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サッカーネタは、pal-9999のサッカーレポートに移転しました。

2013-02-27

[]2013年横浜Fマリノスの展望のお話 2013年横浜Fマリノスの展望のお話を含むブックマーク

さてr、皆さん、こんにちは、本日は横浜Fマリノスの話に焦点を絞って進めようと思います。内容的には、ベルマーレとの対戦の前なんで、どんなチームだったのかってのを去年を振り返りながら、見ていきたいという奴です。


横浜FMというと、神奈川県内では並ぶ存在がないほどのサッカークラブで、特にユースは規模が桁違いです。そのため、ここのユースはJリーガーを多数輩出しており、ユース組織としては、日本最高クラスといって差し支えないレベルのプロ輩出率を誇っています。ただ、ここ数年、色々あってJ1優勝からは遠ざかっており、又、主要メンバーの高齢化(マルキ、俊輔、中澤、ドゥトラ)といった問題も抱えています。


さて、2013年の横浜FMなんですが、基本布陣はというと、


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多分、こうなると思われます。PSMをみれてないのですが、基本路線として、4バックに2ボランチは崩さないと思います。樋口監督は、基本的に4バック2ボランチ派の人で、3バック導入とかはやらないと思います。で、大きな変化としては、やはり、マリノスで10番背負ってた小野がベルギーに移籍しちまった事でして、これ、かなりの影響が出ると思います。小野については後で触れますが、非常にいい選手でして、彼がいないと、横浜FMの攻撃は色々と大変になります。


一方で、加入選手の目玉としては、去年、J2北九州で大暴れした端戸仁がレンタルバックした事で、彼の出来次第ではベーシックな442を取るかもしれません。


とまあ、前振りはこのあたりにして、横浜FMってチームの話を始めたいと思います。



2012シーズンにおける横浜FMの攻撃、ロングボール編

さて、まず、この話から。去年、最小失点のクラブの話なのに攻撃からかよ、と思われるかもしれませんが、やっぱりこの話から始めます。横浜FMってチームの話をするとなると、守備から始めるのが妥当かもしれませんが、マリノスの10番、小野の離脱の影響が一番でかいのはココなんで、やっぱりここから始めます。


さて、横浜FMってチームの攻撃になるんですが、まず、特徴の一つといっていいのがロングボールになります。相手にハイプレスかけられた時には、結構、無理せずにロングボール蹴ってきます。出し手の所は、CBの中澤とかになるんですが、この時の基本的な動きはどうなるか、というと、


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こういう形になります。これ、ロングボールの基本的な動きの一つでして、ロングボールをサイドに流れてきたCFに当てて、CFが頭でSBの裏にフリックし、WGが裏に抜け出すって奴です。こういった動きは、横浜FMがよくやる動きの一つで、普段はマルキがこの役目を担ってます。


で、なんでこの形が厄介かっていうと、マルキのフリックを斉藤学に拾われたら、そこから一気にドリブルでサイド抉られるし、一人だとまず確実に抜かれてしまうので対応が難しいんです。この後のシーンだと、鳥栖は斉藤にダブルマークに行った所、フリーになった小野にボールをだされて、そこからクロスを入れられてヘディングを鳥栖は食らう羽目になりました。



今週末の横浜FM対湘南の試合でいえば、ロングボールをマルキに当てられてフリックされて斉藤学に落とされたら、高確率でやられるので勘弁して欲しい所です。どういう形かっていうと、

湘南がハイプレスをかける

中澤が低い位置から湘南の右サイドに流れてきたマルキーニョスにロングボール飛ばす

湘南の右CB鎌田が競りに最終ラインから出てくる。だが鎌田は身長172僂覆鵑妊泪襯に勝てるわけがない。

マルキが空いた右CBのスペースにボールをフリックして落とす。斉藤がそのスペースに走り込んでボールを受ける。

斉藤はそのまま一気にボールを裏に持ち出してサイドを抉る。


って形です。単純に、これやられるだけでも、相当きっついんですわ。特に、湘南の右CBの鎌田は高さがないんで絶対にロングボールで横浜FMが狙い打ちにしてきます。先日、僕が横浜FMと湘南のプレビューしたとき、マルキへのロングボールが厄介だって話をしたのは、うちの右CBの鎌田が絶対的に高さがないからで、あそこを狙い打ちにされるのが目に見えてるからです。マルキのフリックから愛媛ッシに裏に抜け出されたら、もうそんだけで目を覆いたくなるような光景が目に浮かぶようで、勘弁してくれよ・・・と。


もっとも、チョウさんも、これは絶対狙われるとわかってるでしょうから、3バックの残り二人とWB、ボランチにロングボールを入れられた際のカバーを徹底させるでしょうし、ロングボール一発でやられるって事はないと信じたいです。そう信じたい。


横浜FMのほうは、ロングボールはこういったサイドに流れてきたCFのフリックからWGを縦に抜けさせるって形を好むチームです。実際、斉藤学っていう強力なWGを持っているので、この形で一回でも斉藤学に前むいてボールもたせることが出来れば、大チャンスになりますので、結構、効率のいい攻撃なんです。ロングボールを毛嫌いするのはよくありません。



も一つ、鳥栖の試合のでやっときますが、横浜FMのロングボールの基本的な動きです。こっちはGKからのロングフィード


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こーいうのです。横浜FMのほうはロングフィードを結構使うチームで、鳥栖みたいにプレッシャーの強いチームに対しては無理せずにこういうロングボールも使ってきます。やり方としては、ベーシックなやり方で、GKからサイドに流れたCFにロングボール当てて、SBの裏にトップ下が走り込み、そこでフリックして貰ったボールを受けようって動きですね。ここね、僕が横浜FMとやりたくない理由の一つなんですけど、横浜FMのGKの飯倉って、ロングフィードが上手いんです。マルキの頭にロングボール打ち込めるので、横浜FMのほうは、湘南がハイプレスにいったら、無理せず飯倉に戻して蹴っ飛ばしてくると思います。精度が結構いいボール蹴ってくるので局面を打開できたりするんです。嫌らしいったらありゃしない。



こんな感じで、横浜FMのほうはロングボールも結構使ってくるチームです。マルキがいるんで、これは今年もかなり使ってくると思います。ロングボールの出し手としては、GKの飯倉、CBの中澤、左SBのドゥトラで、特に注意が必要なのはドゥトラのロングフィード。彼のロングフィードは精度が非常に高いです。逆サイドへの一発の速いサイドチェンジが出来るし、裏に抜け出すCFやWGへのピンポイントパスも出せます。2012年J1最終節、横浜FM対鳥栖の試合の場合、10:23に決めたサイドチェンジは素晴らしい精度でしたし、26分に出したラインの裏へのロングフィードの精度も素晴らしかったです。週末の試合の場合、湘南相手でしたら、ドゥトラの所からの裏へのフィード、サイドチェンジは大きな武器になると思います。湘南はハイプレスをかけてくるので、ラインの裏と逆サイドには大きなスペースがあります。そこにドゥトラからの高精度のフィードを送り込めば、一発で裏を取れるか、サイドを抉ることが可能ですからね。


とまあ、このあたりで横浜FMのロングボールの話は一旦、終わりにします。書いてて鬱になってきましたが、GKの飯倉と左SBのドゥトラの所からのロングボールだけでも、湘南みたいなハイプレスチームにはかなりの脅威なんです。GKと、低い位置を取るSBの所には、ベルマーレのプレスは構造的にかかりにくい部分があるんで、そこからロングボール蹴っ飛ばされるだけでも、湘南にとってはかなりきつい。ハイプレス回避には、ロングボールが一番手っ取り早いので、嫌な相手なんどす。



あとドゥトラは攻撃性能に関しては、J1でもトップクラスに素晴らしい選手なんですが、問題は守備のほうです。ただ、これは守備の話の時に述べるので後回しにして、横浜FMのサイド攻撃の話に移ろうと思います。




2012シーズンにおける横浜FMの攻撃、サイドアタック編

さて、次の話に移りましょう。こっからは横浜FMのサイドアタックの話に移ろうと思います。横浜FMってチームの話になるんですけど、このチーム、中央をドリブルやコンビネーションで突破する攻撃ってのはそんなやってきません。基本的にサイドアタックメインのチームでして、SBのオーバーラップを組み込んだサイドアタックをメインとしています。


唯一、マリノスで10番つけてた小野が絡むとき、中央をコンビネーションで抜くような攻撃が発動する事もありましたが、小野がいなくなったんで、そういう攻撃はさらに減ると思います。なんで、中央をコンビネーションでぶち抜かれることは多分無いと思ってます。



例えば、ですけど、2012年J1、22節川崎戦で決めた俊輔と小野のワンツーからの突破みたいなのは減ると思います。どーいうのかというと、


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こーいう奴です。ベルギーに移籍した小野って選手の話になるんですけど、彼、ちっこい癖にヘディングが上手くてCFもこなせるし、ボールを納めるのもとても上手いです。また、ドリブルも上手だし、コンビネーションでの突破もそつなくこなすっていう、ちょっと尋常じゃないポテンシャルの持ち主です。これで20才ですからね。横浜FMで10番つけてたのは伊達じゃありません。移籍金2億ってのが安売りだったのか、それとも妥当な額だったかってのは、ベルギーでの活躍次第です。


ただ、唯一の玉の傷というか、J1だとゴールが少なくて、ココがネックでした。トータルの完成度は高いFWなのに、点があんまし取れないってのは、鹿島の大迫みたいな感じですね。ただ、ゴール前でのセンスがない訳じゃないのでシュートが上手くなれば、ホント凄い選手になると思いますよ。



っと、話がそれましたが、小野の話はこんくらいにして、横浜FMのサイド攻撃の話に移ります。


えっと、基本的に横浜FMのサイド攻撃で特徴となるのが、SBのオーバーラップです。これは、WGが中に切れ込む動きでSBを中に釣って、空いたスペースにSBをオーバーラップさせるのと、SBがWGに当てて中に切れ込む動きの二種類をチームとしてやってきます。それぞれのケースをキャプで説明しますが、



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これは鳥栖戦の奴ですけど、こーいう風にWGが中に切れ込む動きで相手のSBを中に引っ張ってサイドでドゥトラが仕掛けるスペースを作るという動きと連動して行われています。


もひとつやりますが、こっちは24節FC東京戦での奴です。


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こういうのですね。ここでは兵藤が中に入り込む動きでSBを中に絞らせて、ドゥトラがオーバーラップするスペースを作ってるのがわかると思います。これはシンプルな奴ですけど、こういう動きでSBを中に絞らせて、サイドでドゥトラが勝負するスペースを作るって攻撃をよくやってきます。


で、もう一つ、横浜FMのサイド攻撃で厄介なのが、フットサルでいうパラの動き、サイドでのロールアンドリプレースを使った攻撃になります。



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こーいうのですね。これ、トッテナムのAVBも好むやり方で、図でやると、


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こういう流れになります。これ、横浜FMのサイドアタックで特徴的な奴で、対戦チームは注意が必要です。


もひとつやっときますが、これは単純にサイドの二人のコンビネーションでやった奴で、31節神戸戦での奴です。


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こーいう奴です。こっちは1度、外に逃げるWGに当ててから、SBとCBの間に、SBが走り込むっていう流れでして、こういう形でのSBの中に走り込む動きは、横浜FMのサイドアタックの基本形の一つとなっています。



基本的に、横浜FMのほうは、こういった形でのサイドアタックが大目のチームでして、中央突破のバリエーションはそんなもってません。小野がいなくなったので、そっちのバリエーションは、今年、更に減ると思います。基本的にロングボール、サイドアタック、カウンター、セットプレーで点を取るチームでして、サッカーの基本に忠実といえば忠実なサッカーをやるチームに仕上がってます。あんまし、トリッキーな事はやってこないチームというのが僕の印象です。斉藤学っていう、カットインのスペシャリストがいるので、それを活かした攻撃もやってはきますけど、中央突破のバリエーションは、小野がいなくなったので、兵藤絡みのワンツー、斉藤のカットイン、マルキのポストプレーくらいになるかと思います。



