panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

ちょっと休憩

  あと3日しかない仕事をしている。南洋で仕事とは無粋だが、仕方ない。6時に起きて、8時に寝て、また9時に起きてと、目まぐるしい。その間、昔の学生からまたコメントが来ている。このブログはかなり限定した人間に向けて書いていたはずだが、人づてでやや広がっているらしい。嬉しいし、言葉を聞けて(?)ウキウキするが、不安な気持ちもある。我輩はオープンとかコミュニケーションとか発信といった言葉にほぼ魅力を感じない。どころか人脈という言葉は私の辞書にはない。何それ?って開き直ってどうする。そうではなく、昔から、閉鎖とか閉所とか(同じでね?)、廃墟とか、湖底とか、夏休みの学校とか、人知れずといった言葉になぜか引かれる。前も云ったように、中国の皇帝の秘密の小箱といったイメージに最大限の幻惑を味わうタイプの人間なのである。でも、これを読んでいる人間が、もし、古木の下の小さな薄暗いカフェで、明るい世界を遠目で眺めながら、とりとめのない話をだらだらとしているように感じてもらえるなら、何か嬉しい。その割にはブログの話が一回ごとに主題化されているようではあるが。ま、体系愛好家でもあるんだから、仕方ないね。でももし結構な数の若い知り合いが読んでいるなら、ここで使う言葉を覚えなさい。言葉のない生活は動物と同じです。キャッチフレーズは言葉ではありませんよ。もしこれを素直に聞いてくれたら、最高です!って自分が使ってるじゃないかあああ!
  こんな子もハノイにはいました。