panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

U氏訪問の週末

 ようやく体調は普通になってきた。帰国直後から仕事する世の中の人々に改めて敬意を表したい。さてそういう状況であるが、今日はU氏が訪ねてくれた。午後からさきほどまで楽しく歓談した。U氏のよき人柄は家族にもじかに浸透して、安い焼き肉すらも豪華な饗宴と化すかのようであった。もちろんU氏がやはり安い焼き肉だと思っていたとしても、当局の関知するところではないことはいうまでもない、ということはいうまでもない、ということはいう、、、、、、。
 アメイジングタイランドの一つの華はいうでもなくニューハーフショーである。しかるに騒乱以後の惨状の一形態として、観客のニューハーフショーに関する閑却という現象がある。つまり、あまりに客が少なく、呆然とするほど、観客が乗っていないのである。バンコク1のニューハーフ劇場≪カリプソ≫もまた同様。鈍感力いっぱいの人間ではあるが、この点には心を痛めた次第である。10年前と同じく都はるみの歌で大笑いをとっていた事実だけが何か微笑ましい、といった誤った感想すら抱く今日である。でもショーとしては抜群の構成であった。ハリウッドの振付師がいるといわれているが、たんにハリウッド周辺にいた振付師ではないかという疑惑も、在タイ日本人社会では、ささやかれているようである。