Hatena::ブログ(Diary)

pal-9999の日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

生涯楽天家がモットーの男のネタ的はてなダイアリー。本家はこちら
サッカーネタは、pal-9999のサッカーレポートに移転しました。

2012-09-11

[]フットボール、マネーボール、お金とリーグ戦の成績の相関性 フットボール、マネーボール、お金とリーグ戦の成績の相関性を含むブックマーク

みなさん、こんにちは、本日も元気に更新いたします。代表期間中で、明日はイラク戦がありますが、「まぁ勝つだろ」くらいの気楽さで最終予選を見てる状態でございます。今の日本代表、えれー強いし、グループ首位だし、他が勝手に自滅してくれてるし。



というわけで、本日は、ちと趣向を変えて、世界のサッカーリーグの順位と年俸総額の相関性を見ていきたいと思います。最近は、そんな事やって数字遊びしてます。代表期間だしね。



ちと、最近、気になった記事を紹介しておきますが、


【イングランド】なぜリバプールの成績はここまで悲惨なのか


イングランド】マンチェスター・シティは金だけでなく頭を使った


スポルティーバに、僕が本もよく読んでるサイモン・クーパーのコラムが載ってます。これ、結構面白い記事なんで、一読してみてください。


それで、なんですが、サイモン・クーパーの著書、『サッカーノミクス』(邦訳『「ジャパン」はなぜ負けるのか──経済学が解明するサッカーの不条理』NHK出版)には、プレミアリーグにおける順位と総年俸の強い相関性の記事があります。


クラブのリーグ順位を予測するのに最も役立つ数字は、選手年俸の総額だ。『サッカーノミクス』(邦訳『「ジャパン」はなぜ負けるのか──経済学が解明するサッカーの不条理』NHK出版)を僕と一緒に書いたスポーツ経済学者のステファン・シマンスキーが言うように、フットボールではたいていの場合、選手年俸が最高のクラブが優勝し、最低のクラブが最下位になる。それはフットボール選手が、なんの感傷も交えず、最も高い年俸をもらえるクラブへ行く人種だからだ(彼らの言葉で言えば、それが「プロフェッショナル」だ)。


【イングランド】なぜリバプールの成績はここまで悲惨なのか


って奴です。これ、事実でして、プレミアリーグのみならず、セリエA、ブンデス、リーガ、Jリーグでも、選手年俸の総額と順位には、おおよそ0.7程度の相関性が見つかります。


なので、今日は、2010/11シーズンにおけるリーグ別の相関性などの数字を紹介しながら、「お金の使い方が上手い」幾つかのクラブの紹介をしたいと思います。


ちなみに、Jリーグから海外の4大リーグにいたるまで、クラブの順位を予測する、一番つまらなく、かつ無難なやり方は「選手年俸の総額の順に並べる」になります。


ただ、これが、一番当たるっちゃ当たるんですが、シーズン前のサポーターの楽しみを丸ごと奪うやり方なので、つまんないと思ってます。


Jリーグの順位と年俸の相関性、2010/11シーズン


さて、まずは、Jリーグの話から始めましょう。調査対象としたのは2010/11シーズンです。


順位チーム勝ち点試合勝数分数敗数得点失点得失差選手年俸総額(単位万円)
1柏レイソル7234233865422375450
2名古屋グランパス7134218567363192790
3ガンバ大阪7034217678512782840
4ベガルタ仙台56341414639251445990
5横浜F・マリノス5634168104640673740
6鹿島アントラーズ503413111053401375930
7サンフレッチェ広島5034148125249354150
8ジュビロ磐田4734138135345852140
9ヴィッセル神戸4634137144445-165960
10清水エスパルス45341112114251-948960
11川崎フロンターレ4434135165253-157580
12セレッソ大阪433411101367531436380
13大宮アルディージャ42341012123848−1056070
14アルビレックス新潟3934109153846-830880
15浦和レッズ3634812143643-797680
16ヴァンフォーレ甲府333496194263−2129770
17アビスパ福岡223464243475−4121240
18モンテディオ山形213456232364−4129770

さて、こうなりました。順位と勝ち点の相関性は、この年の相関係数は0.68となっています。散布図もつくりましたが、


f:id:pal-9999:20120910232821j:image


こうなります。決定係数R2は、0.46くらいですんで、まぁ、ほどほどって所です。


Jリーグは、上と下での総年俸の差が、海外のリーグみたいに100億以上開くとかいうことはないリーグですから、結構、年俸が低いチームが上位に顔だすことがあるリーグです。


最近のエントリで、J1の各チームの期待勝率を出してみましたが、今年のJ1には、期待勝率が0.7以上、得失点差+40をはじき出せそうなモンスターチームはありません。というか、そんなチーム、ここ数年、一つも出てません。これも、海外との違いで、海外のリーグだと、リーグ1位のチームの得失点差が+40に届くことが頻繁にあります。リーグ戦を食い荒らすモンスターが、大抵1〜2チームあるわけです。J1だと、そういうモンスターは存在しません。


まあ、リーグ始まる前から「どうせ、あそこのチームが優勝すんだろ」みたいな事は無いわけです。おかげで、リーグ戦が予想のできない事になっておもしょいのですが。


また、ガンバ、名古屋、横浜FM、浦和、鹿島あたりのお金があるチームも、年によっては、さっぱりになったりするので、色々面白いリーグです。


現在のJリーグの特徴は、やっぱり、本物のビッグクラブがないって所です。海外だと、リーグに幾つか、「リーグ戦を食い散らかすモンスターチーム」ってのが存在しますが、J1だと、そういうチームがないんですね。


今年もサガン鳥栖が予想外の躍進を見せており、J2あがりのチームがJ1チームを食い散らかすという最近のJリーグのアレな傾向が今年も出ました。


ただねー、J2あがりのチームが予想外の躍進をみせた後、問題になるのは、そのチームの構成メンバーをどこまで保持し続けられるかって点なんですよ。J2クラブって、どこもお金がないので、J1で躍進したとしても、その勝利に見合ったレベルで年俸を上げていけるか、というと・・・これが結構難しい。総年俸3〜4億のチームが、1億円プレーヤーを複数抱えるなんて不可能ですしね。


最近だと、セレッソがJ2からカムバックしてJ1で旋風を起こしましたが、その後、主力が流出しちまったんですよね。香川、乾、清武、アドリアーノ、家長をチームに留めておければ、今頃、モンスターチームになってます。ただ、彼らの年俸をセレッソが払い続ける事ができたかってーと・・・まあ、無理です。セレッソは予算が4億前後のクラブですからね。香川、乾、清武の三人に関しては、海外でなら、いずれ年俸1億稼げる選手です。それを無理に引き留める事は無理ですし。


セレッソは育成型クラブを目指してますが、育成するなら、選手の売り方も、もうちょっと考えないといけません。ま、この話は別の時にします。


で、今年、旋風を起こしているのがサガン鳥栖なんですけど、総年俸1億8510万程度のクラブです。今年はいいんです。ただ、来年になったら、当然、何人か年俸上げないといけない選手がいるわけです。これだけ結果を残したんだから、選手が年俸上げて欲しいのは当然です。


でもサガン鳥栖は・・・お金がない。そうなると、選手をクラブに留め続けるのは、やっぱり無理で。結果を残せば残すほど、良い選手から先に放出するしかなくなるんです。そして、良い選手を獲得できるのは、やっぱりお金のあるクラブな訳ですよ。


どこのリーグでもそうですが、10年単位で順位と総年俸の相関性をみると、強い相関が見つかるんですけど、そうなっちゃうのは、こーいう仕組みがあるからです。



プレミアリーグの順位と総年俸の相関性、2010/11シーズン


まあ、こいつは、サイモン・クーパーがやってるので、僕がやるまでもないですが、ちょいとやってみました。


ただし、年俸のデータは、「Highest-paying teams in the world」から引っ張って来てます。いくつか、年俸のデータがないチームがあるので、それは弾きました。データがないので、どうしようもなかったのです。ホントは、もう一つ前のシーズンの年俸データが揃っているのが欲しかったんですが、それがないので、年俸総額は2012シーズン開始の時のモノです。そこんとこ、ご容赦を。クラブの年俸総額は、油オーナーに買収されない限り、1年だと劇的には変わらないので、まぁ、なんとかなるだろうと思って、まずプレミアから調査開始。


順位クラブ名試合得点失点勝ち点年俸総額年俸総額(単位億円)年俸/勝ち点
1マンチェスター・シティ 38285593296489185093858144.41.62
2マンチェスター・ユナイテッド 38285589335689138035567107.71.21
3アーセナル 3821710744925701320026991031.47
4トッテナム・ホットスパー 382099664125699523690374.31.08
5ニューカッスル・ユナイテッド 381981156515655599519943.70.67
6チェルシー 3818101065461964169897463132.52.07
7エヴァートン 38151112504010565929869946.30.83
8リヴァプール 3814101447407521307631191021.96
9フラム 381410144851−3526062899747.30.91
13サンダーランド 381112154546−1455918666746.21.03
14ストーク・シティ 381112153653−174548780935380.84
15ウィガン・アスレティック 381110174262−20434570315035.60.83
16アストン・ヴィラ 38717143753−163810168659179.32.09
18ボルトン・ワンダラーズ 38106224677−31365857406245.71.27
19ブラックバーン・ローヴァーズ 3887234878−30315194205840.51.31
20ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ 38510234082−42253659922828.51.14

さて、年俸と勝ち点の相関性は0.73と出ました。サイモン・クーパーが、プレミアの1シーズンにおける順位と年俸の相関性は70%程度って言ってるのと合致します。これなら、いけそうかな。


f:id:pal-9999:20120911185744j:image


で散布図作ると、こんな感じ。1シーズンのみなんで、R2はそこそこですな。これ、10シーズンにすると、R2も0.88くらいまで上昇するようですが。


で、なんですけどね。


これ、作ってみると、わかる事があるんですけど、マンチェスター・ユナイテッドの年俸/勝ち点がいいんですよ。1.21億程度で、これ、ビッグクラブだと、ユヴェントスに次ぐ成績です。


一方で、成績悪いのが、チェルシーとリヴァプールで、勝ち点1取るのに2億つかってます。


あのね、これ、作ってみて思ったんですが、やっぱりファーガソンは凄い監督なんだな、と。お金を効率的に使って良いチーム作ってる。アーセナルのヴェンゲルもいい数字出してますけどね。ただ、ファーガソンのほうが数値は良い。


一方で、しょうもないのが、アメリカ人に買収されたリヴァポ、オイルマネーに買収されたチェルシーで、金の使い方が全くわかってない。アストンビラにいたっては、金をドブに捨ててるようなモンです。外人オーナーに買収されても、金の使い方がわかってないから、順位が思うようにあがらない典型です。こういうクラブは良いカモです。


シティも、サイモン・クーパーがいうほど良くありません。ぶっちゃけ、これなら、アーセナルとユナイテッドのほうが効率いい。ユヴェントスやドルトムントはもっといい。なので、取材するなら、アーセナルかユナイテッドじゃないかと。



あと、注目すべきは、シティじゃあくて、エヴァートンのほうじゃないかと。投資効率が非常にいい。勝ち点1取るのに8300万円しか使ってないし、勝ち点も56取ってます。しかも、リヴァポより順位が上だし。


エヴァートンの監督、デイヴィッド・モイーズの評価が高くなるわけですわ。この年俸総額で、これだけ勝てるとは凄いもんです。ファーガソンの後継者とか言われますが、悪くない人選なんじゃないでしょうか。


シティより、エヴァートンのほうに興味を引かれますね、個人的には。少ない予算で勝てるチームのほうが取材対象としていいんじゃないかなあ。サイモン・クーパー。



ブンデスリーガの順位と総年俸の相関性、2010/11シーズン

さて、次からブンデスリーガになります。調査対象は2010/11シーズンです。


順位クラブ名勝点得点失点総年俸(単位ドル)総年俸 円(億)総年俸/勝ち点
1ボルシア・ドルトムント8125638025558998540670.20.87
2バイエルン・ミュンヘン732347772255170231332132.81.82
3シャルケ04642041074443011584404090.41.41
4ボルシア・メンヒェングラートバッハ6017984924254852229837.80.63
5バイエル・レヴァークーゼン5415910524486564891651.20.95
6VfBシュトゥットガルト53158116346177841112661.21.15
7ハノーファー96481212104145-44945649438.60.8
8VfLヴォルフスブルク44135164760-135699683444.51.01
9ヴェルダー・ブレーメン42119144958-97880790561.51.46
101.FCニュルンベルク42126163849-116143096147.91.14
111899ホッフェンハイム411011134147-65074365039.60.97
12SCフライブルク401010144561-1639760704310.78
131.FSVマインツ0539912134751-44799293837.40.96
15ハンブルガーSV36812143557-2274340947581.61
171.FCケルン3086203975-365071381939.61.32
181.FCカイザースラウテルン23411192454-305077288239.61.72


で、このデータから計算すると、2010/11シーズンのブンデスにおける勝ち点と年俸の相関係数は0.66でした。Jリーグとそんな変わりませんね。散布図も作りましたが、


f:id:pal-9999:20120910235954j:image


こうなってます。


ブンデスリーガは、比較的、Jリーグと良く似ているリーグと言われます。というか、Jリーグがブンデスを模範にして作られたンで、当然っちゃ当然なんですが。


さて、最大の違いは、というとブンデスには本物のビッグクラブが存在している事です。つまり、バイエルンミュンヘンです。ブンデスリーガを一つの町とすると、一人だけ町に巨人がいる訳です。


なんで、フツーに考えたらというか、基本的に、ブンデスはバイエルンの一強リーグでして、


ブンデスリーガ:22回優勝

DFBポカール:15回優勝

CL:4回優勝


と、ぶっちぎりの成績を残してます。基本的に、リーグ戦は、バイエルンとそれ以外って状況になりがちです。


とまあ、ここまでは誰でも知ってる事なんですが、ここ2シーズンほど、異変が起きてて、ドルトムントがリーグを2連覇するという珍妙な状況です。


で、ドルトムントとクロップの話になるんですけどね。ちょっとクロップの経歴の話をしましょう。クロップが、ドイツの小規模クラブ、マインツの監督になったのが2001年なんですけど、そこから、異常ともいえる事が起こるんですがね、以下、マインツの成績なんですけど、



シーズン リーグ 試合 勝点 順位
00-01 2nd ブンデスリーガ 34 10 10 14 40 37 45 14
01-02 2nd ブンデスリーガ 34 18 10 64 66 38 クロップ監督就任
02-03 2nd ブンデスリーガ 34 19 10 62 64 39
03-04 2nd ブンデスリーガ 34 13 15 54 49 34 3(昇格)
04-05 ブンデスリーガ 34 12 15 43 50 55 11
05-06 ブンデスリーガ 34 11 14 38 46 47 11
06-07 ブンデスリーガ 34 10 16 34 34 57 16(降格)
07-08 2nd ブンデスリーガ 34 16 10 58 62 36 クロップ退任


こうなりました。まぁ、うちのブログで、「クロップの経歴が凄い」って話をちょくちょくしてきましたが、これね、成績的にありえねーんですよ。クロップの就任前は、マインツは勝率30%程度のチームだった訳です。それが、就任後、いきなり勝率50%くらいのチームになってるわけですから。1シーズンだけだったら、運が良かっただけかもしれませんが、その後も継続的に結果を残し続けてるんです。これ、ちょっとありえない。


で、ドルトムントでもそうなんですけどね、


シーズン リーグ 試合 勝点 順位
04-05 ブンデスリーガ 34 15 10 55 44 40 債務超過による破綻寸前危機
05-06 ブンデスリーガ 34 11 13 10 46 45 42
06-07 ブンデスリーガ 34 12 14 44 41 43
07-08 ブンデスリーガ 34 10 10 14 40 50 62 13
08-09 ブンデスリーガ 34 15 14 59 60 37 クロップ就任
09-10 ブンデスリーガ 34 16 57 54 42 12
10-11 ブンデスリーガ 34 23 75 67 22 優勝
11-12 ブンデスリーガ 34 25 81 80 25 優勝

大体、ドルトムントの場合、2004年に債務超過やらかして破綻寸前になり、その後3年ほど低迷してた訳です。この時期は、大体勝率30%くらいのチームでした。ところが、クロップが就任すると、またもや勝率が50%まで上がってるんですね。で、2010年、日本から香川、ユースからゲッツェというもの凄い当たりクジを引いたことで、一気にチーム力が上がり、勝率70%のチームになったわけです。


これね、まずありえないンですよ。正直、これだけ劇的にチームの成績を引き上げられる監督って、滅多におりません。


又、ドルトムントのフロントも凄いですわ。勝ち点1稼ぐのに8700万円ほどしか使ってませんし、あのバイエルンを二度に渡って王座から退けているわけです。総年俸の差はこのデータだと60億の差です。バイエルンが移籍金に使った金額を合わせれば、軽く100億の差は出ます。こんだけ使った額が違うのに、バイエルンより勝ち点稼げるってのは、ありえねーです。


勿論、これは運もありますけどね。ただ、ドルトムントってチームは、金の使い方がホント上手くなりました。一方で、どうしようもないのがバイエルンとウリ・ヘーネスなんですがね。


基本的に、ウリ・ヘーネスはクラブ経営は上手いけど、選手の取り方が上手くないです。バイエルンが勝ち点1ポイントを取るのに使った金額は1.8億で、これ、他のビッグクラブと比較すると、相当に悪い数字なんです。


あのね、バイエルンがまともなら、ドルトムントはノーチャンスです。これだけ差があるんだから。


ただ、バイエルンってアホな金の使い方するんですよホント。こないだもハビ・マルティネスを4000万ユーロで買ってましたが、もうアホかと。よっぽどドルトムントに追い詰められたんですかね。4000万ユーロでハビ・マルティネス一人とはね。やれやれ。