今年の横浜FMに関しては、この辺りの攻撃のバリエーションの少なさが、得点不足の原因になるかもしれません。センターアタックが弱い分、サイド攻撃をしっかり対策されてしまうと、きっつくなると思います。去年の横浜FMのゴール集を見る限り、小野の離脱で得点パターンがかなり限定されてしまうので、それをJ1のチームにきっちり対策されると、得点力不足に悩む可能性があります。


樋口監督は、得点力の向上を今期のテーマに掲げていますけど、サイドアタックはともかく、センターアタックは正直、小野の離脱もあって心許ない・・・というのがあります。去年の横浜FMを見る限り、小野がいないと攻撃のバリエーションが相当限られる感じなんで、きついかなと。相手としては、攻撃方法がかなり読みやすいです。



横浜FMの守備、ドゥトラは絶対狙われますという話


えー、次に横浜FMの守備の話になります。横浜FMのほうは、基本的に前から行くときは442のゾーン、後ろで守る時は、得点差にも寄りますが、44でブロック固めて、FWも適宜プレスバックさせるって形になってます。


去年、J1最少失点のチームですので、ブロック作っての守備に関しては、これは申し分ないレベルといっていいでしょう。両CBは日本代表クラスですし、ボランチの守備も申し分ないレベルです。FWもきちんとプレスバックしてくれるし、前から追ってくれるチームなんで、守備については、これといった穴がないチームです。なんで、3バックとかやる必要はないと思いますよマジで。これだけきっちり守れるチームなら、守備面でのテコ入れが必要だとは思えないです。



た・だ・し


唯一の穴といっていいのが左SBのドゥトラになります。彼、去年の終盤になると、徹底して狙われていましたが、あそこが唯一、横浜FMの守備ブロックで緩い場所です。


21節新潟戦だと、上がったドゥトラの裏を使われて二失点してますし、23節セレッソ戦だと、ドゥトラのロングボールの処理ミスから山口蛍にやられてます。24節FC東京戦でもドゥトラの裏使われてやられてますし、30節名古屋戦でもドゥトラの裏使われて失点、31節神戸戦だとドゥトラがボールウオッチャーになってやられてますし、32柏戦ではカウンターでドゥトラの裏を突かれてやられてます。


横浜FMなんですけど、左サイドが斉藤学とドゥトラなんで、今年は徹底的に左サイドを狙われると思います。というか、開幕戦、ベルマーレは絶対にあそこを狙い打ちにしてきます。これは賭けてもいいです。なぜなら、ベルマーレが横浜FM相手で、唯一崩せそうなのが左サイドしかないからです。


今頃、チョウさんは、上がってきたドゥトラの裏を使ったカウンターの練習を繰り返してると思います。可能性は、あそこしかマジでないんで。あそこがベルマーレの最後の楽園なんです。あとは、ボールウオッチャーになりやすいドゥトラの所へのクロスとか、もう徹底して、あそこ狙ってくると思います。狙うとしたら、あそこしかないんです。上手く行けば、斉藤学を守備に奔走させることもできるし、徹底してあそこ狙うしかないです。


もっとも、それを狙ってくると樋口監督が見越して、ヒガさんをスタメンで使ってきたら・・・それはそれでオッケーです。ドゥトラと違って、ヒガさんは高精度のクロス、フィードを持ってないので、それはそれで助かるわけです。



とまあ、横浜FMの守備に関しては、ドゥトラのトコ以外は、これといって穴がないので、この辺りにしときます。ホントに、あそこ以外は穴がありません。去年の終盤に引き続き、今年のJ1でも、どのチームもあそこ狙ってくると思います。あそこだけ、壁が異常に薄いので。






まとめにはいりますけど

えー、そろそろまとめに入りますが、今年の横浜FMに関しては、攻撃においては小野が抜けてしまい、攻撃のバリエーションが少なくなる事は間違いありません。あのレベルのアタッカーはそうそういないので、新戦力の藤田や端戸がどれだけ、横浜FMの攻撃にバリエーションを加えられるかって所がキーになると思います。



守備のほうは、多分、J1のチームはほぼ全チーム、ドゥトラの裏狙いの攻撃を繰り返してくるのは間違いないと思って頂いて結構です。どう考えても、あそこが穴です。去年もアソコ使われて失点をかなりしてますし、ほぼ全チーム、ドゥトラと斉藤学の左サイド狙いの攻撃をしてくると思います。斉藤学のポジションを下げてカウンターの脅威を取り除く事もできますし、一石二鳥なんですわ。



さて週末の試合では、横浜FMの方にベルマーレと一緒にお邪魔する予定ですので、どうぞよろしくお願いします。


ではでは。

774774 2013/02/27 11:18 日産スタのもっさり芝が最大の守護神だったり

フロン太フロン太 2013/02/27 15:48 フロンターレサポです。J1開幕楽しみです。フロンターレ分析もやる機会があれば
ぜひお願いします。

tttttt 2013/02/27 16:39 小野って終盤の好調時ってサブじゃなかったっけ?

まりまり 2013/02/27 18:58 小野は終盤はサブでしたけど、控えの1番手でCFも2列目も両方できるし移籍したことはかなりでかいよ
大黒、狩野、谷口なんかは構想外のような状態だったけども

ksmznksmzn 2013/02/27 20:58 面白いです。横浜は樋口体制になってチームのスタイルを作ると公言してましたが、どのようなスタイルになるか楽しみです。中央の俊輔中町富澤がどれだけ精度の高いパスを出せるかも見所ですね。

湘 2013/02/28 00:19 マチも、なんだかんだでマリノスのボランチでレギュラー張ってるんだから、
やっぱり才能はあったんだなー。
できればベルマーレで成長して欲しかったけど、放出したのはうちだし、
成長したのも大学でだし、やはり試合経験って大事だよな。

鞠 2013/03/02 22:33 本日はご来場ありがとうございました。
普段見てる分にはわかっていても、改めて説明されると、なるほどなと思う点がたくさんある素晴らしい分析ですね。
今日の試合は学が途中出場からドリブル無双してくれたので何とか逆転できましたが、毎試合うまくいくとも限らないので、今後が心配です。
一年間お互い良い戦いをしましょう!

2013-02-26

[]J1開幕戦 横浜FM対湘南ベルマーレのプレビュー J1開幕戦 横浜FM対湘南ベルマーレのプレビューを含むブックマーク

さて、皆様、こんにちは。Jリーグも開幕が迫り、ACLも開幕って事で、早速ですけど、J1開幕戦、横浜FM対湘南ベルマーレのプレビューやっときます。ベルマーレのサッカーの話は、「2012年の湘南ベルマーレのお話」でやりましたんで、今回のプレビューは、主に横浜FMの話になります。


と、その前に、プレシーズンマッチとか去年のベルマーレの話になりますが、去年、今年と、ベルマーレはJ1のチームに練習試合も含めて、一回も勝ててません。



2012年1月29日練習試合(30分×4本)湘南 1-5 浦和

2012年10月10日天皇杯 柏対湘南 2−1

2012年12月12日練習試合(45分×2本) FC東京2−1湘南


となっており、2012年はJ1のチームに一回も勝てませんでした。2013年に入っても、J1のチームと練習試合組んでるんですけど、


2月09日FC東京●1-4

2月16日大宮●1-4

2月23日甲府●1-5


と立て続けに大量失点で負けていて、現在、絶賛守備崩壊中です。なんつーか、このままだと去年の札幌状態になるんじゃないかと、今から戦々恐々してる状態です。開幕までに間に合うんでしょうか。とにかく、J1のチームとやると、ほぼ確実に複数失点してる状態です。アウェーですけど県内なんで、開幕戦のチケットは抑えたんですけど、今から見に行くのが怖いわーというアレです。チョウさんも頭が痛い所です。


しかも、相手が横浜FMってのが厄介で、個人的に、やりたくないチームなんですわ。横浜FM相手だと、湘南は、戦術レベルで問題を抱える事になるんです。


本題に入る前に開幕戦のスタメン予想とマッチアップ

とりあえず、スタメン予想からやっときますが、多分


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この形になると思います。湘南のほうは、守備の要といっていい遠藤航が怪我してて開幕に間に合いません。それと、10番の菊池も怪我で出遅れてるので開幕は無理だと思われます。なので、新加入の梶川と武富がシャドーでスタメンになると思われます。ただ、横浜FM相手だと、セットプレーの高さが必要になるので、高さがある大槻がシャドーに入る可能性もあります。また、CBの鎌田は高さがないので下村が右CBに入る可能性も高いです。



一方で、横浜FMのほうは、愛媛ッシが怪我してるみたいですが、開幕に間にあわないってニュースもないので、多分、スタメンはこんな並びになると思います。


で、3421と4231なんですが、これ典型的なミスマッチの対戦です。


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図でやるとわかりやすいので、載せときますが、デフォだと、サイドでは横浜が数的有利、中央ではベルマーレが数的有利という奴です。この対戦だと、お互いに狙いはわかりやすくて、特にベルマーレの狙いは割と明白になります。どういうのかってーと、


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こーなります。これ、3421が451とやる場合の典型的なやり方になります。3バックをワイドに開かせ、そこでボールをポゼッションし、サイドに開いたCBからドゥトラの裏に抜け出すコバショーに出すか、2ライン間で武富がフリーなら、そこに当てるって流れになります。ただ、メジャーなやり方の分、対策も簡単ですんで、これは横浜FMのほうには通用しないでしょう。こんな形で対応されるのが目に見えてるからです。


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これですね。マルキーニョスがボールサイドのCBに寄せていき、俊輔がCBのバックパスのコースを切る、WBのオーバーラップにはSHをついていかせるってやり方です。マルキは守備サボらんので、この形で対応されて終わると思います。なんで、ミスマッチをついて簡単に崩せることはまずないです。横浜FMがマルキと俊輔を守備免除でやってくれたら、湘南としては嬉しいんですけど、それはないと断言できます。ただ、このやり方は読まれていてもベルマーレは確実にやります。理由はというと、WBの動きで愛媛ッシのポジションを下げたいからです。愛媛ッシを出来るだけ低いポジションに抑え込みたいので、読まれていても、愛媛ッシのポジションを下げる為に、これは絶対やってきます。


ベルマーレは、基本的にハイプレスショートカウンターのチームなんで、ボール持ってないときは、ラインあげてハイプレス、ボール持ってる時は、この形で攻めていくってのが基本になると思います。あと、横浜FM相手の場合、ドゥトラの裏が狙い目でして、そこ狙いのカウンターも間違いなく狙うでしょう。まあ、ドゥトラの裏狙いの話は、後でやりますね。


一方で、横浜FMのほうは、どうやってベルマーレを崩せばいいのかってのは、こっちは後述しますので後で。


とりあえずですが、開幕戦は単純なミスマッチでの対戦なんですが、横浜FMのほうはFWがしっかり守備やるでしょうし、ベルマーレのほうはハイプレスで無理矢理4231とシステムをかみ合わせてくるだろうからベルマーレがハイプレスをかける限りはミスマッチはそんな問題にならない可能性が高い、とだけ述べておきます。


ただし、ベルマーレが押し込まれる展開になった場合、横浜FMのほうはミスマッチを作って攻撃する事は簡単になります。これ、僕が、横浜FMとあんまやりたくない理由なんです。マルキへのロングボールの対処と、押し込まれた場合の対処で、ベルマーレは横浜FM相手に問題を抱えてしまう可能性が高いんです。



