panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

食べることを書くのは気が引けるのだが

  締め切りを過ぎていて日本に返事のメールもできないくらいだが、朝早く起きたので少しだけ。年寄りの記憶は蜃気楼のようで、書きつけておかないと何が何だったか、順序も存在すらも忘却の彼方だ。
  食事だが、ホテルの朝食は別に、結局イタリアンを3食。フォー都合2回、似た感じの例のブンチャーは1回、ラーメンみたいな屋台料理1度、鍋が3回。つまりインドシナなる店で高級感ある鍋1回、そして、うなぎ春雨鍋2回。途中ツアーへ行ってるのでそういう料理1回、以上であった。その他では、チェーが1回。アイスレモンティ都合3回、カフェが4度。湖畔のバナナアイス1度、ビアホイ都合4回。
  イタリアンはタイでは高級品で、安くて一皿200バーツ(580円)はする。って高級なのか。ちょっと違うかも。でも一品だけ頼むことはないので、サラダと水を最低つけ(この水がどうも曲者だ。意外と出費だ。でもないと渇きに苛まれる。野菜だっていらないが、メイン一品では形にならないから頼む)、税金などとチップが入ると、おいそれとは行けない。と書いて、一人で来てから一度もイタリアンをバンコクで食べていないことに気づいた。行ってないのに仮想イタリア料理記書いてどうする?。ま、どうせまずそうだしぃ。カツ丼食ってた方がいいしぃ。一人の食事だしぃ。と、今度は開き直ってどうする?。費用対効果でいえばタイで西洋料理も洋酒も、在住者でない限り、お得ではないように思う。ある人間がきたとき、高いが旨いところがあって行きたかったが、あちらは病院行くくらいの状態だったしなあ。
  でハノイだが、チップはあげてもいいし、なくてもいい。ない方が普通のようで、だからちょっとあげると、バンコクとは違って、最後はドアを開けに走ってくる。効果はあるわけだ。ますますバンコクでチップをやる気を失うが、ハノイではイタリアンをややきちんと食べた。サラダとピザにはスープも付け、ビールも腹が膨れるほど飲んだ。つまり2本。最近少食で。いや、スープ飲んでるもんで。スープは高校時代から、洋食屋で、頼まれもしないのに頼んでいたから、好きなのだ。コンソメ評論家になりたい。最後の夜も一人なら最初の愛想のいいイタリアンに行く予定だった。ハノイ大教会前の通りの右側は高級店が並んでいる。え、行ったのは、これに交差した通りのペペローニという店だが、何か?
  ビールはビア・ハノイが定番らしく、でもタイガービールとハイネケンもよく出ていた。白人はタイガーかハイネである。にせもの風のハノイ・ビールもある。しかし旨いと思ったのはビアホイの安いビールで、コップも冷え具合も1番配慮されていたのでは。これで8000ドンくらいだから、せいぜい40円だ。400円の間違いではない。一度ビアホイでトイレに行って、汚いトイレのすぐ横にビールの樽を倒して置いてあるのを見た時は、すぐ忘れる努力をしたが。あ、思いだしてるじゃないかあ!。でもビアホイはハノイの風物詩だ。パリでカフェに入らない日本人はいないだろう。ハノイではビアホイにどうぞ。そういえば女性だけでは入るのが難しいのか。考えてみると、ホーチミンで吐くほど飲んでたという某KO女史は、女一匹、見上げたものである。でも毎回吐いていたんでは、、、、、、。
  長くなったのでまずはこの辺で。今日は仕事の合間に気晴らし書きします。
  カフェ。向こうもカフェ。交差点の4隅はカフェだらけ。人々は一人で、二人で、多数で、思いおもいに憩う。木漏れ日が気持ちいい。