まあね、基本的に、貧乏人が金持ちに勝てる可能性がある時ってのは、金持ちが馬鹿でモノの価値がわかってないケースです。ブンデスリーガの最近の状況みてると、バイエルンはモノの価値がわかってません。だから、ドルトムントにまくられるんです。フンメルスをドルトムントに放出したりね。フンメルスをドルトムントに放出して分捕られ、ハビマルティネスを4000万ユーロとか、やれやれですよ。


あと、基本的にドルトムントに選手を売っちゃ駄目ですよ。あそこはモノの価値がわかってるクラブですからね。貧乏人がもうけたい時は、馬鹿な金持ちにポンコツを売りつけるのが一番です。


つまりですけど、Jリーグのチームが高値で選手を売り抜けたいなら、選手の希望なんて関係なく、まずは金の使い方がアホな、ケルン、ハンブルガーSV、ヴェルダーブレーメンのGMに電話かけて売り込むべきなんです。で、高値で売りつけるべきです。




セリエAの順位と総年俸の相関性、2010/11シーズン

さて、お次がセリエAになります。



順位クラブ試合勝利引き分敗戦得点失点点差勝ち点総年俸(ドル)総年俸 単位億年俸/勝ち点
1ユヴェントス38231506820488411739939991.571.09
2ミラン38248674334180152619219119.041.49
3ウディネーゼ38181010523517642648645020.660.32
4ラツィオ381881256479624813375437.540.61
5ナポリ381639664620614173262332.550.53
6インテル38177145855358142522871111.171.92
7ローマ3816814605465697441501761.36
8パルマ3815111254531562430167618.960.34
9ボローニャ381312134143-2512653226420.70.41
10キエーヴォ381213133545-10491738656513.560.28
11カターニア381115124752-5482623733420.470.43
13フィオレンティーナ381113143743-6465134362540.050.87
15カリアリ38103153746-9432203672617.190.4
16パレルモ381110175262-10433086745224.080.56
17ジェノア38119185069-19424518731535.250.84
18レッチェ38812184056-16361975746015.410.43
20チェゼーナ38410242460-3622104571378.160.37


こうなります。この年の、勝ち点と年俸の相関係数は0.69です。ここもJリーグと数字的には似てますね。散布図も載せておきますが、


f:id:pal-9999:20120911005810j:image


こうなります。


さて、セリエAなんですけど、ここで最もアホな金の使い方をしているクラブは、インテルの1強です。インテルほど、アホな金の使い方をするクラブは、他にありません。勝ち点1を稼ぐのに1億9200万を使うチームでして、これ、チェルシー、リヴァプールと並んで、最も高コスト体質のチームです。アホですねー。


さて、インテルが超高コスト体質なのは明らかな訳ですが、2009/2010シーズンではユヴェントスも、勝ち点1を稼ぐのに2億ほど費やしており、高コストの馬鹿クラブでした。ただ、2010/11シーズンでは、ビッグクラブで一番、低コスト体質なチームに切り替わっています。勝ち点1を稼ぐのに1億という、効率のいい投資を行っているわけです。


さて、その原動力は、というと。


これね、コンテに注目が集まってますが、僕は、このユヴェントスの成績、コンテよりも、GMのジュゼッペ・"ベッペ"・マロッタの就任が大きいと思ってます。


彼、2002−2010年の期間、サンプドリアのGMやってたんですが、この時期のサンプドリアの成績が凄くてね、


2002-2003 セリエB 2位 昇格←ここでマロッタがGM就任

2003-2004 セリエA 8位

2004-2005 セリエA 5位

2005-2006 セリエA 14位→12位

2006-2007 セリエA 9位

2007-2008 セリエA 6位

2008-2009 セリエA 12位

2009-2010 セリエA 4位←ここでマロッタが退任

2010-2011 セリエA 18位(セリエB降格)


となってます。まあ、サンプドリアはマロッタと共にはじまり、マロッタが退任したら大騒ぎという感じです。GMとしては、イタリア屈指ですね。少ない予算でチーム作らせたら、凄い手腕を発揮します。


でもって、ユーヴェに来ても、それは変わってなくてですね、ユヴェントスの総年俸って、いまんとこ、ミランとインテルと比べると少なめなんですが、見事にスクデットを勝ち取ってます。まあ、ユーヴェは、マロッタがGMやってる限りは、インテルみたいな事にはならんでしょう。2010年に、彼がユーヴェのGMになったのは、ホント大きかったなと。モノの価値がわかってるGMさんなのです。


それから、もう一つ、セリエで、「金をかけずに勝つ」というマジックを成し遂げているのが、ウディネーゼです。年俸総額20億かそこらのチームで、セリエAに踏みとどまり、時々、上位に食い込むという奇跡のチームです。2010/11シーズンでは、勝ち点1取るのに3200万円というギャグみたいな投資効率を誇り、金さえあれば、今頃、セリエAを飲み込む怪物になりかねないってチームです。まあ、金がないんで、いかんともしがたいのですがね。ここは、世界各国にスカウト網を張り巡らせて、いい選手を安くとってくるので有名ですよね。


セリエAは戦術化が激しいリーグなんですが、少ない予算で何シーズンも残留に成功し、時々上位に食い込むチームってのは、戦術的に優れているチームより、少ない予算でいい選手を取ってくるのが上手いチームなのが実情なんです。まあ、これは、どこのリーグも変わらない事ですけどね。


予算の無いチームはね、戦術より、編成のほうが大事なんですよ。少ない予算でいい選手を取ってくるスカウティングが上手いチームじゃないと、中小クラブは生き残れません。


戦術ってのはね、基本的に、競争の激しい場所だと、一番最初に研究されて真似されて対策建てられてしまうので、長期でみれば、競争優位を生んではくれないモンなんです。戦術とか練習メニューは真似されやすいので、これはしょうがないんですけどね。



リーガ・エスパニョーラの順位と総年俸の相関性、2010/11シーズン



さて、次がリーガですが、ここは、実際に計算してみたら、激しく脱力しました。


順位クラブ名試合得点失点勝ち点年俸総額年俸総額(単位億円)年俸/勝ち点
1レアル・マドリード3832421213289100194915932152.034426961.52
2FCバルセロナ382873114298591217014221169.271092381.86
3バレンシアCF38171011594415617663776459.777455920.98
4マラガCF381771454531581737960113.556088780.23
5アトレティコ・マドリード3815111253467566438828650.222863080.9
6レバンテUD381671554504551444810211.269519560.2
7CAオサスナ381315104461-17542135806516.65929070.31
8RCDマヨルカ381410144246-4522784924221.722408760.42
9セビージャFC3813111448471506365541249.651221360.99
10アスレティック・ビルバオ381213134952-3494774155837.238415240.76
11ヘタフェCF381211154051-11472586001120.170808580.43
12レアル・ソシエダ381211154652-6472617410020.4157980.43
14RCDエスパニョール381210164656-10463015256223.518998360.51
16レアル・サラゴサ38127193661-25434145977432.338623720.75
18ビジャレアルCF38914153953-14414104098932.011971420.78
19スポルティング・デ・ヒホン38107214269-273795160557.42252290.2
20ラシン・サンタンデール38415192863-35272072988616.169311080.6


何が脱力したって、相関係数の高さです。相関係数0.88と出ており、なんぞコレ・・・と。で、R2も高くて、


f:id:pal-9999:20120911013029j:image


R2(決定係数)高杉だろ、リーガェ・・・・・


まあ、なんというか、リーガの2010/11シーズンに関しては、ほとんど年俸で説明ついちまうじゃねーかバーヤバーヤ。こんなの知りたくなかったわい。


まあ、アレですよ。リーガは始まる前から「レアルかバルサが優勝すんだろバーヤ」と誰もが思ってますが、今年もそーでしょーね。ここほど優勝チームの予想が簡単なリーグはありません。バルサかレアルのどっちかしか優勝の可能性がない訳だし。



なんですけどね。


これ、作ってみて気づいたんですよ。「あれ、マラガ凄いじゃん」と。


マラガなんですけどね、カタールの王族の一人、シェイク・アル=タニが2010年に買い取ってます。まあ、よくあるオイルマネーによるサッカークラブ買収でして、僕としては「どーせ金を湯水のように使って順位あげんだろ」とか思ってたんですが、ちょっと見る目がかわりました。


なんでかというと、思ってたより、選手の総年俸が低い。平均給与も6900万円くらいで、フツーです。ホントにフツー。


なのに、昨シーズンは驚くほど多くの勝ち点(53点)を挙げてるし、今年も今現在、勝ち点7取って3位につけてます。チームも、ベテランと若手を上手く融合させたチームになってて、バランスがいい。


去年のリーガですが、レバンテとマラガが偉い投資効率の良さでして、ちょっと信じられません。低予算で、あれほど勝てるとわ・・・・


もし、今年もマラガが低予算で勝ち続けたら、こりゃ、ちょっとしたセンセーションですよ。


まあ、リーガについては、とんでもなく、効率的な移籍市場をもってるようで、良い選手は、みんな金持ってるクラブに行って、金持ってるクラブが勝つ傾向がどこよりも強いようです。


アホらしいと思うかもしれませんが、そーゆーリーグみたいです。



年俸が高い選手は良い選手。それはいいとして・・・・


今までの奴は、データ的にちょっとずれがあるので、アレですが、手に入る他の年俸データで計算する限り、2009/10シーズンのセリエだと、年俸総額と順位の相関性は74%ほどでした。ガゼッタの年俸データでやったんですけどね。


色々思う事はありますが、海外のリーグや、Jリーグで数値を計算してみると、やっぱり、サッカーのリーグ戦で、一番大切なのは、「良い選手が取れるかどうか」のようです。そして、いい選手ほど年俸が高い。たとえ低くても、選手が結果をだせば、やがては年俸が高くなる。


従って、貧乏クラブは、運良く、凄くいい選手が取れたとしても、いずれは年俸を払えなくなり、金持ちクラブに選手を売らざるを得なくなる。そして、順位には総年俸の差が反映されていく。結果として、長い目でみれば、金持ちクラブに勝つのは不可能で、貧乏クラブにはチャンスがない。


まあ、納得いく説明かと思います。実際、今回調べたリーグ全てで、年俸と順位には相関性が0.67〜0.88程度見られたわけです。長い目でみると、相関性はさらに強くなる。結局、順位予想というので、一番、てっとり早いのは、総年俸の順に並べる。それだけです。つまんないですけどね。


むかーし、日経の「私の履歴書」で野村克也、元阪神監督が連載してて、ある時に球団社長に向かって


野村「野球で一番大切なのは何だと思いますか?」

社長「監督じゃないのか?」

野村「違います編成ですよ」


みたいなやりとりをしたってのを読んだ覚えがあるんですがね。その後、阪神の編成部にメスが入ることになるんですけどね。


野村さンによれば、スカウトがよくいうのが「10年にひとりの逸材」って奴です。野村さンにいわせれば、スカウトのいう「将来性」ほど当てにならないものはないそうですが。だから、即戦力として、大卒と社会人をほしがったそうですが、それが阪神だと全然叶わない、と。もっとも、最近は、切り替えてるみたいですけどね。


これ、野球に限らないんですけどね。バスケット、サッカー、アメフト、全部そうです。毎年のように「10年にひとりの逸材」ってのが現れます。まるでボジョレーヌーボーですけどね。



95年「ここ数年で一番出来が良い」

96年「10年に1度の逸品」

97年「1976年以来の品質」

98年「10年に1度の当たり年」

99年「品質は昨年より良い」

00年「出来は上々で申し分の無い仕上がり」

01年「ここ10年で最高」

02年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」

03年「100年に1度の出来」「近年にない良い出来」

04年「香りが強く中々の出来栄え」

05年「ここ数年で最高」

06年「昨年同様良い出来栄え」

07年「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」

08年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」

09年「50年に1度の出来栄え」

10年「今年は天候が良かった為、昨年並みの仕上がり。爽やかでバランスが良い」 


まあ、サッカーも、こんな感じですけどね。タレントの所に、その年にデビューして騒がれた選手の名前でも入れて遊べますよ。毎年のよーに10年に一度のタレントが発生するのは、サッカーの世界じゃよくあることです。それどころか、今まで、何人の100年に一度のタレントがいたんだっていう。サッカーが生まれてから、まだ200年もたってないのに。


てか、スカウトという人々は、若手を破滅させる為に、「前途有望」とか「100年に1度の逸材」とか「天才」とか「最高傑作」とか呼んでるんじゃないかと思ってしまうほどで。「10年に1度の逸材」の破滅率、「マラドーナ二世」、「ペレ二世」の破滅率の高さといったら、ちょっと尋常じゃありません。


そういう傾向があるんで、基本的に、これもよくいわれるのが「選手の将来性なんてわからない」って奴です。


まあ、確かにその通りです。


しかし、少数ですが、「金をかけずに勝つ」というマジックを長期間に渡って成し遂げているクラブが、現実にはいくつかあるわけです。何故か、若手や聞いた事もない選手の発掘が上手いクラブもある。そして、金かけてるのに散々な成績のクラブもある。


市場と同じで、貧乏人に勝ち目があるのは、市場に馬鹿がいる場合です。ギャンブルでカモがいるケースです。辺りを見回して、カモがいなければ、カモは貴方ですけどね。


サッカーの選手市場が完全に効率的だとしたら、貧乏人には勝ち目がないんですよ。でも、実際のところ、効率的とは言えない場所があるんです。だから、そこを上手く利用したクラブが、年俸から予測されるより、良い成績を収める事が可能な余地が少しだけ残っているんです。


次は、サッカーの世界や他のスポーツの世界で、かつて存在した非効率の話でもしようかな、と思います。データの話を延々としてきましたが、本当にやりたかったので、こっちの話なんどす。



話が長くなりすぎたんで、今日はこの辺りで。

あ 2012/09/11 07:43 投資効率の話は面白いですねえ
観客2千人で練習場すら転々としてる我が貧乏ロアッソが上位を目指すとして、まずは良い選手を見つけられるスカウト&GM>監督>GK>その他ポジションに金をかけるべきってことですかね
まあ、クラブの資金から言うと妥当な順位にいるのかもしれないし、何かが間違ってJ1に上がっても選手のレベル以前に環境が…って感じなんですが

QQ 2012/09/11 08:15 ロアッソはまず池谷連れてきて高木連れてきて南連れてきて、
仕上げに北嶋藤本とまだやれるベテラン攻撃陣連れてきてと
やってることは凄い論理的かつ効率的じゃないですかw

高木より優秀な監督なんてそうそう市場に出ないし、選手もしかり。
もっと上を狙うなら監督か選手でブラジル人一発狙いを繰り返すか、
設備整えて選手底上げして地力を強化するか、
ライバルになりそうなとこの選手を引き抜く往年の京都方式か…

あ 2012/09/11 08:32 >Qさん
いやー、高木監督にも北嶋にも期待してるんですけど、今シーズンの成績が常にも増して酷いんですわ
さすがにJFL落ちは心配してませんが、とにかく勝てない
新興の北九州とかにも抜かれてるし(あそこはお金持ちだけど…)
ここ最近尻上がりに良くなって上の方も目指せるかな?って空気になってたので、今年の成績はキツイ…
来年もどうでしょうね…

E 2012/09/11 09:24 プレミアのグラフがJのグラフと同じになっているかと...

吹田吹田 2012/09/11 09:27 プレミアの散布図がJリーグの奴になってますよ。
細かいことで申し訳ないですが。

マラガってオイルマネーで強くなったと思ってたら違うんですね。意外意外。

トゥララントゥララン 2012/09/11 12:09 マラガは移籍金もそんな使ってないのかな?
やはりペジェグリーニがいいのか
昨季のモンペリエはかなり年棒総額低い中リヨンやパリをまくったんじゃなかったかな。そこの理由なんかも知りたい

ぼうしぼうし 2012/09/11 12:55 金と勝ち点の話面白かったです。
選手の勝ち点への貢献度と、選手の年俸のデータがあれば、選手のコスパみたいなのがわかり、最もやらかした選手とか知れて面白いかもしれませんね。。。

あ 2012/09/11 13:22 FWとGKは得点に相関が強いから、試合数を多くとればゴール数である程度貢献度なんてのも見えてくるかもしれないけど、MFとDFは無理じゃないですかね

むめいむめい 2012/09/11 13:57 マラガだって移籍金で40億くらいは使ってるでしょー 年俸間違えてると思うわ

、 2012/09/11 17:24 マラガ、シーズン途中で給料不配とかって見ましたけど
あれ結局払われなかったんですか?って数字っぽい
オーナーが手引いたので選手もどんどん逃げ出してますよ。
今シーズンはリーガで一番ヤバいクラブじゃないでしょうかね

たかとびたかとび 2012/09/11 18:49 面白いですw。。願わくばおいらに市場での勝ち方を教えてほしいですw

あ 2012/09/11 23:29  
とった選手で儲かるお金をマイナスしてない時点であいかわらず見栄ばっかりのバカな記事だなあと思いました。

あ 2012/09/12 05:12 儲かるか儲からないかじゃなくて勝ち点との相関関係が見たいんやで?
稼いだ金マイナスする意味無いやろw
わざわざ馬鹿を晒さんでもええから

あ 2012/09/12 13:48 儲かる金マイナス…?
批判の仕方凄いな

面白いですね
リバポの効率性ときたら…

axel69axel69 2012/09/13 01:28 >「基本的にドルトムントに選手を売っちゃ駄目ですよ。あそこはモノの価値がわかってるクラブですからね。」
うふふ、ゴリ酒井を売らなかったのはレイソルとしては正解でしたか。なーんて条件はハノーファーより高かったらしいですが返事をすぐよこせって感じだったのと、あくまでピシュチェクの控えということだったので流れたらしいですが。

蟹 2012/09/13 13:12 はじめまして。
年俸総額はどこからもってきた数字なのでしょうか?
ベガルタとエスパルスで3千万しか差がないとは思えないのですが。。。
ちなみに、Jリーグが公開している資料によると、
2010年度の選手・チームスタッフ人件費は、
ベガルタ8億5800万にたいしてエスパルスは14億9800万となっています。

  2012/09/13 21:38 ユーロ決勝やんないとおわらんで!!!!

tmtm 2012/09/14 00:56 大変興味深く拝見させていただきました。おもしろいです。
ふと思ったのですが、予算規模の小さいJリーグなどでは監督年棒やスタッフの人件費も
加味しなければ、本当の意味での勝ち点効率はわからないのではないでしょうか。
たとえば少ない選手年棒で最大限の勝ち点を稼いだとして、
でもそのために必要以上に監督にお金をかけていたり、あるいは、スカウティングに異常に経費を回していたりするなら、
選手年棒あたりの勝ち点効率は見かけ上良くても、フロントが賢い(価値がわかっている)とは言えない気がします。
特に監督に1億とか払うとJの予算規模ではかなりの割合になると思うのですが・・・。
もっとも今回の件で選手年俸と勝ち点の相関関係さえわかればそれでいいなら、僕の意見は的外れなんですけど、
本文の最後に貧乏クラブが予測より多く勝ち点をとるためには、というような記述もありましたので、
それならこういう見方もあるんじゃないかと思った次第です。

長文失礼しました。

あ 2012/09/14 22:48 投資効率の話なのに損だけ換算して、利益をマイナスしていないのがアホだということさえ分からないから香川信者になってしまうのですね?