4231対3421におけるタクティカルバトル

さて、こっからがメインディッシュになりますが、基本的に4231と3421がやる場合、どうしてもきつくなるのが、トップ下がボランチの位置まで下がって、1度捌いてから、もう一度前に出て行くってタイプの選手がいる場合です。前に張り付きっぱなしの選手なら、話は楽なんですが、そうでないタイプの場合、大問題になります。




どういう時に問題になるかというと、まず、横浜FMがベルマーレ相手に狙いたい形ってのを説明しますけど、これはキャプでやりますが、2012J1、11節アウェー広島戦の試合での事例で説明しますが(広島は541で守備をセットするチームです)


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この形です。広島は、守備の際、541で守備をセットするんですけど、湘南も同じ形でして、ハイプレスを突破された場合、541で守備をセットします。ただ、541って、この形で攻められると脆いんですわ。


なんで脆いかってーと、これ、図でやりますけど


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こーなるからです。これ、541で守備をセットする相手に対して有効なやり方なんですけど、541で守備をセットするチームは、その性質上、中央を2ボランチでカバーします。ところが、横浜FMの場合、俊輔が頻繁にボランチの位置まで引いてくるので、あそこに3人いることが多いんです。こうなると、中央で数的有利を作られしまって、あそこでポゼッションされる事になる。で、あそこでポゼッションできたら、後は簡単で、俊輔はサイドにはたいてから、WBとCBの間に走り込めばいい。この動きにはボランチが一枚ついてきますんで、ボランチを最終ラインに引っ張ったら、あとは空いたスペースに愛媛ッシがカットインすれば良い訳ですよ。カットインできるスペースを作ってもらったら愛媛ッシが好きにやればいいだけです。


これ、シャドーをSBとマッチアップさせるタイプの3421のチームが4231に対して抱えしまう構造的な問題でして、中盤中央で数的不利に陥りやすいんです。ベルマーレは構造的にこの形で攻められると非常に脆い。


実は、湘南の監督のチョウさん、タイキャンプから、中盤3人の352を試してるんですけど、これ、J1最大勢力である4231対策の一環とみて間違いないです。つまり、


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この形です。こないだ磐田が352を試してたの見ましたが、狙いとしては一緒だと思います。もっとも、ベルマーレほどアグレッシブにサイドにスライドする形ではありませんでしたけど。



352で、4231とやる場合、まずCB二人にツートップを当て、トップ下と2ボランチに対しては3ボランチで対応します。この形で、空いているSBの所にボールを出させる。そして、SBにボールがでたら、即座にチーム全体をサイドにスライド、WBとボランチで囲い込んでボールを奪う。最終ラインは4バックに変形して守るって形の352です。こっちの形のほうが4231に対して、かみ合わせやすいんです。


とまあ、そんな訳ですんで、チョウさんが考えいてることは大体、こんなトコだと睨んでるわけですよ。タイキャンプから湘南は352を試してますけど、J1最大勢力である4231系に対しては、この形でハイプレスをかけていくんじゃないかと見てます。J1のトップ下ってのは非常に器用で、下がってきてボールを捌いてから、もう一回前にでていくって動きが得意ですから、この形にしたほうがかみ合わせやすいんです。


もっとも、この形はプレス回避されたら即死というアレなやり方ですが、こーいうアグレッシブなのをチョウさんが好むんでしょうがないです。サイドに二人出て行かせるので、一回サイドに振ってベルマーレの守備陣をサイドにスライドさせてから、逆サイドに振られたら即死します。


この辺りが、3421と4231が戦う場合の戦術上での戦いでして、チョウさん、J1で4231を採用しているチームに対しては、こんな形でシステムをかみ合わせて、ハイプレスをかけていくのを狙ってるのかなという感じです。もっとも、こんな妙ちきりんなやり方せんでも、4231でシステムかみ合わせてしまうというてっとり早いやり方もあるんですが、ベルマーレの4バックは機能した試しがないんで、352のほうを試しているんだと思います。


もっとも3421でも、ちょっとプレスのかけ方やポジショニングをいじれば、似たような事はできるので、チョウさんはそっちを採用するかもしれません。こっちはシャドーにセンターのヘルプをさせる方法です。図でやりますけど


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こんな感じでシャドーに中央のヘルプをさせるやり方になります。ボランチとの連携に注意を払って、バイタルの守備をシャドーに手伝わせるやり方です。これはシャドーにかかる守備の負担、半端なくなりますが、こっちが出来るなら、これはこれで対応できます。これ、開幕戦でどーなるって所です。チョウさんとチームのメンバー次第ですね。


今日は時間がないので、続きは明日やります

えっと、本日は、この辺りにしときますけど、横浜FMの話を専門的にやりたいので、そっちの話を明日あたりにやります。横浜FMの特徴的な攻撃と守備の話を専門的に扱います。主に去年の事例での話ですけど、多分、横浜FMのほうは今年もやり方は変えてこないと思うので、そのままいけると思います。


それでは今日はこの辺りで。ではでは。

コンサポコンサポ 2013/02/26 13:45 レビュー乙です、楽しみですね!私も今年はJ2ですが札幌を追い続けます!

まるまる 2013/02/27 08:26 自分は馬サポです
今年は昇格争いしてほしい…けど厳しい(^o^)
湘南もpalさんよしみでぬるめに応援しときます!

sillysilly 2013/03/01 17:18 3-4-2-1のときは、外流れに対して左右のCBにマークを受け渡せばいいのでは?

2013-02-16

[]2013CL決勝トーナメント、レアルマドリー対マンチェスターユナイテッドのレビュー 2013CL決勝トーナメント、レアルマドリー対マンチェスターユナイテッドのレビューを含むブックマーク

さて、皆様、こんにちは。今回はCL決勝トーナメント、レアル対マンUのレビューと行きたいと思います。例によって例の如く、今回も又、レビュー書こうと思ったら、そこいらでボンボンと書いている人が出てしまい、もう書くこと残ってるのかよ、という状態なんですが、まあ、気にせずに書くことにします。


結果のほうなんですけど、レアルのホーム、サンチャゴ・ベルナベウで行われたこの一戦は1−1となりました。レアルとしては、かなり痛いドローです。というのも、今年のレアルなんですが、ホームでは11試合で9勝2分、36得点、9失点となっており、相変わらずホームでは無敵状態です。モウリーニョが異常にホームで強いのは有名で、モウリーニョはリーグ戦ではホーム戦連続無敗記録のギネスもってます。


一方で、アウェーだと、今年のレアル、さほど強いチームじゃありません。12試合、5勝2分5敗程度で、22得点、13失点と振るわない成績となってます。今年のレアルに関しては、アウェーで勝てないってのが際だってます。


まあ、そんな訳なんで、ホームでは9割方勝つレアルに対してドローに持ち込めた訳ですから、マンUにとっては悪くない結果です。アウェーゴールも取れたし、次はオールドトラフォードですんで、今年のアウェーのレアルの不甲斐なさ、第二戦の前にクラシコがある事を考えると、現状、マンU有利といった所だと思います。


レアルマドリー対マンU、フォーメーションとレアルの守備のアレ


さて、本題。ここからが今回の試合のレビューになります。まずは、スタメンから。


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こうなってました。双方、4231ですので、フォーメーションはミラーマッチになります。レアルのほうは、キャプテンであるカシージャスが怪我で離脱中な以外はベスメンです。マンUのほうなんですが、ちょっとスタメンいじってまして、右ボランチに本来はDFのジョーンズが入っており、見るからにクリロナ対策ってのが丸わかりの布陣になってます。で、左にウェルベック、トップ下香川、右がルーニーとなっていて、「おや?」という感じの並びです。右にウェルベック、真ん中ルーニー、左香川で来るかと思ってたので意外でした。まあ、これも、あるかなーとは思ってたんですが。


ちと、レアルマドリーの守備の構造的なアレになります。レアルに関しては、攻撃は言うことないチームですが、守備はベンゼマとロナウドがそんなに守備に戻ってこないのですし、ロングボールの時のカバーなんかに問題があるチームになってます。


えっと、図で説明しますが、レアルの構造的な問題の一つに、クリロナがあんま守備やってくれないってのがありまして、そのため、右SBのラファエルがオーバーラップし、ルーニーがSBとCBの間にフロートしたポジショニングをすると、


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こういう形で、ルーニーがフリーになりやすいんです。SBは、この場合、ルーニーをマークしようとすればラファエルをフリーにしてしまうし、ラファエルにつけばルーニーをフリーにしてしまう。これは、WGがSBのオーバーラップについていかないチームが抱えてしまう問題で、レアルはこの問題を構造的に抱えています。



もう一つが最終ラインの連携で、ここも明らかに欠陥があります。簡単に言えば、4バックの連携に問題があるチームでして、個人能力には問題がないんですが、カバーが適当です。これ、CLグループステージで、クロップに狙われる事になりました。CLグループステージ、ベルナベウで、ドルトムントがレアルから二点目とったシーンがそれなんですが、これ、キャプでやりますね。


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こういう奴なんですけど、最終ラインがロングボール入れられた時のカバーの関係が割と適当な所があるんです。この日、クロップにそこを狙われてまして、「最終ラインからのロングボール→WGが1度プルアウェイの動きを入れてマークを外す→レバンドフスキがWGにボールを落とす→一気にゴール前までWGがボール持ち込んでフィニッシュ」って流れで二点を取ることに成功してました。最終ラインの守備は基本的に個人能力とGKに頼る所が多く、組織で守るってチームではありません。これについては、レアルのチームカラーみたいなモンになっていて、あそこはプレーヤーが自由にプレーするってチームですから、かなり個人能力頼みのサッカーを攻撃でも守備でもやります。


まとめると、レアルは守備において、クリロナがSBのオーバーラップについていかない所と、4バックの連携が適当という二つの問題を抱えているチームです。特に、左SBの絞りが適当なんですよね。マルセロとコエントランをメインで使っているってのが原因なのかもしれませんけど。




マンチェースター・ユナイテッドの攻撃とロングボール・ストラテジー

さて、ここからが今回の試合の話になります。今回の試合は、レビューに時間がかからない内容だったんですけど、理由はってーと、マンUのほうが、攻撃においては、極めてシンプルな手段を選んだからです。それは何かってーとロングボール。試合前から「やるんじゃねぇかな」と思っていたのですが、やっぱりロングボールでした。香川スタメンでしたけど、繋ぐ気はほとんど皆無でした。それは香川がポゼッションを助けるというより、ロングボールの為のポジショニングをしていた事から明らかです。


レアルは前半、ハイプレスをかけてきていましたが、こういう時、香川は下がってきてポゼッションを助けるってのをよくやります。ただ、この試合は、そういう動きは前半はほとんど見せてませんでした。その代わりに、ずーっとロングボールの為のオフザボールを繰り返してました。ドルトムントがロングボールで、ベルナベウの試合でレアルから二点取ったので、マンUもやるんじゃないかな、と思っていたんです。


えっと、これまでは、うちのブログでは、ショートパス主体の戦術とかコンビネーションとかばっか話してきたので、本日はロングボールの戦術について扱います。


これ、去年のJ1だと、サガン鳥栖がロングボール主体の戦術をとっていたので、サガン鳥栖の話の時に書こうとおもっていた事なんですが、今回の話で扱おうと思います。内容的には、サガン鳥栖のサポの方には「あ、これ、うちでやってる攻撃と一緒じゃん」と言う奴なんで、親しみを感じるかもしれません。




まず、一番、基本的なロングボールでの戦術ですけど、「CFのフリック(ボールを少しかすらせ、ボールを後方へ送る技術。)」って奴になります。図でやると、


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こうなります。これ、一番基本的な奴で、ロングボールやるなら、CFが、これ出来ないようだと話になりません。これは基本中の基本になります。今回の試合でも、これはユナイテッドが多用してまして、



