風俗</a>

債務整理の川上事務所債務整理の川上事務所 2010/02/26 16:34 なるほど!若者の性欲は決して、失われたわけではなく、デリヘルという形であるんですね。

ちんこちんこ 2012/06/14 22:08 単に給料安いからだろ!?バブル期と一緒にすんなおっさん