みょんみょん 2012/09/15 12:35 投資コストと勝ち点の相関を見ているのに
投資の時点で不明確な利益を差し引くとかニワカの浅はかさには呆れると言うほかありません。
フットボールチームの成績と投資コストの関係で投資効率を見てるのに、フットボールチームの成績とコスト−売上=利益(損)との投資効率の問題と履き違えるのか理解できません。損だけ換算してる、というコメントにはもはや言うべき言葉も見つからず。

なんかなんか 2012/09/16 17:33 サポ●ィスタとかいう残念なサイトに晒されてから、妙な粘着のされ方してますね。御苦労さまです。
この記事でいうコスト(年棒総額)に対するリベニューは「勝ち点」なのは、本文読めばアホウでも分かりそうなものなのに。
投資意思決定の基礎を学校で習ったばっかりなのかな?テキストの練習問題にはこういうのはないでしょうからねえ。

ACLACL 2012/09/16 23:54 長々と既出の分析を書き連ねてると思ってみてたらケンペスディスってた人じゃないですかw
40億かけてハビマル取るのはアホとか言ってますけど40億かけてとったアザールもそれより多くかかったルーニーもクリロナもクラブで活躍してるじゃないですか〜ビッグクラブのなんたるかが分かってないのにバイエルンを貶してんじゃないよ。ドルトムント信者め。

nexusnexus 2012/09/17 01:36 いつも楽しませてもらってます。
昔統計やってた記憶では、
たしか「はずれ値」があった場合は相関係数に異常な影響があったような。
リーガは2強を抜いて計算してみては?

.. 2012/09/20 01:20 ハビマルに40億のニュース見たときは僕もさすがに笑いました(笑)

やっぱり余裕があると人間頭使わなくなりますね

ん?ん? 2012/09/21 14:40 ハビマルは移籍金高額の代わりに年俸抑えて獲ったから馬鹿な投資どころか
バイエルンがうまく妥協点みつけて軟着陸させたのでは?

そもそもバイエルンはドルトムントからザマー引っこ抜いて
スポーツディレクターにしてるあたり、経営に関してカモだとはとてもとても思えん。
むしろ名だたるビッククラブの中で健全経営してるのは伊達じゃねーという印象だわ

textex 2012/09/21 16:44 選手の市場価値の総和と総年棒の関係見るのも面白そうですね

aa 2012/12/16 21:28 バイエルンは確かにビッグクラブですが選手層は他のリーグのクラブと比べるとかなり薄いです。
トップチームの選手数と調べてみてください。ドルトムントとかと殆ど変わりませんし、ユース上がりが多い
何がいいたいかというとブンデスリーガ、CL、2つの大会を戦い抜くには体力が足りないということです
現にドルトムントはCLの本線はおろかグループリーグで悲惨な結果を出して国内に集中できたわけですからね

あ 2012/12/16 21:43 何で国内リーグだけのデータで論じてんの?
チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、国内カップ戦、アジアチャンピオンズリーグ、天皇杯、ナビスコカップはガン無視?
もうサンプルの時点で破綻してんじゃん

2012-09-08

[]海外のGK達のお話、プレミア、リーガ、ブンデス、セリエA。 海外のGK達のお話、プレミア、リーガ、ブンデス、セリエA。を含むブックマーク

皆さん、こんにちは。代表戦期間ですが、本日もGKネタです。


本日のお題は、海外のGKのお話です。なんで、まずは、海外のGKのスタッツを見ていきましょう。



2011〜2012年、プレミアリーグのGKのスタッツ

まずは、プレミアリーグから行きましょう。表つくったので載せておきます。大体、30試合前後出たGKのものです。


EPL – starters by club
clubKeeperGamesgoalSavesSave %
ArsenalSzczesny3849840.632
Aston VillaGiven3245980.685
BlackburnRobinson3496710.425
BoltonJaaskelainen1840770.658
BoltonBogdan2037630.63
ChelseaCech3439840.683
EvertonHoward3840950.704
FulhamSchwarzer30371020.734
LiverpoolReina3435790.693
Man CityHart3829970.77
Man UnitedDe Gea29291020.779
NewcastleKrul38511140.691
Norwich CityRuddy37631370.685
QPRKenny33591070.645
Stoke CityBegovic2231790.718
SunderlandMignolet2933940.74
Swansea CityVorm37491360.735
SpursFriedel38411140.735
WBAFoster37491170.705
WiganAl Habsi38621190.657
WolvesHennessey34731650.693



ソースはEuropean Goalkeeper statsからです。ここのページは、ESPN Soccernet's Player stats からデータを引っ張ってるようですが。


さて、プレミアリーグの、GKセーブ率は0.683となっています。


これだけみると、そんなにJリーグと違わなくね?って思うかもしれませんが、プレミアには文字通りの「モンスターGK」がいます。Jリーグだと、GKセーブ率で最高なのは、曽ヶ端の75%と楢崎の74%なんですけど、プレミアリーグだと、セーブ率75%を超えるGKがちょくちょく出るんですね。


2011/2012シーズンでは、セーブ率でイングランド代表のジョー・ハートが77%、スペイン代表のデ・ヘアが79%を記録してます。これは、ちょっと尋常じゃない数字で、J1だと、ここまでセーブ率が高いGKは滅多にでません。というより、セーブ率平均68%のリーグで、セーブ率75%超えるのって、尋常じゃないGKなんです。



ちょっと箇条書きしますが、近年、プレミアでセーブ率75%を超えたのは、知ってるだけで、


ペトロ・チェフ Petr Cech

2010〜2011シーズン、Chelseaにてセーブ率78%を記録。言わずとしれた世界最高のGKの一人。ただし、2011〜2012シーズンは、調子が悪かったのか、セーブ率68%ほどだった。自身の調子が悪かったのか、チームの調子がアレだったのか、AVBが気に入らなかったのかは謎。



ブラッド・フリーデル

2009/10シーズン、Aston Villaにて、セーブ率80%を記録。打たれた枠内シュートは157本。元アメリカ代表GK。現在、41才にも関わらず現役続行中。トッテナム・ホットスパーFC所属。


エトヴィン・ファン・デル・サール

2009/10シーズン、マンUでセーブ率80%を記録。説明不要の近年最高のGKの一人。2011/12シーズンにて引退。引退の年の成績は、セーブ率73%だった。多分、まだやれる。


マーカス・ハーネマン

2009/10シーズン、ウォルヴァーハンプトンにて、セーブ率80%を記録。アメリカ出身のGKで、現在40才。現在、エバートンに所属。


などの他に、アスミル・ベゴヴィッチ、クレイグ・ゴードン、エウレリョ・ゴメス、ベン・フォスターと、結構な数がいます。


プレミアの特徴なんですが、世界中から、良いGKをリクルートしてくるんで、GKが笑えるほどハイレベルです。まあ、そのせいか、イングランド出身のGKが肩身が狭い状況でもあるんですけどね。つーか、世界中のスーパーGKと競争したら、イングランドのGKなんて、ほとんど出場できるわけないでしょっていう。


プレミアは世界のリーグから、セーブ率75〜80%くらいのGKをコレクションできる訳で、あそこのGKは反則すぎます。イングランドのGKで凄いのはハートくらいのモンですが、プレミアは世界中からいいGK集めてくるから、反則的にいいGKが揃ってます。あと英語が公用語ってのもでかいですね。GKは言葉できないと駄目だから。


ちょっと不思議なのは、アーセナルです。もっと良いGK取れると思うんですけどね。ヴェンゲル、何してん・・・と思ってます。シュチェスニーで、本当にいいのかい?と。デビッド・シーマンイェンス・レーマンの後継者がシュチェスニーというのは、ちょっと解せない最近です。


あと、ユナイテッドで、ファンデルサールの後継者と目されるデヘアは結構やらかすので、アレだと思う人もいるかもしれませんが、セービングの技術そのものはズバ抜けていいです。キャリアを見ても、ここ2シーズンほど、セーブ率が79%ほどあって、やらかし癖があっても、使われるのは当然かなと。ユナイテッドのGKって、セーブ率80%が求められるチームですから、デヘアには頑張ってもらわないといけません。


それと、ハイレベルなGKが多いのに、セーブ率の平均が68%と低めなのは何で?と言われたら、これ、プレミアはオープンな展開になりやすいってのがあげられます。


セリエAやリーガと比較すると、プレミアは縦に早く、オープンな展開の試合が多いんです。そのため、試合によっては、かなりGKノーチャンスな時もあるわけです。これは、ブンデスにも似たような傾向があります。


リーガエスパニョーラのGK達

さて、次がリーガのGKです。同じく、2011/12シーズンのものです。30試合前後でたGKを抜き出してあります。


La Liga – starters by club
clubKeeperGamesgoalSavesGAASave %
Athletic BilbaoIraizoz37521471.4050.739
Atletico MadridCourtois3741871.1080.68
BarcelonaValdes3528590.80.678
GetafeMoya36481241.3330.721
LevanteMunua37501281.3510.719
MalagaCaballero2835841.250.706
MallorcaAouate37441241.1890.738
OsasunaFernandez37611261.6490.674
R. SantanderTono2533891.320.73
Real BetisCasto2231821.4090.726
Real MadridCasillas3731840.8380.73
Real SociedadBravo37511321.3780.721
Real ZaragozaGago38611421.6050.7
SevillaVaras2535761.40.685
Sporting GijonColinas37651471.7570.693
ValenciaPanadero2625710.9620.74
VillarrealDiego Lopez37501181.3510.702

こうなります。セーブ率の平均は70%ほどです。セーブ率の平均が高いってのが特徴ですね、ここは。


こないだ、マラドーナが「バルセロナは偉大なチームだ。あのメンバーに囲まれれば、GKまですごい選手に見えてくる。実際、バルデスはひどいGKだからね」 なんて言って、バルデスを酷評してましたが、2011/12シーズンのバルデスの成績は、お世辞にも良いとは言えないので、しょうがないと思います。セーブ率66%じゃね。


ただ、バルセロナに関しては、ラインが高いので、一回裏取られるとGKノーチャンスな一対一になりがちです。最近のバルセロナはハイプレスがあんまし機能してないから、バルデスのセーブ率が悪くなるのは仕方ない事かと。


現実問題として、2010/2011シーズンでは、バルデスは82%のセーブ率を記録しており、リーガ最高でした。まぁ、あそこのチームは、ちょっとでもポゼッションとハイプレスが機能しなくなると、単なるザルになる可能性が高いチームなんで、バルデスのセーブ率に関しては、今後も不安定になると思います。チーム的にしゃーないす。


もっとも、このあたりは、ガンバの藤ヶ谷さんについても同じ事が言える訳ですがね。ただ、藤ヶ谷さんについては、もともとセーブ率が良くないってのもあるので、何ともいえない所です。バルデスにしろ藤ヶ谷さんにしろ、とても評価に困るGKです。いずれにしろ2011/12のバルデスにしろ、藤ヶ谷さんの成績にしろ、酷評されるのはしょうがない成績だってのは間違いありません。GKは難儀な商売です。


リーガは、平均的にセーブ率が高いんですけど、30試合以上でて、セーブ率75%以上ってGKは近年、あんまし出てません。デヘアくらいじゃないかな、最近だと。理由はよくわかりません。もっとも、僕の記憶違いかもしれませんけど。



セリエAのGK達

さて、次がセリエです。2011/12シーズンのものですが、

Serie A – starters by club
clubKeeperGamesgoalSavesGAASave %
AC MilanAbbiati3226810.8130.757
AS RomaStekelenburg2940811.3790.669
AtalantaConsigli3536971.0290.729
BolognaGillet3032941.0670.746
CagliariAgazzi36461121.2780.709
CesenaAntonioli30481161.60.707
Chievo VeronaSorrentino37451061.2160.702
FiorentinaBoruc36411001.1390.709
GenoaFrey38691361.8160.663
InternazionaleCesar3343851.3030.664
JuventusBuffon3516790.4570.832
LazioMarchetti3137951.1940.72
LecceBenassi29381171.310.755
NapoliDe Sanctis3746981.2430.681
NovaraUjkani2437791.5420.681
ParmaMirante3047811.5670.633
UdineseHandanovic38351120.9210.762

こーなります。ここもセーブ率の平均は70%ほどです。


えーと、セリエなんですが、ここは、ビッグクラブにモンスターGKがいます。ミランのアッビアーティとユーヴェのブッフォンです。特にブッフォンがやばい。セーブ率83%とか頭オカシイ。最近は、ジュリオ・セザールがぱっとしませんけど、全盛期は凄かったです。


ブッフォンは怪我が多いのが難点ですが、とにかくセーブ率が糞高いのが特徴でして、セーブ率80%近いシーズンがかなりあります。アンチェロッティが「ブッフォン以上の才能をもつものなど存在しない」なんて言ってますが、セーブ率のみで言えば、現在、世界最高のGKは彼です。ただ、怪我が多いのがホント難点ですね。


又、セリエAの場合、試合がオープンな展開になることはまずありません。そーいうリーグです。だから、GKノーチャンスな局面は滅多に生まれにくいリーグです。そのため、GKの能力に関しては、ちょっと高めにでてる可能性があります。そこんとこ、よろしくお願いします。



ブンデスのGK達

さて、最後がブンデスのGK達です。ここは、ちょいと注意が必要ですね。

Bundesliga – starters by club
clubKeeperGamesgoalSavesGAASave %
B. LeverkusenLeno3342991.2730.702
Bayern MunichNeuer3322580.6670.725
B. DortmundWeidenfeller3222740.6880.771
B. M'gladbachter Stegen34241030.7060.811
KolnRensing32711132.2190.614
HamburgDrobny32551201.7190.686
HannoverZieler34451291.3240.741
Hertha BerlinKraft36641271.7780.665
FreiburgBaumann33571071.7270.652
TSG Hoff'heimStarke33471151.4240.71
VfB StuttgartUlreich34461201.3530.723
VfL WolfsburgBenaglio3256971.750.634


さて、こうなりました。シーズンは2011/12シーズンのものです。これだけ見ると「ノイアー低くね?」とか思われるかもしれませんが、ちょいとブンデスの特徴を。


ブンデスリーガは、実はGKの枠内シュートセーブ率がよくありません。平均で64%ほどで、プレミア、リーガ、セリエと比べると、かなり低い値です。


だから、これだけ見ると、ブンデスのGKってレベル低いとか思われそうですが、そうじゃないんです。


ブンデスの試合を見れば、飛び抜けてGKのレベルが高いって事に気づきます。笑えるほどGKのレベルは高いです。ただし、守備は、基本的に「一対一重視」のやり方でして、アタッカーには、かなりスペースがあるリーグです。そのため、オープンな展開になりやすいリーグでして、見ている分には面白いのですが、GKとしてはたまったモンじゃないリーグです。GKノーチャンスな展開がかなりあるからです。


なので、ブンデスのGKのセーブ率については、他のリーグのGKの数字と同列には比較できません。リーグの傾向上、低めにでます。セーブ率5%ほど、他のリーグより低めにでると思ってください。


それで、なんですけど、ドルトムントのヴァイデンフェラーがセーブ率77%、ボルシアMGのテア・シュテーゲンが81%なんて数字を残してる訳ですけど、ドルトムントとボルシアMGに関しては、ブンデスリーガらしくない守備をやるチームです。つまり、オープンな展開になるような守備やりません。ソリッドで組織的です。なんで、この二人については、数字的に下駄履いてると思ってください。


勿論、二人とも、とてもいいGKなんですけどね。ただ、この2チームに関しては、ブンデスらしくない守備やってるので、その辺りを含んでおいてください、という話です。


ブンデスの場合、数字的には、リーグ平均が64%ですから、70%超えてたら、とてもいいGKだと思ってください。つまり、ハノーファーのツィーラーとか、シュッツトガルドのウルライヒとか、レバークーゼンのレノとかね。とてもいいGKです。三人とも。


まあ、ブンデスのGK性能からいって、セリエAみたいな守備してたらGK無双のリーグになりかねないと思ってるので、あのままでいいです。


理由は見てて面白いから。


ゾーンディフェンスって、サッカーの試合をつまんなくさせがちだと思うんですよ。昔のNBAみたいに守備方法はマンツーマン以外禁止にしたら、サッカーは、もっと面白くなると思うのは僕だけでしょうか。


NBAもゾーンディフェンスを部分的に解禁したら、なんだか、面白くなくなった気がするし。ブンデスはみる分にはホント面白いです。オープンな展開多いしね。まあ、どうでもいい話ですけど。


日本と海外のGKで差はどれくらいあるかって話


最後に、この話になるのですがね。


ここまで、海外のGKのスタッツ見てきましたが、大体、J1だと最高のGKでもセーブ率は75%程度です。ただ、海外だと、80%くらいの化け物がいるんですよ。コレが最大の違いでしてね。


海外産のGKをよく使うリーグがプレミアになります。プレミアは、海外から超いいGKをリクルートしてくるリーグでして、GKにモンスターみたいなのが結構います。


イングランド人のGKとなら、楢崎でもいい勝負できるでしょう。ハートみたいな化け物は別ですけど、それ以外なら勝負になる。ただ、プレミアリーグで楢崎が勝負しないといけないGKって、イングランド人でなく、各国リーグの癸韻裡韮肪なんです。こうなると、流石に厳しい。


各国リーグのGKのセーブ率みてきましたが、正GKでもセーブ率70%下回っている奴はいるわけです。ただ、問題は上なんですわね。上位クラスになるとセーブ率75%超えてる化け物が君臨してて、J1では滅多にでないセーブ率75%超えのGKってのが、結構いるわけです。


いわゆる、世界との差、という意味では、こーいうモンスターGKの有無って所だと思います。つまり、トップレベルのリーグで、セーブ率75%を超えるようなモンスターGKを日本は持ってないって所です。


まあ、これはしょうがないっちゃしょうがないんですけどね。GKはサイズが要求されるポジションだし、日本だと190センチで機敏に動けるアスリートなんて、極めて希少だから。


日本人だと、室伏とかがサッカーやっててくれたら、理想的なGKになったと思うんですけどね。まあ、室伏なら、どのスポーツやってても、超一流になれたでしょうけど。だから室伏はさっさと子供つくってくれ。メダルはもういいから、子供はやくたのむ。


今日はこのあたりで。ではでは。

あ 2012/09/09 01:31 ブンデスのレベルが高いことにしないと香川持ち上げられませんもんね。
対外試合の結果で見ればいいけど実態バレるの嫌なので主観で結論付けないとね。

jkjk 2012/09/09 03:00 川島ってどうなんですか?楢崎より上?