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これ、前半12分の奴です。まあ、一番、基本的なロングボールの動きです。CFに当てて、CFがフリックして、その裏にトップ下が抜け出すって奴です。レアルは左SBのコエントランが、ココ、あんまし中に絞らないので、上手くいけば、一気にGKと一対一になれます。このシーンでもそうなんですけど、レアルは最終ラインのカバーリングの関係があんま良くないんです。CBとSBの関係があんまし上手くいってないのでCBとGKの個人能力任せの所があります。


前半18分、ユナイテッドの先制ゴールに繋がるCKを取ったときも、この形でして、


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こーいう形から香川がCKとって、その後にウェルベックがCKをヘディングで叩き込み、ユナイテッドが先制しました。


さてもう一つ代表的なロングボールの戦術が、SHのヘディングでのフリックになります。これも図でやりますが、


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こうなります。これもシンプルですが、効果的なやり方でして、あそこでトップ下がボールを持てたら、CBが一人、出てこざるを得ないので、ボールをフリックしたSHは素早くCBが空けたポジションに走り込み、トップ下からのリターンかクロスに備えるって動きが大切になります。



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こっちは前半14分のユナイテッドのロングボール攻撃です。これ、二番目にポピュラーなやり方で、こっちはヘディングをフリックするのがSHの仕事になります。下がってくるSHにロングボールを当てて、SHが裏にフリックします。そして、相手SBの裏にトップ下が走り込み、そこでボールを受けるってプレーです。


もう一つ、やっときますが、前半33分の奴ですね。


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こういう奴でした。これ、ロングボール戦術のもっともベーシックの一つで、シンプルだけど効果的なんです。SHにロングボール当てて、その裏にCFかトップ下が入ってフリックしてもらったボールを受ける。これやると、CBが一枚必ずサイドに出てきますから、SHは素早くCBが空いた中央に走り込んで、リターンのパスもらうか、クロスをあげてもらうって流れです。


これ、ウェルベックっていう選手の話になるんですが、僕の評価だと、彼、典型的なイングランドの選手です。つまり、オフザボールとかボールの持ち方、プレーの選択がロングボールタイプの動きで、ショートパスを使った組み立て、コンビネーションはあんまし得意じゃありません。ただ、ロングボールだと、ホントにいい動きをします。このあたりはイングランドのサッカー文化の問題で、小さい頃から、こーいうサッカーで育つ訳ですから、しょうがないと思ってます。結局、イングランド人は実用的なロングボールなんです。最近はショートパスとポゼションも必要だと思ってるみたいですけど、イングランドはロングボールでいいんじゃないかなあ、なんて思ったりすることも多いです。だって、そういう国だし。こんなサッカー文化の国で、なんでルーニーなんてのが育ったのかは、はっきりいって謎です。


あと、もう一つ、ポピュラーなのが、上記二つの合わせワザで、これはドルトムントがレアルから二点とった時に採用してたやり方でして、図でやりますが、


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こういうのです。今回は、これ、ユナイテッドは、あんましやってませんでした。こっちは、ドルとレアルの試合の奴のキャプで説明しますが、


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こういうのですね。ロングボールの代表的な戦術としては、この三つがあげられます。


ロングボールといっても、それが苦し紛れのロングボールか、戦術レベルできちんと整備されているロングボールなのかで、まるで話が違ってきます。きちんとロングボールからの展開が考えられているなら、それは立派な戦術でして、ハイプレスをかけられたときには、こういったロングボールからの展開を行った方が効果的な事が多いです。ハイプレス相手にショートパスで攻めるとか、バルサかブラジル代表でもなきゃ、危なっかしくてやってられません。


ライン上げてプレスかけてくる相手には、こういった形での展開を狙った方が手っ取り早い事が多く、ロングボールも立派な戦術だって事です。


これら三つですが、今年のJ1でサガン鳥栖が散々繰り返した動きでして、ロングボールの最も基本的な動きになります。この試合において、前半、マンUが散々繰り返したのは、前二つで、もう「これしかないんだ!」って位、こればっかやってました。呆れるくらいに、これやってました。


後半も、しょっちゅうこれやってて、「やりすぎだろ・・・読まれてきてるぞ」と正直思いました。だって、後半開始、しょっぱなからもやるんだもん。



こういう奴ですけど、


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これ、前半終了直前から、レアルは誰がどうカバーに向かうか、かなり整備されてきていて、モウリーニョが途中から、このあたりの関係をなんとか整理しようと頑張ってました。というか、最初からしっかりやっとけよとか思うんですけど、まあ、レアルってチームは、こーゆーとこ、適当なカラーのチームですんで、しょうがないかなと。


この日のユナイテッドなんですが、前半は、もうロングボールばっかやってました。延々とこの形です。レアルがライン上げてハイプレスをかけてきていたので、てっとり早く、裏に抜け出す香川にロングボールとか、ロングボールをSHやCFに当てて、フリックして裏へ抜け出すって攻撃を繰り返してました。


これ、ドルトムントがCFのフリックで、レアルから二点とっていたので、それほど意外って訳でもありません。まあ、ドルはあれで上手く行ってたわけだし、この形で点取れるなら、そりゃ真似するよねって話で。このやり方だと、レアルにショートカウンターかまされる危険性も低いですし、アウェーの戦い方としては悪くありません。ロングボール使って、点取れれば最高、CK取れれば上出来って感じで割切ったプレーを前半はやってました。


ユナイテッドに関しては、53〜60分あたりでは、ちょっと色気だしてポゼッションしようとしてた節がありますが、やっぱり60分以降はロングボールからの攻撃を選んでまして、71分のファン・ペルシの決定機の時もやっぱりロングボールでした。もうとにかくロングボールです。



ユナイテッドの守備とレアルの攻撃、ユナイテッドの守備の穴


さて、こっからは、ユナイテッドの守備とレアルの攻撃に移ります。


これは、まず説明になりますが、ユナイテッドは今回、ハイプレスとかまるで考えておらず、ボールを持つことにはほとんどこだわってませんでした。だから、ラインは低めだし、攻撃もロングボールでした。カウンターも狙ってはいましたが、如何せん、ラインが低すぎるので、ペルシが一人で孤立してました。



マンUの守備なんですが、基本的に441の9枚で自陣内にブロックを作る形です。


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こんな形です。白い円で囲った場所はゾーンというよりマンツーマン気味の所で、香川がシャビアロンソ、ルーニーがコエントラン、ジョーンズとラファエルの二人でクリロナを見るという形です。


このやり方、ちょっとした問題があって、


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サイドでレアルのWG、クリロナがボール持つと、マンUのボランチが一枚、カバーに出てくるんですが、その時、赤で囲ったスペースがどうしても空いてしまう。あそこをどうするかって問題です。あそこをケディラやエジル、コエントランに使われると面倒な事になります。これ、前半4分の時にやられていて、


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こういう流れでした。これ、構造的に空いてしまうので、どうしようもない所だなあ、どうすんだろ・・・と思ってたんですが、このスペースの埋め方が面白くて、香川が下がってきて埋めたり、場合によってウェルベックが埋めるというアレさっぷりでした。前半、41分にケディラが走り込んできたとき、ウェルベックがついてきたのには呆れましたが、


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こんな感じです。これには笑いましたが、レアルとマンUの違いですが、守備において、マンUのほうは、徹底的に血を流すことが求められるチームです。ルーニーもそうですけど、笑えるくらい守備やらされます。これはイングランドのチームの特徴でもあるんですけど、基本的に自己犠牲のスピリットが求められる文化がありまして、アタッカーだろうと容赦なく守備やらされます。自己犠牲とハードワークの文化はイングランドの選手の大きな特徴、美点でもあります。イタリアとかブラジルにはこれがありません。


試合見てて思った事ですが、マンUはスペースの埋め方はしっかりしてました。というか、もう身も蓋もない人海戦術だった訳ですけど、厄介だったのはケディラが攻撃参加してきた時で、ケディラが右サイドに上がってくると、マンUの守備がかなり混乱してたので、あそこはセカンドレグで整理しとかないと不味いと思います。構造的に、ケディラは空きやすいので、ケディラの所のマークで混乱が起きやすいんです。


どういう時かってーと、


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こういう時で、ケディラが上がってくると、マンUの左サイドでマークの混乱が起きていて、後半ディマリアがフリーになる原因になってたり、単純にケディラがフリーになったりすることが何度かありました。あそこにケディラが上がってくると、誰がケディラ見るのか混乱してました。ケディラのフリーランが始まると、結構マンUとしてはきつくて、


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このシーンでも、全く同じ形なんですけど、ケディラがSBとCBの間にフリーランかけてくるせいでマークが混乱してて、ディマリアがフリーで前むける状態でした。このあたりの時間帯、左サイドのマークが混乱してまして、左サイドにケディラが上がってきたら、誰がディマリアを見るんだ?って所で混乱が起きてました。まあ、そんな訳で香川は交代で、ギグスが入り、その間にマークの確認みたいな作業っと。


ただ、これだけケディラを上がらせると効果的なら、なんでケディラの上がりを自重させてたの?って話になるんですけど、そりゃケディラ上げて攻撃参加させ始めたら、一気にカウンターに脆くなるかでござる。70分にペルシの決定機が訪れてますが、そんとき、ケディラがお疲れモードになってたんですね。あんだけ攻撃参加すれば当然ですけど、カバーが甘くなってました。


あと、まあ、結局、左サイドの混乱は最後のほうまで続いていて、


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こんときもケディラが左サイドでフリーで、マークが混乱しちゃってるですわ。ケディラがあの位置に上がってくると、マークの混乱が起きていて、この前にも、香川が左サイドでケディラフリーにしちゃたのがあったし、セカンドレグ、あそこ狙われると思います。


これ、図でやっときますが、なんでケディラがエブラの所にフリーランをかけてくると問題になるかってーと、


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こうなるからです。これ、構造的な問題で、クリロナ対策に右サイドにルーニー、ラファエル、ジョーンズを配置し、ジョーンズにクリロナをケアさせている関係上、シンプルなディマリアとケディラのポジションチェンジで、ディマリアがフリーになれます。図をみればわかると思うんですが、キャリックはエジルがいるから出れないし、ウェルベックは対面のアルベロアがいる。エブラはケディラが自分のゾーンに入ってきたから出れない。香川はシャビアロンソ番。こうなると、ディマリアが浮いてしまうんですね。


まあ、そんな訳ですので、次回のセカンドレグまでに、この問題は整理しておく必要があると思われます。整理されてなかったら、モウリーニョにやられるでしょう。



セカンドレグに向けての展望

最後にセカンドレグに向けての展望を。今回の試合で、双方、大体、弱い所はわかったと思います。ファーガソンは、セカンドレグでは戦い方を変えるって入ってましたが、オールドトラッフォードでは、もう少しボールもって戦うと思います。今回の試合で、クリロナがラファエルのオーバーラップについてこないって情報が手に入ったので、ボールもって攻撃するなら、レアルの左サイド狙い打ちになります。ファーストレグでは、ファーガソンはほぼロングボールオンリーで、レアルのクリロナサイドを攻撃はしませんでしたが、オールドトラフォードでなら、さほど難しくはありません。こっち狙いは多分、間違いないでしょう。今回、それを見せませんでしたけど、次回は確実に狙ってくると思います。


一方で、モウリーニョのほうは、ファーガソンが、クリロナ対策にジョーンズ+ラファエル+SHを使ってくるって情報が手に入ったので、次はわりかし方向性を立てやすいです。上で詳細は書きましたが、相手がクリロナにジョーンズを貼り付けてくるなら、ケディラとディマリアのポジションチェンジで、ディマリアをフリーに出来ます。そこから崩す攻撃を練習しとけば良いわけで、次回はマンUにブロック固められても突破口はあります。



