2008-05-27
■[日記]世界で一番美味いメシ

Life is beautiful: ラーメン激戦区とWeb2.0サービスの共通点
という記事を読んで思った事があるんで書いておきたいのだが。というか、前々から書こうと思って放置していた話題なんだけどね。
「日本のカレーライス」を熱愛する米国人記者が語る『ゴーゴーカレーNY店』
きっかけとしては、こっちの記事になる。ちょっと前に超話題になった記事だから読んだ人も多いとは思うのだが、異常なカレー愛のアメリカ人記者による日本のカレーの記事である。
日本ガラパゴス なつやすみにっき(1) 「パラダイス鎖国=今川義元」説
もっとも、こちらの日記に書いてることを読んで以来、ずっと記事にして書こうと思っていたことでもあるのだれど。
上記の中嶋さんのエントリと、michikaifuさんのエントリは、「日本のラーメンは本当に美味しい」って話が紹介されている。
そして、アメリカ人の記者の記事は、
日本のカレーは、世界で最も完成されたカレーだ。これに異を唱える人がいるとすれば、理由はただ1つ、日本のカレーを食べたことがないからだ。
という記事で始まっている。
そして、僕の今日の話も、実はこれらの話と一緒だ。日本のカレーとラーメンは、世界でもっとも完成された料理なのだという話だ。
なんで断言できるかって?
それは、つい最近の出来事に由来している。
うちの妹は、アメリカに留学している間に、そこで出会った香港人の男性と結婚した。アメリカに留学するような香港人ってのは、大抵、家柄のいい連中だ。だから、その男性、今では僕の義弟なんだけど、それも階層の高い所の出身だ。要するに、金持ちの家の出だってこと。
もっとも、親父さんのほうはたたき上げの人で、家柄が良いのは彼の母のほうだ。それは、親父さんが英語をしゃべれないことからもわかる。つまり、親父さんのほうは、高等教育をうけていないのである。
さて、ともかくも、彼と彼の母親は、非常に香港でも金持ちの家で育った。彼らの家族とつきあうようになって、わかったのだが、金持ちってのは別世界だ。
まず、彼らの家にいくと、家政婦が全部家事をしている。食事は家でせず、外ですませるのが普通だ。
そんなわけで、彼らとつきあっていると、香港で美味しいと言われるレストランに連れて行って貰える。しかも、食費は義弟持ち。そんなわけで、僕は、彼らのおかげで、散々、香港で美味しい食事にありつけたのだけれど。
ただ、残念だけど、向こうの食事はあまり美味しくなかった。日本食レストランにいって、サンマ一匹1600円とか普通に引いたし。ただ、香港にいって、本当に出前一丁が店のメニューで出されるのには驚いたが。
香港では、出前一丁が本当に人気があって、カップ麺のシェアの50%をもっているそうだ。まぁ、店でも出されるわけだから、その人気がしれるけど。
ちょっと前、メキシコで、「マルちゃん」が大人気って話が出たけれど、日本のカップ麺は、海外でも非常に人気がある。香港では、日本の即席麺が、ご当地の店のメニューに入ってるし、メキシコでは、マルちゃんが、伝統的なメキシコ料理を危機に陥れるほどの人気だと言う。
最近は、日本人でメキシコ料理を食べる人もいるわけだけど、メキシコ人は、逆にインスタントラーメンに首ったけというわけ。
で、なんだけど。
うちの義弟は、時々、日本に来る。もともと、うちの親への挨拶で、結婚前からも来ていたけれどね。
で、なんだけど、うちの義弟が家に来たとき、「日本のラーメンが好き」というので、近所で僕がよくいくラーメン屋に連れて行った。多分、彼は、日本の出前一丁で、日本のラーメンの味を知ったのだろう。
で、だ。
初めて、そこのラーメンを食べてからというもの、彼は完全な日本のラーメン中毒者になってしまった。あまりの美味しさに度肝を抜かれたのだ。ラーメン屋の中で、下手な日本語で「美味しい!」を連発。
で、次の日になると、早速ガイドブックにあるラーメン博物館に妹を連れて出かけていってしまった。そして豚骨ラーメンが非常に気に入ったようだ。
妹のほうは、日本のラーメンなんて散々食べているわけで、取り立てて食いたいものでもないようだが、義弟のほうは、もう完全なジャンキーになってしまった。
無論、僕達だって、そんな大衆的な食い物ばかり彼に食べさせたわけじゃない。寿司や、すっぽん、それから河豚なんかも一緒に食べに行った。彼は、どれも美味しいと言ってはいた。
だが、彼が日本に来て、うちに来ると、最初にすることは、例のラーメン屋に行くことだった。あるいは、ガイドブックでお勧めのラーメン屋に出かけることだ。河豚や、すっぽんや、寿司を食べたいなんて言わない。大概、ラーメンを食べたい、美味しい店教えてと言い出す。
うちの妹は、当然、寿司とか河豚とかの高めの食事のほうが食いたいらしいのだが、義弟のほうは、「日本のラーメンのほうが絶対美味しい!!」といって譲らないらしく。そんなこんなで、日本に来るたびにラーメン屋に付き合わされている。
それだけ、日本のラーメンというのは美味しいのである。香港だとか台湾、中国の人は、大抵、日本のラーメンに驚く。とてつもなく美味しいからだ。
無論、義弟の話だけでは、僕は、彼が単なるラーメンマニアだと思っていただろう。だが、この話には続きがある。彼の母親と父親が日本に来たとき、やっぱり一緒に食事をする機会があった。その時に、彼らに、日本食で一番美味しかったのは何ですか?って聞いた頃がある。そのとき、英語ができる彼の母が言ったことが、全てを証明していた。
「Japanese ramen is No.1 !」