名無し名無し 2012/09/09 06:44 川島は1対1強いイメージがあるけどそこまで高くなさそうだなぁ

ひきひき 2012/09/09 09:49 痒いところに手がとどく解説ありがとうございました。結論に対していろいろな意見があるでしょうが、私としては、これまで持っていなかったサッカーを楽しむ視点ができたことに感謝します。これまでは、GKの移籍情報なんて全然興味なかったから。

ああああ 2012/09/09 09:58 超一流のGKはチーム状況が悪くなっても最低限のセーブ率は崩れない化物だけど、そこまでではないGKは多少チーム状況や相手に左右されちゃうよって話なだけでしょ?
なので、セーブ率の比較だけじゃ自チームにとってお買い得かどうかはわからないよねって結論になるんだけど・・・

トルドトルド 2012/09/09 11:22 ここんとこのGKの話面白かった。
デヘアはセーブ率高いのに代表ではカシージャスはともかくバルデス、レイナを差し置いて選ばれないのかという解説を読んでみたい。

あ 2012/09/09 11:47 確かに日本人で高身長高機動のハイスペックな子どもがサッカーを、しかもGK目指すなんてのは稀有な例でしょうねえ
高身長高機動な親がサッカー関係者でGKに高い価値を置いていて自分達のハイスペックな子どもにGK目指す環境を整えるなんてまずあり得ない国だし
こういうところを見ると、ランキングは上がって来たとはいえ、まだまだサッカーの文化的には後進国だなと

ガヤさんとバルデスの例を考えると、日本代表がGKに穴(というと川島が可哀想だけど)を抱えたまま世界と戦うには、カウンターやるにしろポゼッションやるにしろコンパクトなサッカーじゃないと戦えないわけですね
つまり走らないと勝てないわけですが、スペインみたく守備サボらない癖に最終戦でもスタミナが切れないっていう戦い方はどういう仕組みなんでしょうね?
戦略的なフィジカルコンディションの調整とか上手く試合中にペースダウンするとか交代の使い方とか、相当高度な戦い方があるんでしょうか
まあ、ユーロにしろW杯にしろ、短期決戦は運ゲーがかなり絡むとはいえ…

名無し名無し 2012/09/09 12:22 >スペインみたく守備サボらない癖に最終戦でもスタミナが切れないっていう戦い方はどういう仕組みなんでしょうね?

無駄がないですよ。攻守において。例えば激しいハイプレスをした時、そこで「完結」させられる。交わされたりせずに最低でもラインを割らせるか、バックパスさせるか、こぼれ球の競り合いにまで持っていく。一発でそれができなければ素早くリトリートして隙を作らない。
攻撃の時も相手がよっぽど強烈なプレスしない限りミスでボールを失うことはないです。みずから墓穴を掘ることはない。弱いチームはそこでミスするから無駄に走ってしまう。

GKはとりあえずデブがやっとけって風潮を何とかしないと無理ですねw
180cmくらいで驚異的な身体能力って言ったら、普通にFWで使いたくなる気持ちもわかりますしね。

Earth,Wind & The GangEarth,Wind & The Gang 2012/09/09 15:55 なんか最近、ブログ更新した直後のコメント欄の一番上のところに変な人がいる、、、

何分間に一度監視してるんだろう、、、

こわいょ、、、

あ 2012/09/09 16:06 スペインの選手って前の選手の守備がとにかく上手いですよね
サボらないしクレバーだし無駄が無い
カンテラ育ちはさすがやなと思います
他チームが付け焼刃で真似するのはなかなか難しい
しかしイニエスタとかが加齢してスタミナが持たなくなってきた時に、スムーズに世代交代ができるのか、そのままスペインの守備が崩壊していくかは多いに興味があります
まあスペインのGKにはデヘアもいるし、ガヤさんみたいなレジェンドにはなりにくいでしょうが…
五輪はアレでしたけど、ユーロ制覇を今年成し遂げて、あと何年スペイン無双が続くのか見ていくのは面白そう

・・・・・・ 2012/09/09 16:07 ホントに面白いです。特にドイツは興味深い。ドルとBMGが去年何で強かったのかが分かります。

あと、こうやってデータで示して頂ければ、「世界最高レベルのキーパー」とか揶揄されても納得出来ますね。

コメ欄のスペインの話は…ボール持てる時間が長いんで、1人ひとりの総走行距離は長くないですよ。W杯でも、選手1人1試合辺り1km〜2kmは日本より少なかったかと。
日本が本気でW杯優勝目指すとして、7試合全てにハイプレスは無謀に近いと思うので(オリンピックではっきりした)、戦術の使い分けは必要だと感じます。

あ 2012/09/09 16:21 ブンデスとかブラジルで第三GKやっててくすぶってる安いGKを我が熊本に呼べば…とか考えましたが、良く考えたら無理ですね
日本語が壁すぎて…

yy 2012/09/09 22:12 本当に面白いです。出来ればレアルのカシージャスの話も読みたかったです。

pal-0000pal-0000 2012/09/10 13:27 時代の流れとして、GKのパス成功率も重要。

どへんたいどへんたい 2012/09/11 01:27 ドイツはマジでレベル高いw2部のボーフムでもかなりいいキーパーだったなぁ

やなぎやけいすけやなぎやけいすけ 2012/09/20 18:18 なんだか批判コメントの面倒臭さ酷いですね。
失礼な言い方をすれば、所詮個人のブログ。イヤなら見なきゃいいのに、と思いますね。
そんな上から目線で見ているワケではないですが、毎回とても面白いです。
目の付け方とヤリ切り感。とても楽しんでいます。
ご本人も何度も書かれてますが、あくまで一視点。
それがパーフェクトな答えでなくともいいわけです。
なにか特定の不利益を受けたのならともかく、つまらない批判コメントをされてる方の日常生活での孤独を憂います。

名無し名無し 2014/04/05 17:29 バイデンフェラーが下駄履いてるとかww
ならノイアーもそうだろうがよ。

名無し名無し 2014/04/05 17:34 批判だろうが何だろうが、一意見に対して違う意見を出すことの何が悪いんだろうね。的外れな罵詈雑言なら見苦しいが真っ当な別意見ならコメントしてもいいんじゃないか?少なくとも、長たらしく批判を批判するコメ残して肝心の感想は[ 記事面白かったです ] しか残さないスカスカの糞コメよりはましだと思うよ。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/pal-9999/20120908

2012-09-07

[]続、サッカーにおけるGKの話 続、サッカーにおけるGKの話を含むブックマーク

皆さん、こんにちは、先日は代表戦がありましたけど、今日は、前回に続いて、サッカーのGKの話をしようと思います。GKって地味だし、あんま目立たないポジションではありますが、もの凄く優れたGKがいると、それだけでJ2昇格を勝ち取れてしまったりするほど、重要なポジションだったりします。


続・GKの話

それで、なんですけど、サッカーはデータにして定量化するのが、野球などと比べると困難です。同じように、バスケットやハンドボールなんかも難しい分野です。


先日、GKの話をしましたが、GKの力量を定量化しようとすると、枠内シュートのセーブ率、センタリングへの反応、最終ラインの裏にだされたボールの処理なども含まねばならず、極めて面倒な作業が必要になります。また、そもそも、データの数が十分集まらないという問題もあります。


たとえば、一対一でGKが素晴らしいセービングをして一点防ぐのと、DFがしっかりシュートコースを限定してくれたのでセービングできたケースでは、同じセーブでも難しさが違うわけです。


以前、Castrol EDGE Rankingsなんてサイトを紹介いたしました。これ、サッカーの全ポジションの選手を同一のポイントで比較できる面白い指標なんですけど、これでも、GKは含まれていません。


GKの勝利値への貢献度数は、フィールドプレーヤーと違っているせいか、移籍市場での値付けが難しいのかもしれません。そのせいかは知りませんが、GKの移籍金とか年俸って、かなり安いんですね。


Jリーグの場合、年俸で一番多くもらってるGKが名古屋の楢崎で年俸9000万円です。Jリーグ癸韻裡韮砲任垢ら、沢山貰ってるのには、そんな異論はありません。次が、鹿島の曽ヶ端でして、6600万円貰ってます。


この二人は、枠内シュートセーブ率が非常に高い。


ガンバ大阪GK藤ヶ谷の過去5年のセーブ率を調べてみた


こっちで、jリーグのキーパーの枠内シュートのセーブ率を調べた人がいますけど、曽ヶ端が75.3%、楢崎は74%となっていて、ぶっちりぎりで高い数値です。なんで、Jリーグで一番高給取りのGKなのも当然かなと。


でね、J1レベルの正GKであれば、大体、枠内シュートを68〜73%セーブできるわけです。ザルと名高いガンバの藤ヶ谷でも67%です。ガンバについては、毎年のように「なんでGK補強しないの?」という声がでるわけですがね。


J1だと、最低でも枠内シュートセーブ率が70%のGKは欲しいです。なんですけど、セーブ率70%くらいのGKって以外と安いんです。だから、補強ポイントとして、狙い目なんです。


たとえば、上記のリンク先だと、枠内シュートセーブ率が70%超えてるGKって、曽ヶ端 75.3%、楢崎 74%、北野 73.7%、西川 71.0% 、西部 70.7%(4年) 、東口 73.4%(2年)、山本 73.4%(2年)、キム 71.7%(2年)、徳重 72.7%(2年)、林卓人71.8%(2年)といるわけですが、 年俸は、結構バラバラなんですね。


でなんですけど、えれー安いのがいるんですよ。山本海人キム・ジンヒョンあたりは年俸2000万くらいだし、新潟の東口と川崎の西部は年俸1000万くらいのはずです。


ようするにね、年俸2000万円も払えば、枠内シュートセーブ率70〜73%のGKなら、どっかから引っ張ってこれそうなモンなんです。ブンデスなんて、二部でも良いGKゴロゴロいるわけですよ。ボーフムで乾のチームメートだったGKのルーテなんて、日本でなら枠内シュートセーブ率73%は堅いでしょう。もっとも、言語の問題があるので、そう上手くもいかないでしょうかね。


僕が不思議なのは、それにも関わらず、GK補強の優先度を低くしてるチームが幾つかあることなんですね。費用対効果は非常に高いはずなのに。


今年の磐田とGK川口不在の影響について

で、まずこの話。今年の磐田さんなんですけど、正GKの川口が開幕二試合目で離脱し、3試合目からは八田直樹がGKやってます。なのですが、これ、影響が甚大でした。


今年の磐田なんですけど、攻守に良いサッカーやってましてね。僕が見る限り、あんな沢山失点するような守備じゃあ、ありません。それで、なんであんな失点してるのかって言ったら、やっぱり正GK川口離脱の影響が大きくてね。


ジュビロ磐田[J1 2012シーズン]


こっちのページから、磐田の被枠内シュートの数を調べだして、GKが八田に変わってからの磐田の枠内シュートセーブ率を調べてみると、被枠内シュート88本、枠内シュートセーブ率60%くらいでした。川口の枠内シュートセーブ率が68%くらいですから、これ、結構悲惨な数値です。


ちなみになんですけど、被枠内シュートの数そのものは、磐田は24試合やって93本なので、少ない方なんです。


だから、今年の磐田については、GK川口離脱の影響が、失点を増やしてしまう結果となったと言えそうです。守備については、被シュート数、被枠内シュート数ともに、リーグ平均か、それよりちょっと良いくらいなので、問題ありません。


ぶっちゃけ、枠内シュートセーブ率70%のGKがいれば、今の磐田なら優勝狙う力があります。



大阪の2クラブ、セレッソとガンバのGKの差


さて、次がココです。セレッソとガンバです。ココ、同じ大阪のクラブですが、GKに笑ってしまうほどの差があるクラブです。どういう事かというと。


キム・ジンヒョンの過去2年の枠内シュートセーブ率は71.7%で、相当にいいGKです。試合見てても、ビッグセーブでチームを救った回数が一度や二度じゃありません。


一方で、ガンバのファンタジスタこと藤ヶ谷さんなんですけど、今年の成績が抜群に酷い。


今年のガンバさんだと、被シュート数が243で、被枠内シュート数111となっています。一方で、セレッソさんは、被シュート数240、被枠内シュート数118です。


まあ、この部分はスタッツ的に、大した差はないわけです。ところが、失点数は、ガンバが50、セレッソが36とかなり違う。PKの失点は、ガンバが2点、セレッソが1点です。それを外しても、48と35の違いです。これ、どこから来るかというと、GKの枠内シュートセーブ率の差なんです。


今年のキム・ジンヒョンの枠内シュートセーブ率が72%なのに対して、藤ヶ谷さんは枠内シュートセーブ率57%とぶっちぎりの低さなんですね。


GKを補強するべきだった・・・と今更悔やんでも、もう遅いです。移籍ウィンドー閉まってしまったし。


J1で戦うなら、年間通して枠内シュートセーブ率70%くらいの正ゴールキーパーが必須です。これ、いないと話になりません。開始10試合で、自軍のGKの枠内シュートセーブ率が6割前半切ってたら、急いでGK補強に走った方が良いです。悲惨な事になります。


2006年、横浜FCの昇格と、ワンマンアーミー菅野

さて、ここで、ちょいと柏の正GK、菅野の話をしましょう。彼、背がちっちゃいGKで有名ですよね。しかし、実力はホンモノです。彼が一番凄かったシーズンといえば、GKの力だけでJ2昇格を勝ち取った2006シーズンの横浜FCです。


このシーズンの横浜FCなんですが、別に攻撃がいいってチームでも、守備がいいってチームでもありませんでした。シュート数が多いわけでもないし、被シュート数がすくないって訳でもありません。


ただ、文字通りのワンマンアーミーだったのがGKの菅野で、558本シュート打たれて、32失点しかしてません。J2の枠内シュート率は0.41くらいですから、菅野の枠内シュートセーブ率は、86%前後だったと思われます。


まさに横浜FCのワンマンアーミーです。


で、横浜FCなんですけど、次のシーズン、J1では散々でした。しかし、菅野はJ1でも余裕で通用してました。で、その活躍を買われて柏に移籍したわけですね。


J2だと、時々、こういうチームが出現します。つまり、モンスター級のGKがいるせいで、順位が一気にジャンプアップするチームです。2011年の札幌とイ・ホスンもそうでしたし、今年のファジアーノ岡山中林洋次もそうです。


今年のJ2では癸韻裡韮砲話耄嗟亮


で、僕が今、目をつけているのが岡山のGKやってる中林洋次なんすけどね。彼、今期のJ2で際だった成績を残してます。なんと驚きの枠内シュートセーブ率83%です。ちなみにですけど、湘南ベルマーレの正GKのアベノブは、76%です。アベノブのセービングは素晴らしいと思ってるんですけど、これだけ良いGKがJ2にいるとなると、もし昇格したら、是非とも欲しい・・・と思ってる所でしてね。


というより、取れるならなんとしても取ってくれと。J1で出場経験のある貴重なGKだし、年俸も安いので、J1昇格したら、是非とも欲しい。


中林に関しては、以前、ガンバさんも獲得に動いてたことがありますが、今年のJ2じゃ癸韻裡韮砲任后2山躍進の原動力といっていい選手です。


まあ、ガンバさんに取られちまうかもしれませんけどね。ガンバさんのフロント的には、流石に、もう今年の成績的に藤ヶ谷は無理だと判断するでしょうから、新潟が落ちたら東口、J2から取るなら中林って感じだと思います。もし、藤ヶ谷を引っ張るとしたら、ガンバは吉本サッカーを目指しているんでしょう。


