panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

疲労、ハロン湾ツアー!。そのわけとは?------あ、なくは?。なくはない。

  翌29日8時半。アイスカフェだけ飲んで部屋に。テレビでは1000年祭の儀式みたいなのの中継中。
  や、疲れた。理由は2つ。1つはツアーが行き4時間、湾観光4時間、帰り4時間だったからで、神経質な女性ガイドがプリプリしていた。でも悪いのは君たちでは?。途中、確かに私のせいで暴風雨ではあった。認めるにやぶさかではない。が、交通違反で警官につかまり30万ドン(1350円としておこう)の賄賂を支払うのにずいぶん手間取ったのでは?。正規には120万ドン(5000円くらい)の罰金なので、もっと警官は欲しかったのではないかな?って煽ってどうする。携帯のよくなる運転手はセンターランを常に無視するので、道路を自転車で横切った爺さんを引きそうになって一時停車したのも君たちではないのかな?。どうしてそんなにセンターに寄るのかな?。ダンプカーと30センチですれ違うのを繰返すのは、どうしたもんだろう。乗客に神経戦を強いてどうするのかな?。そうやって米兵を追い詰めた名残か。そもそもハノイ市街を出てすぐ、バイク事故で血を流して死んでいる女性の、ゴザのかかった死体を見ている我々には、明日はでなく、今日は我が身という思いであったのだが。でも事故も今回のツアーのアトラクションだったのかな?。何件も見させてもらったが。あーー、しんど。4弱。
  もう一つは、手広く飲食店業を展開する日本の方と、夕食に行って、ビールを飲んだからではないか。って人に聞いてどうする?。ビールは、ビア・ハノイと333をちょっと高級なレストラン『インドシナ』で、で、偽物のビア・ハノイではないかと思うが、ハノイ・ビールとラベルのあるものをビアホイ(風呂の椅子の大衆酒場)で。小瓶みたいなものだから量は大したことはないが、12時間ツアーの後でやはり酔った感じだった。・・・世界はどうなっているのか。ツアーで知り合ったこの方、実は高校の先輩だった。もっほほほ。わが高校が手広く世界に展開しているのか、それとも世界はただ狭いだけなのか。というわけで、びっくりしながらヴェトナム鍋に挑戦した。初めての経験で、面白かった。でも実は、ビアホイの方に二人とも感心した。ガレージのようなだだっ広いコンクリートの上で、ピーナッツを肴に飲む偽物、つまり大衆用のビール。気取った店もいいんだが、熱い魂云々と派手なロゴの入った黒いTシャツを着た彼であるから、ビアホイが向いていたかも。我輩は勿論遠近両用である。って?
  こうして前回の意味不明なタイトルがおわかりになったであろう。つまり一緒に飲み食いして、ぐったりして帰ったという次第。しんど、1強。
  だから今日もツアーに行かなくてよかった。彼は行くのであったはず。元気だ。しかし思うに、少なくとも10日はいて、ゆったりあっちこっち行かないと、ハノイ観光は充足できない。次回は大きなホテルに泊まり、ツアー代も高いのにしないと、またヒュンダイのマイクロバスでしんどい目にあうだろう。年取ったんだなあ。大正はもう遠いのである。って?。ソフィテルとかヒルトンとかヒルアンドンとかをお勧めしたい。本気にしないでね。
  肝心のハロン湾はまた。少し横になり、ぼんやり過ごすことにしているので。じゃ。いったん、マイクをスタジオにお返ししますぅ。