とまあ、そんな情報を双方が手に入れたのが、今回のCLファーストレグ、レアル対マンUの試合だったと思います。



次戦だとお互いに、その辺りをつっつきあう楽しい試合になったらいいな、と願いつつ、今日はこのあたりで終わろうと思います。試合の予想としては、オールドトラッフォードなんで、7対3でマンU有利ってトコにしときます。0−0でもマンUは良いわけだしね。



それでは皆様、ごきげんよー。

notenote 2013/02/16 10:24 ロングボール(フリック)の話、非常に面白かったです。

日本のサッカー(一昔前まで)では、CBはとにかく対人の強さが求められてフィード技術は二の次でしたし(GKもそうですね)、SBも「狂気のSB」という言葉が象徴するようにSBはオーバーラップしてクロスあげるなり切り込むなりしてなんぼという風潮が強くありました。それはCFやWGのフリック能力がそれほど高くなかったこともあります。そのため、場面場面でバックヘッドなどのフリック技術を使うことはあっても、チーム全体の約束事としてメイン戦術に使うという意識は希薄、あるいはなかったと思います。少なくとも私はそう思っていました。

ですが今回のエントリを拝見して、フリック技術が高い選手がいて、また良質なロングボールを供給できる選手がいるのであれば、それは十分チーム戦術になるんだ、ということを教えていただきました。プレミアを見ていて「どうして細かいワンツーで崩していかないんだ?」と不思議に思うことが(いささかの怒りを込めて)あったのですが、違うロジックでサッカーを構築しているんですね。逆にイングランドの人は日本のサッカーを見て、「どうしてフリックで崩していかないんだ?」と思われるのかもしれません。

最高最高 2013/02/16 12:24 最高さんて誰だろ?

あとプライスレスって金の価値に換算できないほど素晴らしいという意味なんだけど

カガーカガー 2013/02/16 14:00 palさん、こんにちは。
うーん、そういうことだったのですね。何であんなにディマリアが躍動してるんだろうと思ったのですが、理由がわかりました。やっぱりPalって凄いなと思いました。
あと香川がSHに移ったとき守備の寄せが遅いなと思いました。本職じゃないから仕方ないかもしれないですが頑張って立派なSHになってほしいと思いました。あとフリックで崩すのなら香川はぺルシのトップ下は厳しいかなと思いました。
あとこれだけ支配しても勝てないのは最近のレアルらしいと思いました。レアルは高速カウンターが武器なので、引かれたらいい試合はするけど結局点が取れない試合がどうしても出てくるんですよね。ポゼッション時はマルセロがいないと崩し切れないし、ペペとカシージャスの超人的能力で守備も何とかなってる感じですから。

カガーカガー 2013/02/16 14:03 すみません。palさんにさんをつけるの忘れてるところありました。ごめんなさい。

最低ちゃん最低ちゃん 2013/02/16 16:33 >最高さん
最高さんっていうのはベンゼマのことだと思います。
以前、「次の試合は最高のベンゼマを約束する」とか彼が発言したからだったかと。

あと、プライスレスは皮肉をこめて使ったんじゃないかな。
例のカードのCMにかけて。

まるまる 2013/02/16 17:14 内容的にはつまんない試合でもマンUとレアルっていう看板があると痺れるくらい面白いですね
セカンドレグまでドキドキしちゃう

G 2013/02/17 09:18 いつもpalさんの分析は面白いですね。日本でもイギリスでもサッカージャーナーリストが香川が通用したかしないとか、そんことはハッキリどうでもいいことで、
モウもファーガソンも自分と相手チームの特徴をしっかり把握した上で
相手の意図の裏をかいて勝利しようと激しい読み合いやってるんだなと。
その上で選手起用して、交代させてるんだなと。
ザックでもそうですけど、所詮、ジャーリスト(本当に個人的付き合いでも
空気が読めない奴が多い)では勝負師たちの心理なんか
全く異次元で理解できないんだろうな。

カガーカガー 2013/02/17 22:40 ファーガソン「(ミッドウィークでの試合)前半、そして60分くらいまでは相手DFの裏に抜け出る動きをしていて良かったと思う。マドリー戦では、シンジの動きがチームにとって強みの1つになると思っていた。セカンドボールに絡める選手が必要だったからね」「シンジはロビン・ファン・ペルシーとの連携からボールを受けて、力強いタッチをみせていただけに不運だった。彼が相手の守備をこじ開け続けていたのに、それを評価する人間が少ない。前半は非常に良いプレーをしていただけに、いささかアンフェアに思える」

palさんの解説通りですね。palさんの解説の正しさが証明されてうれしいです。ファーガソンは本心かどうかはともかく香川を評価してくれてて二重にうれしかったです。

 2013/02/18 12:49 ロングボール戦術は後先のような。最初からそのつもりならスタート香川じゃない方が良かったんじゃないかな。まあ、それも含めて駆け引きって言われればそれまでかもしんないけど。

であぶろワインであぶろワイン 2013/02/18 15:16 ロングボール前提の香川起用は、推測ですが、練習で試してポストが落とした玉の拾い手として適任だとファギーが判断したのでしょう。

さくらさくら 2013/02/19 04:58 自分は勝敗は五分五分、もしくは審判が公平であるならマドリー勝ち抜けかなと今回見てて思いました
今のユナイテッドの守備陣でクリロナ相手にスコアレスドローっていう展開は見えないし、ファーガソンはホームでは攻撃的にと言ってるので世界一のカウンター一発で沈んでしまう可能性もあるんじゃないかなと
プリメーラの方は早くも終戦してしまったのでCL優勝しないとファンが荒れそうですしwモウリーニョの進退も気になります
CL前のクラシコ二戦がキツそうですが・・・何でこんな日程なんだろう?ともかくレビューのおかげで2ndレグも楽しく見られそうです

ラモスはサイドバックでみたいラモスはサイドバックでみたい 2013/02/21 11:37 代表とCLのレビューいつも楽しみにしてます。
自分もいくつかサッカーのブログ読んでるんですけど、palさんはいつもどんなブログとか読んでらっしゃるんですか?すごく気になります。よろしければ教えてください。

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2013-02-10

[]サッカーにおいて最近、問題になっている事について サッカーにおいて最近、問題になっている事についてを含むブックマーク

さて、みなさん、こんにちは。本日は、最近、サッカーの世界で、ピッチ外で色々起こっているので、それについて簡単に箇条書きしときます。コメントで質問も頂いたので、それに対するレスも兼ねてます。


色々ありますが、サッカーだけでなくプロスポーツの世界では、八百長、薬物、審判買収が、常に大きな問題でして、それにどう向き合っていくのかってのは、そのスポーツの根幹に関わってくる問題であったりします。



サッカーとルール改正、オフサイド

サッカーの競技規則の改定を協議する国際サッカー評議会(IFAB)が来月の会議でオフサイドのルール解釈の変更を検討すると4日、AP通信が伝えた。

 焦点になっているのは競技規則で「オフサイドの位置にいることで利益を得る」という条文の解釈。国際サッカー連盟(FIFA)審判委員会の提案は、たとえオフサイドの位置にいても、相手選手からのバックパスなどを受けた場合は反則にならないと明確化するよう求めた。

 ロイター通信によると、相手チームの決定的な得点機会を反則で防いだ選手への罰則軽減や、すでに欧州サッカー連盟(UEFA)が導入しているゴール脇に追加審判員を置く制度についても協議する。


オフサイドの解釈変更を検討へ



これ、先日、ニュースになったんですけど、これについて、まとめておきます。


サッカーで一番面倒なルールがオフサイドなんですが、「ボールが味方競技者によって触れられるかプレーされた瞬間にオフサイドポジションにいる競技者は、次のいずれかによって積極的にプレーにかかわっていると主審が判断した場合にのみ罰せられる」ってルールです。「日本サッカー協会競技規則 第11条オフサイド」からですが、ここでのポイントは、「ボールが味方競技者によって触れられるかプレーされた瞬間」って所です。


これ、現行のルールでも相手のバックパスをオフサイドポジションにいるFWがカットして、そのままゴールしてもオフサイドになりません。


なんでかっていうと、オフサイドってのは、あくまで「ボールが味方競技者によって触れられるかプレーされた瞬間にオフサイドポジションにいる選手」に対して取られる反則だからで、相手競技者がプレーしたボールには適用されない反則なんです。だから、現在のルール下でも、バックパスをカットしてそのままゴールしてもオフサイドじゃないんです。


ただし、オフサイドのポジションにいて、相手選手に当たって跳ね返ったボールをゴールしたら、これはオフサイドになります。「オフサイドの位置にいることで利益を得る」って項目にひっかかるからです。


このあたりが面倒なトコで、「相手選手からのバックパスなどを受けた場合は反則にならない」ってのは、以前から明確にしたほうがいいって話が出てたんですね。わかりにくかったので。


極希にですけど、試合中に、相手DFがバックパスしたのか、それともDFの足に当たって後ろに跳ね返っただけなのか、審判からみて、よくわからないシチュエーションってのも起こりうるわけです。しかも、それをFWがゴールしちゃう事がある。現状、面倒なのは、これが起きた時なんですね。


それから、もう一つ。「ロイター通信によると、相手チームの決定的な得点機会を反則で防いだ選手への罰則軽減や、すでに欧州サッカー連盟(UEFA)が導入しているゴール脇に追加審判員を置く制度についても協議する」ってのがありますが、これについては、協議されるだけなんで、実際の所、何も決まらないと思います。


こっちは、以前から問題になっている所ですけど、「相手チームの決定的な得点機会阻止」は現在、一発レッドでPKです。しかし、レッド+PKってのは、事実上、試合が決まってしまいます。試合が壊れちゃうんですね。だから、イエロー+PKで十分なんじゃないかって奴です。


もう一つが、ゴール脇の審判の奴です。つーか、これは、国際試合ではゴールラインテクノロジーを入れればいいだけだろとか思いますが、これ、後述しますが、「サッカーとホームアドバンテージ」問題と関わってくる問題ですので、その話の所で扱います。



サッカーと八百長問題


 欧州警察機関(ユーロポール)が4日に公表した八百長問題が欧州チャンピオンズリーグ(CL)などトップレベルの試合にまで波及し、サッカー界を揺るがせている。捜査当局はシンガポールの犯罪組織の関与を指摘し、欧州とアジアをつなぐ違法なサッカー賭博組織のネットワークが浮かび上がった。


 英スカイスポーツは5日、このシンガポールの組織の黒幕としてイタリアの捜査当局が指名手配している「ダン・タン」というアジア系男性の顔写真を報じた。ユーロポールが八百長の疑いがある試合として発表したのは、2008年から11年までに行われた680試合。そのうち380が欧州、残りの300がアジア、アフリカ、中南米などでの試合だった。事件は、欧州にとどまらず世界的に拡大する様相となっている。


 AP通信によると、かつてベルギーでの指導者時代、八百長に関与したとして処分を受けたポール・プット氏は「八百長は常に起きている。事態はより深刻になっている」と証言する。家族を含め犯罪組織から脅迫を受け、試合の操作に加担せざるを得なかった事情を明かした。選手、審判員らへの買収などの実態も一部明らかになった。