中林の良いところは、J1での経験がある所、年俸が安い所です。広島で一年ほどGKつとめたことがありますし、その時の成績も非常に良かった。もっとも、その後、西川君にポジション奪われてしまいましたが、西川君相手じゃ仕方ないかと。年俸も750万と格安だし、まだ26です。あと10年はやれるでしょうしね。


松本山雅FCと反町とGK野澤洋輔

さて、松本の話もしときましょう。今年、J2に昇格してきた松本ですが、監督に反さんを迎え入れました。でもって、松本は、あんまりお金もないチームなんですけど、反さんがGKで野澤洋輔を誘ったんですね。流石に実績のある人だけあって、少ない費用で最大の効果をあげる補強ポイントがわかってるねぇと思ったんですけど。


野澤洋輔は、新潟の正GKとして、J1経験も豊富なGKです。フツーにいいGKです。松本じゃ、かなりの高給取りで、就任して最初に取るのがGK!?と思った人もいるでしょう。


でもね、J2だと、良いGKがいるかどうかで、まるで順位が変わってくるんですわ。野澤は、今年の松本での成績ですが、枠内シュートセーブ率74%です。J2じゃ、指折りのGKなんです。


ぶっちゃけね、J2で順位を上げたいとき、最小の費用で効果をあげようとすると、GK補強が一番、安くて即効性があるんですわ。FWもいいですが、これは費用が高いンでね。いいFWは移籍金と給料を相当払わないと手に入りませんが、GKはそこそこの値段で取れちゃうし、即効性が高い。


まあ、反さんは、そのあたり、よくわかってるんです。個人的には、GKは、育成とかせずに、常に即戦力取ってこいでFAでてます。でないと話にならない。


まあ、今日はこのあたりで。



ちなみに、J1最高のGKは、楢崎が衰えない限りは、楢崎です。試合みりゃ、一発で彼のすごさがわかります。もっとも、枠内シュートセーブ率でいえば、鹿島の曽ヶ端も抜群ですけどね。この二人はGKにしては年俸が糞高いですけど、J1で枠内シュートセーブ率が75%って成績を残している訳ですから、そりゃ当然ですよ。


ただ、枠内シュートセーブ率で72%のGKと75%のGKで、年俸格差が4000万とか7000万とかつくほどの差では無いと思ってはいるので、枠内シュートセーブ率72%くらいで年俸1000〜2000万くらいのGK取るのがいっちゃん費用対効果高いとおもっとります。


ま、今日はこのあたりで。

aa 2012/09/07 14:59
戦術的にシュートコースを限定的にした上でシュート打たせるチームもありますし、
スーパーセーブが少ないほどよいキーパーともいえたりと、
たんなる状況ごとの数字の比較では何も見えてきませんよ。
同じ数字でもまったく意味が違います。
データや本を見るだけではなく、サッカーを実際にやっていればわかりますが。

うんうん 2012/09/07 15:39 中林は足元のプレーも面白い

bb 2012/09/07 16:45 >a
エントリの2~4段落目熟読してからもう一回書きなおしたら?
そんなこと前提での話でしょ。

cc 2012/09/07 16:46 >a
実際のプレイでも数字の比較でも楢崎や曽ヶ端が良いGKだというのは分かると思いますけどね。
そして藤ヶ谷がアレだということもw

ボンクラボンクラ 2012/09/07 19:02 1 J2で枠内セーブ率高いGKはJ1でもセーブ率高い
2 J2で枠内セーブ率高いGKは貢献度の割に年俸が安い
3 1と2より J1で枠内セーブ率高いGKがいないチームはJ2から取るといいよ

2は確かだろう Jリーグの枠内シュート数は150程度なのでセーブ率が2%上がると失点が3減る 6点多く取るFWよりセーブ率4%高いGKのほうが安上がり

問題は1で、GKがチームを移籍する前後でのセーブ率が近ければ セーブ率=GKの個人の能力と言っていいだろう そのデータ誰か探して

pochipochi 2012/09/07 19:16 去年の札幌イホスンより鳥栖赤星の方がはるかに良いGKに見えたのですが
データだとそういう風には表れて無いみたいですね

 2012/09/07 19:45 ではなぜその二人が代表でスタメン争いしないのかが知りたいです

磐田サポ磐田サポ 2012/09/07 20:06 八田は瞬間的な反応はよいと思いますが、判断力には難があるという印象を持っていました。キック精度も低いのにいつもロングキックばかり蹴りますし。
データにも何となく現れてますね。彼の場合、京都や磐田でダメGKばかり製造してきた森下伸一コーチにも責任ありますが。

ハジハジ 2012/09/07 20:13 >ではなぜその二人が代表でスタメン争いしないのかが知りたいです

その二人っていうのは、セーブ率1位2位の楢崎と曽ヶ端のことでしょうかね。

まずは川島がいるからというのが大きいでしょう。
現状、川島が日本の正GKだというのは揺るがない。
また、GKは正GKが衰えるとか怪我をするとかでもない限りはスタメンが入れ替わらないですから、川島より年上の選手を第2・第3GKとして呼ぶというのはあまり考えられないかなと。
あと、楢崎に関しては「もう代表は良いかな」みたいなこと言ってたような。。。
気のせいかもですが。

ムァキムァキ 2012/09/07 20:39 権田さんはそんなにパッとした数字じゃないですね。
将来性あらるかもしれないけど、雰囲気で代表入ってる?

あ 2012/09/07 20:51 権田は実践的なサブっていうより育成枠でしょう
あの年代では実力あるし

ぶるーばーどぶるーばーど 2012/09/07 21:32 いつもわかりやすい解説ありがとうございます。
磐田応援してますので、GKが聖域のようになっている雰囲気には歯がゆさを感じています。

  2012/09/07 23:22 ガンバは藤ヶ谷のままでいいよ
その方が見ていて面白い

某傭兵某傭兵 2012/09/07 23:51 なぜ、金の話の時だけ口調が違うンだね?

うくうく 2012/09/08 00:58 あのう
被枠内シュート数、とか、枠内シュートセーブ率、とか
まどろっこしいんで
枠内被弾数、枠内防御率じゃいけませんかねえ。
変換できるってすばらしい

スクスク 2012/09/08 01:02 藤ヶ谷がいなくなったら、なんかJリーグが寂しくなるw
西川とか東口みたいな、キックが抜群のGKももっと出て欲しいですね

notenote 2012/09/08 01:05 >>aさん
前のエントリでも似たようなコメント書かれていた方ですか?

スタッツだけでもちゃんとした指標さえ設定できれば、極端なことをいえばプレーを一切見なくても、そのプレイヤーの実力をほぼ正確に測ることができるんです。
私が前のエントリで被シュート決定率のことを批判したのは、それがプレイヤーの力量との相関性が薄い(=統計的にあまり信頼性をおけない)指標だったからです。

今回のエントリの面白いところは、勝ち点への貢献度との相関性が高い(と思われる)指標のスタッツが良いのに、年俸が安い選手がいることを書いているところです。

勝ち点への貢献度が高い指標というものがあったとき、その相関性が高いことが知れ渡っているとみんながその選手を欲しがるので年俸は高騰します。

ですが、みんなが見つけていない or あまり知れ渡っていない 指標を見つけることができたとき、勝ち点への貢献度が高いプレイヤーを格安の年俸で雇うことができます。

こうした考え方はMLBの世界ではマネーボールという形で実現されています。映画にもなっているのでご存じの方も多いでしょう。2000年初頭のアスレチックスを扱った映画ですが、貧乏球団のアスレチックスは一時期そうやって格安でも勝利の貢献度が高い選手を集めて年俸比では信じられないような勝率を叩き出しました。しかし、そのコスパがいい指標が他の球団にバレてしまうとたちまちそうした選手の年俸が高騰し、そこから低迷しています。

戦術と同様、こうした新しい指標探しというのは、いたちごっこな部分があります。そこを見るのもスポーツ観戦の楽しいところです。

で、palさんはここで今まであまり語られることのなかった指標を取り上げ、それらの選手の年俸の安さ(=あまり注目されていない指標であること)を書かれました。

aさん、あなたがこれに反論するのであれば、私が前のエントリでやったように、この枠内シュート被決定率と勝ち点との相関性が低いことを示すことです。明らかな例外を挙げるだけでいいんですよ。簡単な仕事です。

ぜひ、有効な反論をされるのを楽しみにしています。

ボンクラボンクラ 2012/09/08 03:21 palさん 枠内セーブ率と失点数に相関がある セーブ率が高いGKはお買い得
aさん  セーブ率でGKを評価できない チーム戦術あるし
noteさん aさんはpalさんの説を統計学的に否定してみて

セーブ率がGK個人によるものだと証明できればaさんが間違いなので、GKがチームを移籍する前後でのセーブ率のデータ誰か探して

面白かった面白かった 2012/09/08 07:57 データでみるサッカーは、試合を見るのとまた違った視点で現状把握できますね。
GKのセーブ率と費用対効果とは、新鮮な視点でした。
確かに仰るとおりです。

それほど強くないチームであれば、守備が破綻してもGKが守れれば救われますしね。
1点の重みで考えれば、点を取れるFWも点を防げるGKも同じ。
しかも弱小チームであれば、点を取っての勝ち点3よりも、点を守っての勝ち点1の方を計算する事がより多い。
FWよりもGKの方が重要なんだなと思いました。

あ 2012/09/08 08:48 今となっては西野監督がガヤさんをなぜ使い続けたのか謎ですね
西野さんが居なくなった今では完全に負の遺産と化しているし
GKの穴は他ポジションの戦術で補えると考えていたのか、フロント主導の選手獲得で振り回されたのか

ひきひき 2012/09/08 08:50 面白かったです。GKとFWはプレーの接点が少なくて独立していますから、どちらがチームの得失点差に貢献しているか比較しやすく、良い指標だと思いました。
ちょっと疑問に思ったのは、後ろ向きに見ればゴール阻止率の高かったGKのチームの失点が少なくなるのは納得なのですが、そこから前向きに考えてこのGKをリクルートすれば失点が減ると予測できるのか、ということです。言い換えれば、あるGKの阻止率は一定しているのですか。65%と70%の違いは毎年現れるのか?これはaさんの批判にも関連しますが、一人のGKの選手人生の中では、監督が変わったり、チーム戦術が変わったり、DFが変わったりしますし、失点が多い年も少ない年もあります。例えば、今年の名古屋、柏、大宮はけっこう失点してます。そういう中でも、楢崎、菅野、北野の阻止率はあまり変化していないのでしょうか?

ああああ 2012/09/08 10:16 ピクシー以前と以後の楢崎とか、大宮新潟での北野の差であるとかは調べたらおもしろいかもですね

いっきゅういっきゅう 2012/09/08 10:43 読んでて勉強になりました。面白いですね。

・・・・・・ 2012/09/08 12:15 面白い展開ですね。
aさんの反論に期待w
言ったからにはデータで示して下さいね。

カターレサポカターレサポ 2012/09/08 23:13 その年に使われるボールの質や、
戦術変更で泣きを見るキーパーはいるでしょーよ。

なんぽるとけるなんぽるとける 2012/09/09 07:18 GKについての記事がsportivaにあったのでリンクはっておきます。

http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/jfootball/2012/09/06/gk/index3.php

現代のGKには足下の技術が重要とのこと。これに納得です

あの~・・・あの~・・・ 2012/09/12 23:35 カストロールランキングにGKも載ってますよ?項目もちゃんとありますし・・・
なぜ誰も指摘しないんだ・・・それとも私の頭がおかしくなったのかな((((((゜Д゜;))))))

某越後人某越後人 2012/09/17 19:38 関連商品がBELIEVEって(涙

armkarmk 2012/09/17 21:11 ガンバのGKが一年木村だったらと。

ガヤってるガヤってる 2012/10/09 23:57 枠内シュートと言っても、DFがコース切ってるケースと、ドフリーで打たせてるケースでは全然違うしなあ。
守備重視のチーム(新潟・大宮など)は前者が多くなるし、攻めダルマのチーム(ガンバ・磐田など)は当然後者が多い。
一概に言えないよ。
データが無いものは存在しないという立場の人には納得してもらえないだろうけどさ。

あ 2012/10/16 20:35 はじめまして。セーブ率に着目したわかりやすく、面白いお話ですね,興味深く読ませていただきました。
ただGKの良し悪しがそれだけで判断されてはたまったものではないなぁとも思いました。GKの仕事はセービングだけではないです。数字に現れないもっと他の部分。例えば戦術的なコーチングであったり。ピンチを未然に防ぐポジショニングであったり。単純にセーブ率が高いから良いGK。低いから悪いGK。とは言い切れないのでは無いでしょうか。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/pal-9999/20120907

2012-09-06

[]2012年J2残り10試合、優勝の行方、そしてGKは大切って話 2012年J2残り10試合、優勝の行方、そしてGKは大切って話を含むブックマーク

皆さん、こんにちは。本日は、要望を頂いたのでJ2バージョンでお送りします。元々、J2サポなので、こっちは毎節ごとにやってるので、要望頂ければ、いつでも出来るのです。


さて、J2の昇格争いは、まさに佳境。しかも、今年は3〜6位でのプレーオフ開催があるので、6位以内に入ることができれば、どのクラブにもチャンスがあります。なので、昇格できるかどうかは、6位以内に入れるかどうかです。


さて、まずは表計算ソフトで作った奴から入りましょう。


J2各クラブの勝率の期待値についての計算

この項目は、数字に興味の無い人は読み飛ばしてくださって結構です。


さて、前回とおなじく、まずは各クラブの勝利期待値を計算します。元になるデータは毎節ごとに「試合記録:2012年」で公開されているものを使います。


計算方法は、前回と同じです。各クラブごとのシュート数、得点数、被シュート数、失点数から、平均シュート数、平均被シュート数、シュート決定率、被シュート決定率を割り出して、それを2項分布にかけて勝利期待値を割り出します。


シュート数とシュート決定率を使うのは、サンプル数が多いからです。この時期だと、大体、300前後のサンプルがあるので、そこそこ正確な値が出るからです。勝利数を試合数で割っても、勝利期待値は割り出せますが、いかんせん、サッカーの試合数は少なすぎてサンプルとしては微妙です。そういうわけで、ずっとサンプル数が多いシュート数使うわけです。


で、まずは、表計算ソフトに数値をいれていくわけですが、

チーム名失点数被シュート数被シュート決定率1試合あたりの被シュート数の平均
山形323120.110
水戸363400.1111
栃木323350.110
草津303400.0911
千葉212780.089
東京V353060.1110
町田473290.1410
横浜FC383590.1111
湘南323260.110
甲府252610.18
松本343580.0911
富山473570.1311
岐阜422880.159
京都342260.157
鳥取643830.1712
岡山273470.0811
徳島333040.1110
愛媛372870.139
福岡513430.1511
北九州363340.1110
熊本383350.1110
大分323410.0911
チーム名得点数シュート数シュート決定率シュート数の平均(32節時点)
山形464130.1113
水戸353030.129
栃木392830.149
草津262740.099
千葉463970.1212
東京V513610.1411
町田232840.089
横浜FC472910.169
湘南513430.1511
甲府463530.1311
松本283390.0811
富山262950.099
岐阜182770.069
京都443550.1211
鳥取232710.088
岡山293090.0910
徳島332780.129
愛媛363310.1110
福岡443390.1311
北九州383490.1111
熊本283440.0811
大分463000.159


チーム名0点に抑えられる確率1点取られる確率2点取られる確率3点取られる確率4点以上取られる確率
山形0.350.390.190.060.01
水戸0.280.380.230.090.02
栃木0.350.390.190.060.01
草津0.350.390.190.060.01
千葉0.470.370.130.030
東京V0.310.390.210.070.02
町田0.220.360.260.110.05
横浜FC0.280.380.230.090.02
湘南0.350.390.190.060.01
甲府0.430.380.150.030.01
松本0.350.390.190.060.01
富山0.220.360.270.120.03
岐阜0.230.370.260.110.03
京都0.320.40.210.060.01
鳥取0.110.260.30.20.13
岡山0.40.380.170.040.01
徳島0.310.390.210.070.02
愛媛0.290.380.230.080.02
福岡0.170.320.290.150.07
北九州0.310.390.210.070.02
熊本0.310.390.210.070.02
大分0.350.390.190.060.01

チーム名0点に終わる確率1得点で終わる確率2点で終わる確率3点取れる確率4点以上とれる確率
山形0.220.350.260.120.05
水戸0.320.390.210.070.01
栃木0.260.380.250.090.02
草津0.430.380.150.030.01
千葉0.220.350.260.120.05
東京V0.190.340.280.140.05
町田0.470.370.130.030
横浜FC0.210.360.270.120.04
湘南0.170.320.290.150.07
甲府0.220.360.270.120.03
松本0.40.380.170.040.01
富山0.430.380.150.030.01
岐阜0.570.330.080.010.01
京都0.250.370.250.10.03
鳥取0.510.360.110.020
岡山0.390.390.170.050
徳島0.320.390.210.070.01
愛媛0.310.390.210.070.02
福岡0.220.360.270.120.03
北九州0.280.380.230.090.02
熊本0.40.380.170.040.01
大分0.230.370.260.110.03

