panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

告知------今日はお休み。でもブログは続く。および、適当な土産物を見つけられません。バンコク向け。

  トンレサップ湖の増水で、湖内のツアーすらできないと聞いた。昨夕は、有名な夕日スポット、山の上の遺跡プノン・バケンで待つも、夕焼けはまったくやってこない。しかし我輩はやけにはならない。レインマンには逆境しかないからだ。もほほ。しかもここに這いあがっていくのが一苦労。途中、石段でこける。およよー。ならば、今日は、本来なら郊外の遺跡バンテアイ・スレイやベンメリアに行くべきところだが、もういいように思う。屋上屋という言葉もある。今日は、小さくはないこのシエムの街で、のんびりすることにする。でも、トンレサップがもともと見たかったのに、ボートでプノンペンへ行けないどころか、水上村すら見られないとは。ふふふ。見事な逆境でね?。どう努力すればいいのか。明日も一日あるのだが。バンコク復帰は明後日である。もう一度、集団形成して来いということですね。2名様から可、であろうか。天よ。
  ・・・その後ゆっくり食事して、NHKのミッション:カンボジアの無医村を救う、という番組を偶然見る。保険も医者もいないこの国の農村に暮らすということは、どうやら地獄なのかもしれない。金持ちは殺しても、知識層を殺してはいけなかったのではないか、ルージュ?。ってまた問題発言かあ。でも日本でも、熱帯医学の先生から、カンボジアだけは気をつけるようにと云われてきた。前にも書いたが。もうトラウマになってるのである。蚊スプレーは大量散布している。そう、金持ちと云えば、プノンペンでは、漢字の看板を多数見かけた。小商いだけでなく、大きめの会社の看板には結構、漢字表記がある。つまり中国人がやってるのだ。ヴェトナムなどに比べても、多い。相当数の華人がいるものと思われる。彼らもルージュの犠牲になったのだろうか。
  次回はこれか。乗っているのはフーコーではない。彼が女性と旅行することはない。ではなく、彼は死んだ。その後、夕暮れ、ぼんやりしてたら、踏みつぶされかかった。何頭も何頭も、すごい勢いで、暗闇から出てきたのである。後ろの女性の悲鳴がなければ、ほんとに危なかった。蚊だけが怖いのではない。カンボジアでは大小が脅威である。

  でも象を見てちょっと行くと、静寂がある。この場にふさわしいのが白人なのは、ちょっと悔しい。アンコールトムにて。