背後にアジアの犯罪組織 欧州揺るがす八百長問題


最近、ちょいと話題になりましたが、八百長問題です。これ、最近、アジアの犯罪組織が欧州サッカーで八百長やってるってのは、欧州サッカーに詳しい人なら、たびたび耳にしてる話題だと思います。いやーな話ですが、八百長は、サッカーとは切っても切れない問題でして、海外リーグだと、これは疑いようもなく存在します。八百長は、勝ち点1を分けあうっていう、イタリアあたりでよくあるチーム同士のなれ合いレベルのものから、東欧なんかの大規模なものまで様々ですが、最近、問題になってるのは、アジアのフィクサーが欧州サッカーの結果を操作してるって奴です。「なんでアジア?」と思うかもしれませんが、東南アジアだとサッカーの結果を当てるギャンブルが人気があって、欧州のサッカーの試合結果を操作できれば、大金が転がり込むからです。そんな訳でして、アジアのフィクサー問題をどうするかってのが昨今のサッカーにおける大きな問題だったりします。


あと、暗い話題になるですが、最近、川島、永井、小野が移籍したベルギーリーグや梶山が移籍したギリシャリーグなんですが、汚職で有名なリーグだったりします。ちょっと前に、アジア人フィクサーのイエ・ゼユンが大規模な八百長をベルギーリーグでやってましたが、川島が所属してたリールセSKをイエが八百長させた話も残ってます。つかね、スタンダールとの試合でリールセが、0−7で負けた時、最初に思ったのが、「リールセのDF、試合売っただろ・・・」って奴でしてね・・・まあ、暗い話になりますが、欧州のリーグだと汚職が蔓延しているリーグがありますので、僕は、そういうリーグには日本人には行って欲しくなかったりします。東欧のリーグは特に酷いと聞いています。


最近、サッカーにおける八百長問題で、中国人がレアルの幹部にプレゼント渡してたとか、シンガポールのマフィアをユーロポールが国際手配したなんてニュースが出てますけど、ここ数年ほど、アジアのフィクサーが欧州サッカーの試合結果を操作しているってのが問題視されてまして、よーするにそういう事なんです。


最近、Jリーグが東南アジアとのつながりを強めていますが、東南アジア、東欧のサッカーは八百長が蔓延しているので、提携するときは本当に注意して欲しいです。提携してみたら向こうの幹部がマフィアだったなんて笑えない話が起きかねない。途上国のサッカーリーグって、八百長が起こりやすいんです。選手の給料が低いので、フィクサーが選手を買収しやすいんです。例えばですけど、フィクサーが「お前の村に水道を引いて病院も建ててやるから次の試合を捨てろ」って言われたら、途上国の選手だったら試合は捨てますわ。お金を自分の懐にいれる場合、不名誉だから断る選手がいるでしょうけど、こういう条件なら話が全く別な訳で。


プレミアリーグのサッカー選手の給料が低かった1960〜70年代、プレミアで大規模な八百長スキャンダルが起きた事がありますが、基本的に選手の給料が低い場所では、選手が生活の為に試合を売るって事も頻繁に起こります。こいつはイタリアの二部なんかで、しょちゅう八百長が起こっている原因でもあるんですけどね。


最近は、東欧系のマフィアやアジア系のマフィアが、欧州のビッグリーグの試合にまで八百長を仕組み始めているんじゃないかってのが問題視されてまして、今後の捜査の進展が待たれる所です。東欧だと、マフィアの幹部がクラブの会長やってる所まである始末で手に負えない状況です。




サッカーと薬物


これもコメントしときますが、


2008年にレアル・ソシエダの会長を務めたイニャキ・バディオラ氏が、同クラブがドーピングを行っていたことを証言している。

バディオラ氏はスペイン『アス』とのインタビューに応じ、スペインプロリーグ機構(LFP)のホセ・ルイス・アスティアサラン会長がソシエダ会長に就任した2001年から自身が同職を務めるまで、クラブに謎の出費があったことを明かした。

そして、その出費がエウフェミアーノ・フエンテス医師に支払われたものとも発言。同医師は、スペイン国歌警察によって発足されたドーピング摘発作戦“オペラシオン・プエルト”において、ロードレース界に禁止薬物を提供した首謀者とされた。バディオラ氏は同紙に対して、次のように語った。

「以前のラ・レアルでは、毎年32万443ユーロの会計されていない謎の出費があった。E・フエンテスに対して支払われたものだよ。彼はブラックな薬品をラ・レアルに提供していたんだ」

「(当時の医療スタッフ、アントン・)ゴロシャテギとアスティアサランの行為は奇妙なものだった。アスティアサラン以降3人がラ・レアルの会長となったが、いずれも帳簿に記されていない出費が存在していた」

一方アスティアサラン会長は、LFPを通して声明を発表している。「私の任期の間、医療スタッフが不正な行為を働いたということは認知していない。スタッフは倫理とプロフェッショナル精神でもって仕事に励んでいた」と、バディオラ氏の証言を否定。法的手段に訴える構えも見せている。

元ソシエダ会長、クラブのドーピング違反を証言


これですね。サッカーにおけるドーピングの話題です。これも、今になって始まった問題ではなくて、ぶっちゃけ、1950年代から延々と続く問題の一つです。


ジョナサン・ウィルソンが「サッカー戦術の歴史」で明らかにしてますが、プレッシングの登場と薬物使用は、同時に行われていました。特に、サッカーで最初にプレッシングを導入したロバノフスキーのディナモ、ミケルスのアヤックスは、選手に薬物を投与していました。これは、文献に残っていて、1959年から1972年まで、アヤックスのマッサーをつとめたサロ・ミューラーが2006年に出版した自伝の中で、これについて認めています。内容は、アヤックスのクラブ・ドクターを務めていたヨン・ローリングから貰った錠剤に不安になったアヤックスの選手から相談を受け、錠剤の分析をした所、鎮痛剤、筋肉弛緩剤、精神安定剤、アンフェタミンのカプセルといった所でした。アヤックスは試合前、選手達に、そういった錠剤を配り、飲ませていました。


また、「サッカー戦術の歴史」から引用しますが、


アヤックスに加入する前から、ローリンクには前科があった。オランダのスポーツ界を襲った最初の薬物スキャンダルは1960年のローマ五輪の事で、女子の水泳選手がチームメイトのバッグの中から処方箋を二枚取りだしてマスコミに渡したのだ。ある医師によるとそのうち一枚には純然たる禁止薬物の使用が示唆されていて、もう一枚は薬物使用プログラムの一部のようだった。そして、ローリンクの署名が片方の処方箋に残されていたのだ。彼はその後、オランダ自転車競技連盟がドーピングコントロールを開始した時に同連盟を離れており、オランダのフットボール界にドーピングが持ち込まれていたらアヤックスはそれに従うことを拒んでいたはずだと発言した。彼は残業の際に自身がアンフェタミンを服用していたことすら認めている。最大の注目を集めたのはソ連圏の組織的な薬物プログラムだったかもしれないが、そうした取り組みをしていたのが彼らだけでなかったのは間違いない


というものです。


近代スポーツについては、もう薬物無しでは存在しえないレベルになってまして、


為末大(daijapan)さん【アスリートと健康】について語る


こっちで為末さんが語っていますけど、ぶっちゃけ、サプリメントと禁止薬物って、境界が曖昧な所があるんです。今は禁止されてなくても、将来は禁止されるだろうサプリメントなんてのがゴロゴロあるのが実情で、そーゆー怪しげなサプリメントを選手が摂取してるのが今のスポーツ界の現状です。アメリカとかになると、一般人までステロイド使っているのが現状ですし。トップアスリートなんて「勝つ為なら寿命なんて削っても良い。」って考えてるタイプが多いので、それに拍車がかかりやすいんですわ。


アメリカのステロイド汚染については、


アメリカ合衆国においては、著名なメジャーリーガーらにステロイド使用の疑惑が持たれたり、「見栄えを良くしたい」といった理由でステロイドを使う青少年が出現して社会問題となった。一般層における使用の理由は、運動能力の向上ではなく、『肉体的魅力』の向上であることが主であるという[11]。自身が常用者であることを明かしたアメリカ人はおおよそ110万人に上っているとの2004年度の研究がある[14]。


カリフォルニア州などの一部の州は未成年による購買を法で規制しているが、インターネットを介して簡単に購入することが可能という状況にある。セントラル・ミシガン大学のトレイシー・オルリッチ博士の調査によると、米国における10代のステロイド使用者の数は2003年に30万人に達したという。[15] 米国国立薬物乱用研究所の2004年度の研究は、正確な統計の作成は困難であるものの、中学2年生と高校2年生だけで50万人が使用しているとの見積もりを示している。


アナボリックステロイド


Wikipediaにあるので、そっちをご覧ください。アメリカンスポーツは薬物まみれなのは有名な話ですが、アメリカだと一般人にまで広がっているのが現状です。まあ、ステロイドの話はおいておいて、EPOの話に戻りますね。


マルコ・パンターニってプロのイタリア人ロードレーサーがいたんですけど、彼、薬物疑惑をかけられて自殺してしまったんですが、その時に残した言葉が、「全ての人が自転車競技の実態を知りながら、私だけを悪者にしようとした。」って奴です。この間、ロードレース界のレジェンド、ランス・アームストロングがドーピングを公式に認めた事で、はっきりした事ですけど、当時の自転車競技は完全に薬物、とくにEPO(エリスロポエチン)と呼ばれる血液ドーピング無しでは勝てない状況になっていて、「みんなやってるのに何でアイツだけ悪者扱いされてるんだ?」みたいな所がありました。もっとも、当時のイタリアのロードレースでは、EPOの使用は禁止されてなかったんですけどね。


EPOを使用すると、血液内の赤血球が増大するんですが、これによって血液中の酸素運搬の運搬能力が増え、持久力が向上するんです。高地トレーニングをしたのと同じ効果が出るわけです。というか、高地トレーニングだけじゃ為しえないレベルまで血液内の赤血球の割合が高まります。


EPOの使用は、ユベントスのドーピング疑惑の時も問題になってまして、デシャン、デルピエロ、コンテなんかも、血中のヘマトクリト値(血液中に占める血球の体積の割合を示す数値)が短期で異常に増大していた事から、EPOの使用を疑われていました。特に、短期で5%のヘマトクリト値上昇ってのは自然では起こりえず、ユヴェントスのドーピング裁判の大きな証拠として扱われています。


第一審では有罪でしたが、このドーピング裁判に関しては、2005年の第二審の判決で「投薬したことが証明できない」って事で、無罪、第三審に持ち込んでも、2007年で時効なんで無意味って事で、一旦はイタリア検察はここで矛を収めてます。ただ、その後もユベントスを調査していたら、今度はモッジによる審判買収の決定的なネタを掴む事に成功し、これがカルチョポリスキャンダルに発展しちゃったわけです。


EPOの使用は、特に近代サッカーにおける大きな問題の一つで、持久系のスポーツだと詳しい人なら、「これ、みんなやってるんじゃないの?」と疑っていると思います。最近は持続性エリスロポエチン受容体活性化剤なんてモンまで出てきてますし、イタチごっこ的な部分があります。


で、なんでEPO系が禁止されてるかっつーと、これ、人工的に血液の中の赤血球を増やす薬なんですが、健康な人が使うと血栓症のリスクが高まるからで、EPO使用の副作用として、心臓発作、脳卒中のリスクがあるわけですよ。暗い話ですけど、サッカー選手の突然死のニュースを見る度に、「EPOやってたんじゃないか・・・」って思う事があるわけです。


最近、またMLBでAロッドの薬物疑惑が浮上してますが、数年前までの、薬物に汚染されきってたMLBの選手の体とかパワーみてたら、はっきり言って、「MLBでお薬使ってない奴っているの?」とか思ってしまうレベルでした。


サッカーと薬物に関しては、そのうち、改めてまとめようかと思うので、このあたりにしておきますが、ドーピングはアメリカンスポーツ、陸上競技、自転車競技の専売特許ではありません。サッカーにおいても、これは非常に大きな問題です。以前、ベンゲルが2004年にアーセナルがとろうとした選手の何名かにメディカルチェックの際、異常に高いヘマトクリト値が確認されたって話をしています。