これで、点数別の期待値がでたので、次にスコアごとの期待値を出していきます。



チーム名0-01-1確率2−2確率3-3確率
山形0.0770.13650.04940.0072
水戸0.08960.14820.04830.0063
栃木0.0910.14820.04750.0054
草津0.15050.14820.02850.0018
千葉0.10340.12950.03380.0036
東京V0.05890.13260.05880.0098
町田0.10340.13320.03380.0033
横浜FC0.05880.13680.06210.0108
湘南0.05950.12480.05510.009
甲府0.09460.13680.04050.0036
松本0.140.14820.03230.0024
富山0.09460.13680.04050.0036
岐阜0.13110.12210.02080.0011
京都0.080.1480.05250.006
鳥取0.05610.09360.0330.004
岡山0.1560.14820.02890.002
徳島0.09920.15210.04410.0049
愛媛0.08990.14820.04830.0056
福岡0.03740.11520.07830.018
北九州0.08680.14820.04830.0063
熊本0.1240.14820.03570.0028
大分0.08050.14430.04940.0066


チーム名1−0勝利2−0勝利2−1勝利3−0勝利3-1勝利3−2勝利4over−0勝利4over−1勝利4over−2勝利4over-3勝利
山形0.12250.0910.10140.0420.04680.02280.0140.01560.00760.0024
水戸0.10920.05880.07980.01960.02660.01610.00280.00380.00230.0009
栃木0.1330.08750.09750.03150.03510.01710.0070.00780.00380.0012
草津0.1330.05250.05850.01050.01170.00570.00350.00390.00190.0006
千葉0.16450.12220.09620.05640.04440.01560.01880.01480.00520.0012
東京V0.10540.08680.10920.04340.05460.02940.01240.01560.00840.0028
町田0.08140.02860.04680.00660.01080.00780000
横浜FC0.10080.07560.10260.03360.04560.02760.00840.01140.00690.0027
湘南0.1120.10150.11310.05250.05850.02850.01750.01950.00950.003
甲府0.15480.11610.10260.05160.04560.0180.01720.01520.0060.0012
松本0.1330.05950.06630.0140.01560.00760.00350.00390.00190.0006
富山0.08360.0330.0540.00660.01080.00810.00220.00360.00270.0012
岐阜0.07590.01840.02960.00230.00370.00260000
京都0.11840.080.10.0320.040.0210.00960.0120.00630.0018
鳥取0.03960.01210.02860.00220.00520.0060000
岡山0.1560.0680.06460.020.0190.00850.0040.00380.00170.0004
徳島0.12090.06510.08190.02170.02730.01470.00310.00390.00210.0007
愛媛0.11310.06090.07980.02030.02660.01610.00580.00760.00460.0016
福岡0.06120.04590.08640.02040.03840.03480.00680.01280.01160.006
北九州0.11780.07130.08970.02790.03510.01890.00620.00780.00420.0014
熊本0.11780.05270.06630.01240.01560.00840.00310.00390.00210.0007
大分0.12950.0910.10140.03850.04290.02090.01050.01170.00570.0018


これで下準備終了です。ここでもそうですが、双方のチームが4点以上取る可能性は、1%未満ですので、表からは削除しました。





2012年J2におけるドロー確率と勝率の期待値

さて、上記の表が出来たら、次は、ドロー確率と勝利確率を求める事が可能になります。



チーム名ドロー確率(32試合)ドロー数の期待値実際のドロー数
山形0.278.64112.36
水戸0.299.287-2.28
栃木0.299.287-2.28
草津0.3310.5610-0.56
千葉0.278.646-2.64
東京V0.268.322-6.32
町田0.278.648-0.64
横浜FC0.278.645-3.64
湘南0.258124
甲府0.288.96101.04
松本0.3210.24110.76
富山0.288.96101.04
岐阜0.288.96112.04
京都0.299.284-5.28
鳥取0.196.083-3.08
岡山0.3410.88121.12
徳島0.39.69-0.6
愛媛0.299.28100.72
福岡0.258102
北九州0.299.287-2.28
熊本0.319.92100.08
大分0.288.967-1.96


チーム名勝利確率32試合での期待値実際の勝利数
山形0.4715.0415-0.04
水戸0.3210.24121.76
栃木0.4213.44151.56
草津0.288.96101.04
千葉0.5417.2817-0.28
東京V0.4715.04171.96
町田0.185.765-0.76
横浜FC0.4213.44151.56
湘南0.5216.6416-0.64
甲府0.5316.96181.04
松本0.319.92100.08
富山0.216.724-2.72
岐阜0.134.1650.84
京都0.4213.44173.56
鳥取0.092.8874.12
岡山0.3511.2120.8
徳島0.3410.88110.12
愛媛0.3410.888-2.88
福岡0.3210.249-1.24
北九州0.3812.16130.84
熊本0.288.9690.04
大分0.4514.4161.6

さて、今年のJ2ではこうなりました。さて、ですが、J1の時と違うのは、J1のチームは全チーム、予測の範囲内だったんですけど、J2の場合、1チーム、予想外の事が起きました。つまり、東京Vです。


何が予想外って、東京Vのドローの回数です。ドローの期待値が0.26のチームが、32試合やって、ドローが二回の可能性って、250分の1なんです。


まあ、もの凄く運が良ければ、そういう事もありますが、250分の1の出来事が起きたってのは、ちょっと信じがたくて。計算間違いしたかと思って、確認しなおしたんですが、どうも、そうでもないらしい。


鳥取もかなり外れていますが、勝利期待値が0.09のチームが32試合で7勝する可能性は1.5%ほどあって、運が良ければ、そーゆー事もあるかな、という感じなのですが、流石に1/250ってのは・・・


ちなみに、42試合やって、ドロー期待値0.26のチームが、2引き分けで終わる可能性は、0.03%です。3引き分けだと、1.6%になります。


ただし、もともと、東京Vの場合、終盤76分過ぎの得点が17点、失点が12点となってるので、ドローになるくらいなら、負け覚悟のギャンブルをしまくってるのかもしれません。76分すぎで同点の場合、東京Vは、リスク覚悟の猛攻をかけてくる傾向がある、そんな所かもしれません。実際、そんな沢山、ヴェルディの試合みてないのでわからんのですが。


ドローに関しては、チームがその気になれば、数を減らせます。終盤、同点の場合にはリスク覚悟の徹底攻撃をかければいい訳ですから。その場合、勝ちと負けが増えると思います。長い目でみれば、そのほうがポイント多くなるかもしれませんが、ぶっちゃけ、運次第だと思います。そーゆーの。



優勝できる可能性が残っているチームは?

さて、こっからが問題です。今年はプレーオフがあるので、6位まで可能性があります。あらかじめいっておきますが、プレーオフになったら、後は、はっきりいって運です。運次第です。短期決戦(1〜4試合)なら、チェルシーがバルサに勝てるのと同じで、勝率で3割劣っていても、引き分け、もしくは勝利の可能性が20〜40%あります。引き分けに持ち込めれば、後はPK戦ですし、これは宝くじと一緒です。


運です。はっきりいって、サッカーのプレーオフは運です。引き分けたらPK戦なんですから、運ゲーすぎます。ちなみに、PK戦は、先行が6割勝ちます。PKはコイントスに勝てるかどうかでかなり決まる糞ゲーです。運ですわー。


プレーオフも含めると、昇格に関しては、可能性が残っているチームが多すぎるので、現在は、優勝の確率に的を絞ります。J2優勝の場合、今年も、「試合数*2」で勝ち点84以上取ったチームでしょう。なんで、勝ち点84を取れる可能性があるチームを調べます。



さて、現在のJ2における勝利期待値を高い順に並べると、

チーム名勝利確率
千葉0.55
湘南0.54
甲府0.52
山形0.48
東京V0.48
大分0.45
横浜FC0.43
栃木0.42
京都0.42
北九州0.38
岡山0.34
徳島0.34
愛媛0.34
水戸0.32
福岡0.32
松本0.31
草津0.28
熊本0.28
富山0.21
町田0.18
岐阜0.14
鳥取0.09

こーなります。勝利期待値では、千葉の0.55が最高です。


まあ、ぶっちゃけていうと、今年のJ2だと、千葉が一番強いです。メンツ的にみてもズバ抜けてます。スタメンとか、「何これJ1?」ってレベルだし、得失点差も抜群です。得失点差、現在J2最高の+25です。失点はリーグ最小の21、得点は46で、これも相当いい数字です。


なのに、J2下位の岐阜や町田に、今年負けてるんですよ。ホント、よくわからんチームです。ジェフとベルマーレのメンツ見比べて、ベルマーレがリーグ戦で勝てると思う人、まずいないと思いますよ。ぶっちぎっていてもおかしくないメンツなんですが、今年もなんでか自滅してます。ジェフのお家芸というか、ジェフについては、現在、3位なのは、実力というより、自滅です。一位になってないとおかしいメンツです。といっても、確率的な話をすると、ベルマーレや甲府にまくられる可能性はあるわけで、単に運悪かっただけかもしれませんけどね。


話が脇にそれたんで、元に戻しますが、優勝に必要な勝ち点は、試合数*2で、84となります。勝ち点84稼いで、自動昇格圏である2位以上になれなかったら、それはそれでいいのです。仕方ないです。


で、現在の上位集団だと、勝ち点84まで、大分と京都が29,山形が28、ジェフが27,ベルマーレが24,甲府が20となります。


大分と京都は、残り試合、全勝しないと勝ち点84まで届きません。これ、確率的には1%未満です。山形もそうですが、勝ち点84まで全勝もしくは9勝1分が必要なので、確率的に1%未満です。


というわけで、大分、京都、山形は、勝ち点84に関しては、ほぼ可能性がありません。


さて、ジェフですが、ここは勝利期待値が0.55と大きい為、可能性があります。ちと、2項分布で計算したのを乗せますが


ジェフの勝ち数勝利確率
00.0003
10.0042
20.0229
30.0746
40.1596
50.234
60.2384
70.1665
80.0763
90.0207
100.0025

ジェフについては、残り10試合で、9勝以上できる可能性が2%くらい残ってます。また、ベルマーレとの直接対決も残ってますから、ベルマーレとの直接対決が、今シーズン最大の山場になります。ジェフは、もう優勝のためには負けられません。引き分けも許されません。あとは、とにかく勝つのみです。



次がベルマーレです。ベルマーレが残り10試合で、何勝できるか、それを勝ち数ごとに計算すると、以下のようになります。


湘南の勝ち数勝利確率
00.0004
10.005
20.0263
30.0824
40.1692
50.2383
60.2331
70.1564
80.0688
90.018
100.0021

ベルマーレが勝ち点84に達するには、7勝3分もしくは8勝以上が必要になります。これ、計算すると、大体10%ほどです。なので、ベルマーレが勝ち点84を取れる可能性は、現時点では10%ほどです。ベルマーレについては、甲府、千葉との直接対決が残っている為、ここで勝てるかどうかですね。特に、次の甲府アウェーで、優勝できるかどうかが決まると言っても過言じゃありません。



さて、最後が甲府です。現在、勝ち点64で首位です。勝ち点84に一番近いチームです。勝ち点20稼げばいいので、6勝2分1敗か、7勝以上でokです。で、勝ち数ごとの計算をすると、


甲府の勝ち数勝利確率
00.0006
10.007
20.0343
30.0991
40.1878
50.2441
60.2204
70.1364
80.0554
90.0133
100.0014

こうなります。さて、甲府が84ポイント取れる確率ですが、ここが一番大きく25%ほどです。


という訳なので、優勝争いの本命は、現時点では、甲府ですね。まあ、あまり面白い話ではありませんが、84ポイント取れそうなのは甲府くらいなんです。とにかく本命は甲府です。



ちなみに、JFL降格レースについては、あまりに悲惨すぎるので、触れるのは止めておきます。。。。てか、JFL降格とか、クラブ存続に関わるから、勘弁してほしい・・・




J1で通用するかチーム、通用しないチーム。それからGKは大切だよという話

で、脇道にはいりますが、この話。そろそろ、J1昇格が現実味を帯びてきたベルマーレサポとしては、J1昇格時の補強ポイントを妄想しはじめてます。


なんですが、今年のJ2の特徴に、J1で即通用するチームはいないってのが上げられます。2010年の柏(2011年昇格後、即優勝)の計算してみたんですが、勝利期待値は0.71でした。鬼です。普通じゃありません。


大体の目安ですけど、J2のチームで、J1でも通用するチームってのは、1シーズンで得失点差+40くらいのチームである事が条件のようです。最近だと、FC東京の+45、柏の+47、セレッソの+47、仙台の+49と、J1残留に成功したチームはJ2で、得失点差+40超えのチームばかりです。J2昇格も大変ですけど、J1定着するためには、こんだけ圧倒的なチーム作らないと、昇格即降格の憂き目にあいます。


去年であれば、サガン鳥栖が+34でしたので、正直、どっちに転ぶかわからない状態でしたが、今年、大健闘を見せております。というか、FC東京より上の順位とか凄いです。マジありえね。


で、もう一つの昇格チームであるコンサドーレ札幌なんですが・・・現在、悲惨な状態です。ただね、コンサに関しては、J2昇格の原動力になったCBの山下がセレッソに帰ってしまったし、札幌のワンマンアーミー、GKイ・ホスンがアキレス健断裂しちまったのが、何より痛かった。


ちと、GKイ・ホスンの話をしましょう。彼、2011年、J2最高のGKでした。


どのくらい凄かったかというと、2011年の札幌の話になるんですけど、2011年、札幌は守備がJ2基準でもウ○コでした。 38試合で、被シュート数481本、平均被シュート本数12.6というのは、J2基準でもウ○コです。そんなチームが、年間失点数32なんて数字を残せた原因が、GKイ・ホスンなんです。


2011札幌の被シュート決定率0.0665という脅威の数字は、彼の活躍無しにはありえない数字でした。てかね、481本シュート打たれて、32失点とかありえないでしょという話で。


でね、今年の札幌なんですけど、相変わらず、イ・ホスンは凄かったです。J1でも、相変わらず、札幌のワンマンアーミーでした。


何がどう凄いっていうと、札幌さん、リーグ開幕から、5/16のヤマザキナビスコカップ大宮戦までに、リーグ戦カップ戦合わせての14試合で230本シュート打たれてます。平均被シュート本数16本です。もう雨あられとシュートがゴールに飛んでくるわけですよ。


ところがね、イ・ホスンは頑張った。たった一人で頑張った。札幌のワンマンアーミーは、230本シュート打たれて、22ゴールしか許していません。被シュート決定率0.095です。ガンバが被シュート決定率0.21なんて、目もくらむような成績を残している事を考えれば、彼がどんだけ頑張ったか、よくわかるでしょう。


ぶっちゃけ、ガンバも札幌も守備はトイレットペーパーみたいなモンです。


でもね、243本シュート打たれて50失点するキーパーもいれば、242本で36失点するキーパーもいるし、230本打たれて22失点しかしないキーパーもいるわけです。ゴールキーパーって大切ですよ。



でね、5/16のヤマザキナビスコカップ大宮戦で、イ・ホスンがアキレス健断裂の重傷で離脱してから、札幌に何が起こったか?それは皆さん、ご存じの通り。


5/19、Jリーグ公式戦、鹿島スタジアムにて、惨劇が起こります。「鹿島7-0札幌」です。 もともと、札幌の守備戦術はイ・ホスンだった訳です。その選手が離脱したらどーなるか。明白ですよね。1試合で平均16本のシュートを打たれるチームが、J1でもどうにか、ロースコアゲームに持ち込めていたのは、イ・ホスンのおかげなんです。その彼がいなくなったら、どーなるか。


イ・ホスンがいた11節までの、札幌の失点数は18です。その後、どうなったか?11〜24節までの失点数は43です。13試合で43失点。GK変わっただけですけど、ここまで変わります。


イ・ホスンがいた時の札幌→一試合平均1.6失点

イ・ホスン離脱後の札幌→一試合平均3.3失点


ちなみに、離脱前も離脱後も、札幌は、一試合平均16本シュート打たれております。GKは大切です。いいGKは大切にしましょう。また、GKって、以外と安く手に入ります。「グローブをはめたメッシ」こと、現在最高のGKであるノイアーの移籍金でも1800万ユーロなんですわ。世界最高のストライカーの移籍金が3000万〜5000万ユーロであることを考えると、GKって本当に格安です。


J1のチームは、年間平均で370本前後シュートを打たれます。J1の平均的な被シュート決定率が0.126ですから、年間47点くらいは覚悟しないといけません。ただ、いいGKがいれば、被シュート決定率が0.1くらいまで落ちるので、年間37点くらいで耐えられるわけです。この差は大きいです。笑ってしまうほど大きいです。


ぶっちゃけですけど、札幌も、イ・ホスンが怪我してなきゃ、現在38失点くらいで耐えていられた可能性が高い訳ですよ。そしたら、まだ残留の希望だってあったわけです。確率の話をすると、イ・ホスンがいたら、札幌の勝利期待値は0.17まで上がります。10ポイントの上昇です。


今年のJ1見てて思う事ですがね、GKって大切だな、と。磐田は川口いなくなって四苦八苦、ガンバはGKがファンタジスタ、札幌はイ・ホスンが離脱してからボロボロです。


J1昇格したチームは、J2から一番いいGKを全力でリクルートしたほうがいいです。マジで。GK補強は、安くて戦術に関係なく、即効性が高いです。



GKと今年の川崎フロンターレ

あのですね、今年、GK変えて成功したチームが川崎フロンターレなんですけどね。ベルマーレから、西部洋平を取ってます。


まず、2011の川崎のスタッツ載せておきますが、


チーム名試合得点失点シュート被シュートシュート決定率被シュート決定率平均シュート本数平均被シュート本数
2011川崎フロンターレ3452534993390.10.1614.689.97

こんな感じでした。


川崎については、相馬さんが監督になって1年目の2011年、被シュート決定率が0.16と、かなり悪い数字でした。なんで、2012年は、GK補強に踏み切ってます。で、結果としてですが、これ、結構当たりました。2012年、フロンターレの被シュート決定率が0.13まで落ちてます。たった3ポイントの差ですけど、年間通してみると、これ、6〜7点の差となって表れます。