彼の母親は、香港でも裕福な階層の出身だ。だから、舌が肥えている部類に入る。しかし、そんな人でも(しかも女性)、日本のラーメンはものすごく美味しいと思ったらしい。しかも、食べた店は、そう評判のラーメン店ってわけじゃなかった。
そんな店のラーメンでも、彼女の舌をうならせる力があったのである。日本のラーメンのレベルの高さ、おして知るべし。
そんなわけで、僕が以前から思っていた疑問がここで氷塊した。僕は、高級レストランで食べる食事とか、キャビアとかフォワグラとか、河豚とかをあまり美味しいとは思わないのだ。以前は、僕が貧乏舌なだけだと思っていた。だが、どうやら、そうじゃない。僕はラーメンとカレーが大好きだ。
そして、ラーメンとカレーは、キャビアやフォワグラや河豚なんかより、ずっとずっと美味しいのだ。
香港人の義弟と彼の母が、その事実をはっきり告げてくれた。彼らは、舌がとても肥えている。日本にきて、河豚やら、すっぽんやら、高級料理も食べた。だが、日本料理で、彼らが一番気に入ったのは、ラーメンだった。
私自身がそうだが、ン万円を出してフランス料理とかを食べると、「これだけの値段を出したのだからおいしいに違いない」という気持ちが働き、本当は「これならラーメンの方が良かったな」と思いつつも「やっぱり四つ星レストランはおいしいね」などと見栄をはってしまうのが人間の常。特に有名店や料理評論家の評価が高い店だったりすると、「お前はこの味が分からないのか」と思われたくないのでついつい褒めてしまうもの。まさに「はだかの王様」状態だ。
これは、中嶋さんのエントリからの引用だけど、この「はだかの王様」的な心理で、我々は、高いモノを有り難がってしまう。最近では、この傾向はスイーツ(笑)という名誉ある呼び名がついている。キャビアやらフォワグラを有り難がるのは、それが美味しいからでなく、高いからだ。名前でみんな買っている。ベンツと同じようなものだろう。まさしくスイーツだ。
でも、実際に、本当に美味しいのは、むしろラーメンだとかカレーのほうだ。
あれらは、本当に美味しい食事だから、日本人は、毎週毎週、飽きずに食べる。ただ、毎日のように食べているので、その本当の美味しさには気づきにくくなってるのだ。
むかし、ポールボネの「不思議の国ニッポン」で、日本で最初に驚いた食事は、味噌汁だったという話を読んだ。彼は、味噌汁を飲んで、こんな美味しいものがこの世にあったのかと驚嘆したという。うろ覚えだが、たしか彼の本だったはずだ。美食の国で知られるフランス人をうならせる、何の変哲もない味噌汁。
我々は、そういう食事の美味しさに慣れてしまっている。だから、イマイチ、世界の三大珍味とかを食べても、美味しく思えない。
こっちのランキングで、世界の三大珍味とされるのが、ランキング上位にきているのをみて、笑ってしまったが、僕はそういう事なんだと思っている。香港人の上流階層の連中の舌をうならせるラーメンがある国で、これらの食材がそんなに美味しいと思われるわけがない。コストパフォーマンスは最強。
そして、何より。
日本のラーメンとカレーと味噌汁は、キャビアやフォワグラより美味しいのだ。
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ポール・ボネは実在しなくて、藤島泰輔という作家の筆名なんです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%8D
こういう誇りは暑苦しくなくて良いですね。
などと思ったりしますが。
ほら,Mac ってクールだけど使ってるとときどきイラってくるじゃないですか,なんでここでキーボード操作ができないんだ!みたいな.毎日使うならやっぱり Windows ですよね?
でもやっぱりマカーには矜持ってのがあってそんなこと言い出せないですよ.世界が違うんですよ.レベルが違うんですよ.比べちゃだめなんです.
それはさておき,私はフレンチも高級食材も大好きですよ.フレンチはワインのつまみとしては最高だし,高級食材だってそれぞれピッタリのお酒があるしね.ラーメンとカレーじゃ酒呑めないよ.
高いものを食べて「普通」と思っても「おいしい」と変換してしまうのは、高い金払ってるんだからおいしいに違いない、という観念から思い込みたいだけなのですね。。。
高い金を出して食べた、という現実に対する優越感も味わえますが。
やっぱり私もラーメンが好きです。
確かに高いからおいしいと無理やり言い聞かせたりしますね。
でも、ラーメンやカレーが真実のハイテク国家日本を作っていると過言ではありませんね。
そんな意味も含めてラーメンもカレーも最高だと改めて実感いたしました。
ありがとうこざいます。
なんていうか、ラーメンとかカレーってわかりやすい美味しさなんでしょう。きっと。
外国の方は白身の刺身食べても、全然区別つかないそうですよ。
…あと、やっぱり高い=良いものって言うのは間違ってると思う。
「オナニーしている少年フィギュアに16億円!(5/15)」←正直、こんなのタダでも欲しくない…あと、外人騙されすぎwww
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080515_lonesome_cowboy/
私の住むマチではカレーラーメンがメジャーなラーメンです。
知り合い、友人がいますがどいつもこいつもラーメン大好きです。
他に餅も愛してやまないですね
ラーメンなんて・・・っていう人は船場吉兆へ行けばよかったんだと
思います
行列で待ち在り、餃子¥250 ジャージャー麺¥350 私は近畿から半年に1度行きます、マジうま。