ドーピングは、サッカーにおいても大きな問題でして、目をそらすことができない問題であったりします。



サッカーと審判とホームアドバンテージ


さて、これ、最後の問題になります。サッカーと審判です。これも、大きな問題の一つ・・・といいたいのですが、これ、プロスポーツだと、構造的に審判に便宜を図ってホームチームが有利になるようにするシステムがビルトインされているので、プロスポーツに詳しくなってくると、何ともコメントしがたい問題になっています。



この話は、ホームアドバンテージの話にもなるんで、また日を改めて書きたいと思いますが、サッカー、バスケットボール、野球、クリケット、ラグビーに至るまで、すべてホームのほうが勝率がよくなります。プロスポーツから大学スポーツに至るまで、ほぼ全てで、です。


なんで、こんな現象が起きるのかってーと、その原因が日程と審判でして、基本的に日程はホームチーム有利に組まれるし、審判ってのはホーム寄りのジャッジをするモンだからです。日程はともかくとして、なんで審判はホーム寄りなの?と言われると、この原因を説明する説は、大きく分けて二つで、観客による後押しによるものとする説と、審判に対してホームチームが便宜を図っているって説です。


前者はともかくとして、後者が暗い話になるんですけど、ホームチームが審判に対して、プレゼントしたり、接待したり、女あてがったりなんて話は、洋の東西を問わず、スポーツのジャンルに関係なく確認される現象です。これが、ホームアドバンテージに繋がっているって奴です。


なんでそんな事すんの?というと、これ、結局、「ホームでの試合は勝って貰わないと困る。プロスポーツは興業なんだから。」というアレになるんです。アウェーでは負けてもいいが、ホームでは勝たないと興業が成り立たないという奴です。スポーツだって、結局は商売なんだからしょうがないんですがね。


もっとも、Jリーグはサッカーとしては例外的といっていい位、ホームアドバンテージが少ないリーグなんですが、普通のサッカーリーグは、ホームでは勝率が非常に高いのが特徴です。一番高いのが、MLSで2002〜2009年の期間、69.1%という非常に高い割合でホームチームが勝っています。プレミアは63%、セリエとリーガ、ブンデスが65%程度となっており、基本的にサッカーってのはホームチームが勝つ割合が非常に高い訳です。もう一つ、ホームアドバンテージが高いのがバスケットボールで、NCAA(アメリカ大学リーグ)が69%、NBAが62%となっています。NCAA(アメリカ大学フットボールリーグ)もホームアドバンテージが高く、64%ほどあります。



コレ見ると、アメリカの大学スポーツのホームアドバンテージが高いのにすぐ気づくと思いますが、これは向こうの大学スポーツは非常に大きなお金が動くからで、そのため、色々とあるんです。



詳しい話は後日、あらためて書きますが、プロスポーツってのは興業ですから、どうしてもホームでは勝って貰わないと困る訳です。その結果として、審判に色々な圧力がかかるんです。これは、プロスポーツが興業である以上、ある程度、大目にみるしかないと僕は思ってます。Jリーグはサッカーでは例外的といっていいくらい、ホームアドバンテージが少ないリーグなんですけど、ぶっちゃけ、世界基準だと、Jリーグは異常なんです。


よくオフサイド判定、ゴール判定を機械で何でやらないの?というアレがでますが、それいったら、野球なんて、なんでストライクゾーンの判定を全部機械でやらねーの?という疑問がでます。特にプロ野球なら、技術的には、それはすでに可能な訳だし、人間の眼よりそっちのが正確に決まってる。


でも、色々と大人の事情があるんです。プロスポーツってのは興業、エンターテイメントですから。ホームアドバンテージに関しては、ある程度、僕は割切って見てる部分があります。「よほどの実力差がない限り、海外アウェーでは勝たせてもらえない」ってのです。


今日はこのあたりで。

まことまこと 2013/02/10 22:57 Jリーグの審判がホームアドバンテージを積極的に意識するようになったら、Jリーグの客層も観客数全体ももっと増えるのではないか、と今回の記事を読んで思いました。

aa 2013/02/11 05:17 八百長で指名手配されてるのって中国人でしょ。
なんでアジア系とかぼかすかな

kotoba_yachimatakotoba_yachimata 2013/02/11 07:50 興業じゃなくて興行

hidakahidaka 2013/02/11 10:22 ドーピングの例にまだ真実かどうかわかっていないソシエダを例に使うのはイメージダウンになるので使わないでもらえますか?知らない人が見ると勘違いされてしまうので。迷惑です。

spospo 2013/02/11 11:18 バスケとサッカー両方好きですが、アメリカの大学バスケNCAAのホーム勝率が高い理由は観客の応援によるところが大きいと思います。
アメリカの大学バスケの応援と相手チームへの圧はNBAの比ではないので。。

まるまる 2013/02/11 13:07 ルール改正の件ですが個人的には、"決定的な得点機会の阻止"の罰則についてPA内ならpalさんの言うようにイエロー+PKのが妥当かなと思います。
ただPA外では、たとえばライン裏への芸術的なパスとかDFの横パスをFWがカットしたりして独走状態になってるプレーヤーをDFが後ろから倒した場合には一発レッドのままが個人的にはいいです。FWがDFの裏とって独走してる時はサッカー観てて自分が最高に興奮するシチュエーションの一つですし、それがイエロー一枚で阻止されたらドッチラケかなと

うんうん 2013/02/11 13:55 東南アジアのくだりちょっとシャレにならんですね
Jなんてマフィアに対してノーガードだろうから汚染が移るときは爆発的に広がっちゃうかも

yossyyossy 2013/02/11 14:39 Jは公営サッカーくじTOTOがあり、それに伴う制度がある程度整っているので
今のところは大丈夫だと思いますよ。
それにまだ、マフィアがうまい汁を吸おうとするほど経営規模も大きくないですし

ななしななし 2013/02/11 16:49 興行のためにホームアドバンテージが必要なら、日程の話みたいにそれをルールに組み込めばいいと思うけど。
ルールを歪めてまで必要だとは思わない。

shiorishiori 2013/02/11 17:10 >>ななしさん
そういう考えでやっているのがプロレスみたいな始めから筋書きがあるタイプのスポーツ,というか見世物ですね.
話を単純にすると,ルールギリギリの範囲で,スポーツとしてやるのか,それとも脚本を作って見世物としてやるのか,って話だと思います.で,サッカーを見てる居る層がどっちを望んでいるのか,考えていけば良いんじゃないですかね.

ローディーローディー 2013/02/11 18:13 オペラシオンプエルトにおいて問題となったのは血液ドーピングというもので、
これはEPOのような薬物使用とは違い、ほぼ検出不可能なものです。
スペインなどの欧米のサッカー界は政治力が強く、この問題にメスが入ることはないでしょう。
そして、この問題をファンが過剰に意識したところで何の意味もないので、
チームの良心を信じて観戦を楽しむことをお勧めします。

あ 2013/02/11 19:38 先日のスカパーのレフェリー座談会では
ホームアドバンテージを生み出すひとつに観客の声援があるけれど
Jでそこまでの声援を感じたことはないって言ってましたね

.. 2013/02/12 08:30 レアルソシエダは王様から直々に“レアル”の称号を授かった唯一のクラブだから恥のない行いをしてほしいなあ
スペインは心臓発作が多い気がするがやっぱり多いのかね…

昔の事なんでよく知りませんがジーコの話で「主審はレフェリーの服の下に、ヨミウリのユニホームを着てホイッスルを吹いた。」なんて話があったそうで
結局今のJリーグは大して金が動かないから八百長も無いのではと感じます

のりひーのりひー 2013/02/12 13:42 NPBでいうところのジャンパイアとか有名ですよね。
実際にG戦で有利なジャッジすると後々仕事が継続してもらえるとか
美味しいことがあるって元審判が言ってたなぁ

カガーカガー 2013/02/13 16:21 palさん、こんばんは。
なるほど試合を壊さないため変更があるのなら納得できました。
ただ、まるさんがおっしゃったように高いラインをメッシが抜けた場合ほぼ得点なのに、後ろから倒してファールでイエローならほぼみんながそうするだろうなと思います。ということは必然的にどのチームもラインを高くできるんじゃないだろうか?フットボールの戦術にも影響を与えるんじゃないだろうか?という疑問が起こります。
と同時にバルサはぺナでPKもらうの巧くてそれがバルサの強みですからそれもなくなるのかなと思います。僕はアンチバルサですが同時にバルサのフットボールは素晴らしいと思っていて、バルサ圧倒的過ぎてその対策をFIFAがしたとは勘繰りすぎでしょうか?何だかこの改正はきな臭い感じを受けるですが。

vv 2013/02/20 00:45 日本で八百長やれば徹底的に叩かれる
そもそも日本人の気質に合わないしバレればJリーグの存続が危ういものになってしまう
相撲なんかもバレてから必死で汚名返上やってるし外国とは違うと思う

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2013-02-09

[]日本代表VSラトビア代表のレビュー 「日本代表のサッカーの復習の巻」 日本代表VSラトビア代表のレビュー 「日本代表のサッカーの復習の巻」を含むブックマーク

はい、みなさん、こんにちは。定例となっておりますが、代表戦後のレビューでございます。まあ、親善試合でございましたし、結果とかどうでもいい試合だったんですけど、久々の代表戦ですし、今回はザッケローニジャポンのやり方の復習をしてみようと思います。


そういう訳で、今回は、ラトビア戦を題材に、ザックジャパンの攻撃について扱います。守備についてはラトビアの攻撃がウンコすぎたので復習も糞もありませんでした。今回、ラトビアは守備の練習を90分してました。



では、本題に入りたいと思います。


ザッケローニのサッカーについて

さて、まずはザッケローニのサッカーについてなんですけど、実は、WSDの最新号でロベルト・ロッシが「打倒バルサのドリームイレブン」なんて企画をやってまして、これ読んだ感想が「343かよ、やっぱりこの人、ザックの教え子なんだなあ」というものでした。


ロッシが選んだイレブンは、


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こういうモノです(図でクリロナとリベリ間違いました)。343です。メンツみて、ピルロとシャビアロンソのダブルボランチにクリロナとロッベンのWGじゃ、バルサの中央突破の餌食にしかならないだろーと思うんですが、それはさておき。(僕だったら、ダブルボランチにシュバインタイガーとハビマル、WGも守備やってくれるリベリとミュラーにします。まあ、僕だったらバイエルンベースという奴です。バルサの次くらいに今のバイヤンは強いので。)


さて、この形で、ロッシがどういう風に攻撃するのかっていうと、これが、ザックのサッカーとひじょーに似てるんですよ。どういう形かというと、主に遅攻なんですが、WSDの最新号のロッシのコラムから引用しますが、



 典型的な攻撃パターンは、例えば次のようなもの。ピルロがフリーで前を向いたタイミングで、CFのファルカオが裏のスペースに飛び出す動きを見せて相手の最終ラインを押し下げ、同時にロッベンが外から内に切れ込む動きで敵2ライン間に入ってピルロからのパスを受ける。


 それに合わせて長友はロッベンの空けたサイドのスペースにオフザボールで走り込む。この時点でバルサのSBはロッベンを追うか長友につくかの二者択一を迫られており、すでに困難に陥っている。パスをうけたロッベンは状況に応じて、一対一の仕掛け、サイドを縦に抜けた長友へのパス、逆サイドから斜めに走り込むC・ロナウドへのスルーパス、ファルカオとのワンツーで裏に抜け出してのシュートといった選択肢から、ベストのソリューションを選ぶ。