もし、川崎が、GK変えず、被シュート決定率0.16のチームだった場合、24節終了時点での勝ち点の期待値は、計算すると25です。つまり、降格ゾーンにいた可能性が高い訳です。



あと、今年、川崎は、途中で監督交代してるんですけど、ちょいとスタッツに興味深い変化が出てるんで、紹介しておきます。



2012川崎フロンターレ
相馬時代リーグ戦シュート数得点数被シュート数失点数
1161120
2111100
3150101
421141浦和戦だがレッド二枚でてる
513081
69283
720382ここで解任
相馬時代ナビ戦
1131132
28151
312391
平均13.81.38.71.2
シュート決定率0.09
被シュート決定率0.138


2012川崎フロンターレ
風間時代リーグ戦シュート数得点数被シュート数失点数
814171
994163
10143142
1160202
1282130
1311372
1481100
1511090
16130101
174090
18110113
19134161
20122162
2111142
22112122
2316081
2461132
平均10.471.4111.471.41
シュート決定率0.13被シュート決定率0.123


これなんですけどね。


あのですね、相馬フロンターレの特徴なんですが、シュート本数が非常に多く、一方で被シュート本数は少ないってのが上げられます。又、シュート決定率は0.1程度で安定、被シュート決定率は西部だと1.38くらいになります。


一方で、風間フロンターレなんですが、これ、興味深い変化が起きました。まず、シュート本数が減り、一方で、被シュート本数が増えました。代わりに、シュート決定率が3ポイント上がり、被シュート決定率が1ポイントほど落ちました。


相馬フロンターレのサッカーは、シュート本数と被シュート本数は、サンプルが500近くあるんで、結構正確な数字でると思うんですけど、川崎が監督変えずにやっていた場合、


相馬さんの攻撃で34試合戦った場合の得点数49.2
相馬さんの守備で34試合戦った場合の失点数40.8

34試合で、こんな感じです。これ、期待値なんで誤差がつきますけどね。



で、次が風間さんなんですが、まだサンプル数が160しかないんですけど、計算すると


風間さんの攻撃で34試合戦った場合の得点数46.3
風間さんの守備で34試合戦った場合の失点数47.9

こうなります。34試合での期待値です。



ぶっちゃけ、現状だと、攻撃に関しては、風間さんでも相馬さんでも、34試合戦っての得点期待値にそんな差はありません。相馬さんのサッカーはシュートは多いけど、決定力が低いし、風間さんのサッカーだと、決定力は高いけどシュートが少ない。なので、結果はそんな変わらないのです。


一方で、守備はちょっと差がでてます。風間フロンターレになってから、被シュートが増えてるんですね。で、被シュート決定率は若干さがったけども、被シュートの増加の効果のほうが、効果がでかくて、失点数を増やす結果になってます。



まあ、風間さんのサッカーについては、キャンプ無しで入ったので、来年も見てみないと何ともいえないんですが。来年、もっと劇的な変化が生まれるかもしれません。筑波では結果だした人ですからね。


とりあえず、今期のフロンターレについては、監督交代の効果は、スタッツでは見て取れますけど、順位については、正直、どっちがやってても、そんな変化はなかったかなと。若干、相馬さんが続けてたほうが良かった可能性もありますが。


一方で、明らかに効果があったのは、GKの交代で、西部に代えて良かったね、という感じです。被シュート決定率は相馬時代、風間時代のいずれでも、昨年より改善してますからね。


最後はGKの話になっちまいましたが、GKは大切ですよ、いいGKは大切にしましょう、という話をしたかったのです。



それでは皆様、ごきげんよう。

 2012/09/06 02:42 なぜ、ガンバ大阪は西川周作君を取らなかったのか
後悔先に立たずorz

ぽぽぽぽ 2012/09/06 02:47 ガンバはなんで清水の山本海人をとらないのか・・謎・・・とゆうか清水のGKは豊富すぎる林は間違いなく代表レベルだし山本もすごいなんと三番手もスタメンレベル ガンバは木村が怪我した瞬間 本気でGKを取りに行くべきだった乙
ちなみに今年一番すごいGKって誰なんですかね?自分は攻撃は西川で守備は清水の林だと思ってるんですけど・・完全に印象論ですw

 j j 2012/09/06 04:27 セレッソもキムジンヒョンがGKでなかったら…という被シュート本数だからなあ
GKは育成とか考えず即戦力じゃないとお話にならない

notenote 2012/09/06 05:23 >>jさん
松井も悪くはないでしょ。出た試合ではだいたい抑えてる。サンプルは少ないけどさ。

それよりpalさん、失点/被シュート数の数値が優れていることは、いいゴールキーパーであることとの相関性は低いと思うんですよ。たとえば2005年のベストイレブンのキーパーは吉田です。ちょっと吉田個人の被シュートと失点はぱっとは調べられなかったので、その年のセレッソの被シュート数と失点数を出します(レギュラーGKなので数試合出場してなかっても、そう差はでないはずです)。すると失点が40、被シュートが418となり、被シュート決定率はイホンスとほぼ変わらない0.0096です。

ですが吉田はそこまで優れたGKでしょうか? 誰もそんなことは思わないと思います。

確率が10%前後に収束するものに対して、サンプルが400や500件だと信頼性に欠けるということもあると思いますが、それ以前に被シュート決定率がGKの失点を防ぐ能力とあまり相関性がないってことなんじゃないかと考えています。野球の防御率と同じ程度に、統計的には意味のない指標だなと。

野球ではセイバーメトリクスなどのいろいろな統計学に則ったな分析手段があるのですが、サッカーではそういうのはあるかもしれませんが表には出てきませんね。そんな研究にお金を使うより審判を買収したほうが早いとヨーロッパの方々は思ってそうですが、MLSあたりでそうした手法が発達してきてもいいと思うのですが。

あ 2012/09/06 11:18
リーグは半分過ぎてるのだから、これまでの累計による単純な期待値で計算してはダメですよ。対戦相手によって大きく変わるのですから、その結果も大きく変わります。リーグ半分が終わったところでやるべきでしたね。

たたたた 2012/09/06 15:46 学術論文の審査じゃねえんだから細かいこと言ってもつまんねえよ。

J2J2 2012/09/06 17:26 J1昇格プレーオフは引き分けの場合、上位チームの勝利でPKはないですよ。
上位チームはひたすら失点せずにいれば昇格できるので、塩試合の可能性が高そうですがね。

HyphaHypha 2012/09/06 17:30 実は仙台の林卓人はシーズン前にJ1のチームからオファーを受けていたとローカル番組で(最近だとサカマガでも)本人が言っていたんですけど、
これガンバじゃないかってのが僕個人の予想で、ホント行かないでくれて助かってます。
で、不可解なのがオファーしたのがガンバだとしたらなぜGK補強を諦めてしまったのか、なんですよね。
林一人に断られたくらいで諦めるはずもないので、オファー出した全GKに断られたって線も考えられるのですが。
どうにかして藤ヶ谷以外のキーパーを取らなかったのが本当に不可解です。

3636 2012/09/06 18:54 これ、被枠内シュートならもっとGKの実力により近くなると思うんですが、
さすがにデータないですよね・・・?
面白かったです。GKって輝いてるときは神々しいですもんね。サッカーの見方変わります

koujikouji 2012/09/06 22:02 ベルマーレがj1常連ならば、日本サッカーのレベルが上がっていたと思う。

さなさな 2012/09/07 01:13 面白いですね 興味深く読みました。
ガンバのGKは本当になぞです。防御率低すぎ・・・

ら 2012/09/07 03:33 名古屋楢崎とセレッソジンヒョンはかなりキーパーのディフェンス力を計算してるなと思う

吹田吹田 2012/09/07 09:32 いやー見た目の印象だけじゃなくて数字で見るとホントにガヤのファンタジスタっぷりが見事ですな。
確かに、山本海人を清水ベンチに腐らせとくのは勿体なさすぎますよねー。
林彰洋来るまで代表4番手でしたからね。
キムアツ怪我した時点で取れよって話で。
補強は家長じゃなくてGKだろ。

あ 2012/09/07 15:01 戦術的にシュートコースを限定的にした上でシュート打たせるチームもありますし、
スーパーセーブが少ないほどよいキーパーともいえたりと、
たんなる状況ごとの数字の比較では何も見えてきませんよ。
同じ数字でもまったく意味が違います。
データや本を見るだけではなく、サッカーを実際にやっていればわかりますが。

cxcx 2012/09/07 22:47 >>馬さんのサッカーはシュートは多いけど、決定力が低いし、風間さんのサッカーだと、決定力は高いけどシュートが少ない。

これはジュニーニョが抜けた影響だと思います
去年のジュニは打ちまくるのはいつも通りなんですが決定率がかなり悪かったので・・・

ee 2012/09/12 15:15 今年のJ2はFC東京や柏みたいなチートクラブがいないから
良く言えばの実力が拮抗、悪く言えばグダグダで
昇格勝ち点の水準が例年より低くなる事は明白なのに、
84に届きそうなのは甲府だけだから優勝は甲府!(キリッ
とか何かのギャグとしか思えませんなー

2012-09-03

[]2012年Jリーグ残り10試合〜貴方のチームの優勝確率、降格確率はどのくらい?〜 2012年Jリーグ残り10試合〜貴方のチームの優勝確率、降格確率はどのくらい?〜を含むブックマーク

みなさん、こんにちは、お久しぶりでございます。最近、すっかりブログさぼってましたが、そろそろ更新を始めたいと胃思います。


プレミア、ブンデスも開幕しましたし、日本代表も試合がすぐにありますが、今日は、残り10試合となったJ1の話をしたいと思います。内容は、J1における優勝確率、降格確率などになります。


ぶっちゃけ、数字遊びですが、興味のある人はおつきあいください。ついでに日本代表の最終予選の突破確率なんかもやっときましたので。


J1におけるチームごとの勝率の期待値についての計算

この項目は、数字に興味の無い人は読み飛ばしてくださって結構です。


で、まずは、この話から。J1の各チームの勝率の期待値についての計算です。とくに難しい事しないでも、「勝利数を試合数で割ればいいだけ」ですが、それでは、チームの潜在能力がわからないって事で、ちょっと捻りを利かせます。


まずは、Jリーグ公式サイトの「試合記録:2012年」から、データを引っ張ってきます。「チーム別集計結果」の所に、チームごとのシュート本数、被シュート本数のデータがあります。


でもって、同じページにチームごとの得点数と失点数もあります。これをシコシコと表計算ソフトに入れていきます。得点数、失点数、シュート本数、被シュート本数がわかれば、そこから、決定率、被決定率、平均シュート本数が求められます。

チーム名失点数被シュート数被シュート決定率被シュート数の平均
鳥栖212610.0811
仙台222100.19
浦和232840.0812
横浜FM262120.129
広島252140.129
FC東京282320.1210
新潟272540.1111
清水272020.138
鹿島302670.1111
川崎352620.1311
名古屋352810.1212
C大阪342400.1410
神戸353030.1213
362560.1411
磐田362420.1510
大宮423260.1314
G大阪502430.2110
札幌613870.1616
チーム名得点数シュート数シュート決定率シュート数の平均(23節時点)
鳥栖302330.1310
仙台432630.1611
浦和332570.1311
横浜FM302560.1211
広島452940.1512
FC東京282310.1210
新潟162170.079
清水272130.139
鹿島323160.113
川崎322620.1211
名古屋352710.1311
C大阪322740.1211
神戸312720.1111
433310.1314
磐田492660.1811
大宮222290.110
G大阪462780.1712
札幌192030.098



で、一端、これらの数値が求まれば、そこから、2項分布を使って、1試合辺りの1点取れる確率、2点とれる確率、3点取れる確率などが導きだせます。これを計算していくと、

チーム名0点確率1得点確率2点確率3点確率4点以上とれる確率
鳥栖0.250.370.250.10.03
仙台0.150.310.290.170.08
浦和0.220.360.170.120.13
横浜FM0.250.370.250.10.04
広島0.140.30.290.180.09
FC東京0.280.380.230.080.03
新潟0.520.350.110.020
清水0.290.380.230.080.02
鹿島0.250.370.240.10.04
川崎0.250.370.250.10.03
名古屋0.190.340.280.140.05
C大阪0.250.370.250.10.03
神戸0.280.380.230.090.02
0.140.30.290.180.09
磐田0.110.270.30.20.12
大宮0.350.390.190.060.01
G大阪0.110.260.30.210.12
札幌0.470.370.130.030

チーム名0点に抑えられる確率1点取られる確率2点取られる確率3点取られる確率4点以上取られる確率
鳥栖0.40.380.170.040.01
仙台0.390.390.170.040.01
浦和0.370.380.180.060.01
横浜FM0.320.390.210.070.01
広島0.320.390.210.070.01
FC東京0.280.380.230.080.03
新潟0.280.380.230.090.02
清水0.330.390.210.060.01
鹿島0.280.380.230.090.02
川崎0.220.360.270.120.03
名古屋0.220.350.260.130.04
C大阪0.220.360.260.110.05
神戸0.190.340.280.140.05
0.190.340.280.140.01
磐田0.20.350.280.130.04
大宮0.140.30.290.180.09
G大阪0.090.250.30.210.15
札幌0.060.190.270.250.23


こんな感じの表ができあがります。さて、これで試合ごとの得点期待値、失点期待値がでたので、スコア別の期待値を計算していきます。そうすると、

チーム名0-01-1確率2−2確率3-3確率
鳥栖0.10.14060.04250.004
仙台0.05850.12090.04930.0068
浦和0.08140.13680.03060.0072
横浜FM0.080.14430.05250.007
広島0.04480.1170.06090.0126
FC東京0.07840.14440.05290.0064
新潟0.14560.1330.02530.0018
清水0.09570.14820.04830.0048
鹿島0.070.14060.05520.009
川崎0.0550.13320.06750.012
名古屋0.04180.1190.07280.0182
C大阪0.0550.13320.0650.011
神戸0.05320.12920.06440.0126
0.02660.1020.08120.0252
磐田0.0220.09450.0840.026
大宮0.0490.1170.05510.0108
G大阪0.00990.0650.090.0441
札幌0.02820.07030.03510.0075



チーム名1−0勝利2−0勝利2−1勝利3−0勝利3-1勝利3−2勝利4over−0勝利4over−1勝利4over−2勝利4over-3勝利
鳥栖0.1480.10.0950.040.0380.0170.0120.01140.00510.0012
仙台0.12090.11310.11310.06630.06630.02890.03120.03120.01360.0032
浦和0.13320.06290.06460.04440.04560.02160.04810.04940.02340.0078
横浜FM0.11840.080.09750.0320.0390.0210.01280.01560.00840.0028
広島0.0960.09280.11310.05760.07020.03780.02880.03510.01890.0063
FC東京0.10640.06440.08740.02240.03040.01840.00840.01140.00690.0024
新潟0.0980.03080.04180.00560.00760.00460000
清水0.12540.07590.08970.02640.03120.01680.00660.00780.00420.0012
鹿島0.10360.06720.09120.0280.0380.0230.01120.01520.00920.0036
川崎0.08140.0550.090.0220.0360.0270.00660.01080.00810.0036
名古屋0.07480.06160.0980.03080.0490.03640.0110.01750.0130.0065
C大阪0.08140.0550.090.0220.0360.0260.00660.01080.00780.0033
神戸0.07220.04370.07820.01710.03060.02520.00380.00680.00560.0028
0.0570.05510.09860.03420.06120.05040.01710.03060.02520.0126
磐田0.0540.060.1050.040.070.0560.0240.0420.03360.0156
大宮0.05460.02660.0570.00840.0180.01740.00140.0030.00290.0018
G大阪0.02340.0270.0750.01890.05250.0630.01080.030.0360.0252
札幌0.02220.00780.02470.00180.00570.00810000


こんな感じの表ができあがります。これで、スコア別の期待値が出ましたので、あとはドローと勝利の確率を足し合わせれば、チームごとの勝利確率、ドロー確率を導き出せます。ちなみに、双方のチームが4点以上とる確率は1%未満なので、表からは削除しました。




2012年J1におけるドロー確率と勝率の期待値

さて、上記のような計算をしてきた結果、2012年のJ1におけるドロー確率、勝率の期待値は、以下のような表になります。


チーム名ドロー確率(24試合)ドロー数の期待値実際のドロー数
鳥栖0.296.9681.04
仙台0.245.7693.24
浦和0.266.245-1.24
横浜FM0.286.72114.28
広島0.245.765-0.76
FC東京0.286.723-3.72
新潟0.317.446-1.44
清水0.37.24-3.2
鹿島0.276.485-1.48
川崎0.276.485-1.48
名古屋0.2565-1
C大阪0.266.245-1.24
神戸0.266.243-3.24
0.245.7660.24
磐田0.235.525-0.52
大宮0.235.5260.48
G大阪0.215.0460.96
札幌0.143.3612.64

チーム名勝利確率24試合での期待値実際の勝利数
鳥栖0.4711.2810-1.28
仙台0.5914.1612-2.16
浦和0.51211-1
横浜FM0.4310.328-2.32
広島0.5613.4413-0.44
FC東京0.368.64112.36
新潟0.194.5661.44
清水0.399.36111.64
鹿島0.399.369-0.36
川崎0.348.1690.84
名古屋0.49.6111.4
C大阪0.348.168-0.16
神戸0.296.96103.04
0.4410.5610-0.56
磐田0.51211-1
大宮0.194.5661.44
G大阪0.368.646-2.64
札幌0.071.6831.32

こうなりました。如何なものでしょうか。試行回数が24ほどなので、勝ち数に−3〜+3程度の差が出るのは、予想できていました。


こうやって、実際に計算してみると、平均シュート本数とシュート決定率、平均被シュート本数、被シュート決定率がわかれば、そのチームの大体の勝ち星をわりだせるようです。


さて、これで、各チームごとの勝利確率が割り出せたので、ここから、チームごとの優勝確率、降格確率の話などに移りましょう。



優勝ができる可能性が残っているチームは?

