2008-09-20
■[日記]「不健康なのが美しい」じゃなくて、脂肪がない体が美しい、なんですってばよ

なんでこういう風なんだろう、と思うわけですよ。なんで、女性(特に、若い女性)の身体というと不健康な状態が「美しい」とされちゃうんでしょうか? 女なんてどんなに鍛えても腕力では男に勝てない*5存在なのに、どうしてここまで血行が悪く・筋肉がなく・体力もなく・ろくに走れもしない状態を「美しい」と規定してそこに追い込み続ける必要があった/あるんでしょうか?
いや、あのね。美しい女性の体にしろ、美しい男の体にしろね、今の風潮は、「脂肪がない体が美しい」なんですよ。
例として、
http://bigtoe-jp.com/bigtoe.pics.diet.b.and.a.html
こちらのボディビルダーの方の写真を紹介しますがね。
リンク先みてもらえばわかりますけど、ボディビルダーの人って、オフの時は、全然、腹筋割れてないこともあるし、体に結構贅肉ついてることも多いんです。
これには、理由があって、筋肉を増やすトレーニングをすると、必然的に脂肪が増えちゃうからなんです。これは体の構造上、どうしようもなくて、筋肉を増やすには、どうしてもある程度の脂肪分が必要だからなんです。だから、脂肪を摂取しないと筋肉増やせないから、脂肪が体についちゃう。
でも、ボディビルって競技は男性の肉体美を競う競技ですがね、それですら、脂肪のついた体ってのは美しいとはされない時代なんです。
これは日本のボディビルダー・故マッスル北村さんの画像ですがね、この体、とても不自然な状態なんです。普通の状態では、こういう体はできません。じゃあ、どういう風につくってたかって話になるわけですがね、通常、バルクアップと呼ばれる期間はひたすら筋肉を増やす。その期間、必然的に脂肪も増えますが、それは気にしない。そして、その後、ダイエットの期間を取る。そこで筋肉を落とさないようにしながら、体脂肪を削っていくんです。大体、体脂肪率が5%以下まで削るのが普通です。
なんですがね、体脂肪率5%以下ってのは、危険な状態なんです。普通ではありえない。病的な状態とも言えます。危険なんですよ。
2000年8月3日、ボディビルの世界選手権に参加するべく脂肪を極限まで落とすために20キログラムの減量(一説には高たんぱく無炭水化物ダイエット法であると言われている)を行った結果、異常な低血糖状態となり、急性心不全を引き起こして亡くなった。享年39。死亡時の体脂肪率は3%を下回っていたと言われている。そのバルクゆえ棺も規格品サイズのものでは納まらず、あつらえた大型のものが用意された。
マッスル北村さんも、一説では、過剰なダイエットが死につながってしまったともいわれるんですがね。
腹筋が6個に割れた状態ってのは、通常の場合、相当体脂肪削らないとできません。仮面ライダーのような腹筋ってのは、マッチョの条件なんですけどね。
でも外見がいい=力が強いってわけじゃないんですよ。通常、ダイエットを行うと、ボディビルダーは筋力が落ちます。
1980年夏 ついにミスター大阪に初参戦する日がやって来ました。
体重は69キロ、いわゆるバリバリ。専門家の目から見れば痩せすぎかもしれません。この日をターゲットに3ヶ月にわたって生まれて初めての減量に取り組んだ結果です。約10キロ減りました。ところが、ベンチプレスの挙上重量も100キロがやっとというところまで落ちてしまっていたのです。
今から思えば、トレーニングはともかく、コンテストに向けての食事はひどいもんでした。朝はゆで卵2個、昼は飯屋で小飯とおかず小、夜はサバ缶と生野菜どんぶり1杯。間食にプロテインパウダーを水で溶いたものを数杯という内容でした。これは、大失敗の例ですので決してまねをしないでください。愚の骨頂です。
こっちは、先に紹介したボディビルダーの人のページからの引用ですが、基本的に、体から脂肪抜いてダイエットするってのは結構な負担なんです。だから、ああいう体ってのは、不自然だし、それに、実際にはパワーを落として手にいれた体なんです。
で、これは三土手大介さんの写真です。日本が誇るベンチプレス世界王者で、 スクワット435 kg、ベンチプレス353.5 kg、デッドリフト320 kg、トータル1060 kgっていう怪物みたいな人なんですけどね。間違いなく、日本で一番の力持ちです。
でも、この人がこの体のままボディビルに出たら、間違いなく美人コンテストに出たゴリラ以外の何者でもありません。
美を追究したんじゃなくて、パワーをひたすら追求した体なんですから、それは仕方ないんですがね。
別に、三土手大介さんの体にあーだこーだいうつもりはないんです。ただ、男性の体の美にしても、ボディビルに代表されるような「マッチョ」の理想型って、不自然な形なんですよ。
実際にパワーがある体つき(筋肉+脂肪)より、パワーは落ちるが脂肪のない体のほうが「美しい」とされる時代なんです。
マッチョにあこがれる女性がどれだけいるかはしりませんがね、しかし、彼女らの理想も結局、これに近い奴でしょう。脂肪が美しいとされない時代なんです。なんでかは知りませんがね。
まー、幸いなことに、女性は男性の裸に対して、男性ほど興味をもちません。ありがたいことです。男性にとってはね。こぼれ話ですが、女性誌に男性のヌードを載せると必ずといっていいほど、部数が伸びるそうですが、それは、アメリカでも日本でも、ゲイの男性がその雑誌を買うからだそーです。
日本の女性が、なんで思春期あたりから「痩せたい」って欲望に取り付かれるのかはよくわかってません。男性にはまず芽生えない欲望なんでよくわかりませんが、とにかく、ほとんど全ての女性がこれに取り付かれる。病的なまでに。
まぁ、メディアの影響とか、男性の嗜好とか、犯人は色々あげれますが、男女ともに、脂肪の無い体のほうが美しいとされるこんな世の中じゃあね。
とにかく、過剰なダイエットは体をこわす原因なんで、ほどほどに。
いじょ。





服とかファッションって自分の身体へいろんなパーツを組み合わせるのが楽しいみたいな話なのですけど、自分の体が「規格」に会ってないと着れる服が限定されてしまうのですよ。
マルイ、109、ラフォーレetcの服は大体2サイズ位しかないのが多いです。
服をみる→入らない→私太ってる?というところからはじまるダイエットはあると思う。
あと服のラインが痩せた人をベースにしてるので、不二子ちゃんみたいな体系の女の子が、かわいい服を手に取る→胸やおしりが入らない→私って太ってる?みたいな間違った結論にいたることも。
一回ならまだしも、毎回着る服着る服入らないと太ってるような気がしてくるのも無理はないというか。
手頃な値段でわいいブランドだとワンサイズしかない(しかも細い)ことも多いし。
あとは周りの女の子がみんな痩せてて、かつ痩せてるのがいいっていう価値観だと、palさんごのみの体型の女の子は「もしや私太ってる?」とか思い始めてしまったりするのです。
洋服サイズへの適応がすべてだとは言わないけど、かなり大きな要因だと思うのに何でみんな指摘しないのか疑問。