というものです。これだけだとわかりにくいかもしれませんから、図で説明しますね。こうなります。


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こういう奴です。



さて、この動きなんですが、実の所、ザックジャパンの基本的な動きだったりします。言ってしまえば、ザッケローニのサッカーの典型的な攻撃パターンはこれです。もっとも日本のは4231なんですけどね。




どういう動きかというと、これ、今回のラトビア戦の後半のキャプで説明します。


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こういう奴です。前半gdgdでしたが、後半、前田と遠藤はいって、一気に日本代表っぽいサッカーになってましたが、なんで遠藤が入ると、一気に攻撃が活性化されるのかってーと、結局、左サイドの底でゲームメイクできる奴が遠藤しかいないってのが原因なんです。


ここでの一連のボールと人の動きは、ザックジャパンの基本となっている動きでして、これ、図でやりますが、


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この形です。なんでこの形をつくりたいのかっていうと、相手が対応しにくいんです。遠藤が左サイドの底でボールをもって前むいた時に、香川がSBとCBの間でフロートするポジションを取り、長友が香川のポジションに上がってくると、相手のSBは香川についていけなくなります(ついてきたら遠藤は長友にパスだして長友は縦にボール持ちだしてクロスあげれば良い)。


なんで、構造的に香川があそこでフリーになりやすいんです。遠藤が、ここで香川にパスいれて香川が前向くことに成功したら、あとは状況に応じて、香川はドリブル突破、本田か前田とのワンツー、サイドを縦に抜ける長友へのパス、逆サイドから斜めに走り込む岡崎へのスルーパス、うっちーへのサイドチェンジの中から、ベストのソリューションを選ぶ、という形にもっていきます。最初にロッシの343の話したのは、メカニズム的には、ほぼ一緒だからです。


これが日本代表の典型的な攻撃パターンでして、左で作って右でフィニッシュってのがほぼ確立されてます。いつも遠藤がいないと日本代表はグダりますが、理由は、遠藤がいないと左サイドの底からゲーム作れる選手がいなくなるからです。あそこがスタート地点なんです。


基本的に、ベーハセも細貝も、左サイドの底からはゲームが作れません。右利きの選手は左サイドでゲームメイクするのが難しいんです。これは利き足の問題でして、右利きの選手の場合、左サイドの底からゲームメイクしようとすると、相手DFに近い方の右足でボールを持つ事になるんで、縦パスが通しにくいんです。遠藤くらいの選手になると、問題なく左サイドの底からでもパスだせるんですけどね。普通は、ここではレフティのボランチが使われます。セレッソの扇原が遠藤の後継者とか言われますが、彼、貴重なレフティのゲームメーカーなんで、頑張ってもらわないと困ります。今、チームでポジション失ってますが、しっかりしろと言いたい。まったく。


とりあえず、大概の場合、遅攻だと、この形で攻めていくってのが日本代表の基本形です。ただし、W杯予選で散々これを繰り返したので、相手にすでに読まれているのが痛い所です。そのため、遠藤にFWをマンマークで貼り付けられたり、SBとSHがぴったり香川と長友についてきたりと色々対策されてます。手の内バレてるので、しょうがないんですけどね。


日本代表とやるなら、とにかく遠藤に前向かせちゃ駄目って事です。遠藤を簡単に前向かせてしまうと、そっから絶対やられます。遠藤が前を向いたら、日本のアタッカーは一人が絶対に裏に抜ける動きをして、ラインを下げにかかります。で、ラインが下がったら、今度はDFとMFの間で、前田、本田、香川あたりがボールを受けてくるんで、日本の攻撃のスイッチが入っちゃうんでね。


2点目と3点目、全部、ラトビアが遠藤をフリーにしたせいで、日本の攻撃のスイッチ入れさせちゃってるんですけど、キャプでやりますが、


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これ、日本の二点目です。後半始まって遠藤が入ってから、すぐにアレだったんですけど、ラトビアは遠藤をフリーにさせすぎで、アホかと。相手チームのボランチをほとんど自由にプレーさせるとか、相手チームに対するリスペクトがまるでない。


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で、これ、三点目なんですけど、やっぱり遠藤がフリーで前むいちゃってるんですね。つか、ここ、アホでしょっていう。あそこで簡単にボランチに前向かれたら、楔のパス入られてボールを二列目に落とされて、その後、裏にスルーパス入れられるに決まってます。


まあ、ラトビアは守備練習に日本にきたっぽいので、ラトビアの守備のアレさには、これ以上は触れないでおきます。序盤は日本がグダってたので、マシに見えてましたけど、後半はマジで日本に対するリスペクトがなさ過ぎました。遠藤がドフリーで前向きすぎ。アジアじゃ、どのチームも真っ先に遠藤潰しにくるってのに。



一応、清武のフォロー的なアレ

えー、今回、清武が前半で変えられちゃいましたが、全部が全部駄目って訳じゃありません。ちょっと頂けないプレーもありましたが、基本的に、WGに求められるプレーはしてるんで、そんな悪いってほどでもありません。香川の右サイド版と思って頂ければオッケーですけど、ボール引き出すのはホントに上手いです。こーいうのです。


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これです。ココ、日本代表が左サイドでやってるのと変わらない動きです。右サイドでボランチが前むいてボールもったら、WGがSBとCBの間でフロートし、2ライン間でボールを引き出す。SBが縦に走り込み、相手のSBを釘付けにするって奴です。26分にもいいプレーあって、清武がSBの裏にボールだして、うっちーがフリーでサイド抉れたのがありましたし、あーいうプレーは清武は問題ないんです。というか、ここだけ取れば、岡崎より上です。


ここ、前半の問題だったのは、右サイドでの長谷部の縦パスがカットされるのが多かったのと、清武の裏に飛び出すタイミングくらいですね。簡単にいえば、


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この26分のシーンなんですけど、FWがポストプレーでボランチにボール落としたら、キヨは裏に抜けないといけないんだけど、動きだしが遅いんですね、清武。ニュルンベルクだと、あそこで裏に動いても絶対にパスなんて出てきませんから、さび付いちゃってるのかもしれませんが、日本代表なら、ここは動かないと勿体ない。


あと、前半、左サイドがグダってましたが、左サイドの底から捌けるのがいなかったんで、あれはしゃーないです。もっとも、岡崎がサイドに流れて、ラトビアのSBを釘付けにし、香川と長友がワンツーしながらボール運んでたのには感心しましたけども。



最後は乾と香川が延々と二人の世界に入ってしまい、前田さんのことも思い出してあげてという話

で、これ、最後の話になりますが、乾が入ってきて、香川がトップ下になってから、完全にセレッソ時代のお楽しみ状態でして、J2の頃にあの二人のコンビネーションみてた身からすると、懐かしいコンビネーションをやってました。つーか、カットイン、ワンツー、フェードと一通り全部やってました。やれなかったのはスルーを使ったコンビネーションくらいです。



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これは後半26分にやった奴です。サイドで長友がボールもった時に、香川と乾が一気に相手SBとCBの間に走り込み、相手のSHとボランチを最終ラインに吸収させてます。でもって、空いた中央に長友がカットインしてシュートという流れでした。前田さんの事を忘れないでください。ファーにクロスあげたってええやろ!!



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こっちは後半30分にやった奴です。これはワンツーですね。乾と香川の得意な奴で、乾がサイドでボールもったら、香川がSBとCBの間に走り込み、裏へのボールを指さして要求してます。ここでは、そこにボランチがついてきてるんですが、この指さし、フェイクであることが多いんです。案の上っつーか、一旦裏へ抜ける動き見せといて、香川は反転し、乾からパスを受け、斜めに走り込んできた乾にリターン。この後、乾はシュート打って外しちゃったわけなんですが、時々でいいから、ファーにいた前田さんの事、思い出してあげて。J1屈指のストライカーがファーで待ってるんだからね・・・・


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これ、絶対やるぞーと思って見てたんですけど、フェード(ゴールから遠ざかる動き)を使ったコンビネーションです。これも乾と香川の得意な奴です。ここでは香川がフェードいれて、相手チームのCBの間を広げて、乾はそこにパスをいれると同時にリターンもらいに中に入ってきます。で、香川がヒールで乾にリターン。乾は開いてたCBの間を通すシュート打ったんですが、GKに弾かれました。で、前田さん、それを押し込もうとしたんですが、DFにクリアされちまいました。上手くいかないもんです。


後半なんですけど、乾と香川が二人の世界に入ってた上に長友もカットインしてシュート打とうとするわ、ゴートクまで香川とワンツーでシュート打とうとするわで、「なんだこのワンツーとカットインの練習試合・・・」と半ばあきれてました。たまには縦突破して前田さんにクロスあげてやれよ!と。


まあ、3点差ついてたんで、俺が俺が!状態も悪くないんですけど、ストライカーってのは点を取れないと飯が食えない商売ですんで、前田さんに点とらせてやれよお前ら・・・ってのが正直な所です。


もっとも、ザックから今日の試合はワンツーの練習って指示が出てたら、あれはあれでいいんですけどね。


今回の試合は、はっきりいって、日本代表の戦術の復習みたいなモンでして、全体的にチームのやり方を思い出してもらうって感じの流れでした。特に3点目とってから、完全にカットインとワンツーの練習になってまして、「なにこれヨルダン戦への情報戦?」とか勘ぐってしまうほどワンツーとカットイン馬鹿になってました。縦突破クロスを全然いれないし。


まあ、情報戦だってなら別にいいんですけど、時々でいいから前田さんにクロスあげてあげてね。CFは点取れないと飯がくえないんだし。


とりあえず、今日はそんな所で。ではでは。

もつ煮もつ煮 2013/02/09 03:10 クロップも左利きのボランチ、センターバックを重要視してましたね

ドル贔屓ドル贔屓 2013/02/09 09:08 前のpal-9999さんの記事を読んでたので乾と香川のコンビネーションは「あ、これか!」と意識しながら見ることができました。後半は攻めパターンの練習っぽくて緊張感なかったなあ。

チェルシーチェルシー 2013/02/09 10:31 扇原に対しての
>>今、チームでポジション失ってますが、しっかりしろと言いたい。まったく。
例の合コン問題について憤ってるようにしか感じないですw

ちんねんちんねん 2013/02/09 11:07 清武で作りたいんなら、細貝じゃなくて名古屋の田口使えばよかった。右と左が逆になるけど。ポスト遠藤は問題。扇原も過大評価されている

QQ 2013/02/09 12:42 今回は遠藤がいなかったからかもしれませんが、日本はいつも前半エンジンかかるの遅いですよね?
特に左サイドは相手が警戒してマークが厳しいからでしょうか、中々ボール入れられない。
何とかしてほしい

joyful384joyful384 2013/02/09 13:00 二列目に荒れだけタレントがいるなら、遠藤にもしものことがあれば本田を遠藤の位置で使ってはダメなんですか?そうなると前線でのタメがなくなるから無理ですかね?

まるまる 2013/02/09 15:38 代表で遠藤が使えない時に誰使う?って話を周りとする時、憲剛とか柴崎、将来的には清武や山田直もいいんじゃねとか言ったりしてたんですが、彼らみんな右利きですね…
扇原頑張れ(^o^)

田淵田淵 2013/02/10 21:57 CL決勝トーナメントのプレビューとかやってほしいっす!個人的に,
ガナーズ対バイヤンの予想が聞きたい!

batbat 2013/02/10 22:26 ボランチは本田じゃだめなの?
左利きだし、クラブでも昨期ボランチしてたし。
本田は良いプレイヤーだけど2列目で使うには限界があるように見える。
主に一瞬の瞬発力の面で。

紅蜘蛛 通販紅蜘蛛 通販 2013/06/17 18:30 三便宝:www.china-seiryokuzai.com/view/sanbianbao.html
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