さて、まずはこの話。2012年、J1において、優勝の可能性が残っているチームです。J1で優勝するには、大体、勝ち点で68超えが目安になります。優勝するのに必要な目安は「リーグ戦の試合数*2」が目安になります。J1の場合、34試合ですから、68超えが目安です。勝ち点68で優勝出来なかったら、それはそれでいいんです。



さて、まずジュビロ、鳥栖、名古屋の3チームの話になりますが、これらのチームは現在、勝ち点38です。勝ち点68に達するには、あと勝ち点30が必要です。勝ち点30を取るには、残り試合を全勝する必要があります。


さて、これらのチームが10試合連続で勝つ確率なんですが・・・・残念な話ですが、0.1%以下です。計算上、ジュビロが0.1%、鳥栖と名古屋は、ほぼ0%です。


というわけで、この3チーム以下は、ほぼ可能性がありません。また、これら3チームも、上のチームが盛大にコケない限り、優勝はできません。鳥栖、名古屋、磐田に関しては、上位のチームが自滅してくれる事を祈るのみです。


さて、次に、勝ち点45の首位仙台、勝ち点44の広島、勝ち点42の浦和の可能性について見てみましょう。


まずは仙台。仙台の勝利期待値は0.59でして、リーグトップとなっています。勝利期待値0.59のチームが10試合で、どのくらい勝てるか、その確率は2項分布を使うと、


f:id:pal-9999:20120903153225j:image


こうなります。(二項分布の確率計算から拝借しました。)全勝できれば、仙台は自動優勝ですが、その確率は1%です。


ただし。


仙台というチームには、ちょっとした特殊事情がありまして、やってるサッカーの関係上、夏に弱く、春秋に強くなるチームです。これは今年もそうでして、夏と春の時期で、チームのスタッツにかなりの開きがあります。


恐ろしい話ですが、春仙台に関しては、勝利の期待値が0.75まで跳ね上がります。春仙台に関しては、どのくらい圧倒的かというと、



f:id:pal-9999:20120903153226j:image


10試合で8勝以上できる可能性が53%という超鬼畜なチームに変貌します。なんで、涼しくなってきて、仙台が春先の状態にもどった場合、仙台がぶっちぎりで優勝しても僕は驚きません。



次に広島です。このチームは現在、勝ち点44。勝利期待値も0.56ですから、仙台とほぼ変わりません。ですから、ここも優勝の本命です。仙台が秋モードに突入して、スーパーサイヤ人にならない限り、優勝争いは、仙台と広島の間で争われることになるかと。



で、現在、3位で勝ち点42の浦和なんですけど、これ、優勝の可能性は残ってますが、確率的には一番、可能性が低いです。浦和の勝利期待値なんですが、0.5でして、これ、仙台や広島と比較すると、ちと低めの数値なんです。数%の違いですけど、これ10試合やるとなると、数%の違いが、差になってあらわれます。2項分布でやると、


f:id:pal-9999:20120903153227j:image


こうなります。一見すると違いがなさそーに見えますが、仙台が一番確率が高いのが6勝なのに対して、浦和は5勝が最大の山になっています。現在、勝ち点では3ポイント差をつけられていますが、仙台に6ポイント差をつけられていても不思議ではない差があるんです。期待値通りだとすると、24試合終わった時点で、仙台が48ポイントを獲得できるのに対して、浦和は42ポイントです。


ようするに、仙台と浦和だと、自力に差があるんですわ。これは広島もそう。今年のJ1だと、仙台、広島がスタッツ的に、頭一つ抜けてます。なので、10試合やってしまうと、広島、仙台とは差が広がってしまう可能性が高いんです。


しかし、浦和は、仙台との直接対決を残してますし、7勝以上できる確率が17%程度あるので浦和については、諦める必要性はまだ全然ありません。10/20(土)の仙台との直接対決まで、仙台とポイント差を離されなければ可能性は十分あります。


仙台と7%の期待勝率の差は厳しいです。F1の世界ではマシン性能で3%差をつけられたら厳しいとかいう話を聞いた事がありますが、プロの世界では、7%って、相当厳しい差なんです。一回勝負なら、大した差ではないですが、10回勝負となると、明白に差になって表れる可能性が高いです。


ただ、繰り返しますが、一回勝負なら、「たった7%」の差でしかありません。直接対決でなら、仙台に浦和が勝つ可能性は十分あるわけです。なんで、浦和は、直接対決で広島と仙台を叩くことのみです。負けたらそこでシーズン終わりです。


たとえばの話ですけど、勝率0.84のチームと、勝率0.53のチームがリーグ戦で4試合ほど戦ったとします。勝率0.84のチームなんてのはバルサとかレアルレベルのチームです。一方、勝率0.53のチームは、いいチームですが、ビッグクラブより1ランク落ちるくらいのチームです。


ただ、4試合限定であれば、後者も結構いい戦いができるんです。4試合限定なら、リーグ戦で前者と同じくらい勝つか、あるいは前者を上回る勝ち数を稼げる可能性が26%ほど存在します。これが10試合になると4%となり、38試合やると、勝ち数で上回る可能性は、ほとんどありません。実力が反映されるんです。


確率的な話をすると、トーナメントのGLやリーグ戦の序盤5試合くらいは、確率的に波乱というのが常に起こりえますし、そう珍しいことでもないって話です。4〜5試合では、そのチームの真の実力がわかるって事はありません。最低でも10試合はみないと。(リーグ戦序盤はフィジカルコンディションの問題もありますからね)


浦和に関しては、仙台や広島と比べると、勝利期待値が若干低いですが、残り5試合まで食らいつけば、あとは運次第って状況に持ち込めるので、とにかくしぶとくついて行くことです。


地獄の降格レース、降格確率

さて、こっからは個人的にも注目してる降格レースです。J1の歴史上、勝点38で降格したチームはありません。なので38とれば確実に残留です。現在、24節終了時点で、降格ゾーンにあるのは、

33 神戸

32 鹿島、川崎

29 セレッソ大阪

24 ガンバ、新潟、大宮

10 札幌


になります。


さて、ここで、チームごとの期待勝率ですが、神戸0.29、鹿島0.39、川崎0.34、セレッソ0.34、ガンバ0.36、新潟0.19、大宮0.19となっています。


でもって、神戸、鹿島、川崎は、あと2勝すれば勝ち点38です。これらのチームが、10試合で2勝以上できる確率は、計算すると、神戸84%、鹿島94%、川崎90%となり、ほぼ確実に残留が期待できます。9割方、この3チームはもう逃げ切ったと考えていいです。


一方で、セレッソなんですが、勝ち点38まで、あと3勝必要です。セレッソが残り10試合で、3勝以上できる確率は71%となっており、若干厳しめです。ただ、セレッソに関しては、2勝3分以上でもいいので、残留確率はもうちょい上がります。あと、もう一つ。セレッソは監督を交代させましたが、監督解任後、10試合程度は、チームの調子が上向き、期待されるよりも3ポイントほど多くのポイントが取れるという研究結果もあります。なので、監督解任ボーナスも加わる為、セレッソに関しては、僕は降格はないと思ってます。監督解任ボーナスで3ポイントも下駄もらえるのでね。


さて、最下位の札幌ですが、これは、もう残留不可能です。札幌の勝利期待値は0.07です。残り試合、全勝で40ポイントに到達できますが、確率的にいうと、札幌が全勝できる確率は0.0001%以下です。一方でアレな話ですが、残り試合、全敗する可能性が48%もあるという悲惨な状態です。



つまりは降格レースは大宮、ガンバ、新潟の三者によるレースでござるの巻

というわけで、降格レースは、大宮、ガンバ、新潟の3チームに、ほぼ絞られる訳なんですが、これが熱い戦いになるでしょう。史上空前のデスマッチです。


残留請負人、残留のプロ、J1残留ラインコントローラーと呼ばれる大宮さん、守備だけはJ1上位クラスの新潟、攻撃だけはJ1上位クラスのガンバの三つ巴レースです。


さて、勝利期待値になりますが、大宮と新潟が0.19、ガンバは0.36です。勝ち点は3チームとも一緒ですが、ガンバは地力が違います。なので、ガンバが優位か?って話になるんですが、これがそーでもなくてねー・・・・。


大宮と新潟については、勝利期待値が0.19ですから、10試合で、4勝以上できる確率は10%ほどしかありません。4勝しても勝ち点36ですから、相当厳しい。


一方で、ガンバなんですけどね。期待値だけは高くて、0.36ですから、4勝以上できる確率が50%あります。だから、確率の話だけするなら、ガンバが圧倒的に有利なんです。笑えるほど有利です。


ただね・・・・ガンバさんって、異常に被シュート決定率が高いんです。


先日の鳥栖戦、知ってびっくり玉手箱だったんですけど、シュート8本で4点取られてます。最初、シュート5本で4点取られたと聞いていたので、「そんな馬鹿な!!確率的にシュート5本で4点はありえない!!」とか思ってたんですが、あとでヤフーでチェックしたら、8本で4点だったので、安心しました。


ガンバの被シュート決定率は20%なので、シュート8本で4点取られる確率が5%ほどあります。まぁ、これだけあるなら、そういう日もあるかな、という感じなんですけどね。



ちょっとガンバさんの話になるんですけど

でね、ガンバさんが、期待値通りに勝てるか不安って話なんですけどもね。。。。


なんで不安かっていうと、今年のガンバの特徴なんですけど、被シュート決定率は異常に高いって所です。現在、リーグワーストの20%で、こんな数字、みたことありません。


参考までにですけど、リーグ戦3勝という、ぶっちぎりワースト成績で降格した湘南ベルマーレの2010年の話ですが、82失点、被シュート575本、被シュート決定率0.14となってます。


ガンバさんは、ベルマーレと違って、被シュートが多くて失点しまくってる訳じゃないんです。被シュートの本数はリーグ平均より少ないくらいです。圧倒的なのが、被シュート決定率で、20%という驚きの成績です。


で、その結果として起こるのが、大量失点です。今年のガンバの成績からいって、10試合やった場合には、


  • 10試合でガンバが3失点する試合数の出現確率

1試合25%

2試合30%

3試合21%

4試合10%

5試合3%

6試合1%

  • 10試合でガンバが4失点する試合数の出現確率

1試合35%

2試合28%

3試合13%

4試合4%

5試合1%



となります。「く、狂ってる・・・」と思われるかもしれませんが、確率計算すると、こうなるんです。残り10試合で、ガンバは、3失点する試合が一試合以上起こる確率は91%、4失点以上する試合が一試合以上起こる確率が80%あります。


で、ガンバさんの試合相手なんですけど、


新潟H

浦和A

鹿島H

仙台A

川崎A

広島H

柏A

清水A

F東京H

磐田A


となっております。


得点期待値から考えて、新潟が3点以上とる確率は2%程なので、次のホームの試合で、ガンバが3失点というのは、まずあり得ません。問題なのは、ホームで、鹿島と広島相手の試合が残ってる事です。広島は、3点以上とる期待値を27%持ち、鹿島は14%あります。


何がやばいって、降格争いの最中にホームで3失点、4失点なんて試合やったら、サポーターが暴動起こしかねません。流石にキレるでしょ、という話で。


しかも、今年のガンバなんですけどね、ホームアウェー別で、得失点みていくと


ガンバ大阪(H)30得点 29失点

ガンバ大阪 (A)16得点 21失点


となっており、ホームのほうが失点が多い。要するにですけど、ホームでやっても、失点が少なくなるなんて事はない・・・・


で、ガンバのフロントにおかれましては、ホームで大敗してサポーターが怒りの居残りをする可能性が高いわけですよ。この時期に大敗したら、そりゃサポーター怒ります。残留争いやってる最中に、3〜4失点の試合なんてやってごらんなさい。サポは切れます。バス囲み、社長のつるし上げが高確率で発生しますわ。降格争いするようなクラブじゃないし、そんなクラブが降格争いして、しかもホームで大敗したら、サポーター怒りますよ。


というわけで、ガンバさんのフロントにおかれましては、ここからは、ホームで大敗したら入場料払い戻しとかにしたほうがいいじゃないかなと。アーセナルじゃないですが、その位やらないと駄目ですわ。



さて、まとめに入りますが

さて、長々と書いて参りました。今日やったのは数字遊びなんで、あくまで僕の数字遊びとして捉えてください。この時期になると、こういうことをやりたくなるのです。昨日もサッカー見ながら、表計算ソフトで遊んでました。


あと、数字遊びしてて思ったのですが、守備に関しては、大宮、ガンバ、札幌をのぞけば、「1〜2点取られる確率」がどこも51〜53%くらいあります。守備の良いチームと悪いチームの差は、「0点に抑えられる確率」と「3失点以上する確率」でして、守備のいいチームほど、0点の試合が多く、大量失点しません。


一方で、大宮、ガンバ、札幌は、0点に抑える確率が低く、3失点以上する可能性が馬鹿高いという事が言えます。


攻撃も同じで、「1〜2点取れる確率」ってのは、J1のチームでそう差がありません。差があるのは、「0点に終わる確率」と「3点以上取れる確率」でした。



まあ、今日はこんな所で。


それでは皆様、ごきげんよう。


おまけに日本代表のでぇた

これは蛇足ですが、もうすぐ代表戦あるので、それのデータをちろりと。


日本代表シュート数得点被シュート失点
ベネズエラ221101
オーストラリア戦141121
ヨルダン18660
オマーン17310
アゼルバイジャン19260
ウズベキスタン60101
アイスランド12381
北朝鮮80141
タジキスタン244120
タジキスタン39810
ベトナム12130
ウズベキスタン101111
北朝鮮20150
韓国233200
チェコ11060
ペルー5030
オージー(アジアカップ101200
韓国(AC162192
カタールAC113142
サウジAC11590
シリアAC142111
ヨルダンAC14171
平均15.272.189.450.55
シュート決定率0.14
被シュート決定率0.06

となってました。計算した結果、勝利確率は0.74でした。ぶっちぎりにいい数字です。まぁ、試合のサンプルがホームと中立地ばっかなんですけどね。ちなみに、アジア最終予選の突破に必要な勝ち点は13程度だと思われるので、日本は、残り5試合で2勝すればオッケーです。2勝以上できる確率は、計算すると98%なので、ほぼもらったようなモンです。


なんで、W杯最終予選は、気楽に見てて良さそうです。一番きびしいオージーアウェーも終わったしね。

名無し名無し 2012/09/04 19:01 更新おつです

・・・・・・ 2012/09/04 20:08 今回も大作ですね。お疲れ様です。
これを突き詰めればtotoの勝率も・・

次回はマンUの特集をぜひお願いします。
香川が機能しなくて悔しくて仕方がないです。

名無し名無し 2012/09/04 23:28 是非、J2のJ1昇格の件についても触れていただきたいですww

熊 2012/09/04 23:39 興味深い数字遊びでした。
優勝ライン降格ラインを勝ち点ベースで考えるなら、3ポイント、1ポイント、0ポイントの確率出して、期待値にしてみても面白いかもですね。ホーム・アウェイ補正とか季節ごとのコンディション補正とかもうまいこと数値化できたらサポ仲間とのいい酒の肴になりそうです。
面白いネタをありがとうございます。自分でも遊んでみます。

dddddd 2012/09/05 01:36 いつも楽しみに読んでいます。
ぜひ次は香川君のマンUのコラムをお願いします。

aa 2012/09/05 16:36
↓下記みれば香川がいかに過大評価で、なぜ現地での高評価記事(特にサッカーキング発の記事)が多発し、
マスコミによる異様な持ち上げ&保護が行われ、それにだまされている人が多い理由がよく分かるよ。
香川信者の言い分がすべて論破されていて、ショックだろうけど反論できない事実ばかりだよ。。
 
■香川の過大評価、香川信者が消えるべき理由 ■
http://www48.atwiki.jp/kagawas/pages/1.html
上記wikiは香川信者が反論できずに、感情的に嘘だとレッテル張りするしかなくなってる事実が集まっています。

ちなみに 香川真司 創価学会 信者疑惑 20秒あたりから  詳細は動画下にある説明にあり
http://www.youtube.com/watch?v=K8kocLwSEyc

ぽっぽぽっぽ 2012/09/05 18:06 ガンバの被シュート決定率20%↑は、もはやギャグを通りこして拝みたくなる数字ですね。
毎年40-50失点が確約されちゃうってどんな罰ゲーム。 ありえないわー
これがウワサの前田の呪いなのかな。
3月はネタで笑ってられてたけど、ここまで鬼畜な数字だされるとちょっとわろえない。なんなのコレ

他のJ1の皆さんのためにも、ガンバさんには是非ジンクスを打ち破って頂きたいです。
いやマジで。シーズン序盤でロシアン前田ルーレットとかいらねーからwww

あ 2012/09/06 11:19 リーグは半分過ぎてるのだから、これまでの累計による単純な期待値で計算してはダメですよ。対戦相手によって大きく変わるのですから、その結果も大きく変わります。リーグ半分が終わったところでやるべきでしたね。

 2012/09/06 14:15 なるほどわからん

   2012/09/15 22:45 入場料払い戻しって、日本でも野球のベイスターズがやってたような…。

   2012/09/15 22:45 入場料払い戻しって、日本でも野球のベイスターズがやってたような…。

フェラーが細貝に言及しているフェラーが細貝に言及している 2012/09/28 17:04 毎回楽しみにしています。いろいろ大変そうですが、頑張ってください。
宇佐美が大活躍していますが、ここに走っていればというのを戦術的にやってもらいたいです。
もともと連動して走るサッカーではあったものの、よく走っている乾のいいとこ解説も見てみたいです。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/pal-9999/20120903